SHIMANO(シマノ)RS81 C35 Racing3とRS21の比較インプレ!


最近めっきりRS81-C35関係の記事ばかりですm(_ _)m

そして整備関係ばかりで「インプレはまだかい!?」ということですが、おまたせいたしました!

ということで今回は徹底的にインプレを致します。

比較対象は
・フルクラムレーシング3
・シマノ RS21
・シマノ RS81-C35

こちらの3モデルを例にまたいつものごとく完全にワタクシの独断と偏見いっぱいにインプレということです。

※体感は個人差が多くありあくまでもワタクシが感じたところです。




ということで早速行きましょう。

整備性なんかは何度かお伝えをしているので今回は完全に「乗った、踏んだ、回した、かっ飛ばした(?)ものです。



▶乗り心地

これはRS21が1番!

そしてそこまで差がなくRS81-C35、ヤッパリRacing3は結構固めです。

路面の【荒れ】があるようなところではシマノ2種のほうが速く走れると思います。

どのくらいの差かというと、

路面状況が悪いところだと白線の上を走ると「スッとスピードが伸びる、」「足が楽になる」感覚があると思います。

無意識のうちにRacing3は白線の上を選んでしまうような道でもシマノ2種はひどい荒れでなければそのまま気にせずに走り続けられるようなイメージです。

RS81はリムの剛性とハブの精度を感じますが、おそらくスポークの編み方やテンションで乗り心地を確保しているのかなぁ、、、そんなイメージですね。



▶35mmハイト、セミディープホイールってどうなのよ?

ってことですが、50mm(ディープリム)と24mm(ノーマルハイト?)との比較です。

35mmハイトでもいわゆるディープリムの「ヒューン!」というような空気を裂くような、例のディープリムの音を小さいながらも感じることができます。

そしてトラックが横を通った後の巻き込み、引っ張り風の影響も少なからずしっかりと感じます。

横風の影響も50mmだと我慢できないほどの影響もありません。

良く言えば【オールラウンド!】という感じなのですが、悪い言い方をすれば【中途半端】です。

まぁ当たり前といえばアタリマエなのですが、もう正に24mmと50mmの中間といったところです。

そのまんまといえばそのまんまですが、登りも平地もそつなくこなす。そんなイメージ通りってことです(笑



▶ラチェット音

フルクラムうるさすぎです(笑

しかしサイクリングロードなんかではロードバイクはママチャリなんかと比べてもものすごく静かなので、ある程度ラチェット音は大きい方が後ろからの接近なんかには気がついてもらいやすいです。

比べてシマノのラチェット音はものすごく静かです。

良くラチェット音を静かにすると足を止めたときにものすごく進むカンジがするのですが(ワタクシはそう感じました。)、実際にどうだかというと少しは抵抗が少なくなったりする場合もあるかとは思いますが、どちらかと言うと【ラチェット音に対してのイメージ】でものすごく進むようになったように感じている。一種のプラセボ?これが結構大きいのではと思います。

メーカーは「ラチェット音の大きさで抵抗はかわらない。」と言っています。

そもそもそれで大きく差が出るのであればメーカー提供のレース機材はラチェット音は殆どしないはずです。しかしそれをしてない、長年音が大きいまま(多少小さくなった年代のモデルもありますが、)ということはそこまで差が出ないということであるということが考えられます。






▶加速性”0-25km/h”

いわゆる【0発進】というものです。

これはRacing3に軍配があがるかと思います。

軽量ということもあるとは思いますが、面白いですヨ。

乗り方が全く違うようなイメージです。

「俊敏性」という意味で、Racing3は素直なホイールだと思います。

ここの踏んだ瞬間の反応という意味では乗り心地は固めになりますが、しっかりと踏んだ瞬間に反応してくれるというところがスポークテンションであったり、リムの剛性であったり、、、Racing3の特性なのかもしれません。



▶加速性”25km/h~35km/h”

巡航速度をぐいっと引き上げるときです。

ココも特性が大きく変わってきます。

RS21も進むのですが、少々重いので不利といえば不利です。

ここめちゃくちゃ大切なんですが、

「一踏目が全然違う。」ということです。


Racing3は前述したように反応がものすごくいいです。

Wiggleで35000円と思えないいいホイールです(笑

一踏み目はRacing3は40km/hだろうが、50km/hでていても、Racing3は軽いです。

RS81-C35は面白いです。

一踏み目はRacing3に負けますが、回していけば回していくだけどんどん進みます。

なんというか、、、

Racing3が「クンッ!」と加速してくのに対して、RS81-C35は「ブーン!」と加速していく感じです。




▶加速性”35km/h~45km/h”

この辺の速度域になってくると圧倒的にRS81-C35が楽です。

スピードの上げ下げは重いギアを踏んでいくような感じだとRacing3のほうが楽な部分もありますが、しっかりとケイデンスで90以上で回しているような乗り方であればRS81-C35はしっかりと伸びていきます。

「ブーーーーン!」と伸びていくような感じがRS81-C35です。

RS21は少々重いので、35km/hからの加速というよりも25km/hぐらいからしっかりと回してあげるような乗り方だとしっかりと速度が上がっていきます。



▶ブレーキング性能

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※イメージ画像ですw

対BR6800、シマノ純正R55C4カートリッジ付きシューです。

これは圧倒的にシマノ2種の勝ちです。

リムの特性かなんか全くわかりませんが、Racing3で1mmもずらしたくないようなカリッカリのセッティングを出したブレーキも、ホイールをRS81やRS21をペチッと交換しただけで圧倒的に止まります

ブレーキのグレードをあげたような効きです。

簡単に言うとブレーキ本体を1~2グレード上げたぐらいの効きの違いです。

ホイール変えたのを忘れてフルブレーキングしたら前転しちゃうぐらいの違いです。

リムブレーキの性能を上げるためにはブレーキをBR9000にしたり、シューを船付きに変えたり、、、そんなことはごくごく一般的なグレードアップとして有名ですが、ホイールでもココまでの差が出てくるということです。

超低速からしっかりと差が分かりますが、高速域ではもっとわかりやすいです。

強めのブレーキングをしながらのハンドルを切るときなんかもシマノ2種は安定感が違います。

Racing3は軽さと硬さが仇となってしまい、少し暴れる感じ、不安定感が目立ってしまいます。おそらく路面の状況をリニアに拾いすぎてしまっているのかもしれません。



▶登り

これは難しいです。

実測で見てみても

Racing3:1684g
RS81-C35:1825g

その差は141g!

約150gの差があればRacing3優位と思うのですが、実は乗ってみるとココでもホイールの差がものすごくでてきます。

Racing3は重いギアだろうが、軽いギアだろうが反応よく登ってくれます。

対するRS81-C35は重ギアで回すのは多少重さを感じます。

しかしケイデンスを保ってしっかりと回すような乗り方ではRacing3よりもグイグイ登っていきます。


登りでは適切なギアを選んでグイグイ登っていく練習にRS81-C35は非常に適していると思います。

ケイデンスキープのような登り方でないと途端に登りにくくなってしまいます。

これを更に重たくしたような感じがRS21です。

まぁぶっちぎりに重たいのでそこは仕方がないと思います。。。





ここからは目的別に何が適しているのかということをまとめて見たいと思います。


▶RS21のおすすめステージと条件

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平均時速で25km/hのそこまで高低差のないサイクリング。

スピードで表すと個々の心肺能力や筋力によって差が出てくるかとは思いますが、あまり「はぁはぁ」することが無いような速度域でのサイクリングということです。

このぐらいの速度だと、3種どれもそこまで大きな差は感じないと思います。

ということはコストを考えると、、、ということです。

ストップ&ゴーが多い区間だとどうしても重さを感じる場面が多いと思いますが、30km/hぐらいでの速度域でのサイクリングであれば信号の多い区間を抜けてさえしまえば、RS21のリムは少々重めですので速度の維持も楽です。

速度の上がり方も一気に速度を上げていくような乗り方でなければそこまで大きな差は感じにくいと思います。

登りがどうしても多くなってくると少々重さを感じるかもしれません。



▶Racing3のおすすめステージと条件
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登り中心やストップ&ゴーの多い道、圧倒的におすすめ致します。

Racing3は【一踏み目】がものすごくいいです。

ストップ&ゴーが多ければ多少乗り心地が固くても停車時にお尻を休めたり、できますので硬さが目立ってくるというよりも一踏み目から軽いほうが楽です。

また登りでも重ギアでケイデンスを落としてゆっくりゆっくり登っていくのも一番ラクです。

踏んだら踏んだだけリニアに反応するのはお値段以上(ニ@リ)です(笑

速度の上がり下がりを俊敏にできるという意味でRacing3は適しているといえます。

ただし35km/hの巡航をずっと続けるとなると、軽量が故、速度の低下が1番早いですので、高速巡航が楽かと言われると少し苦手な分類に入ると思います。

また路面状況の良くない場所では乗り心地の悪化だけではなくて、上で書いたように速度の低下という意味でも影響を受けやすいので不利になると思います。

軽さと硬さゆえに路面状況によっては暴れる感じが否めないということもあります。



▶RS81-C35のおすすめステージと条件
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35km平均の少々速度が速め、結構「はぁはぁ」する勢いのサイクリングです。

勾配はいくらあっても問題にはなりません。

寧ろ高低差はあって、登りも下りもしっかりあるようなところだとホイールの良さがよくわかると思いますし、しっかりとどんな状況でもギアチェンジサボらず、ケイデンスをキープして乗る。こんな乗り方の練習になると思います。

一定のケイデンスを保って乗っていればちょっと違いますが、いわゆるピストで言う「おつり」のようなものを1番かじる事ができるホイールです。引き足が軽く帰ってくるイメージです。

コーナーリングや下りでのブレーキングが多くても25km/h以上を保って35km/h平均で乗るような乗り方ではとても気持ちよく走れます。

40km/hオーバーの巡航でも安定感もよく「もっともっと、、、おまいの力はそんなもんかい?」とホイールにねだられているような、、、(笑


弱点としてみると重いギアでグイグイ踏んでいくような乗り方だと進みが悪いホイールに感じると思います。

進ませ方にコツが居るというか、、、そんな感じです。



▶鉄下駄(ヘビー級ホイール)からの乗り換えで1番感動するのは?

もうこれは圧倒的にRacing3です。

「うわ~、かて~!軽~!すすむ~!」

ものすごくわかりやすいです。


逆にRS21は初めて鉄下駄から乗り換えても余り差がわかりにくいと思います。

RS21がものすごく【進む】ホイールというのを理解するのは硬かったり、軽かったり色々なホイールに乗ってみないとわかりづらいものです。

RS21はものすごくいいホイールですが、ワタクシの個人的な意見としては鉄下駄から乗り換えても重量の面でのアドバンテージが大きいので効果を体感しにくいのではないかと思います。


RS81-C35もRacing3からの乗り換えでは差が結構わかりにくいところがあるかと思いますが、Racing3の特性とか癖とか、、、そんなところをしっかりと理解して、しゃぶり尽くしてから乗り換えると全く違う特性に気がつくことができると思います。

そしてシマノのホイールは「重量というよりも、、、【進む】ホイールだ!」そんなことがわかりやすいかと思います。、、、と言うか進ませることができるホイール、といったほうが正しいかもしれません。

Racing3も短期間しか乗っていない場合は差がわかりにくかもしれません。


鉄下駄からの乗り換えでペダリングやケイデンスを一定に保つシフトチェンジの重要性をしっかりと身につけたい!そんな勉強熱心なドMな方にはおすすめです。



ということでひたすら文字責めのインプレですが、ワタクシが実際に感じたのは「ホイールは種類によって特性がしっかりとある。」ということです。

【どんな乗り方にはこういったホイールがおすすめ!】

そんなこともしかりですが、何よりも大切なのは【今目の前にある機材としっかりと向きあう。】ということです。

しっかりと向き合った上で【何がだめで、どんなことが”欲求”として出てくるのか?】というところです。

何度か記事内に書いていることですが、しっかりと乗り込むことで欲求、希望、我儘をしっかりと抽出した上での選択は失敗が少ないのでは?と思います。

そして【何がいい】と感じるかは走るステージの状況だけではなく、乗り方によっても差が出てくるということです。

ホイール選びで迷っているときは、、、今あるものをもっともっと乗り込んで具体的に【どうしたい!】ということを確定させてそれにあったホイールを選ぶのがいいと思いますヨ。


ということでホイール3種の比較インプレの記事でした。


まずはコスパ抜群のRS21です。


安定のレー3です。


RS81デス。



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