ロードバイクのメンテナンス小屋構想 その一


もう着々と進んでいる計画ですが、ロードバイクのメンテナンスや整備にしても最近とてもありがたいことに非常に多くのご依頼を頂いておりまして、出張で行うことに限界を感じ始めており、、、本当に有難うございます。
「専用のスペースがほしい・・・」なんて考えていたんですが、そんなことを考え始めたのはまだまだ寒い1月頃のお話です。

在庫をいっぱい置ける大きくて、立地も良くて、普通の自転車販売店のような、、、そんなものは全然必要ありません。(くれるならワケほしいですが(笑)
ワタクシは自転車(車体)を売りたいわけではありません。
だってツーハン安いし・・・

あくまでも
・道具がない
・スペースがない
・やり方がわからない
こんな方々に道具を使ってもらったり、メンテナンスをお伝えさせていただいたり、実際に作業をしたり、札束を持ってくるわけではなくて、そんなことを”サイクリングがてらふらっと”バックポケットに入るぐらいのお財布で十分なぐらいのお店、というか”作業小屋”、こんなものを作りたいと思っておりました。(完全に無料ということにはできませんが、、、)

ワタク氏が聞くところによると
「ガイツーの購入品は触らない。」とか」
「整備は見せません、お預かりして終わったら取りに来てね♪」
そんなお店が多いということです。

この業界って不思議です^^;

ドンドン見て、触って、いじくり回して、、、そんなこともロードバイクを楽しむということの一環だとワタクシは考えております。

「見たい、聞きたい、触りたい、」

実際にワタクシが方方に出張でメンテナンスをさせて頂いている中で、こんなご希望が非常多かったということです。


それに伴い重要な問題があります。

それはコストです。
小屋、作業スペース、実店舗、こんな物を建てる、作る、運用する際にはどうしても初期コストとランニングコストがかかってしまいます。
かかりすぎたコストをペイするためにはどうしても工賃であったり商売っ気を出さないとお店は成り立たなくなってしまいます。
利益を多く生むためには、お預かり台数を増やして、販売台数を増やして、どんどん流れ作業のようなことをしていく。
これでは面白くないです。
これが普通の自転車店であるのかもしれませんしビジネスの形であり、まったくもって否定をする気はありません。
しかしこれではワタクシの理想とはかけ離れてしまいます。

そんなことは断じてやりたくないです。
こんなことになるならば最初からやりません。

「現実を見ろよっ」そんなことを言われるかもしれませんが、そういう人間なんです(笑

極力コストを、極力と言うか限界まで抑えて、楽しめる場所つくりこれが理想です。


というのが事の起こりの発端なワケです。



ということで最初に考えたのは、スペースの問題です。
うちには全く使っていない、毎年雑草の時期になると気分が憂鬱になる庭がありました。
木々は伸び放題。雑草もハイグリドフェンスに絡まり放題(これでもお手入れは頑張って入るのですが、雑草パワー強し!)
このスペースを利用しない手はありません。

そう考えると、、、
どうしたらいいのかわからないので不動産屋さんに工務店を紹介していただきました。
ということで早速お見積もりです。

個人的にはですね、
「30~50万ぐらいでなんとかならないかなぁ」なんて考えていたわけですヨ。
↑これがまず甘いんですね・・・

で早速リビングへの光の取り入れ方なんかを考えながら、お見積を作っていただきました。

業者①「少々いいづらいのですが、180万円デス。。。」

Σ(゚Д゚)マジデッカ…

ちと高すぎです。

180万あればそこまで大きくなければ1年間のテナント料が余裕で捻出できてしまいます。


いやぁここの業者はスペシャルな仕事をするために高いのかなぁなんて思っていまして、、、(「おしゃれな建物をたてますよ~、」なんて行っていましたので、おしゃれなんていりまへん。)

相見積ということで他社も数社聞いてみました。

ワ「…(ノ゚д゚ ノカクカクジカジカ…」
業者②「180万ですか、高いっすね。。。www」

これは期待ができそうです。

ということで待つこと数日、、、と思ったら担当者がインフルさんいかかられたとかorz

そしてインフル発症連絡から1週間程度、、、

業者②「・・・ごめんなさい、やっぱり高くなりそうです。いいづらいのですが、120万以上は、、、」

(#゚Д゚)ゴルァ!!

「変わらんやんけっ!」


この辺から心がボキボキと音を立てておりますが、、、少々方向転換です。
更にもう一社、、、

業者③「ピンコロ基礎の軸組、屋根までなら50万でやりますヨ。」

要は土台(ピンコロ)工事、骨組み(軸組)と屋根を作ってもらう。 後は自分でなんとかやってしまうということです。
これならなんとか予算内に収められるかも、、、という希望の光が見えてきました。

そして正確な見積もりをお願いしてわけですが、
そう、もう嫌な予感は満載です。

数日後・・・

業者③「てんちょーサン、謝らなければいけません・・・少々計算を誤っておりました。全然無理でした。」

(。・ ω<)ゞテヘペロ

(ノ`Д´)ノ彡ッセーーー!


はぁ、、、振り出しです。


これとは別に立てるではなくてもう一つの方法、「置く」という物があるんですね。
「置く」とは何かというと、プレハブやユニットハウスを置いてしまうというものです。
希望する土地に簡単な基礎工事、、、といってもおそらくブロック置いて終わりなぐらい。見積もりで1万ぐらいしかとっていないのでコンクリ打って、なんて工事はできるわけがありません。

これも見積もりを数社に、

いまだとネットで簡単お見積~♪
便利な世の中です。


1社目:4トンワイドで搬入できれば70万!
(4トンワイドなんてうちの周りは絶対に無理です。)
搬入ができなければバラで運んできて組み立てるので更に値段はアップ!

2社目:120万・・・
(立てるのと変わらんやんけ)

と言うか高いです。



悩みました。。。


悩みました。。。


悩み、、、


Σ゜∀゜!!

建てりゃーいいじゃん。。。

・・・It's D・I・Y!

それは Do it yourself!

自分で建てりゃーいいんじゃん!

コスト1番おさえられっじゃん!

50万削減できればズイフトとかも余裕で入れれんじゃん!

楽しいじゃん!

行きたくなっちゃうじゃん!



・・・少々取り乱しました。

ということで実際にはもう着々と進んでおりますが、何度かに分けて記事にさせていただこうかと思います。

「FF-Cycle小屋を建てる。」

某テレビ局のパクリではありませんが、
しばしの間、アーレンキーからインパクトと丸のこに持ち替えて作業を進めております。

ということで店舗?小屋?スペース?
いえいえ、「理想郷を作る!」そんなお話の序章でした。

次回:事前準備~基礎工事、ただただひたすらにコンクリをこねる 予定です。

 
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