シマノ製 クイックリンクのとチェーンピン
昨年から話題には上がってくるものの、一向に入荷の目処が立たなかったシマノ製のクイックリンク、”11スピード用SM-CN900-11 クイックリンク”(こちら正式名称のようです。) の一般デリバリー開始が4月末頃に決まったということです。
少々価格は変わりまして、2個入りで1000円超というものです。
ということで今回はシマノ製クイックリンクのデリバリー前にクイックリンクとはんなんぞや、利点は?そんなところのお話にしてみようと思います。
▶クイックリンクとは
チェーンは繋がないと使えません。
要は一本紐の状態から輪っかにする必要があります。
そこで一本紐の端っこと端っこをつなぐ方法が2種類あります。
①チェーンピン
御存知の通り、チェーンカッター(専用工具)を用いて繋ぐ方法
詳細はこちらから↓↓↓
ロードバイク整備 11速チェーン交換方法
②クイックリンク
専用工具なしでもつなげる方法
※専用工具が必要になる場合も・・・後述します。
※ゴールドの部分がKMCの11速用ミッシングリンクです。
他社製品で何と言ってもぶっちぎりのシェアを誇っているのが、”KMC製のミッシングリンク”と言うものです。
▶クイックリンクの注意点①
クイックリンクを使用する場合はチェーンの長さの設定が変わります。
というのもアンプルピンで繋ぐ場合はアウターリンクとインナーリンクで繋ぐ形になりますが、クイックリンクはそのもの自体がアウターリンクとして働きますので、インナーリンクとインナーリンクでつなぐことになります。
アンプルピンと全く同様にチェーンを切ってはつなぐことができないということになります。
▶クイックリンクの注意点②
KMCのミッシングリンクはワタクシ自信10速時代に非常によく使っていましたが問題点があります。
それは”品質の安定性”(個体差が大きい)というものです。
ものによっては手で簡単に外せるほど緩いもの(新品でもですヨ)もありますし、工具を使っても鬼のように硬いものまで様々でした。
こちらは世界のシマノ様が作るとなればKMCよりも安定させる事ができるかもしれませんが、こればっかりは実際にいっぱい触ってみないとなんとも言えません。
ということで個体差をどの程度まで減らせているか、コレによってとても便利なものか、ものすごく不便なものかが分かれてくると思います。
▶クイックリンクの注意点③
たしかミッシングリンクもそうですが、11速になって原則”再利用不可”ということです。
アンプルピンよりも簡単に付け外しができて便利!と言うものではありますが、基本的に再利用ができないとなるとその優位性にストップが掛かりそうな気もします。
▶クイックリンクのメリット
再利用不可、お値段アンプルピンよりも高め、、、となるとなかなか大きなメリットが見いだせないところではあります。
しかしメリットとするのであれば手技による差が出ない、ということでしょう。
あまりピンで失敗することはありませんが(と言うか滅多位にないことですが)過去のアウターが若干浮いている、、、こんな現象はクイックリンクでは起こらないでしょう。
あとは例えば出先で何かあったときにはクイックリンクの方が便利かなぁ、、、なんてこともあるかもしれません。
大体チェーンの不具合は繋いだところからのトラブルが多いように思えます。
それでもめったに起こることではありませんが。
となると繋いだ箇所からピンが抜けてきてしまう、チェーンが切れた時等のことを考えると、チェーンカッターとアンプルピンを持ち歩くよりも、新品のクイックリンクを一個持ち歩くほうが楽です。
(大前提として、トラブル前もクイックリンクで繋いであることが必要です。アンプルピンだと、前述のようにアウター&インナーではクイックリンクは使えません。インナー&インナーにするためにはチェーンカッターが必要になります。)
ということで個人的にはクイックリンクもトラブル対応のことを考えると少々お高いですが、なしではないと思います。
▶SM-CN900-11 クイックリンクとは
要はミッシングリンクと似たようなものなのですが、”900”とつく型番からするとグレードはもちろんDURA、現行のシマノ公式の言い方だと”アルティメイト”と呼ばれるものです。
(アルティメイト>アドバンスド>セレクト、詳細はカタログに。)
というか一種類しかありません。。。
もちろんクイックリンクもきちんとコーティング処理がされているとのことでした。
さすがシマノさん、細かいところまでいいです。
▶シマノ製クイックリンクは買いか?
※以下全く持って個人的な意見になります。
こればかりは多くの種類を使ってみないとなんともいい難いです。
しかし”個体差が少ない”ことが大前提として安定しているのであれば”買い”だと思います。
2個で1000円ちょっとという価格ではありますが、”通常のつなぐ用”と”スペアとしてツールケースへ”ありだと思いますヨ。
洗車のたびにクイックリンクを外してチェーンの灯油洗い、こんな使い方のためと言うものではないような気がします。
あくまでもトラブルに対処しやすい形ということなのではないかということです。
もちろんうちで使用してみてからのお話ではありますが、いっぱい触ってみて良さそうだった取扱をしようかと考えていますヨ。
ということでシマノ製のクイックリンクのデリバリーが4月末という予定が出たのでクイックリンク(ミッシングリンク)について再度考えてみた。
そんなお話でした。
こちら11速用と書いてあるKMCのミッシングリングですが、画像は”10S”の刻印が。。。
大丈夫かな、、、
ワタクシ自身11速のミッシングリンクも使用しておりましたが、そこまで気にならなかったのですが、レビューを見るとかなりキツめのものが多いような感じです。
やはり個体差が結構出てしまうという可能性は十分に考えられます。。。
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昨年から話題には上がってくるものの、一向に入荷の目処が立たなかったシマノ製のクイックリンク、”11スピード用SM-CN900-11 クイックリンク”(こちら正式名称のようです。) の一般デリバリー開始が4月末頃に決まったということです。
少々価格は変わりまして、2個入りで1000円超というものです。
ということで今回はシマノ製クイックリンクのデリバリー前にクイックリンクとはんなんぞや、利点は?そんなところのお話にしてみようと思います。
▶クイックリンクとは
チェーンは繋がないと使えません。
要は一本紐の状態から輪っかにする必要があります。
そこで一本紐の端っこと端っこをつなぐ方法が2種類あります。
①チェーンピン
御存知の通り、チェーンカッター(専用工具)を用いて繋ぐ方法
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②クイックリンク
専用工具なしでもつなげる方法
※専用工具が必要になる場合も・・・後述します。
※ゴールドの部分がKMCの11速用ミッシングリンクです。
他社製品で何と言ってもぶっちぎりのシェアを誇っているのが、”KMC製のミッシングリンク”と言うものです。
▶クイックリンクの注意点①
クイックリンクを使用する場合はチェーンの長さの設定が変わります。
というのもアンプルピンで繋ぐ場合はアウターリンクとインナーリンクで繋ぐ形になりますが、クイックリンクはそのもの自体がアウターリンクとして働きますので、インナーリンクとインナーリンクでつなぐことになります。
アンプルピンと全く同様にチェーンを切ってはつなぐことができないということになります。
▶クイックリンクの注意点②
KMCのミッシングリンクはワタクシ自信10速時代に非常によく使っていましたが問題点があります。
それは”品質の安定性”(個体差が大きい)というものです。
ものによっては手で簡単に外せるほど緩いもの(新品でもですヨ)もありますし、工具を使っても鬼のように硬いものまで様々でした。
こちらは世界のシマノ様が作るとなればKMCよりも安定させる事ができるかもしれませんが、こればっかりは実際にいっぱい触ってみないとなんとも言えません。
ということで個体差をどの程度まで減らせているか、コレによってとても便利なものか、ものすごく不便なものかが分かれてくると思います。
▶クイックリンクの注意点③
たしかミッシングリンクもそうですが、11速になって原則”再利用不可”ということです。
アンプルピンよりも簡単に付け外しができて便利!と言うものではありますが、基本的に再利用ができないとなるとその優位性にストップが掛かりそうな気もします。
▶クイックリンクのメリット
再利用不可、お値段アンプルピンよりも高め、、、となるとなかなか大きなメリットが見いだせないところではあります。
しかしメリットとするのであれば手技による差が出ない、ということでしょう。
あまりピンで失敗することはありませんが(と言うか滅多位にないことですが)過去のアウターが若干浮いている、、、こんな現象はクイックリンクでは起こらないでしょう。
あとは例えば出先で何かあったときにはクイックリンクの方が便利かなぁ、、、なんてこともあるかもしれません。
大体チェーンの不具合は繋いだところからのトラブルが多いように思えます。
それでもめったに起こることではありませんが。
となると繋いだ箇所からピンが抜けてきてしまう、チェーンが切れた時等のことを考えると、チェーンカッターとアンプルピンを持ち歩くよりも、新品のクイックリンクを一個持ち歩くほうが楽です。
(大前提として、トラブル前もクイックリンクで繋いであることが必要です。アンプルピンだと、前述のようにアウター&インナーではクイックリンクは使えません。インナー&インナーにするためにはチェーンカッターが必要になります。)
ということで個人的にはクイックリンクもトラブル対応のことを考えると少々お高いですが、なしではないと思います。
▶SM-CN900-11 クイックリンクとは
要はミッシングリンクと似たようなものなのですが、”900”とつく型番からするとグレードはもちろんDURA、現行のシマノ公式の言い方だと”アルティメイト”と呼ばれるものです。
(アルティメイト>アドバンスド>セレクト、詳細はカタログに。)
というか一種類しかありません。。。
もちろんクイックリンクもきちんとコーティング処理がされているとのことでした。
さすがシマノさん、細かいところまでいいです。
▶シマノ製クイックリンクは買いか?
※以下全く持って個人的な意見になります。
こればかりは多くの種類を使ってみないとなんともいい難いです。
しかし”個体差が少ない”ことが大前提として安定しているのであれば”買い”だと思います。
2個で1000円ちょっとという価格ではありますが、”通常のつなぐ用”と”スペアとしてツールケースへ”ありだと思いますヨ。
洗車のたびにクイックリンクを外してチェーンの灯油洗い、こんな使い方のためと言うものではないような気がします。
あくまでもトラブルに対処しやすい形ということなのではないかということです。
もちろんうちで使用してみてからのお話ではありますが、いっぱい触ってみて良さそうだった取扱をしようかと考えていますヨ。
ということでシマノ製のクイックリンクのデリバリーが4月末という予定が出たのでクイックリンク(ミッシングリンク)について再度考えてみた。
そんなお話でした。
こちら11速用と書いてあるKMCのミッシングリングですが、画像は”10S”の刻印が。。。
大丈夫かな、、、
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コメント
コメント一覧 (2)
YBN完全に死角でした(;´∀`)
事故潤滑性能ありのものですね!
詳細を調べてみます!
ありがとうございました!