硬いネジを少しでも楽に外す方法 ~ビンディングペダル編~

ペダル、、、それは年1回ぐらいしかメンテナンスをすることがないゆえに、、、鬼のように固く締まって取り外しが困難になる恐ろしいパーツ、、、

ワタク氏未だに追突事故の影響から肩・腰がものすごく弱くフルパワーをかけることができません。もう背筋力は全盛期の半分ぐらい(?)

ということでどのようにしたら極力からだ(腰)に負担をかけることなくうまいこと外れるのかを研究してみました。

ワタクシのように体が悪かったり力が弱い女性だけではなく、ムリに力をかけないということはパーツのや工具の破損を防ぐだけではなく自転車にも優しい整備であります。




いやぁしかし腰が痛い、、、整備って腰が痛くなりますね。

ということで早速本題へ、、、


硬いネジを外す方法


▶ケミカルに頼ってみる


固く固着気味のネジには浸透性のある潤滑剤を使います。
CRCでもなんでもいいんですが、、、

こちらKM-001の裏面、
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※見づらくて申し訳ありませんが、「取れないネジ、ボルト、ナット緩め」とあります。

隙間になるべく浸透するように「軽く一吹き、シュッ!」そして少しだけ時間を置いて、何故かワタク氏おまじないのようにやるのですが、【ラバーハンマーで軽く衝撃を与えます。】
あくまでも軽くでいいです。「コンッコンッコンッコンッ」とやります。

軽く衝撃を与えてあげることでより浸潤する気がするのはワタクシだけでしょうか、、、

う~ん、多分昔ジャムの硬い瓶の蓋が開けられないときにコンコンたたいていたのが癖なのかもしれません(笑

KM-001なんてものすごく安いし、水置換性もあるし、、、ほぼ言うことないです。一本あればロードバイクだけではなく、ママチャリの整備、ドアの鳴き、、、汎用性が広くとても使い勝手がいいです。



▶工具の使い方を考える

工具は正しい方法で使っているか?

然るべき工具をつかっているか?


こんなコトです。

硬いネジを回すのにボールポイント何かを使っていてはそれこそネジ山の「なめ」につながりますし、2.5mm、3mm径の六角にロングタイプのアーレンでフルに回して締め付けているとか、
8mm、10mmのアーレンが通常のショートタイプのアーレンで緩めようとしてるか、、、こういった問題は固くて緩められない以前の問題です。

大切なのは正しい工具の選択ということです。


もう一つは工具の使い方を工夫するということです。

①どうしても固くて外れないものの場合は「エクステンション」(工具を長く使う)を使ったりします。
工夫次第で細めの鉄パイプで柄の部分を長く持てるようにしたり、大きめのメガネレンチをつかったります。
しっかりと力が入ればなんでも構いません。
しかしこの方法でないとハズれないのは、、、きちんと整備してあるロードバイクではあまりない気がします。

②意外と力が入りやすいのはグローブです。グローブなんて大げさに言ってますが、すべり止め付きの軍手をで十分です。これだけでも力が入りやすくなります。
また軍手以外だと、車用のすべり止めやラバー素材のものを持ち手に巻きつけるだけでもかなり力が入りやすくなる場合もあります。



▶体の使い方を考える

これがいちばん大切です。

体には力の入りやすい力のかけ方、力がどうしても入りにくい力のかけ方なんかがあります。

最も力がかけやすい方法を自分なりに頭を少し使って考えてみるといいと思います。

代表的なのはスプロケの外し方です。

スプロケ外し
一度外し方を覚えてしまえば相当締まっていたとしても意外と外すことができるのですが、全くやったことがない場合は変な力のかけ方とかで、一向に緩むことができない場合も。。。




▶注意点

すべてのボルトがそうですが、基本的に
・組み付け時にきちんとグリスを入れる
・訂正なトルクでしめつける
・定期的にクリーニングを兼ねて付け外しを行う

こんなコトでひどい固着を防ぐことができます。

あまりにも外れなかったらねじ穴を完全にぶっ壊しちゃう前にプロにおまかせするという選択もお忘れなく。
壊したあとだと場合によってはものすごく高く付いてしまう場合もあります。
くれぐれもご注意下さい。



ということで今回はビンディングペダルを例にとってのご説明です。

※LOOKのビンディングは車体側から8mm六角で緩めたり締めたりするものです。
 ペダルレンチ無しでいけるのでこの方式はとても楽です。


まず大原則としてペダルのネジは
★【右(ドライブ側)が正ネジ・左(反ドライブ側)が逆ネジ】★
これを理解しておかないと一向に外すことができませんし、場合によっては壊してしまう可能性もありますのでご注意を!

※ドライブ側とはギア、チェーンがついている側です。半ドライブ側とはドライブトレインがついていない側です。

これともう一つ。
BB外しやペダル外し、ものすごく力のかかる作業は基本的に自転車本来の姿勢を保ったまま行います。
★両輪設置状態にて行うということです★
メンテンナンススタンドに乗せればBB回りが接地点になりますし、ディスプレイスタンドではハブ軸だけで支えていれば不安定きわまりにない状態です。不安定な状態で力をかける整備はとても危ないだけではなく、不意な事故でフレームを破損する可能性もあります。ご注意下さい。

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つまり、ペダルを漕いで(クランクを回して)進む方向はしまる。逆に後ろに回すと緩む。ということです。

確かにペダルを漕いでどんどん緩んでしまうようでは危ないですからね。


▶左側(半ドライブ側)

 
こちらのほうが実は簡単なのでこちらから。

多分この方法が一番体に負担がかからずに楽です。

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ブレーキをしっかり握ります。
後はしっかりと工具を差し込んで踏むだけです。

踏むときに足の裏が痛ければサンダルなんかを履けばだいぶ楽です。


★注意点★
・勢い良くふみすぎて太めの六角がくるっと一周してフレームに当たらないよう気をつけて下さい。
・踏み込むときに工具がずれていないかをしっかりと確認してから踏み込むます。工具がずれているとネジを壊してしまうことがあります。
・ものすごく簡単にかなりの力をかけられる方法になります。くれぐれも方向を間違えないようにして下さい。

 
▶右側(ドライブ側)

右側は緩める方向にクランクがまわってしまうというのが最大の難点です。
少しペダルが回らないように工夫をする必要があります。 

やはり腰がいたいときは手で引っ張るという自体は避けたいのは山々ですが、バランスを崩してしまうのであれば引っ張るほうが安全かもしれません。
※超軽量フレームなんかは少し怖いですが、トップチューブにお尻を付けてしまうと更に車体を安定させることができます。

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こちらはペダルが回ってしまうので固定をする必要があります。

足て踏み込んでもいいですし、手を引っ張り上げてもいいと思います。
左ではガッチリブレーキを握っておきます。


こんな上記の方法を使えばおそらく1年や2年ぐらい外したことのないペダルもエクステンションなしでも外れる可能性が高いです。

はずした後はグリスアップなりお掃除なりを思う存分して下さい。

シャフト部のクリーニングをして、、、グリスアップ。
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下のビンディングの可動部にはある程度の潤滑をしておくと

・固着して外れない、、、
・久しぶりに乗ってみたらはまらない、、、
そんなことの予防になります。

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ビンディングペダルってキャッチ&リリース力を調整できるものが多いですが、ここの潤滑が上手く言っていないとものすごく固くなります。
潤滑が切れているような状態で、硬さの調節をしてしまうとオーバーホールかなんかしたら軽すぎてしまうことも多々あります。

で組付けのときは必ず【ネジ部にグリスを入れて】硬すぎない適切な力で締め付けて終了です。


ということで今回はビンディングペダルを例にとってご紹介いたしましたが、【硬いネジを少しでも楽に外す方法】のご紹介でした。

固着気味の硬いネジと向き合うときは力もある程度は必要ですが、何よりも大切なのはしっかりと考えるということです。
ワタクシも昔怒られたものです。。。

・工具は適正なものが使われているか?
・工具の使い方は間違っていないか?
・壊してしまうような整備をしてないか?
・しっかりと頭を使って効率的に力がかかるように体の使い方は間違っていないか?


そんなことをよくよく考えてやることで機材を壊したり、体を壊したり、場合によっては力のない女性でも美しい整備ができるようになるってものです。

【柔よく剛を制す】いい言葉ですね。

ということで最後は久しぶりの登場ですが、

【セイビハアイジョー!】

ありがとうございましたm(_ _)m



もう何度もご紹介させていただいておりますKM-001、幅広くい用途に使えます。

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