初心者でも簡単にできる!ロードバイクのメンテナンスはじめの一歩



今回は【初心者でも簡単にできる、ロードバイクのメンテンナンスはじめの一歩】というお話しです。 

ロードバイクのメンテナンスっていうと、、、

→難しい、、、

→どうやったらいいのかわからない、、、

→工具は?


な~んて難しいことを考える必要はありません。


なにも完璧にロードバイクの整備を仕上げるだけがメンテナンスではありません。


やり方がわからない、難しい、のであればショップへ持っていけばいいのですが、その前段階として

【状態の良し悪しを点検で気づくことができるようにする】というのが今回の目的です。

ロードバイクをぶっ壊してしまって、【知らなかった】【わからなかった】では後悔の念ばかりですね。


ということで今回は【メンテナンスのはじめの一歩】として簡単なメンテナンスと、簡単な点検方法のご紹介で【自分の自転車の具合がわるいところを気づくことができるようになる】ということをゴールにお話しを進めていこうと思います。


早速本題へ。


▶タイヤの状態の確認


使用するもの:Tシャツの切れ端【ボロ布】

まず誰でもできる超簡単タイヤのメンテナンスです。

ボロ布をびしょびしょに濡らしてタイヤを綺麗に拭きます。

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ロードバイクって基本的に室内に入れる方が多いのではないかと思います。

単純に汚いから、、、それだけの理由ではありません。

タイヤの状態を確認するということです。

タイヤを回しながら全周にわたって水拭きをします。

→異物は刺さってないか?

→傷はないか?

→タイヤの消耗は?

→一部が盛り上がったりいびつな形になっていないか?

→空気圧は正常?異常にへっていないか?

等など、こんなことが確認できます。


コレだって立派なメンテナンスです。

異常を発見することも大切なことです。

タイヤがダメなら走れません、止まりません、動けません。ロードバイクの鉄則ですね。


▶フレーム掃除

洗車までいかなくともフレームを濡れ拭きや乾拭きでピカピカにします。

主に汚れるところは、ダウンチューブした、チェーンステーこの辺が汚れやすいです。

砂や泥がついたままこすってしまうと傷がつきやすいので注意が必要です。

フレームの傷なんかを見つけることができます。



▶チェーン清掃


メンテンナンスの第一歩の基本の【キ】ですね。

詳細はこちらに↓↓↓
ロードバイク チェーン掃除のおすすめ方法 更新
 
チェーンを常に綺麗でなくてはいけません。

指でチェーンをつかみ黒くなるようではダメですね。
(※乗車後は別です)

常にピカピカにしておいたほうがいいです。

試しにボロ布(タイヤ用とは絶対に分けて下さい。同じものを使ってはダメです。)でこすってみてください。

こすったところと、こすっていないところの色が明らかに違えばメンテを怠っているということです。

 
▶ヘッドパーツの状態確認

フロントブレーキをかけて強く揺すってみたり、前輪を持ち上げて落としてバウンドさせたりします。

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ヘッドパーツの【ガタ】や異音を発見することができます。

揺すった際にカタカタ(カクカク)言わないか、ですね。

またブレーキはしっかり異常なく効くことができるのかということもわかります。


コレでカクカクしたり異常なビビリ音がしたりしたらヘッドパーツのメンテナンスが必要な場合があります。

異音の問題は本当に難しい場合があります。

もし変だなぁと思ったら、ベルやライト、ボトル等外れるものは外してヘッド周りのアウターケーブルの接触音に注意をしてよ~く音を聞いてみることが大切です。

ロードバイクの異音・音鳴対策のお話し

ヘッドパーツのメンテナンスはこちらから↓↓↓
ロードバイクメンテ【ヘッドパーツのオーバーホール】
 
少々難易度は高めなので心配であればショップへに持って行きましょう。

気になることがあったら早めにショップへ持っていくということも大切です。

プロの目から見れば異常があるかないかはすぐに分かります。

心配があって持って行ったとしても異常がなければ店員さんも【問題ありませんよ~!】と教えてくれますし、多分無料なところも多いのではないかと思います。

大切なのは【なんか変かも!?】と気がつくことです。


でフロントの確認が終わったら同じくリア側でも行います。

リア側はギアのポジションによってチェーンの暴れる音ははある程度でますが、それ以外は出ないはずです。



▶前後ディレイラーの動きの確認

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リアタイヤは持ち上がっていないとできませんのでスタンドにかけて行います。

挟みこむタイプで十分です。

→フロントはリアがどの段でも音鳴りが出ないか?

→リア変速はスムーズか?

→トリムはしっかりと動いているか?
※トリムが動かない場合はリミット調整
 
変速は時間をかけて少しずつ少しずつ調子が悪くなって来る場合が多いです。

ですので【気が付きにくい】というのが問題なんですね。

また基本的には新車のから初期伸びが出た状態が一番調子がいいはず。。。ですが、そればかりは組み上げるショップの腕も重要です。


変速調整は【こんなもんか、、、】と思わず、【もっと良くなるはず】と希望を貪欲にもっていることが整備の腕を上げるコツでもあります。

フロントディレラー調整はこちらから

リアディレイラー調整はこちらから



▶各所の増し締め

コレも大切なことです。

すっかり忘れていた方もおおいのではないでしょうか。

→ペダル

→ステム

→シートクランプ

→ブレーキ

→ボトルケージ

などですね。

自転車のパーツは【ゆるすぎ】の弊害もさることながら【しめすぎ】によるパーツの破損も非常に多いです。

心配であればトルクレンチがあるといいと思いますが、過信は禁物です。



▶ホイールのハブの状態

調整は難しくとも状態の確認はできるはずです。

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自転車を固定した状態で横に揺すって【カタカタ】しないか?

またタイヤを浮かせて空転させて異常がないか?

そんなことを確認します。

特にカップアンドコーンは調整がしやすい一方、玉当たり調整、グリスアップ等のメンテナンスが必要になります。

ロードバイクのカップアンドコーン 徹底的にハブの玉当たり調整
 
フルクラム レーシング3のグリスアップ
 
もちろん難易度は少々高めです。

ココでおすすめするのは【ガタ・異常を発見できるようになること】

コレが大切です。

異常があればショップへもっていくということが大切ですね。



▶ブレーキ

上の方のヘッドパーツの状態確認でもある程度はできますが、もっと細かくブレーキです。

ロードバイクのキャリパ^ブレーキは一部を除き基本的に1本のボルトで止まっています。

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 例えばタイヤを外したときにぶつけてしまった、こんなコトでもキャリパー本体の取り付けが曲がってしまうことがあります。

ロードバイクのレースなんかで楽車した後に走りだす際にブレーキ本体をグリっと曲げて発信しているシーンを見かける時があります。 

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→ビシっとセンターが出ているか?

→シューは? 

→リムは? 

と調整・交換まではできなくとも状態の確認をすることはできると思います。

 新品のようなブレーキの効きを取り戻せるかも、3つのステップ

ブレーキの整備は重大な事故に繋がることもありますのでご自身でやられる際はくれぐれもご注意下さい。


ブレーキもディレラー同様タッチや引き等整備の腕がなるパーツであります。



▶その他

少々番外編ではありますが、ロードバイクを楽しむ上で大切なことです。

→クリートは脱着のときに異常に固くないか?

→ツールケースの中身は正常か?
 (チューブは古くなりすぎていないか?その他の工具は?)

詳細はこちら↓↓↓
ロードバイクの夏ライド 何を持ってく(ツールケースの中身大公開)

→パンク時の携帯ポンプ・CO2ボンベは大丈夫か?


ということで家でできるメンテナンスは色々ありますね。

すっかり忘れていたことが原因で、、、ロードバイクををぶっ壊しちゃうのはとっても残念なことです。

何度も繰り返しにはなりますが、大切なことは【整備・メンテナンスができること】ではありません。
【異常に気がつくことができること】です。


具合が悪いというロードバイクの声に耳を傾けてみましょう!

ということで【初心者でも簡単にできる!ロードバイクのメンテナンスはじめの一歩】というお話しでした。


 
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