ビンディングシューズ調整 クリートをもっと後方へ

最近の全く個人的なマイブームですが、「クリートは最後尾(踵より)につける」そんなお話しです。 

ふくらはぎを変に疲れさせないためとか諸説ありますが、とにかくもっと後ろにしたいということなんですが、、、

クリート側である程度の動きは調節できるようになっています。
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とはいってもシューズによってはもともとの穴の開いているいる位置に差があります。

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クリートの3角でおおよそのサイズを合わせてありますが、画像からなのでまぁ大体ってことで、、、

もちろんシューズの設計、厚み、構造等々でも変わってくるとは思いますが、各社いろいろな思惑があってのこの位置ということなのだと思います。

ともあれクリートをもっと後ろに下げたいのですが、 限界がある、、、
流石に穴を開けてうまくいく自信がないためビンディングシューズの裏側をよく見てみると・・・


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ありました。

この赤いパーツを入れ替えることでなんとも穴の位置を調整できるとなっ!

公式のマニュアルにもありました。
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http://si.shimano.com/pdfs/si/SI-0164A-000-JPN.pdf より
※文字の一切ない絵のみの解説というなんともワールドワイド対応なマニュアルです(笑

取り外しは2mmのアーレンを使いました。

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 コイツを外してあげて、

穴に3mmアーレンを入れてグリグリ後方へ移動。

後方へ移動後はこの赤い樹脂製のスペーサーのようなものを戻してあげればいいということです。

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※滅茶苦茶おさまりが悪いのはご愛嬌。
柔らかいし構造上ビシっと入れるのが難しいです。
後ほどもう少しなんとかしてみましょう・・・

と言うかマニュアルと違って後方の2箇所は物自体入っていなかったのはなぜ?

ということで更に後方にセッティング完了です。


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比較対象にビニテを張っつけて置いたのですが、結構下げることができました。
(ビニテのツラが以前の位置です。)

あとは実際に乗ってみてどうだかというところです。



クリート後方セッティングのメリットは何と言ってもふくらはぎ、スネ周りの筋肉の温存です。
大腿四頭筋の使い方では足首の角度であったりと節約できるところはできるだけ節約したいというのが本音です。

デメリットとすると高回転が回しにくくなることも考えられますが、常用回転域として90前後、回しても130回転ぐらいの幅で考えるとすると後方寄りのセッティングでのデメリットはメリットを超えることはなさそうです。
(クリート位置が踵よりに変更後はサドル高も調整してあげたほうがいいです。)
※今回は後退幅が4~5mmぐらい、サドル高を3mm下げました。

こういった商品、ワタクシの私物はSH-R171ですがセッティング幅を広く持ってくれているシマノ製品に感謝感謝です。
穴を開けてしまうのはチョット失敗するとどうしようもありませんが、もともとついているのであればバッチリです。

ということでシマノビンディングシューズは調整幅が広くいろいろなクリートセッティングも出しやすいシューズだった、というお話しでした。



※見る限りではFi'z;kもシューズ側で多少前後に動かせそうです。
ビンディングシューズの選び方としてはサイズや履き心地ももちろんのこと、こういったクリートのセッティングを出すときのことを考えて置くということも大切なことかもしれませんね。

SH-R171結構売れているというお話しも。
個人的にはものすごく良いシューズだと思いますヨ。

なんてったって他社より全然安い・・・Amazonで42サイズで現在13000円でお釣りが、、、
BOAは正義かもしれませんが、なにせ高いのが難点です。。。

 
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