【免疫力】ロードバイクは風邪を引きやすい?その理由から対応策を考える

最近少し遅れて花粉症の症状がものすごくひどくなってまいりました。
というのもワタクシの場合はスギではなくて、ヒノキです。。。
周りの方々の症状が落ち着いた頃に一番ひどくなると言うなんとも時差的な悲しいお話で。
というのは余談です。

最近は新型コロナの影響もありますし、コロナだけではなく普通に体調を崩しやすい季節です。
というのも昼夜の寒暖の差、そして日々の気温の差もとても激しい時期です。
昼間は20℃近くまで上がり、半袖の陽気ですが朝晩はまだまだ暖房が必要なぐらいかなり冷え込みます。
現在の情勢を考えても普通の風邪と新型コロナとは軽症であれば区別が付きづらいと聞きます。となると普通の風邪であろうとも絶対に引きたくないものです。

しかしロードバイク乗りは意外と体調を崩しやすい傾向にあり、そして治りづらいことも多々あります。
というのはなんでなんだろう...今回は【免疫力】ロードバイクは風邪を引きやすい?その理由から対応策を考える、そんなお話にしてみようと思います。



▶運動と免疫
適度な運動は免疫能を高め,感染症や癌の予防に有効とされる一方,激しい運動やトレーニングは免疫能を弱め,炎症やアレルギーを助長するとされる.これらの機序については,激しい運動やトレーニングに伴い血中 NK 細胞・ T 細胞の数や機能,分泌型 IgA の唾液濃度などが一過性に低下し,免疫抑制作用のあるストレスホルモンや抗炎症性サイトカインが分泌され,易感染性につながると考えられている.一方,激運動に伴い好中球・単球が動員され活性酸素の産生が高まり,炎症反応や酸化ストレスを引き起こすが,適切な栄養・休養に加え,抗酸化物質等のサプリメントの使用によりこれらの反応を制御できる可能性が示されつつある.また,適度な運動習慣がストレスや感染に対する抵抗力(防衛体力)を強化するという科学的根拠が集積されつつある.
https://ci.nii.ac.jp/naid/130000079428/#citより

※少々難しいのでものすごく簡単な解説です。
NK細胞(ナチュラルキラー細胞):
・常に体内を巡回し、がん細胞やウイルス感染細胞などへの初期攻撃を担当
T細胞:
・キラーT細胞:病原体や異常細胞を見わけて攻撃をする。
・ヘルパーT細胞:キラーT細胞の活性を促す。
分泌型IgA(免疫グロブリンの一つ):
・粘膜面で主に活躍している免疫物質
抗炎症性サイトカイン:
・炎症症状を抑制する働きをもつサイトカイン
サイトカイン:
・細胞から分泌されるタンパク質で細胞同士の連絡手段となるもの
易感染性:
免疫機能の低下で抵抗力が下がり感染症に罹りやすい状態
活性酸素:
・酸化させる力を持ち、細菌等に対する殺菌作用もあるが、健康な細胞にもダメージを与えることもある。

少々難しいです。。。
生物の授業を思い出しますネ。




ということでこれをものすごく簡単に言い換えると、、、

適度な運動は免疫能を高め,感染症や癌の予防に有効とされる一方,激しい運動やトレーニングは免疫能を弱め,炎症やアレルギーを助長するとされる。

ここまでは難しくないです。

これらの機序については,激しい運動やトレーニングに伴い血中 NK 細胞・ T 細胞の数や機能,分泌型 IgA の唾液濃度などが一過性に低下し,免疫抑制作用のあるストレスホルモンや抗炎症性サイトカインが分泌され,易感染性につながると考えられている.

ここは簡単にいうと
激しい運動やトレーニング後の体は、、、
①ウイルスへ初期攻撃をしてくれるはずのNK細胞、応援したり自ら攻撃をするT細胞の数や機能の低下
②粘膜面で主に活躍してくれる免疫物質、分泌型IgAの唾液濃度が一時的に低下
③免疫抑制機能のあるストレスホルモン、抗炎症性蛋白の分泌により免疫が下がり感染症にかかりやすくなる。


一方,激運動に伴い好中球・単球が動員され活性酸素の産生が高まり,炎症反応や酸化ストレスを引き起こすが,適切な栄養・休養に加え,抗酸化物質等のサプリメントの使用によりこれらの反応を制御できる可能性が示されつつある.
また,適度な運動習慣がストレスや感染に対する抵抗力(防衛体力)を強化するという科学的根拠が集積されつつある.


ということです。
これらをめちゃくちゃ簡単に言うと

激しい運動は免疫力を落とし、炎症反応、アレルギーを引き起こす。
しかし適切な栄養、休養、抗酸化物質の摂取でこれらの反応を抑えることができるかも知れない。


こんな所です。
普段は大丈夫でも体調があまりよくない日は特にアレルギー反応がでてしまう、そんなことが激しい運動後でも同様のことが起こり得るということです。

激しすぎる運動は健康のための運動とは少し違い、一時的に体に良くない影響を与えることがあるということです。
過酷なトレーニングをしているアスリートが感染症、風邪等にかかる割合は普通の人に比べて数倍高いというお話もあります。

では”激しい運動”の定義ですが、それこそ普段の運動強度や能力によっても差はあるとのことですが、一般的に激しい運動というのは運動中の、「笑顔が消えたら・・・」そんなラインだそうです。

運動ならまだしも、トレーニングとも慣れば笑顔で、、、ちょっと厳しいです。
ということはトレーニングやレース、イベント後なんか強度が上がれば上がるほど気をつけなければ行けないということになります。



▶注意点と対策
理由がわかれば対策を取りやすくなります。

レース後や、過酷なライド後に体調を崩してしまったというのは本当によくあるお話です。
ワタクシ自身も経験がありますし、経験のある方も多いのではないでしょうか。

特に今に時期は寒暖の差が激しいですので、ただでさえ体調を崩しやすいものです。
そんなときの注意点です。


①適度な運動を心がける
激しい運動は免疫を下げることで(風邪等の)感染症に罹りやすくなるということです。
逆に適度な運動は免疫を上げると言われていますので強度を抑えて適度な運動を心がけることで免疫を上げて体調を崩さないようにするということです。

今は激しいトレーニングよりも体調管理をしっかりするという意味でも、この適度な運動というものを取りいれて免疫力を上げておくことに留めることのほうが結果的によいことに繋がると、長い目で見て長期的なスパンで考えるのが良いかと思います。


②休養・栄養をしっかりととる
当ブログでも常々書いておりますが、トレーニングは”休息・栄養を含めてのトレーニング”ということです。
休息なしにトレーニングだけをし続けてもいい結果は得られません。
ちなみに速くなる、体が強くなるメカニズムを考えてみます。
トレーニングをしている最中、疲労とともにどんどん下がってきます。逆に休息時に体は強くなっていくということです。

結果を出すためには、バランスの取れた適正な栄養をとり、しっかりと休息を取ることは大切なことです。しかしそれだけではなく特に今の時期は決しておすすめするわけでは有りませんが、激しい運動後は確実に免疫が低下すると理解することで対策を取るべきです。

栄養素では抗酸化物質なども効果的だというお話です。

またトレーニングの栄養素といえば代表的なものがタンパク質ですが、筋肉(体)の回復のために積極的に摂取をする、ということも一つの方法かと思います。

これとは別に心の栄養もとても大切なことだと聞きます。
心の栄養素は免疫を上げる効果なんかも実際にあるという報告もありますので、トレーニングには心と体としっかりとメリハリを付けて行うことは大切なことですネ。

一例では”笑い”です。
笑うことでIgA濃度があがるという研究結果もあるようです。


③感染症(風邪)対策を特に気をつけて行う
激しい運動・トレーニング後は免疫が下がる。このことをしっかりと覚えておくことが大切です。
それに伴いいわゆる一般的な風邪対策ですが、
・手洗い
・うがい
・運動後の汗の処理(体温が極力下がらないように)
・人混みを避ける
この辺は基本の基ですがやはり大切なことだと思います。

免疫力が下がるということを理解しウイルス・細菌を極力取り込まないように、そして体内で増やさないようにすることが大切だということです。

そして運動後は、栄養とともに睡眠もしっかりと取るということがとても大切です。


▶まとめ
適度な運動は免疫力を上げたりストレス解消になったりいいことではありますが、激しい運動はその限りではないということです。

特にロードバイクは常に外気にさらされていますし、ヒルクライムで汗をかいて、ダウンヒルで凍えてなんて言うは非常によくある話です。
またサイクリングはかなり長時間運動になることも多々あり、朝方は寒いのに昼間は暑くて、、、こちらも要注意です。(特に今の時期は長すぎない運動が良いと思います。)

これだけでもただでさえ風邪、また体調を崩しそうな要因が盛り沢山な上に、更に激しい運動で免疫が落ちるという。。。なんとも過酷なスポーツです。

しっかりと結果を出すためにはこういった知識を頭にいれて、体調管理にもしっかりと気を配ること、そしてなによりも明日、明後日の話ではなくて、もう少し長い目でみての結果を考えることが大切だと思います。
何よりも基本的に健康な体があるからこそのお話で、怪我や体調不良でトレーニングができないということはなによりも停滞、後退につながることです。

各パーツにお金をかけたくなってしまうのはロードバイクの魔力のせいということもありますが、サプリメントや体調管理のための予算もしっかりととって。。。そして肝心要のエンジンを鍛えることは速く走れる、長く走れる、楽しく走れる、そんなことに一番直結します。

ロードバイク車体もメンテナンスを怠れば壊れてしまうことも具合が悪くなることもあるように、人間の体もしっかりとメンテナンスをして上げることは大切なことです。

この折体調を崩されないようにくれぐれもご自愛ください。
今このご時世Zwiftがかなり注目をされておりますが、激しすぎないようにもご注意下さい。

【免疫力】ロードバイクは風邪を引きやすい?その理由から対応策を考える、そんなお話でした。




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