ロードバイクのペダリング(全身稼働!腰のから踏む)~続編~

続編といたしまして、ロードバイクのペダリング(全身稼働!腰のから踏む)~続編~
のお話です。
【ペダリング】につきましては断続的にどんどん最新情報を更新していこうと思います。

2/13 気温17℃季節外れの暖かさです。
そして曇りの予報がなんと昼間に晴れるという最高の天気でした。
少々強風が吹いておりましたがそんなことはつゆ知らず、、、

もちろん15℃以上の日はジャケットは要りません。
長袖インナーと半袖で出陣いたしました。

もう最高です!!
冬のトレーニングが実った瞬間を余すことなく味わえる気温です。
冬のように重く固まった空気ではなく、心地良い強風の中冬場では味わえないスピード感を
味わうことができます。
向かい風でもペダルが軽い!軽い!

また寒くなるようですが、寒く体が凍え固まる冬場のトレーニングは辛いですが、
暖かくなった際には必ず自分へのご褒美として帰ってくるはずです。

と自分に言い聞かせてもう少しだけ続く寒さと戦う気力を養っております。

と思っていたら本日とても寒くなってきました。
やはりまだまだ春は遠いいですね。

ということで本題へ!


今までの記事はこちらから↓↓↓

  • ▶尻歩きの本質とは・・・

    【尻歩きの動きで腰を動かすことを体に思い出してもらう。】
    おそらく日常生活ではこの動きはほとんど使うことがないんです。
    腰をくねくねしながら歩いている人はあまりいないですし、この尻歩きの動きってワタクシあれから色々試してみましたが、通常の動作であまりしない動きなんです。
    体は使わないとどうなるか、、、動かなくなり、筋力は弱まります
    当然体自体の変化もさることながら、脳と体をつなぐの神経系も退化していくイメージです。
    頭では考えられてもうまく体に伝わらない。よくお父さんが子供の運動会で転んでしまうアレです。
    筋力の低下ももちろん要因ではありますがそれだけではなく、若いころはできていた、頭では動作を覚えている、しかし体まで伝わらなかったり、伝わり方に問題が合って足がもつれる→転倒してしまう。
    まさにこのようなイメージです。

    ワタクシが恥ずかしながら入院した際は【寝たきり1周間で30%の筋力が落ちる】と言われました。
    3週間で90%ではないですョ。1周間で30%、2周間目で70%の30%と結構なスピードで落ちていくと言われました。
    寝たきりはたったの10日ぐらいでした。で、無事に起き上がることの許可がで立ち上がるのですが、看護婦さんはすっごい慎重なんですね。
    【倒れるときはわたしの方向に倒れてくださいね。支えますから、】
    【(倒れるわけなんて、ないじゃないか、、、)】
    でどうだったかというと、もうね、、、ガックガクです。
    生まれたての子鹿のように、、、ではなくて力が入らないんです。
    まぁ移動はしばらく車いすです。
    そして座っていることでもすぐに疲れてしまうんです。

    筋肉の退化というお話でしたが、前回も書きましたが【全身の筋肉は連動して動く】ということです。
    日常生活で使わなくなった筋力はどんどん低下していきます
    で低下していくとともに起こることが負荷が少しでもあれば他の筋肉を使い出す(カバーする)ということです。

    低下していく筋力と、もっと楽をして動けるように適切な筋肉が働き始めます。
    その結果、関節や腱は柔軟性が低下します。
    硬い動きであれば柔軟性はいりませんし、何より動きが単調になればなるほど筋力も
    偏った柔軟性に乏しい筋肉でもなんとかなってしまいます


    そこで固くなってほぼ休眠状態に入ってしまっている筋力を【叩き起こして】しっかりと柔軟に動かすことで、体全身を使って自然にペダルを回すということにつなげていこうということです。

    ですから【すっかりサボりぐせの付いている腰の動き】【尻歩きで叩き起こしてあげる】と、
    負荷の掛かったペダリング時に【ほいきたー!】と一緒に動いてくれることができるようになる
    イメージです。
    眠りについていたり、やせ細り固まった筋肉ではある程度はペダリングの動作でも目覚めて来る
    とは思いますが、そこの筋肉を使おうとするよりも他の日常使うある意味【使いやすい筋力】で
    カバーしてしまう、ということのほうが大きく影響してしまいます


    すると全身が綺麗にロードバイク向けの体になってくるはずが、どちらかと言うと偏って変なところに筋肉(筋力)がついた体になってしまいます。
    これを継続的に続けているとペダリングが【素直】なペダリングではなくて【偏った】ペダリングの癖が筋力とともについてしまいます。

    これらのこととは全く別物でお尻歩きは【腸】にいい気がします。
    腰痛がくる時期を超えると歩いたあとお腹がとっても気持ちが良い漢字がします。
    と思って調べてみたらやはり便秘などにも効くとのことでした。


    ▶柔軟性を高める

    深い前傾を取るためにはどうしたらよいか、、、【柔軟体操】をして下さい。
    ワタクシのおすすめは【足首の関節】【ハムストリングス】です。

    足首の関節:足を閉じてしゃがみます。できるだけ膝を前方に前かがみです。

    ハムストリングス:お上品なウン@ングスタイル(?)から前に両手をつきます。そのまま膝を伸ばしていき出来る限りお尻を持ち上げます。体が固いとびっくりするぐらい持ち上がらないです。そしてこの時に辛くなる裏側の筋肉こそがハムストリングです。 
    image4216
    ※足首まあまあ柔らかいでしょう?

    赤がターゲットです。黄色は注意ポイントです。

    左が足を閉じたしゃがみ姿勢
    かかとはピタリと地面につま先は閉じます。※最初は開いてもOKです。
    足首の柔軟性をあげます。 
     
    右は前屈の柔軟性です。ミヨ、コノカタサヲッ!
    注)結構まじめにやっているので突っ込まないで下さい。ワタクシこれ以上は無理デス、、、
    やってみてばわかりますが、これは結構辛いです。
    かかとと、手のひらはべったり床につけてください。荷重は手にもしっかりと乗せます。

    多分自身の驚愕の体の硬さに驚くと思います。ワタシダケ?

    これが膝の屈曲でハムストリングを使う動きです。


    ▶よく言う上死点で前に押し出すとアンクリングの関係とは・・・

    初心者の方にありがちな間違いですが【上死点で前に押し出す!】と書いてある雑誌や記事を見ますが、ソレを普通にやろうとすると、かかとが落ちます。(アンクリングがうまく行きません) なぜなら上で書いたように骨盤を綺麗に動かす筋肉が休眠状態で、何も考えずに【押し出す、押し出す・・・】と考えてば当然器用で動かしやすい足首主体で動かす動作しかできないからです。で逆に【腰から動かす、腰から動かす・・・】と念じてしまうとソレは腰が回って踏み込めるわけではなく、上半身全体から踏み込む形になり、結果的に【軸がブレる】という事になってしまいます。
    あくまでも意識を集中させるのは【軸】、腰の動きは上死点を通過するときにペダルを押し出すというよりも、腿を押しだすイメージがわかりやすいかもしれません。
    足首は通常通り綺麗に折りたたむ、腰の動きに意識を持っていくのではなくて、腿(膝)を前に押し出すようにペダリングをします。すると腿(膝)を押し出そうとすれば関節が股関節しかありませんので必然的に骨盤から押し出す形になります。骨盤が押し出されて前方に傾けば当然上半身にも動きの【波】が伝わります。伝わってきた【波】【軸】をぶらさないためにはどうすればいいか、ソレがまさに背中で吸収する【尻歩き】の動きと似た動きとなるわけです。


    本日柔軟体操と、お尻歩きとペダリングどうつなげるか、の続編でした