ロードバイクの超初心者向けメンテナンス その1

当店は初心者の方がこの世界入りやすいようにすることを大切にしています。
自転車って素晴らしい!ロードバイク、クロスバイク、MTB何でも楽しい!
グダグダに疲れて、階段もおりれないし、坂道も筋肉痛で辛い、、、
でもまた乗ってしまう。そんな素晴らしい自転車ライフを皆様にすこしでも知っていただきたいです。

ピチピチの服を着て、夏は半袖のワイシャツからグローブ焼けの跡。奥さんから邪魔だと言われながらも自転車を家の中に入れ、奥さんに精一杯優しくしながら、お小遣いアップを、、、そんなお父さんを応援する店でありたい!
もちろん夫婦で楽しんでいる方、そんな素晴らしいことはないです!奥さんに精一杯優しくしてあげて下さい!

さてメンテナンスですが、ロードバイクは走りっぱなしではもったいないです。
メンテナンスしてこその乗り物です。
いきなり【りあでぃれいらー】?ってなに?全然大丈夫です!

走りに行く前、走って帰ってきた後の軽いメンテナンスからです。
早速いきましょう!
まずは基本のきの字、空気入れです。
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こちらスポーツ自転車には欠かせない道具【空気入れ】です。

そして注目していただきたいのはここ
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バルブ側です。では自転車側を見ましょう。

フレンチバルブという方式のバルブです。
別の言い方では(仏式)とか色々な言い方があります。
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ちょっとママチャリとは違いますね。
そして一番左側がキャップを取った状態です。

ここから先っちょの色が違う部分だけ回しゆるめます。
で画像真ん中が全開です。これ以上は回りませんのでご注意です。

空気を入れる前は「プシュッ」と先っちょを軽く押してあげます。
これからポンプを使って入れます。

上の2つの写真を見てママチャリとぜんぜん違うしどうやって固定をするんだ?
ワタクシ自身も初めてこれを見た時同じでした。
では詳しく行きましょう。
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左の状態で【プシュッ】としたバルブに固定します。
では見てみましょう。
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 こうです。
ここでポイント。必ず左の画像のように押しこむ時「グッ」ともう入らないところまでまっすぐ押し込みます。
まっすぐ押し込んで一番奥まで来たらレバーを起こします。

これで固定完了です。
押しこむ際に空気が「ヴァシューッ」とでます。中途半端に入っている時は「シューシュー」言いますが しっかり奥まで入れて固定できれば空気はもれません。
固定する段階でに多少漏れるのは仕方がないです。

この取付がしっかりしていないとエアーが入らないですし、途中で高圧になってくるとポンプヘッドが吹っ飛んじゃいます。ですのでしっかりと奥まで入れる。真っ直ぐ入れる。を心がけて下さい。 


後は思う存分空気を入れます。
通常でアレば7~9barぐらいでしょう。
空気圧にはいろんな単位があります。
psi bar 気圧 これは先人たちが素晴らしい解説をつくってくれてるのでそちらに任せましょう。

タイヤに応じて適正空気圧というものがあります。
タイヤのサイドに書いて有りますのでそちらをご確認の上適正な空気圧にする必要があります。

無事にポンピングが終わったらレバーを解除します。
この際も「ヴァシュー」と言いますがそこは気にせずで、バルブをしっかりと閉めて(しめすぎはよくないです)キャップをして、指で空気の入り具合の最終確認、そして終了です。
指の確認を怠る人が多いですが、これは必ずやりましょう。自分の自転車の空気圧正しく入るとこれぐらいだな、っと、毎回やっていれば感覚で覚えます。これ重要です。

エアーのチェックは最低週1回ぐらいはやりましょう。

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ちなみに乗り心地が良くなったたり、ころがり抵抗が少なくなると言われているラテックスチューブをご使用の場合、もしくはチューブラーinラテックスの場合は基本走る前は毎回補充が必要になります。

MICHELIN(ミシュラン) LATEX(ラテックスチューブ) AIRCOMP A1 700X22/23C 60mm
MICHELIN(ミシュラン) LATEX(ラテックスチューブ) AIRCOMP A1 700X22/23C 60mm


ここで注意点!

バルブの抜き差しはまっすぐ行わないと曲がってしまったりすることがあります。

特にメーカーに寄って差はありますが、バルブから外しにくいものや、エアー漏れしやすいものなんかがあります。
まぁ慣れといえばなれなのですが、どうしても使いにく場合はこんな物があります。

HIRAME(ヒラメ) ポンプアダプター横型 仏式バルブ専用
HIRAME(ヒラメ) ポンプアダプター横型 仏式バルブ専用

いわゆるフロアポンプの先っちょだけ、アダプターの部分のみを交換するものです。

はめるのも外すのも感動するぐらい軽く行くとのお話です。

You tubeとかでもありますので、どうしてもバルブの付け外しがしにくい残念なポンプにあたってしまった場合はこういったもので解決できる場合もあります。




さぁ楽しく安全に走りに行きましょう!





疲れて帰ってくることでしょう。
休むのはまだ早いです。
自転車を綺麗にしてあげましょう!
慣れれば10分もアレば終わりますから「プシュッ」とやる前にちゃちゃっとやってしまいましょう。

まずタイヤのお掃除です。
用意するのはコチラ
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 伸びたり色落ちした普通のTシャツを切った物です。
これで十分です。コレで十分というか、コレが一番使いやすいです。
できれば綿っぽいものの方がいいです。速乾素材はダメです。

雑巾のような素材は表面に糸が出ていますので引っかかってしまい使いにくいです。
ということで古Tシャツの素材が一番GOODです。

ボロ布を濡らして、タイヤをゴシゴシ拭きます。

これをやらない人結構多いですが、めちゃくちゃ重要です。
【家の中にロードバイクを入れるからでしょ?】という方いるかもしれませんが、それだけでありません。
タイヤに汚れ(土砂等)がついたままにするのはタイヤの劣化を促進します。
また布でふいていると布が引っかかるのでタイヤに刺さった異物を発見できます。
まだ浅く刺さってパンクを招いていない異物もそのままにして次回走りに行った時にパンクを招くとがあります。
また一週間頑張ってはたらいて【さあ行くぞ!】という週末にタイヤがぺっちゃんこ、なんてことが有ります。
スローパンクと言って一気に空気が抜けるほどではないですが、ゆっくり抜けていくパンクです。
また詳しく書きますが、そういうこともあるということです。
これは空気圧を高めて走る自転車の天敵であります。 

ピッカピカにしなくても大丈夫ですが、土汚れが落ちるぐらいでしょうか。
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↑綺麗になりました。
これで3分ぐらいです。

次はチェーンを拭き上げます。
ここで登場がまたボロ布です。油を拭いたものはボディもタイヤも拭いてはダメです。
~用と分かるようにしましょう。

チェーンをボロ布で挟んで拭きます。ふきふきしします。
粘土の高すぎる(要は固めのベタベタオイル)オイルを使っていなければこれだけで結構綺麗になります。
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そして油をドッパドパたします
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油が必要な場所は矢印の部分。ここが可動部です。

なので上の画像をよ~くみて下さい。手前の方のリンクをめがけて油を垂らしています。
このまま多めに出しながらクランクを回して全体に行き渡らせます。センプレだとクランクを2週半ぐらいでチェーン一周に油をさせます。もちろん手前に油が行き渡ったら今度は奥のリンク部にも注油します。

やすくて柔らか目のオイルは汚れも流してくれますし、油汚れは油で落とすってことです。

そうしたらここからがコツです。
ボロ布で挟んで「ゴッシゴシゴッシゴシ」よ~く拭いて下さい。
もう一回言います。「ゴシゴシゴシゴシ」よくよく拭きとって下さい。

せっかくの油拭いちゃうの?と聞かれますが、拭きとって下さい。
拭き取れる油は汚れを呼ぶだけです。
チェーンがすぐ汚れることで多いパターンですが、油を残しすぎです。
油はリンク部(チェーンの可動部)に残っていればいいんです。  

いっぱい油を垂らすの汚れを浮かせるためです。油汚れは油で落とします。油はケチらず使いましょう。
ちなみにチェーンオイルですが、やっすいので十分です。
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色々有りますが、右から150円 100均 600円 1600円です。
時々目が飛び出してしまうような高いオイルありますが、あんまりお薦めはできません。

高いオイルぬたって塗り方が下手だったり、メンテしなければむしろ逆効果です。
高いオイルをケツケチ使うのは一番おすすめできないパターンです。
チェーンの油はさらさらの油でマメにメンテするのが綺麗に保つコツです。


チェーン清掃についてはこちら

チェーンの掃除は5分もアレば終わるでしょう。

最後です。ボディをキレイキレイしましょう!
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好きなもので拭きあげて下さい。
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フレームの下が汚れが一番付き、目立つ部分です。
自分でのっていると気が付かないんですけどね。

フレームを拭きあげてこれで走り終えてのメンテは終わりです。2分で終了。
慣れれば10分でピカピカです
綺麗になったバイクをみながら「プシュッ」とやって下さい。最高のひとときです。

ということで今回は超初級者向けメンテナンスでした。
ちょっと超初心者向けですが、「おっ」という方がいるように記事にしました。


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