画像で見る!ロードバイクの消耗品や要交換のパーツ達

ロードバイクは基本的に消耗品の塊です。。。(´∀`;)
各種整備は主にでき

るだけ長く調子のいい状態を保つために必要になります。とは言っても各種消耗品には物理的に限界はあります。
また各種パーツは壊れてしまうこともあります。壊れてしまったら交換するしかありません。
ということで今回は各種消耗品の使い込まれて寿命を迎えたもの、また壊れてしまったパーツの状態を画像で見てみようと思います。



▶ハブの玉押し

ロードバイクのハブの整備何かを自分でされている方はこれを見ると結構びっくりすると思いますが、こちらです。
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左:旧品 右:新品

※右が新品です。

これは比較的グレードの低めの玉押しに虫食いが発生した状態です。

シマノのロードバイクのハブはグレードが上のほうが大体研磨(やCBN)されている仕上げなのですが、こちらはおそらく何にもなしのものかと思います。

これを使い込むうちに左の様に研磨されてたようにピカピカになっていきます(虫喰いはNGですネ、、、)のでこういったパーツを使用のハブは玉たり調整なんかでは少々注意が必要ですネ。

磨かれた様に鏡面のようになっていれば問題はありませんが、いわゆる虫食いのような状態になってしまったらもう交換するしかありません。これが玉押しの寿命、ということになります。
(ママチャリなんかは傷だらけでも意外と回るものですが、、、)

シマノのハブはよくできていて交換可能なパーツからだめになっていくことが多いと言うことです。やはり玉押しが圧倒的に虫食い率が高いです。


▶ブレーキシュー

ブレーキシューは確実に減っていきます。

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左:旧品 右:まだ比較的新しいもの

全く同じシューではありませんが、これだけの違いがあります。

とは言ってもシマノのアルミリム用シューはものすごく長寿命で安いです。
(シュー単体の場合DURAグレードでなんと1000円以下!(; ̄▽ ̄)ハハハ...ヤススギ,,,)

これだけ減ってくるとブレーキの引き代もだいぶ変わってきますので引きしろ調整が必要になります。
またこの状態から新品に交換すると今までは他ホイールの付け外しでタイヤが挟まって取れないということはなかった場合も場合によっては付け外しの際にブレーキ本体のクイックを緩めないと外れないということもあります。

また減り方も調整次第では片側だけ減っていったり、斜めにすり減ってきたり、、、場合によってはシューに様々な異物がめり込んでいる場合なんかもあります。
こんな時も程度にもよりますが、交換してしまった方がいい場合もあります。

スピードを落とせる唯一の機関のブレーキですので限界までということではなく、ある程度減ってきたら交換してしまうというのが安全のためにはいいと思います。

注意点としてはシマノの純正アルミ用シューは高寿命ですが、特にカーボンリム用のシューでもうびっくりするぐらい減りの早いものもあります。ギリギリまで使おうとするとたまに行った長い下りで恐怖を見ることになりますので特殊なシューを使っている場合なんかも余裕を持って交換しておくのがいいと思います。
減りが早いブレーキシューはお値段も少々高いというのがネックです。


▶チェーン


チェーンは伸びます。
伸びるというのは結果論のお話であって正確には削れる、というのが正しい理解かもしれません。

詳細はこちらに↓↓↓
チェーンのお話し 分解して注油ポイントを考える

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左:伸びる前 右:伸びたもの

大体同じ高さに引っ掛けてありますがそれでもしたのほうが伸びているもの、伸びていないものでリンクの位置なんかがずれています。

チェーンの伸びはチェーンチェッカーと言うもので判別できます。

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大体ですが、0.75が根本まで刺さるぐらい伸びれば変速が何らかの気持ち悪さがでてきます。もう十分すぎるぐらいの伸びかと。。。(´∀`;)
(通常ここまでいかなくとも気持ち悪さはでてきている場合が多いです。)
また伸びたチェーンは、、、
・各所のガタが増えるため変速性能が落ちる傾向にあります。
・伸びたチェーンは変速が気持ち悪いだけではなく、前後ギア歯の寿命を短くしてしまう原因にもなりえます。

チェーンの寿命に関してはものすごく差が出ます。
パワーがあればある程伸びる傾向にありますし、ギアチェンジなんかも影響してくるイメージです。
逆に女性なんかでスルスル回して、きれいにギアチェンジをしていると結構高寿命なんかということもありますネ。

チェーンをきれいにしておくことはとっても大切なことではありますが、チェーンも消耗品と割り切って定期的に交換することをお勧めいたします。



▶ポリマーコーティングケーブル


有名所ではありますが、、、
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上:使用済み 右:新品

よく見るケバケバですネ。。。
コイツがまた詰まるのなんのって、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...

とは言っても新品状態での比較はやはり軽いです。
最大限に長く使うためには、
・ケーブルグリスの適正使用
・スモールパーツを正しく使う
・できるだけきれいなルーティングを心がける
・短いスパンで交換する
このぐらいでしょうか。。。

(´ε`;)ウーン…


▶ダメージを受けたスポーク

落車や何らかの原因で曲がってしまったスポークです。

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なんとか切れるまでは行かなかったようなもの、また少なからずテンションがかかっている時はまっすぐなように見えても外してみると結構なひん曲がりっぷりなものもあります。

決定的な出来事があればわかりやすいですが、決定的な出来事がない、または気が付かなったということもあるかもしれません。

何か異変を感じたら交換してしまうのも安心を買うという意味では一つの選択として間違いではないと思います。



▶ニップル

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左:破損品 右:新品 
※左側の破損品はアルミニップルがねじ切れたものです。

最近は軽量のアルミニップルを使われている高級ホイールが多くあります。

真鍮に比べてアルミニップルは舐めやすいです。
某社のホイールなんかはロックタイトのようなものを使用していますのでスポークの張力にかかわらず異常なぐらい硬い時もあります。
ニップルレンチも精度の良い物を使い、サイズを間違えなければ問題はありませんが、、、間違えるともう大変です。

通常のリムテープが必要なホイールであればたとえハブ側のニップルがだめになってもリム側からアプローチできますが、リムテープが不要なモデルだと少々大変な自体に。。。
あの修理は少々怖いですネ(; ̄▽ ̄)ハハハ...



▶舐めたネジ穴

当店でも時々ある依頼ですが、なめたネジ外しです。

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左:2本とも舐めています 右:新品のトルクス使用の乗ると

通常の工具ではだめになってしまったものでも少しだけの引っ掛かりさえあれば精度のいい工具であればなんとかなることもあります。

で、大切なことですが、
”完全にダメになる前にお店へGo!”ですネ。

完全に死亡宣告のネジは場所によっては結構たいへんです
なめたネジはずしの代表といえばネジザウルスやインパクトなんかを使っておこないますが、なにせロードバイクのネジはものすごく小さかったり、奥まったりしていて工具がうまく使えないこともあります。

ヤバイッ!と思ったら限界まで頑張らずに早めに持ってきてほしい、というのがお店からのお願いデスm(_ _)m

ということで今回は意外とわかりづらいものも含めての、消耗品や要交換のパーツ達を画像で見てみるというお話でした。



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