ロードバイクのホイールリム幅と使用可能タイヤサイズ

 
最近はワイドリム化が進んできてロードバイクといえば700×23cという基準が少しずつ変わりつつあります。

そこで今回はロードバイクのホイールのタイヤの使用可能サイズとリム幅のお話しです。


まずはホイール、リム幅、タイヤサイズを語る上で知っておいたほうがいいことのお話しです。

▶ETRTO(エトルト/エトロト)とは?

The European Tyre and Rim Technical Organisation
http://www.etrto.org/page.asp?id=1594

自転車のタイヤってロードバイクだけではなくママチャリやミニベロ、MTBと様々なサイズや規格が乱立しております。
(自転車だけではなくて車もバイクもですね。)

あまりにもバラバラすぎては各メーカーが困ってしまうので(?)統一の規格をヨーロッパで作りましたよってことでしょう。
P8164595

これはビットリアの新ルビノの側面です。

【25-622/700×25c】
とあります。

これの左側のものがETRTO基準

【25(タイヤの太さ)-622(ビート座直径/タイヤの内径)
 

右側のものがWO(Wired On)の規格

700(タイヤ外径)×25(タイヤ幅)c(リムの大きさ)】

※リムの大きさにはA,B,Cがありいずれも互換性はありません。


ということです。

まぁ詳しく覚えなくとも頭の片隅においてく程度でいいかなぁと思います。

要は各メーカー【この基準に準じてホイール・タイヤを作ってまっせ!】ってことです。
 
そうすれば頓珍漢なサイズのものが出来上がりませんし、ある程度汎用性に富んだものができるということです。




では実際にどんなものか見てみます。
 
シマノは推奨サイズを公表しておりますのでまずは現行ホイールの一覧からです。
シリーズ モデル名 リム幅 タイヤサイズ
DURA-ACE WH-R9100-C24-CL 23c-28c
WH-9000-C24-CL 15c 23c-28c
WH-9000-C24-TL 15c 23c-28c
WH-9000-C24-TU - 20mm-25mm
WH-9000-C35-CL 15c 23c-28c
WH-9000-C35-TU - 20mm-25mm
WH-9000-C50-CL 17c 23c-28c
WH-9000-C50-TU - 23mm-25mm
WH-9000-C75-TU - 23mm-25mm
ULTEGRA WH-6800-TL 15c 23c-28c
Non-series WH-RS81-C24-CL 15c 23c-28c
WH-RS81-C24-TL 15c 23c-28c
WH-RS81-C35-CL 15c 23c-28c
WH-RS81-C35-TL 15c 23c-28c
WH-RS81-C50-CL 17c 23c-28c
WH-RS610-TL 15c 23c-28c
WH-RS61-TL 15c 20c-25c
WH-RS31-CL 15c 20c-25c
WH-RS21-CL 15c 20c-25c
WH-RS11-CL 15c 20c-25c
WH-RS010 15c 23c-32c
WH-RS330 15c 23c-32c
※チューブラーはリム形状が異なるため記載が少々違います。

シマノの一部モデル(C50)と9100系もワイドリム化によって【17c】というサイズを使用しておりますが、推奨は23cからとなっております。


さらっと書いてありますが、何やら新しいものが出てきましたね。

【17c】【15c】というリム幅です。

一般的にロードバイクは昨年ぐらい(もうちょっと前かな、、、)までは【15c】と呼ばれる幅が一般的でした。

リム幅にはETRTO基準で推奨タイヤサイズが決まっています。

【15c】→【23~32mm】
【17c】→【25~50mm】

※シマノは17cでも23cの使用がOKとされています。マニュアルにも記載があります。

最近はカンパでもフルクラムでもワイドリム化の波が来ております。



▶ワイドリム化とは?

その名の通りワイドなリムです。

一般的には【15c】というリム幅のサイズが使用されていましたが、最近では【25c】が主流になってきてパヴェを含むコースなんかの際は場合によっては【28c】、従来の【23c】よりも太いタイヤも使われるようになってきました。

なんでもころがり抵抗も少なく、乗り心地もいいとな。(そのお話しはまた今度に(。・ω・)ノ゙)

そこで【17c】という以前の【15c】よりも太いリム幅のホイールを結構目にする機会が増えてきたということです。

カンパなんかでは【17c】をワイドリムと呼んでいるようです。


メリットデメリットに関してはまだまだ賛否両論の状態です。
(ワタクシはプロではありませんので、0.1秒前に出るためのチューンが必要なわけではありません。趣味として楽しむ上で大切なのは健康であるということと、【コスト】です。)

【25cタイヤ】を【15cリム幅】で実際に使用してみた感じとしては、

・空気抵抗が、、、
→実際の体感として全く差を感じることはありませんでした。

・コーナーリングが、、、
→23cよりも安定感がある気がします(気がする程度です。。)

・エアボリュームが増え乗り心地が、、、
→確かに乗り心地はいいと思います。
しかし乗り心地を重視するのであればスポークテンション・・・


カンパ・フルクラムのタイヤ選択に関しては上で書いたようにETRTO基準がベースとなっているとのことで、
【ワイドリム】(17c)に関しては【25c】以上を推奨
【通常のリム】(15c)に関しては【23c】以上を推奨
ということでした。

つまりカンパ・フルクラムは17cワイドリムのホイールには23cは使えないということです。


シマノの9100デュラなんかもワイドリム化が進んでいるので、どうなるのかなぁといった感じですが、現在公表されている9100の24CLなんかは23cもOKとなっております。

9100系の他のものはまだまだ情報が出てきませんで不明です。


ワイドリムの問題とすると、23cメインで考えられていたフレームに25cならまだしも28とかは結構厳しい場合もありますし、ブレーキアーチも種類によっては結構ピチピチになってしまうものもあるかもしれません。

今後のホイール選びは17cにすることで得られる恩恵と導入に必要なコスト諸々を考えて選択することが必要です。

色々なサイズが乱立してしまうとフレームメーカーはもちろんのこと、ホイールメーカー、はたまた一般ユーザーである我々も困ってしまうことがあります。

今後の動向として25cのほうがころがり抵抗も少なく、乗り心地もいいのであればこちらが主流になってくるとは思いますが、なんとか足並み揃えていただけるといち消費者としても助かるかなぁと思います。

ワタクシの使用しているフルクラム社の製品ではレーシング5LGとレーシング0カーボンも17cです。
http://www.fulcrumwheels.com/en/wheels/road-bike-wheels


まだ他の製品は15cのまま、、、

15cでも25cは履けるので(と言うかMAX32だわさっ。多分フレームに入りいませんが、、、)23cを履けない仕様へのモデルチェンジを戸惑っているのでしょうか。。。


ということでロードバイクのホイールリム幅と使用可能なタイヤサイズのお話しでした。

まとめとして使用可能なホイールのリム幅とタイヤサイズに関しては

・シマノ
マニュアルを確認する

・カンパ・フルクラム
ETRTO基準に準じてリム幅から使用可能タイヤサイズを確認する
 ノーマルは23c~、ワイドは25c~

ということでした。

参考URL SCHWALBE公式ページより
http://www.g-style.ne.jp/uploadimg/faq/558a5cb6788f3.pdf


コストバランスを考えてこの辺のホイールはやはりおすすめ度が高し!デス。


現在Wiggleならもう少しお買い得に買えちゃいます↓↓↓





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