Shimano WH-R9100-C24 新DURA-ACEホイール インプレッションダッ!!

注)今回は観覧注意です
ものすごく物欲が刺激されてしまうかもしれませんのでくれぐれもお財布事情に気をつけて財布の紐はかた~くしておくことをおすすめします。くれぐれも勘定奉行のご機嫌伺い等ご注意下さいm(_ _)m

そして所詮趣味で使うホイールはあくまでも(ちょっと幸せにひたれる)おまけみたいなもんであり、ワタクシはピノ選手には、ゴキソを使おうがライトウエイトを使おうが勝てる気なんて全くしません。
・・・パンクをしていればなんとかなるかもしれませんが(笑

要は大切なのはエンジンですヨ。(*´∀`;)

速い人はなに乗っても速いんです!

ということを前置きにしておいて購買意欲をガンと刺激する(かも知れない)WH-R9100‐C24 の走行後のインプレです。
※走行は前回の120㎞3000mUPの走行会これと、いつもの時間がない時の平地トレーニングルートショートコースを走ってみてのインプレとなります。
※比較対象は前回の記事と同様にRS81-C35、シマノのワングレード下のモデルです。
※あくまでもインプレはワタクシが感じたことです。


▶ライダースペック

・平地はめっぽう鈍足
・最近平地ではどうにも結果が出せないことに焦り山ばかり走る
・上りも速いかと言われれば大して速くもない中途半端
・ヒルクライムで疲労感が少ないと高速代勿体無いと思ってしまうケチンボ
ETCゲートの料金表示を見てその日のペースを決めるとか(笑
・走行中はしこたま食いまくる、そして走行後もしこたま食う!
背中のポケットからドンドンおにぎりが出てくるために走行会参加者から「そのポケット何処かにつながっているんですか?」そんなことを聞かれてしまうほど・・・ ちなみに前回の走行会はおにぎり7個、エネルギーゼリー×3、薄皮クリームパン等(笑
それでも体重が増えない燃費がぶっ壊れている体。
・深夜のポテチ(コンソメ)が大好き
年々ポテチの一袋の容量が減っている気がする、そしてしょっぱい物を食べると甘いものを食べたくなるのが世の常、その後バナナとか甘いものも食べる、するとまたしょっぱいものが、、、以下永遠ループ。。。
・寒さに尋常じゃないぐらい弱い
冬はほぼ引きこもりに。。。

と言うのは冗談で(笑
体重60kg以下の平地と寒いところがめっぽう苦手なクライマー体型の軽量貧脚もやし人間です。



▶やっぱり軽いの?WH-R9100-C24

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RS81-C35との比較で前回の記事でもご紹介した通り約250gの軽量化です。

数値で見たり持ってみれば軽いといえば軽いのですが、、、
登ってみて激的な軽さを感じるかというと、、、軽さ自体はあんまり感じませんヨ(;´∀`)

軽さというかバランスがいいんですネ、このホイールは。。。
重量だけ見ているとわかりにくいことだと思います。

いいホイールの定義ってワタクシが考えるに”進むホイール”これに尽きると思います。
RS21なんかは少々重いですが、進むホイールです。
鉄下駄からの乗り換えではRS21の良さはあまりわからないと思います。
最近の鉄下駄は意外と軽いものもあり重量でみるとそこまで大きく変わらない場合が有るからです。

駄菓子菓子ダガシカシです。一度ミドルグレード(ZONDAとかレー5とか、)この辺のホイールをしっかりと使って、それからRS21に乗ってみると値段を考えりゃすっげぇホイールだと実感できると思います。
順序が大切なんですヨ。

注)進むホイール、進まないホイールというはもちろん個人差があります。
体重であったりペダリングであったり乗り方であったり、、、いろいろな要因が絡み合います。


▶ハブ

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ハブの回転、下位グレードのホイール色々と触っておりますがやはりDURAはスゴイです。
CBN仕上げがいいのかどうかは不明ですが、ヌルヌルで超絶滑らかです。

RS21なんかと空転時間で比べればRS21はリムが重いので長く回っていますが、空転はあくまでも一つの指標であり無負荷空転ということです。(それでもRS21よりも短い時間で止まってしまうことはありません。)
リムが重けりゃ長く回りますからネ。。。ママチャリなんてカップ傷だらけでも10分とか回りますから(;´∀`)スゲーヨママチャリ…

それとハブの剛性もRS81よりも少々上がっているように感じます。
フロントもリアもです。
それとチタンのフリーボディがいいのかは不明ですが、変速の動きも若干良くなります。
ラチェット音はDURAのほうが少し大きいです。
音はRS81よりも低い音で高級感溢れる音デス(笑
それでもカンパとかフルクラムとかみたいに大きな音ではありません。上品で硬質な音が心地よいです。
個人的な好みの問題ですが、これ以上大きいと嫌なのでギリギリのラインって感じです。


▶乗り心地

乗り心地の差で言うと
RS81-C35は軽量ブチル、WH-R9100‐C24はR-Airこのぐらいの差です。
ワタクシにとっては微増、、、そんな感じでした。
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※あれた路面では差がわかるかも・・・

それでも100㎞とか走れば体へのダメージも違いが出てくると思います。
とはいっても激的に違うということはありません。
やはり微妙にという感じですネ。


▶ブレーキ

もうなんにも問題ありません。
フレーム側の問題もありダイレクトマウントは本当にいいですし、アルミリムの安心感もあります。
激坂をブレーキを引きずったって、後ろがもち上がるぐらい強烈なブレーキだってへっちゃらです。

強烈な急制動って当然ブレーキやフレーム、タイヤの性能も大切だと思いますが、その中間地点ホイールの性能も結構影響を受けるような気もします。
ハブの剛性であったりリムの剛性なんかも体重60kg+装備車体10kg、70kgの加速中の物体をリムを挟んで止めるわけですから。。。この辺はRS81との差があるわけではありませんが、プラセボだと言われればプラセボかも、、、デス(;´∀`)
それでもやはりリムがきれいな状態のブレーキはよく効きます。

やり過ぎはよくありませんが、ときどきリム掃除してあげるといいと思いますヨ。
横振れなんかもブレーキに影響します。

安心して好きなようにブレーキが掛けれるのってのはやはりいいものです(≧∇≦)b
シマノのシュー、、、激安ですし(笑

それにしたって、ブレーキで大切なのは整備です。
先日車載時にぶつけてしまったようでリアブレーキのセンターが少々ずれていたんですネ。
(フロントはダイレクトマウントなのでずれません。)
それだけでものすごく気持ちが悪くなります。
触ればすぐにわかります。
きちんとしたものを触っていると異常に気が付きやすいものです。
現行世代のブレーキはものすごくイイです。
ひょっとしたら整備をほっぽらかしているとものすごく勿体ないことをしているかもしれませんヨ。
お気軽にご相談下さいm(_ _)m


▶WH-R9100-C24の総評

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で実際にいろいろなコースで乗ってみてですが、
WH-R9100‐C24はワタクシにとっては
”最強のオールラウンドホイール”です。
悪いところがほぼないんですヨ(;´д`)トホホ…

アッ(゚д゚)!
・・・うん、ちとダサい。。。

んなことはどうでもいいですネ(笑

RS81‐C35とくらべてズバリでいいますが、
平地巡航、下り、乗り心地、登坂等すべてのステージで上回ります。
残念ながらRS81‐C35はWH-R9100-C24に勝てるところは(デザイン意外は)ありませんでした。

35mm(実測は32mmぐらいか?)ハイトなので24mmよりもリムハイトが高くリムの重量も重いかと思います。剛性的な面で考えればリムハイトが高いほうが高剛性にしやすいでしょう。平地巡航、スピードの上げ下げがない道であればある程度リム重量があった方が楽な場合もあります。
ダガシカシです。圧倒的な差です。非常によく進みます。

先ず乗り出してすぐにわかるのが
”40㎞/hが近い・・・(゚A゚;)ゴクリ”これです。
バンと踏んでぐいっと加速していくのではなくて、カーン回していくといつの間にか40㎞/hを超えているようなイメージです。

キモッ━━━━(゚∀゚)━ティ━━━!!デス

RS81の頃はグイグイ踏んで加速させていく乗り方が合っていた気がします。
WH-R9100-C24は軽量なところをいかしてケイデンスで加速させていくほうが合っていそうです。
というかちょっと脚よりに荷重をかけてあげるとくるくるスルスル周りいつの間にか40㎞/hを超えている、、、
”もう40㎞/h超えてんの?”そんな感じでケイデンスで稼ぐような加速が楽です。

推測でしかありませんが、ひょっとしたらRS81のほうがリム剛性が高いのかもしれません。
リム剛性が高くて少々重いからこそ、ケイデンスを低く、全身で踏み込むようなパワーを掛けたペダリングになるのかもしれません。リムの重さもありますネ。
かと言ってもC24も同じようにグイグイ踏んでも反応が悪かったり進まないなんてことはありません。
ワタクシはそこまでパワーが有るわけではありませんし、体重が軽いのでこの辺は体重が重い方だと剛性不足を感じてしまうことも有るのかもしれませんがそれは体重が軽くてパワーのないワタクシには検証不能でorz。。。

”ギアが一枚軽く”こんな事はどこぞのホイールインプレなんかでよくよくありがちな文言ですが、一枚どころじゃありませんヨ。。。気がつくとケイデンスが110ぐらいまで楽に上がっていきます。
比較走行でも軒並みケイデンスは高めに高めになっております。
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緑:RS81-C35  紫:WH-R9100-C24

反応が良すぎてしまって自分のペダリングの下手クソさがモロにわかってしまいます(´;ω;`)ヤッパヘタクソダッ

この感覚はあのウィッシュボーン以上かもしれません。
踏んだ脚が簡単に美味しいところを通過してしまいます。

軽すぎるためペダルがすっとおります。踏んだ瞬間に加速、踏んで加速、踏んで加速、、、
なんともわかりにくいと思いますが、あの下手な3本ローラーのアレです(笑
「ブン、ブン、ブン、、、」こんな感じに外の走行でもなってしまいます。

踏んだ瞬間の反応がものすごくイイのでキレイに回す練習をもっともっとしないと駄目って、ホイールに教えられてしまったということです。
また自分の乗り方に迷走して、色々と練習し直さないと駄目ですネ。
しばし3本ローラー特訓をしましょう。。。



▶まとめ

前評判では剛性不足、軽いだけ、そんなWH-9000‐C24 のインプレを見ていましたが、進化したWH-R9100‐C24はワタクシにとっては悪いところがほぼない”最強のオールラウンドホイール”です。

RS81はレー3とかミドルグレードのホイールは色々乗ってきましたがそれでもいいホイールだなぁと思っておりました。でもやっぱりDURAはすげぇ、別格だってことをしっかりと感じることができました

しかしもってどんなホイールが自分に合うかどうかは本当に千差万別です。
体重、乗り方、コース、フレーム等などいろいろな要因がからみます。

その中で鉄下駄からの変更まずの一発目はミドルグレードのホイールをなんでもいいから交換してみる。
平均的にバランスの高くて手の届きやすいZONDAとかレー3とかWH-6800とかこの辺は一本持っておいてもいいと思います。
それでまずはガンガン乗る。(←これが何よりも重要です。)
その上で自分の乗り方、スタイル何かを見出していきもう少しいいものが欲しくなった時はそれに合った物を選択するというのが失敗が少ないホイール選びになるのではないかと思います。

それだって買って乗ってみたら実は意外に、、、ということだって絶対にないわけではありません。

多分ワタクシがRS81-C35 からの乗り換えでDURAであってもカッコイイからと言ってC60なんて買っちまったもんだったらここまでの満足感はなかったかもしれません。
そもそもC60の謳い文句は”トライアスロンやロードTTで勝つための・・・”というものであり、山ばっかりスピードのそこまで出ることのないステージばかり走っているワタクシにとっては過剰すぎてしまいます。
折角のD2リムも登坂の20㎞/h程度では、、、(;´∀`)

でもカッコイイもんだ!カッコイイは正義だ!
カッコイイということは大切なんですが、ワタクシの中では能力以上に重要なファクターではないということです。
もしも見た目を能力以上に重視したいのであればディープはやはりカッコイイです。

どちらを選ぶかは個人の趣味嗜好の問題でありますからネ!
どちらにしても究極は自分で満足できるものを買えばいいと思います(笑
究極の自己満精神です(ΦωΦ)フフフ…

昨今のディープリムブーム、右を見ても左を見てもディープだらけ、、、
そんな中で時代の流れに逆らって、あえてローハイトリムのアルミのクリンチャー個人的にはそんな自分の道を突き進む、嫌いじゃないです。


-おまけ-
メンテナンス性
シマノホイールは良くも悪くもカップアンドコーン継続中です。
ホイールに掛かる荷重はラジアル方向だけではなくてストラト方向にもかかるというもので、ストラト方向荷重に強いのはカップアンドコーンというのはシマノの長年の解釈です。

※文字で見るよりも絵で見たほうがわかりやすいです。

お話は少々それましたが、シマノのホイールはメンテナンス性もGoodデス。
パーツ類の入手もいいですし、ニップルは特殊なものを使用したり、専用工具がないとメンテナンスができないこともありません。
いわゆる普通の汎用ホイール用の工具が数点あればバラバラにも組み上げもできてしまうということもホイール選択のメリットになります。
これって長く使用していく上でとても重要視してしまうのは整備する側の人間だからなのかもしれませんネ。。。それでもロードバイクはいじることも楽しみの一つであると言うのがワタクシの持論ということもあります。

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ガイツーはこちらです。



おまけのおまけ

いつもピカピカに!とても大切なことですネ(≧∇≦)b
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