▶サイクルウェアを綺麗に保つコツ  洗濯の仕方



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スポーツウェア全般的にそうですが、スポーツに使われる衣類は汗や皮脂による汚れの影響を受けやすい環境にあります。

速乾素材を使っているのはあくまでもスポーツ中の【汗冷え】【不快感】を軽減するためであります。

【洗濯が楽でいいわ!】
ではなくて速乾素材だから速く乾くということは結果的にそうなっているのであって、あくまでもスポーツ中のパフォーマンスのための作りになっているということです。

ということで今回はサイクルウェアを清潔に保つ方法のご紹介です。



▶サイクルウェアの臭い・汚れの主な原因は2つ
 
1.汗による菌の増殖

2.皮脂・タンパク質汚れ


汗もかいたばかりではあまり臭くないのも、時間が立てばそこで菌が増殖して臭くなります。

皮脂も長時間ついたままにするとどんどん酸化していき黄ばみの原因になります。

酸化した皮脂やタンパク質の汚れはニオイのもととなる原因菌の養分になりますし、全く百害あって一利なしです。



▶菌の増殖の仕組みをカンタンに

菌とウイルスは全く別物です。

ここではものすごくカンタンに説明いたします。

菌は湿潤環境を好み、ウイルスは乾燥環境を好むということです。

インフルエンザはウイルスですので乾燥した冬に流行り、傷口が膿んでしまう、また水虫は菌が原因となりますので梅雨の時期(湿度の高い時期)い流行るものです。


で今回のサイクルウェアの洗濯というところですが、悪さをしているのは【菌】です。

最近が増殖しやすい環境は高温多湿です。


特にこれからの時期はサイクルウェアだけではなくて、普通の洗濯物も臭くなりがちな時期です。さらにお風呂のカビも発生しやすいです。これも菌が原因ですね。



ではこの菌による悪さを防ぐためにはどうすれば良いのかということです。


▶予防法

一度増えてしまった菌を完全にやっつけることは難しいですし、繊維の奥に入り込んで酸化した皮脂汚れやタンパク質を分解するのは難しいです。

ちょっと厚めの綿のTシャツ、、、洗っても洗っても濡れると臭ってくる、、、とれない。

こうなってしまうと最悪、買い換えるしかなくなってしまうほど頑固な物もあります。

当然サイクルウェアは綿を使っているものは少なく、速乾性に富んだ【ポリエステル】柔軟性をもたせる【ポリウレタン】などが使われている場合が多く、布地の奥まで汚れが入り込みにくい、落ちやすいというものではありますが、未然に防いでおけるものに関しては防いでおくのがいいです。

ひどくなってから何とかするのではなくて、ひどくなる前に予防をしようということです。



▶一番良くない方法

汗や皮脂汚れがたっぷりついたサイクルウェアを丸めたまま洗濯カゴで1晩放置です。

翌朝には菌が増殖しきったとても清潔とはいえないウェアを普段着と一緒に洗うことになります。

よくないことはそれだけではありません。

ぐしゃっと丸めてそこで菌が繁殖すると、、、

【他の洋服にも被害が及ぶ】ということです。

ばっちい物から菌が移るということです。


原因菌まみれのウェアと普通の洋服を一緒に洗う。

洗濯洗剤では落ちきらなかった原因菌を他の洋服に移してしまうことにもなります。


どうしてもその日のうちに洗濯できない場合は菌の増殖を抑えて上げるために丸めて洗濯カゴではなくて、せめてハンガーに干しておく、風通しのいいところにかけておく、これだけでも結構違います。



▶では何が一番大切かというと

★汗や皮脂がついたまま長時間放置しない★


これにつきます。

ライド後のサイクルウェアを、汗にまみれてビショビショのまま翌朝まで放置してまとめて洗濯。これは菌が増殖したり、皮脂がしっかりと酸化して落ちにくい非常に悪い状態になっているということです。

ワタクシは基本的にスポーツウェアは全般的に運動後できるだけすみやかに洗います。

帰ってきてシャワーを浴びるのと同時に洗濯してしまいます。

もちろんグローブもサイクルキャップも丸洗いです。
 

少々水道代が持ったもったいない思う方、、、【お急ぎモード】(洗い時間短)(すすぎ1回)です。

時間にしても15分もあれば洗濯が終わります。

できるだけすぐに洗ってしまうので、菌の増殖を最大限に抑えることができます。



匂いが抜けなかったり、汗に濡れると嫌な臭いがしたり、、、

それで強力な除菌洗剤(ハイター)等を買ったり、ブラシでウェアにダメージを与えながらこすったり、、、

これならばすぐにお急ぎモードですぐに洗ってしまった方が手間も、コストも安く上がるかもしれません。



そして洗濯後は素早く干すということです。

洗濯だけではとてもとても原因菌をすべて落とすことは難しいです。

洗濯機は滅菌器ではありませんし、洗濯洗剤もそこまで万能ではありません。


菌が多少残ってしまったとしても素早く乾かすことで菌の増殖を抑えてあげればいいってことです。



基本的にワタクシの場合サイクルウェアはすべて室内干しです。
(物干しが2階にあるので持っていくのが面倒くさいだけですが、、、(笑)

それでもウェアの速乾性のおかげもありますが、部屋干し臭くなったり、嫌な匂いが残ることもありません。
※もちろん風呂水再利用です。

もちろん洗濯は【お急ぎモード】です。


時々洗濯したまま放置してしまい朝の洗濯時に発覚なんてことも、、、

それだって普通の洋服のようにカビっぽく臭くなることはありません。

むしろ洗濯機の中でトップスはほとんど乾いています。。。


当店のウェア、速乾性も自慢です。

ともあれ放置はダメです


洗濯機の中ではぐるぐる巻きになったり、グシャグシャになったり、布地にはとても過酷な環境です。

寿命を縮めることにもつながりますので、すぐに干してあげる。これが【臭い】でも【寿命】の観点からも大切です。



▶臭い以外の注意点


サイクルウェアの洗濯時の注意点です。

1.チャックは必ず締める

2.ベルクロは必ず止める


3.できれば洗濯ネットへ


ベルクロやチャックは他の衣類を猛烈に傷めます。

必ずチャックはしめて、ベルクロもキチンと止めてから洗濯機へ放り込みます。

本当は洗濯ネットに入れてあげたいところです。

ワタクシは超が付くほどのめんどくさがり屋。。。

、、、入れてません。。

不具合はありませんので、、、


ウェアの色落ちを気にされる方もいらっしゃいますが、当店のウェアはワタクシが必ず試しておりますが、色落ちで困ったことはありません。

当然強力な漂白剤を使えば色は原理的に抜けていくのでご注意下さい。

あくまでも通常洗濯の範囲ということです。



もう一つ長持ちのコツはというと、、、

数種類のウェアの着回しです。

上下で3万円のウェアでは何着も買うのは難しいかもしれませんが、、、そこで当店がございます。

上下セットで1万ちょっとです。

是非おためしいただければとおもいますm(_ _)m


▶まとめ

サイクルウェアを綺麗に保つためには

→すぐに洗う

→すぐに乾かす


コレが大切です。

時間がかかってしまう場合は

→菌の増殖を少しでも遅らせる

ということでした。

最後は少々宣伝になってしまいましたが、サイクルウェアを綺麗に保つ方法のご紹介でした。


 
 
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