FSAのクランクが外れない! メンテ会日記
先日メンテ会を行いましたのその模様を2部校正にて書いてみようかと思います。
尚、今回より絵心満載(笑)の挿絵を少々導入する予定ですので、生ぬるい目で見守っていただければと思います。
ということで早速本題です。
【FSAクランクが外れない!】
というお題です。(ではなくて主訴はBBのグリスアップなんですが、、)
もはや2台勢力ともなりつつあるFSAクランクです。
シマノのクランクって左側のクランク、ボルトを2本緩めてストッパーを浮かせばボコっと外れます。
しかしFSAクランクは少し勝手が違います。
まずは観察から、、、
ロックナットには不思議な穴が開いていて、中心に10mm(だったかな)かなんかの六角です。
普通に考えればロックナットを外して、、、と考えるのですが、ひと味違います。
ロックナットには穴が掘ってありますので、こいつを専用工具で外すのかな?なんて考えながらまずはコイツを緩めることに、、、
ということで色々な物で緩めることができないか試行錯誤です。
ネットなんかでは細い六角なんかで緩めた、とかありますので色々ためしてみるのですが一向に緩む気配はありません。
そこでTさんがスペシャルアイテムを、、、
ってことです。
これが一番ゆるめやすかったです。
そしてロックナットを緩めてあげてセンターのボルトを外すと、、、
外れません。。。
そう外れないんですよ、、、
シマノなんかはクランクボルトを緩めれば簡単に【ポコッ】と取れるのですが、なかなか外れません。
固着っぽいとかそういったイメージではありません。
物理的に無理な感じです。
そしておっさんが3人でにらめっこです。。。(笑
で、色々と構造等詳しく書いてあるサイトも有るのですが、中々わかりづらい。。。(理解力不足?)
そしてこちらを発見です。
開始1分ぐらいでいとも簡単に外しています。。。orz
そうです、センターを緩めるだけで外れるみたいです。
そもそもわかりにくいのが、、、
外側(ロックナット)を緩めると緩んだ分だけ【余裕】ができて、センターがその分は簡単に緩められることができるということです。
センターをボルトを緩めていくと、ロックナットとあたってからはどんどん硬くなっていくんですね。
この思い込みが諸悪の根源でした。
通常ダブルナットとかの構造を考えると、外側のナットにあたった時点で更に締め込んでいく(緩めていくデスネ)なんて、、、ネジ山をぶっ壊す行為に思えてしかたがないわけです。
で動画を確認するとやはり、ロックナットには触らず、センターナットを緩めるだけ、、、少し上記理由により怖いですが、「おじさんたち頑張っちゃうぞ!」ということで、、、
外は大雨の中格闘です。。。
【外れました!】
※今回はBB付近に掛かる力が上下に均等に入りますので作業台で行っております。
周りの衆はバランスを崩さないための補助です。
下方向にだけ力がかかる作業は基本的に両輪設置で行ったほうがいいですね。
★どこもいじらずに、ココを緩めれば左のクランクアームが抜けました★
ということです。
ではなくて、、、
こうですね。
今回の目的はBBの交換とかではなくて、状態確認です。
なんか本題がFSAのクランク外し、、、のようになっていますが、これではなくて【グリスアップ】と【状態確認】です。
そもそもBB30とかPF30とかっていう、規格のBBって構造的に考えてネジ切りタイプよりも頻繁に外したりができませんし、何度も付け外しに耐えられるのかが不明瞭なところでもあります。。。
筒に突っ込んでいるだけなので何度も付けたり外したりは基本的に負担がかかります。
そういうBBだとしても、交換まではいたらなくとも【いい状態を長く保つ】ことが大切だと思っています。
状態を確認して、悪くならないように前もってメンテナンスをしてくことで、良い状態を少しでも長く保ち、交換頻度を下げるということです。
まぁ結果からするとベアリングの状態はとても良い状態だったので、掃除をしてグリスアップをして元に戻した、ということです。(本題これだけかよっ。。。)
BBは油を使うドライブトレインが右側に集中していることもあってか、右側のほうが格段と汚れがたまりやすいです。
圧入BBであったとしても、何度も再圧入を繰り返すのではなくて、綺麗な状態を保つことで交換頻度を下げることができるのでは、、、と言うのがフレームにも優しいメンテなのではないかなぁと思います。
フレームのBB付近ををトンカチでおもいっきりひっぱたいて外すなんて、、、
もあれ、無事に作業の終了です。
こういったところの不安というものは、、、
ロードバイクあるあるですね。。。(笑
精神衛生上よくないというだけではなく、実際にタイムにの低下に繋がることもあります。
不安要素はできるだけ取り除いて【気持よくロードバイクにのる】【ロードバイクに乗ることに集中する】ということが【タイム】でみても、【安全面】でみても大切です。
そうそう、外したクランクをよく見てみると、、、
【Carbon Monocoque】とかなんとか書いてあった気がします。。。
クランクもカーボンかぁ、、、転んだら折れるのかなぁ、、、な~んて考えていたのですが。
たしかセンプレのステムもFSAのカーボンラップだった気が、、、
FSAのカーボン製品の柄は本当に美しいです。
しかしカーボンを巻くことで軽さと価格を、、、なんていいうお話もありますが、そんなに変わらんべ。。。
FSA http://www.cyclowired.jp/news/node/42541
TEAM ISSUE STEM 110mm 170g
シマノプロ http://www.cyclowired.jp/news/node/187631
PLT ステム 100mm 126g
、、、
3Tのアルミステムも軽い気が、、、
寧ろ、、、
こんなイメージでしょうか(笑
チョコが乗っていたほうが豪華!
たしかにFSAのカーボンラップの塗装の下の模様は【美しい】です。
こんなんだった気がします。
かなりどうでもいですね(笑
そんなこんなで大雨の中のメンテ第一弾、BBの状態確認、グリスアップ(と言うか防汚の作業)の終了です。
変速性能とかはさておき、(よ~く見てみると変速ポイントの作りがシマノとは少々違うので変速性能も当然異なるはずです)【外す】という行為に関しはFSAのクランクはボルト一箇所なので速いといえば確実に速いし、やり方さえわかってしまえば楽でした。
少々サイズが太いので工具がないと買い足さなければいけません。
これがあればほとんど、、、と言うか今のところロードバイクではすべてのサイズ網羅しています。
おじさん三人衆のフルパワーにも負けない強度を持っています(笑
ということで【FSAのクランクはなんにも考えずにセンターを緩めろ!】というお話しでした。
次回!【スッゲぇ勿体ないブレーキのお話し】です。
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先日メンテ会を行いましたのその模様を2部校正にて書いてみようかと思います。
尚、今回より絵心満載(笑)の挿絵を少々導入する予定ですので、生ぬるい目で見守っていただければと思います。
ということで早速本題です。
【FSAクランクが外れない!】
というお題です。(ではなくて主訴はBBのグリスアップなんですが、、)
もはや2台勢力ともなりつつあるFSAクランクです。
シマノのクランクって左側のクランク、ボルトを2本緩めてストッパーを浮かせばボコっと外れます。
しかしFSAクランクは少し勝手が違います。
まずは観察から、、、
ロックナットには不思議な穴が開いていて、中心に10mm(だったかな)かなんかの六角です。
普通に考えればロックナットを外して、、、と考えるのですが、ひと味違います。
ロックナットには穴が掘ってありますので、こいつを専用工具で外すのかな?なんて考えながらまずはコイツを緩めることに、、、
ということで色々な物で緩めることができないか試行錯誤です。
ネットなんかでは細い六角なんかで緩めた、とかありますので色々ためしてみるのですが一向に緩む気配はありません。
そこでTさんがスペシャルアイテムを、、、
ってことです。
これが一番ゆるめやすかったです。
そしてロックナットを緩めてあげてセンターのボルトを外すと、、、
外れません。。。
そう外れないんですよ、、、
シマノなんかはクランクボルトを緩めれば簡単に【ポコッ】と取れるのですが、なかなか外れません。
固着っぽいとかそういったイメージではありません。
物理的に無理な感じです。
そしておっさんが3人でにらめっこです。。。(笑
で、色々と構造等詳しく書いてあるサイトも有るのですが、中々わかりづらい。。。(理解力不足?)
そしてこちらを発見です。
開始1分ぐらいでいとも簡単に外しています。。。orz
そうです、センターを緩めるだけで外れるみたいです。
そもそもわかりにくいのが、、、
外側(ロックナット)を緩めると緩んだ分だけ【余裕】ができて、センターがその分は簡単に緩められることができるということです。
センターをボルトを緩めていくと、ロックナットとあたってからはどんどん硬くなっていくんですね。
この思い込みが諸悪の根源でした。
通常ダブルナットとかの構造を考えると、外側のナットにあたった時点で更に締め込んでいく(緩めていくデスネ)なんて、、、ネジ山をぶっ壊す行為に思えてしかたがないわけです。
で動画を確認するとやはり、ロックナットには触らず、センターナットを緩めるだけ、、、少し上記理由により怖いですが、「おじさんたち頑張っちゃうぞ!」ということで、、、
外は大雨の中格闘です。。。
【外れました!】
※今回はBB付近に掛かる力が上下に均等に入りますので作業台で行っております。
周りの衆はバランスを崩さないための補助です。
下方向にだけ力がかかる作業は基本的に両輪設置で行ったほうがいいですね。
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ということです。
ではなくて、、、
こうですね。
今回の目的はBBの交換とかではなくて、状態確認です。
なんか本題がFSAのクランク外し、、、のようになっていますが、これではなくて【グリスアップ】と【状態確認】です。
そもそもBB30とかPF30とかっていう、規格のBBって構造的に考えてネジ切りタイプよりも頻繁に外したりができませんし、何度も付け外しに耐えられるのかが不明瞭なところでもあります。。。
筒に突っ込んでいるだけなので何度も付けたり外したりは基本的に負担がかかります。
そういうBBだとしても、交換まではいたらなくとも【いい状態を長く保つ】ことが大切だと思っています。
状態を確認して、悪くならないように前もってメンテナンスをしてくことで、良い状態を少しでも長く保ち、交換頻度を下げるということです。
まぁ結果からするとベアリングの状態はとても良い状態だったので、掃除をしてグリスアップをして元に戻した、ということです。
BBは油を使うドライブトレインが右側に集中していることもあってか、右側のほうが格段と汚れがたまりやすいです。
圧入BBであったとしても、何度も再圧入を繰り返すのではなくて、綺麗な状態を保つことで交換頻度を下げることができるのでは、、、と言うのがフレームにも優しいメンテなのではないかなぁと思います。
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ロードバイクあるあるですね。。。(笑
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そうそう、外したクランクをよく見てみると、、、
【Carbon Monocoque】とかなんとか書いてあった気がします。。。
クランクもカーボンかぁ、、、転んだら折れるのかなぁ、、、な~んて考えていたのですが。
たしかセンプレのステムもFSAのカーボンラップだった気が、、、
FSAのカーボン製品の柄は本当に美しいです。
しかしカーボンを巻くことで軽さと価格を、、、なんていいうお話もありますが、そんなに変わらんべ。。。
FSA http://www.cyclowired.jp/news/node/42541
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シマノプロ http://www.cyclowired.jp/news/node/187631
PLT ステム 100mm 126g
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3Tのアルミステムも軽い気が、、、
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寧ろ、、、
こんなイメージでしょうか(笑
チョコが乗っていたほうが豪華!
たしかにFSAのカーボンラップの塗装の下の模様は【美しい】です。
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かなりどうでもいですね(笑
そんなこんなで大雨の中のメンテ第一弾、BBの状態確認、グリスアップ(と言うか防汚の作業)の終了です。
変速性能とかはさておき、(よ~く見てみると変速ポイントの作りがシマノとは少々違うので変速性能も当然異なるはずです)【外す】という行為に関しはFSAのクランクはボルト一箇所なので速いといえば確実に速いし、やり方さえわかってしまえば楽でした。
少々サイズが太いので工具がないと買い足さなければいけません。
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おじさん三人衆のフルパワーにも負けない強度を持っています(笑
ということで【FSAのクランクはなんにも考えずにセンターを緩めろ!】というお話しでした。
次回!【スッゲぇ勿体ないブレーキのお話し】です。
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
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