BB30って本当にだめなの?2016年現在の真実は?
「BBネタはもう飽きたぜ、、、」
そんな事は言わずにもうしばしお付き合いをいただければと思いますm(_ _)m
これを読むと少し印象が変わるかもです。
サイスポの9月号、またしてもバックナンバーです。
Cannondaleのジャパンの中の人のインタービュー記事です。
結構驚いた方も多いのではないでしょうか。
更に要約すると
ということです。
キャノンデールは生涯保証を謳っているメーカーなのでフレームがだめということであれば、、、ご想像のとおり返品交換となります。
また
これが現状です。
しかしネットの情報でよく見かけるのは
「BB30は異音発生が多くだめな規格だ。」
「一流メーカーはスレッド式に戻り始めている。それは圧入式がだめだからだ!」
こんな情報がとても多く、BB30の圧入も専用工具を使わずに自作の工具で精度が?な状態で行っているものを非常によく見かけます。
何よりの異音対策はきちんと然るべき知識を持って、然るべき道具を使用して、然るべき作業をする。これが何よりも大切ということ、適当な整備をしてもぶっ壊れないように、不具合が出ないようにできているということではない、ということです。
独り歩きしてしまっている情報よりも遥かに進んでいる情報だと思いますヨ。
基本的にキャノンデールだけではなく、各社どこのメーカーでもそうですがロードバイクフレームはプロ機材です。
ということはプロがレースでも使用しているものが市販されているということです。
プロがレース中に「パキパキ」音を発生させているかと言われると、、、プロの機材はものすごく静かですね。
整備がきちんと行き届いているということです。
逆に異音が止まらなかったり、ものすごく悪いフィーリングであったり、、、
基本的に異音は摩耗と摩擦の産物であるということです。
そんな物コンマ1秒、1mm他よりも前に出るかでれないか、、、、そんなシビアな世界で使用されることはありませんね。
確かにキャノンデールの中の人もBB30という規格が出始めの時については問題があったと認めてはおりますが、現在ではほぼ解決できているということです。
これはキャノンデールの中の人のお話しでしたが、もちろんキャノンデールだけではないと思います。
【生涯保証】を謳っているメーカーは他にも3社
・GIANT(ジャイアント)
・SPECIALIZED(スペシャライズド)
・TREK(トレック)
マドンもターマックもプロ御用達の機材です。
ということは各メーカー何にも考えずに異音が発生することが多く報告された規格を使い続けているわけではないということだと考えるのが至極当然のことかと思います。
それにしても圧入式というものは構造的に考えてもスレッド式のようにこまめに取り外しを繰り返すのはチョット、、、と考えてしまいます。
しかしスレッド式もそんなにこまめにメンテナンスをするものかというと、、、そこまで頻繁な作業は必要ありません。変にいじることでかえって具合が悪くなる例もあります。
となると何年かに一度外して交換や、フレームに最初に圧入する段階での確実な作業が求められるということです。
BBや各所、こまめに外して整備も楽しみたい! こんな希望があるのであればもちろんスレッド式のほうが手軽に付け外しができます。
しかし整備はショップ任せ。こんな場合は圧入式BBだからといって選択に足踏みをしてしまうのはもはやナンセンスなのかもしれません。
ロードバイクは色々な使い方があって、色々な乗るための目的があります。
雨の日でも通勤で使うロードバイクにシールド性能を犠牲にしても回転の軽さをとったベアリング構造の物を使うとか、こんなことは適切な使い方とは言えないということです。
目的・用途に合わせた選択を正しい知識を持った上で行う、やはり大切なことだと思いますヨ。
ということで2016年現在BB30 は異音だらけのクソ規格。そんな情報はもはやちょっとナンセンス。そんなお話しでした。
+++後記+++
だからといってBB30を絶対的におすすめしているわけではありません。
というか個人的にはせめて樹脂製のカップが入るPFとかのほうが無難な気がしてしまいます。
(↑まだ払拭できてないようです(笑、、、)
どちらにせよ高い買い物なので、正しい知識をもった上で信頼できるショップとよくコミュニケーションをとった上での購入ということでリスクを最小限にできるのかと思います。
きちんとお話しを聞いてくれる、コミュニケーションが取れるショップがいいですよね。
++++++++
ゼリウスは86規格だったはず、、、
詳しく読みたい方はこちらから↓↓↓
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
「BBネタはもう飽きたぜ、、、」
そんな事は言わずにもうしばしお付き合いをいただければと思いますm(_ _)m
これを読むと少し印象が変わるかもです。
サイスポの9月号、またしてもバックナンバーです。
Cannondaleのジャパンの中の人のインタービュー記事です。
2016年現在のBB30サイクルスポーツ 9月号 「異音よさらば」より抜粋
「マーケットでは音鳴りが多いと言う印象を持たれているようですが、キャノンデールプロサイクリングチームのメカニックに聞いても国内チームのバイクでも、BB30の異音の発生は一切聞いておりません。キャノンデールジャパンは試乗車を数百台単位で組みますが、今では異音の発生は一台もありません。」
結構驚いた方も多いのではないでしょうか。
更に要約すると
・BBから出ていると思われている異音はBBが直接的な原因ではない場合も多い・BBからの異音発生の原因はほぼ知識不足によるもの
ということです。
キャノンデールは生涯保証を謳っているメーカーなのでフレームがだめということであれば、、、ご想像のとおり返品交換となります。
また
CAAD12の異音クレームはほぼゼロ。そういうところまでBB30は来ているんですサイクルスポーツ 9月号 「異音よさらば」より抜粋
これが現状です。
しかしネットの情報でよく見かけるのは
「BB30は異音発生が多くだめな規格だ。」
「一流メーカーはスレッド式に戻り始めている。それは圧入式がだめだからだ!」
こんな情報がとても多く、BB30の圧入も専用工具を使わずに自作の工具で精度が?な状態で行っているものを非常によく見かけます。
何よりの異音対策はきちんと然るべき知識を持って、然るべき道具を使用して、然るべき作業をする。これが何よりも大切ということ、適当な整備をしてもぶっ壊れないように、不具合が出ないようにできているということではない、ということです。
独り歩きしてしまっている情報よりも遥かに進んでいる情報だと思いますヨ。
基本的にキャノンデールだけではなく、各社どこのメーカーでもそうですがロードバイクフレームはプロ機材です。
ということはプロがレースでも使用しているものが市販されているということです。
プロがレース中に「パキパキ」音を発生させているかと言われると、、、プロの機材はものすごく静かですね。
整備がきちんと行き届いているということです。
逆に異音が止まらなかったり、ものすごく悪いフィーリングであったり、、、
基本的に異音は摩耗と摩擦の産物であるということです。
そんな物コンマ1秒、1mm他よりも前に出るかでれないか、、、、そんなシビアな世界で使用されることはありませんね。
確かにキャノンデールの中の人もBB30という規格が出始めの時については問題があったと認めてはおりますが、現在ではほぼ解決できているということです。
これはキャノンデールの中の人のお話しでしたが、もちろんキャノンデールだけではないと思います。
【生涯保証】を謳っているメーカーは他にも3社
・GIANT(ジャイアント)
・SPECIALIZED(スペシャライズド)
・TREK(トレック)
マドンもターマックもプロ御用達の機材です。
ということは各メーカー何にも考えずに異音が発生することが多く報告された規格を使い続けているわけではないということだと考えるのが至極当然のことかと思います。
それにしても圧入式というものは構造的に考えてもスレッド式のようにこまめに取り外しを繰り返すのはチョット、、、と考えてしまいます。
しかしスレッド式もそんなにこまめにメンテナンスをするものかというと、、、そこまで頻繁な作業は必要ありません。変にいじることでかえって具合が悪くなる例もあります。
となると何年かに一度外して交換や、フレームに最初に圧入する段階での確実な作業が求められるということです。
BBや各所、こまめに外して整備も楽しみたい! こんな希望があるのであればもちろんスレッド式のほうが手軽に付け外しができます。
しかし整備はショップ任せ。こんな場合は圧入式BBだからといって選択に足踏みをしてしまうのはもはやナンセンスなのかもしれません。
ロードバイクは色々な使い方があって、色々な乗るための目的があります。
雨の日でも通勤で使うロードバイクにシールド性能を犠牲にしても回転の軽さをとったベアリング構造の物を使うとか、こんなことは適切な使い方とは言えないということです。
目的・用途に合わせた選択を正しい知識を持った上で行う、やはり大切なことだと思いますヨ。
ということで2016年現在BB30 は異音だらけの
+++後記+++
だからといってBB30を絶対的におすすめしているわけではありません。
というか個人的にはせめて樹脂製のカップが入るPFとかのほうが無難な気がしてしまいます。
(↑まだ払拭できてないようです(笑、、、)
どちらにせよ高い買い物なので、正しい知識をもった上で信頼できるショップとよくコミュニケーションをとった上での購入ということでリスクを最小限にできるのかと思います。
きちんとお話しを聞いてくれる、コミュニケーションが取れるショップがいいですよね。
++++++++
ゼリウスは86規格だったはず、、、
詳しく読みたい方はこちらから↓↓↓
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
★イチオシアイテム★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
コメント
コメント一覧 (3)
勿論メーカー側も何の対策もなしにここまで来れるとは思ってないでしょうから、細かなアップデートを施すのは当然のことかと思います。
クランク剛性の点から見ても、クランクの撓りにくさはエネルギーロスを大幅に抑えられますので、駆動効率としては有利に働きます。
しかし、BB30の問題点はそこではなくて、そもそもの組付け精度に問題があると私は感じています。
キャノンデールの設計者や担当者も、どのくらいの精度でベアリングを圧入すれば良いか、どのくらいベアリングを押し込めば良いのか、どう工具を使うか、などのレクチャーはショップごとにされてると思います。
しかしながら、プロ選手が使う機材は当然ながら組み立てもその道のプロが行うわけです。
専用工具の使い方もかなり叩き込まれています。
よって、失礼を承知で書きますが、組み立てのプロが組んだBB30と、その辺のショップ店員が組んだBB30が完全に同じになるかと言えば、そうは思いません。
当たり前ですけど、スレッドと違いネジ山等の「道」がないのですから、本来ならズレて当然なのです。
しかし、それを狂いもなく入れることがショップのやるべき事なのは事実です。
その作業自体が、ショップ側にとって負担なのも事実です。
今までならネジを締めれば固定されていたものが、突然その「道」を削り取られて「さあベアリングを放り込め」なんて無茶苦茶な構造にされたことで、その責任が圧入する人の腕に依存してしまっているのですから…。
続きです。
錆びさせる人もいますのでベアリング圧入の機会はないわけではないと思いますが、組み立てのプロレベルとは言わずとも、それに近い作業精度がBB30には求められるわけです。
それを、"見た目ハマってれば良い"みたいな適当な作業をするショップもあるわけです。
そのせいで難儀な事になるのはお互い様ということも知らずに、このような腐った作業をするから、末端であるユーザーの間で「BB30はダメだ」と呼ばれるようになるのでは、と私は思います。
私はよくFFサイクル店長さんのブログを拝見しております。
細部にまで目を配る店長さんならこのような作業はされないでしょうが、くれぐれもアンチBB30軍団の団員を増やすような作業はされないようにしてください。
別の視点から見てもBB30は欠陥がありますが、発想は好きなので、どうぞよろしくお願いします。
キャノンデールは講習会なんかも行っているということですが、講習をうけたすべてのショップは確実な作業を行えるようになっているのか、また講習を受けていないショップは?それはわかりかねます。。。
しかしこの規格の乱立は本当にショップ泣かせといいますか、もう少し統一感をもってくれるといいと思うのは販売店側だけではなく、ユーザーの立場からしても切に願うところであります。
個人的にはそこまで繊細な作業をしないといけないのであれば完成車のようにフレームセットもBB圧入済み、クランクも装着済みとかも選択できるようにしてたり、なにか新しく検討の余地があるのかと思います。
うちで作業をやるとすると、、、おそらく圧入作業やリスク等を考えると例のBBをおすすめしてしまいます。少々コストはかかりますが、多分現在の圧入式の中でも圧倒的な性能です。取り外しのリスク、製品の精度、耐久性、異音のでにくさ、現在何個か使用して検証中ですが、今のところ全く無問題です。
圧入式は問題もありますが、ベアリング的な観点から見るとスレッド式よりも優位なところももちろんあり、もしメリットがなければメーカーがそんなものを作ることはありません。
ネジ切りよりもコストが・・・そんなお話もありますが、高精度の高剛性のシェルを作るのとネジ切りを作るのと、どちらがコストが掛かるのか。そんなことを考え出せば、穴を開ければいいだけだから簡単でコスト削減、一概にそんなことにはならない場合もあるかと思います。
ということを語りだすと3日3晩掛かりそうですネ(笑
またコメントお待ちしておりますm(_ _)m