ロードバイクのシフト操作を確実に軽くする方法
前回のコラムカット以前から気になりだしていた シフトケーブルの取り回しですが、ヤッパリ気になるもんは気になる。美しくないのは嫌だ!ということでもうすぐシーズン突入なのでどうせ変えるならシフトケーブルの整理を兼ねてアウターも交換してしまいます。
今まではこちら
これの【新】の状態からの変更です。※しょっちゅういじってますね、、、
と結論からいくと左後ろブレーキではセンプレは納得できるようにはできませんでした。完全な腕不足です。
リアブレーキのフレームの入り口が右側に付いている処理がうまいこと行きません。
しかし今回の本題はこんなことではありません。
シフト操作の軽さのお話です。
シフト操作の重さは足し算で考えることができます。
コンポーネント本来の性質 + ケーブルの抵抗 = 引きの重さ
ということです。
ケーブルの抵抗なんて簡単に書いてありますが、これが結構手間がかかります。
コントロールレバーから出てハンドルをはわせるとどうしてもカーブがきつくなってしまいます。
如何にカーブをきつくしないように極力抵抗を少なくするために「あーでもないこーでもない」といろいろやってみるわけです。
この辺はショップでお願いしても【たいして変わんないっショ、、、】と言われてしまうことも結構あると思いますよ。すんごい手間のかかる作業ですから。
その割に【大して変わらない】ってことも多々あります。しかし重要なのは【大して変わらない】、、、ってことは少しは変わるんです。少しでも軽くなるのであれば軽くなる方法を選びます。これがニッチでコアな趣味の世界ってやつです。
アウターのカーブだけではなく、アウターの末端処理や、インナーの潤滑方法でも微妙な差が出てきます。
結構見落とされがちなのがBB下のケーブルガイドの抵抗です。おそらくここの抵抗が一番大きいのではないかと思います。トンデモなく汚かったり、ボロボロだったり、、、ここもきちんと綺麗にして潤滑してあげます。※場合によってはケーブルライナーなんかで直接の汚れから保護してあげるのも。
マイナス計算を少しでも減らすことでより軽いシフトを実現できるってことです。
これは単純に引きが軽いということだけではありません。シフトの正確性・スピードにも関係してきます。
今回はリアはBBBのインナーケーブルからの交換です。
何かと評判の悪くないBBBですが初期の引きは確かに軽いです。
しかしコーティングの問題か不明点は多々ありますが、やはり使用していくうちに滑りが段々と悪くなってきます。
そして致命的なところが【ケーブル先端の切り口がシマノよりもほどけやすい】というところです。
本当は再利用してやろうとケチケチなエコな考えだったんですが、先が解けてしまっては再利用の使用がありません。
ということで再利用は諦め新品のこちらを用意!
SHIMANO SIL-TECコーティングシフトケーブルセット OT-SP41 Y60098011【メール便可】
※ちょっと値下げ中です。
何を隠そうちょっとグレードダウンしてSIL-TECコーティングのシフトケーブルセットです。
アウターは一緒(SP-41)なんですが、インナーがポリマーではなくてSIL-TECコーティングです。
これに交換です。
今回は長さもすべて最初からやり直しになりますので、ハンドル目一杯切ってもぱっつんにならなく、かつ美しい長さでアウターを揃えます。
コントロールレバーから出たケーブル2本をまとめて、ハンドル前方から出すか、下側から出すか、センスが問われますね。ワタクシは前回は前方からだして、第2関節が引っかかるようにしたんですが、今回は下部から出して第1関節が引っかかるようにしました。
これも悪く無いですね。
何故かアウターのカラーはブレーキと揃えて【ハイテックグレー】を選択。
どうでしょう?意外と悪く無いでしょう。
左後ろブレーキが右側からフレームインするのがどうにもこうにも納得のできるようにいかないです。
何か方法を考えないと、、、
この長さでハンドルがフレームに接触するまできることができます。
このロードバイクのヘッド周りのアウターケーブルのワイヤリング(ケーブルルーティング)の難易度はヘッドチューブ長が短く、ハンドルが低い場合のほうがフレーム入り口に向かう角度がついてくるので難しくなります。ステム長、ハンドルの種類ももちろん難易度との関係は外せません。
微妙な差なんですが、その微妙な差を楽しむのが趣味の世界です。(オタク)
そして何が言いたかったかというと、、、本題です。
当然ケーブルを交換したらシフト調整がつきものなんですが、調整してみてデス。
ポリマーでもSIL-TEC でも新品のアウターとインナーを使えば引きはめちゃくちゃ軽くなります。
取り回しでもRがきつくなりにくいようにとか考えながらワイヤリングを決めていくのですが、まぁなにせ新品は素晴らしいです。
高価なグレードでなくてもこんだけ軽くなるならSIL-TECでもいいかなぁと素直な感想でした。
むしろこのぐらいのものを短期間で定期的に変えたほうが使い心地的にもいいかも、、、
せっかくシマノの努力の結晶のコンポーネントを使用していても古いケーブルだとその性能を十分に活かすことができないということでしょう。
今回のワイヤリングの修正では満足の行く結果はいられませんでしたが、新品ケーブルへの交換は引きの軽さを劇的に変えることができるんだなぁと少し感動してしまいました。(←もう何回目だよって話ですが、そのたびにやはり感動してしまいます。)
古いケーブルで引きの重さに悩んでいる方は是非一度新品への交換をしてみることをおすすめします。切れるまで使うなんて性能を持て余してしまいもったいないことになっているかもしれませんよ。それでダメならワイヤリングを再度調整してみたり、、、まだまだできることはありますね。
ということでシフト操作の引きの重さに悩んでいる場合はまず新品に変えて、ワイヤリング(ケーブルルーティングともいいますね)を見なおしてみるとひょっとしたら劇的に軽くなるかもしれません。というお話でした。
そうそう、11速の異音・音鳴の原因がこういったところの場合もありますヨ。
ご注文はこちらから↓↓↓
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今まではこちら
これの【新】の状態からの変更です。※しょっちゅういじってますね、、、
と結論からいくと左後ろブレーキではセンプレは納得できるようにはできませんでした。完全な腕不足です。
リアブレーキのフレームの入り口が右側に付いている処理がうまいこと行きません。
しかし今回の本題はこんなことではありません。
シフト操作の軽さのお話です。
シフト操作の重さは足し算で考えることができます。
コンポーネント本来の性質 + ケーブルの抵抗 = 引きの重さ
ということです。
ケーブルの抵抗なんて簡単に書いてありますが、これが結構手間がかかります。
コントロールレバーから出てハンドルをはわせるとどうしてもカーブがきつくなってしまいます。
如何にカーブをきつくしないように極力抵抗を少なくするために「あーでもないこーでもない」といろいろやってみるわけです。
この辺はショップでお願いしても【たいして変わんないっショ、、、】と言われてしまうことも結構あると思いますよ。すんごい手間のかかる作業ですから。
その割に【大して変わらない】ってことも多々あります。しかし重要なのは【大して変わらない】、、、ってことは少しは変わるんです。少しでも軽くなるのであれば軽くなる方法を選びます。これがニッチでコアな趣味の世界ってやつです。
アウターのカーブだけではなく、アウターの末端処理や、インナーの潤滑方法でも微妙な差が出てきます。
結構見落とされがちなのがBB下のケーブルガイドの抵抗です。おそらくここの抵抗が一番大きいのではないかと思います。トンデモなく汚かったり、ボロボロだったり、、、ここもきちんと綺麗にして潤滑してあげます。※場合によってはケーブルライナーなんかで直接の汚れから保護してあげるのも。
マイナス計算を少しでも減らすことでより軽いシフトを実現できるってことです。
これは単純に引きが軽いということだけではありません。シフトの正確性・スピードにも関係してきます。
今回はリアはBBBのインナーケーブルからの交換です。
何かと評判の悪くないBBBですが初期の引きは確かに軽いです。
しかしコーティングの問題か不明点は多々ありますが、やはり使用していくうちに滑りが段々と悪くなってきます。
そして致命的なところが【ケーブル先端の切り口がシマノよりもほどけやすい】というところです。
本当は再利用してやろうと
ということで再利用は諦め新品のこちらを用意!
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何を隠そうちょっとグレードダウンしてSIL-TECコーティングのシフトケーブルセットです。
アウターは一緒(SP-41)なんですが、インナーがポリマーではなくてSIL-TECコーティングです。
これに交換です。
今回は長さもすべて最初からやり直しになりますので、ハンドル目一杯切ってもぱっつんにならなく、かつ美しい長さでアウターを揃えます。
コントロールレバーから出たケーブル2本をまとめて、ハンドル前方から出すか、下側から出すか、センスが問われますね。ワタクシは前回は前方からだして、第2関節が引っかかるようにしたんですが、今回は下部から出して第1関節が引っかかるようにしました。
これも悪く無いですね。
何故かアウターのカラーはブレーキと揃えて【ハイテックグレー】を選択。
どうでしょう?意外と悪く無いでしょう。
左後ろブレーキが右側からフレームインするのがどうにもこうにも納得のできるようにいかないです。
何か方法を考えないと、、、
この長さでハンドルがフレームに接触するまできることができます。
このロードバイクのヘッド周りのアウターケーブルのワイヤリング(ケーブルルーティング)の難易度はヘッドチューブ長が短く、ハンドルが低い場合のほうがフレーム入り口に向かう角度がついてくるので難しくなります。ステム長、ハンドルの種類ももちろん難易度との関係は外せません。
微妙な差なんですが、その微妙な差を楽しむのが趣味の世界です。
そして何が言いたかったかというと、、、本題です。
当然ケーブルを交換したらシフト調整がつきものなんですが、調整してみてデス。
ポリマーでもSIL-TEC でも新品のアウターとインナーを使えば引きはめちゃくちゃ軽くなります。
取り回しでもRがきつくなりにくいようにとか考えながらワイヤリングを決めていくのですが、まぁなにせ新品は素晴らしいです。
高価なグレードでなくてもこんだけ軽くなるならSIL-TECでもいいかなぁと素直な感想でした。
むしろこのぐらいのものを短期間で定期的に変えたほうが使い心地的にもいいかも、、、
せっかくシマノの努力の結晶のコンポーネントを使用していても古いケーブルだとその性能を十分に活かすことができないということでしょう。
今回のワイヤリングの修正では満足の行く結果はいられませんでしたが、新品ケーブルへの交換は引きの軽さを劇的に変えることができるんだなぁと少し感動してしまいました。(←もう何回目だよって話ですが、そのたびにやはり感動してしまいます。)
古いケーブルで引きの重さに悩んでいる方は是非一度新品への交換をしてみることをおすすめします。切れるまで使うなんて性能を持て余してしまいもったいないことになっているかもしれませんよ。それでダメならワイヤリングを再度調整してみたり、、、まだまだできることはありますね。
ということでシフト操作の引きの重さに悩んでいる場合はまず新品に変えて、ワイヤリング(ケーブルルーティングともいいますね)を見なおしてみるとひょっとしたら劇的に軽くなるかもしれません。というお話でした。
そうそう、11速の異音・音鳴の原因がこういったところの場合もありますヨ。
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