ロードバイクのチューブレスについてまとめてみた!導入方法や費用等更新

※本記事は過去の記事をパワーアップさせていただいた記事となります。

最近チューブレスについてのお話をさせていただいております。しかしチューブレスっていまいち複雑で分かりづらいところがあります。
ネット上でも結構怪しい情報も、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...複雑ですから。。。
しかしはっきり言ってしまいます。チューブレスレディのホイールをお持ちであれば使わないのははっきり言ってしまうと”勿体無い”といっても過言ではないかと思います。もはや使わない手はないと言ってもいいほどのものです。
ワタクシ自身でも導入後約5ヶ月を越えようとしておりますが、乗り心地、グリップ、安定感等クリンチャーを遥かに上回ると言ってもいいほどのものです。
ただしデメリットももちろんあります。メリット・デメリットを十分に理解した上での導入をお勧めいたします。

ということで今回はチューブレスタイヤの導入方法や費用、その他ことをのまとめ的なお話にしてみようと思います。

※この業界って結構あるあるなんですが、各メーカーごとに解釈が違うこともあります。ですので本記事の内容がどのメーカーの意味することに100%正しいということではない場合もあります。ご了承下さいm(_ _)m

ということで早速本題へ箇条書きスタイルで行こうと思います。



✔チューブレスとは?
その名の通りインナーチューブをなしで運用できるシステムのことです。
※チューブレス=TL
ちなみに現在の車のタイヤはほぼチューブレスですネ。

✔チューブレスレディとは?
基本的には、リムテープ(+シーラント)、専用バルブを用いることでチューブレスシステムが使えるような準備ができるている、と考えると考えやすいと思います。
※チューブレスレディ=TLR

天下のシマノさんはホイールではTLRもTLと表現しています。
カタログ上で見かけるすべはないということです。。。
WH-RS500はチューブレスホイール
WH-RS700はチューブレステープが必要ということでチューブレスレディ、RS700は業界的(?)にはTLRと記載があるとわかりやすいと思うのですが。。。

※チューブレスレディのホイールにクリンチャータイヤ+チューブ運用は可能です。しかしクリンチャーホイールにチューブレス運用はできません。リムの構造自体違いますので非常に危険です。結果的に運用できている、というお話も耳にしないわけではありませんが、結果論と安全性は全く別のお話ですのでくれぐれもご注意ください。

✔シーラントとは?
濃い牛乳のような液体です。
簡単に言うと液体ゴムのようなもので、
①パンクをした際に小さい穴であれば瞬時に塞いでくれるパンク防止
②ホイール側の微細な隙間や、エアシール層の無いチューブレスレディタイヤのエア漏れ防止
おもにこの2つの目的で使われることが多いです。
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※チューブレスレディタイヤでは必須ということになっています。

しかし金属(ニップル等)に対する攻撃性、重量増、バランスの悪化などの要因から導入の足かせになることもあります。
物によっては入れろというメーカーと入れるなというメーカーと、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...
この辺は各メーカーにきちんと確認したほうがいいですネ。

✔リムテープ
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主にチューブレスレディホイールで使用する本当の意味でのテープ(粘着力あり)です。チューブレスシステムでは空気の漏れを塞ぎ気密性を上げるという目的で使用します。というかニップルホールの空いているホイール(クリンチャーでもリムテープが必要なホイール)はリムテープをはらないとどう考えても空気が漏れ漏れです。(笑
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※ニップルホールありのホイールです。この穴をリムテープで塞いで上げる必要があります。

逆にWH-6800やカンパの2Way-fitのモデルなんかはこの穴がありませのでリムテープは不要ということです。

チューブレスタイヤ組み付け時にビードが上がらない問題はリムテープを厚めにしてあげることで気密性を高めビードが上がりやすくなることあります。
一度装着したチューブレスタイヤの再度組み付け(再装着)でビードが上がりにくいことがあります。そんなときはまずは折りたたむというIRC公式の方法を試します。
http://irctire-bcnews.com/category/2238645-1.html

これでもだめな場合は、、、リムテープをもう一周巻く。これでいける場合もあります。
あくまでも空気の漏れのためではなく、ビードを上げるためだけの方法ですのでリムテープでなくてもそれこそ仮固定テープなんかでも問題ありませんでした。

MTBやファットバイクではダクトテープなんかで代用している場合もあるようですが、ロードバイクではまだ不明といのも、MTBよりも空気圧が高圧なため少々不安があります。
(パークツールかなんかのチューブレス説明動画には明らかにゴリラテープを使用しています(笑))
ダクトテープは剥がすときに粘着力が強すぎる感じがしました。仮固定テープは今の所問題はないように思えますが、不安はあります。というのも基本的にテープに使われているノリは熱が加わると粘着力が落ちます。真夏の暑い時期なんかには少々不安があります。リムテープもめちゃくちゃ高いものではありませんので、やはり専用品を使っておくに越したことはないと思います。


✔チューブレスタイヤとは?
チューブをなしで運用できるタイヤ
シーラントもなしで運用ができます。(タイヤ側)
下記の図の赤いラインに空気の密閉層(空気を閉じ込めるための層):インナーエアシール層があります。
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✔チューブレスレディタイヤとは?
チューブ無しで運用できるタイヤ
”シーラントが必須”です。
チューブレスタイヤと違って空気のインナーエアシール層がありません。
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タイヤ自体から空気が漏れるため、シーラントなしの運用は不可です。


✔チューブレスホイールとは?
原則ニップルホールが空いてないチューブレス対応のホイールで専用のバルブのみでチューブレスシステムが使用可能なホイールのことです。


✔チューブレスレディホイールとは?
基本的にニップルホールは空いている物が多い、と言うか空いていないものは結構珍しいかもデス。。。どこかでみたような見ないような。。。
このニップルホールをリムテープで塞ぐこと、(これとシーラントを用いることで気密性を高め)チューブレスシステムが使用可能になるということなんですが、、、

ごめんなさい、このへんはメーカーに寄って差がありそうであり現在まだ調査中です。
というのもシマノのホイールWH-RS700はリムテープ必須のチューブレスレディのホイールということですが、ホイールメーカーのシマノからするとシーラントは必須ということでは無いということです。タイヤ次第ということでした。

そもそもホイールに関してはチューブレスレディでシーラントが必須というのがいまいち理由がわかりません。リムテガッチリ貼ってあれば漏れることなんて無いと思うのですが。。。
バルブホールリムテとの隙間の問題か、どこからもれるんだ??、、(´ε`;)ウーン…こちらは追って調査を続けてみようと思います。

ということで色々なホイールで試してみましたが、どうにもこうにもリムが緩いというか漏れやすいチューブレスレディのホイールが存在します。シマノなんかはバッチリに作られていますが、逆に、(´ε`;)ウーン…というメーカーのホイールもあります。
ちなみにBHのホイール、EVOなんかはものすごくびったりです(๑•̀ㅂ•́)و✧


✔クリンチャーホイールとの構造の違いは?

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リムを落とし込む構造、チューブレスリムを抑える”ハンプ”という構造がチューブレス特有の構造です。上がったビードとリムをピッタリと密着させ、引っ掛ける構造です。
クリンチャーホイールにはこの構造がありませんので、似ているように見えても構造上全然違います。

image4155
左:チューブレスレディ 右:クリンチャー

クリンチャーホイールでもニップルホールが塞がれているものもありますが、決してチューブレス対応では無いということです。ご注意下さい。
またタイヤを組み付けた際の密閉層がクリンチャーホイール(画像左側)では保つことができずにエア漏れが起きます。

クリンチャーホイールでチューブレスを使うことは組み付けたり空気をいれることは理論上できなくはありませんが、ビードが安定しない、エアが漏れやすい、問題が多く非常に危険が伴うのでメーカーも絶対にやめてほしいとのことです。
構造的に考えても非常に危険です。


✔チューブレスタイヤのエア減少の正常範囲は?
メーカーに聞きました。
回答は、
「チューブレスタイヤでは一晩で1kgf/㎠までの減少は想定(正常)範囲内、一晩で2~3kgf/㎠や以上の場合は異常。ビードのはめ直しをお願いします。」
ということでした。

通常エアを入れてビードが上がるのを確認したあと、リムとタイヤのサイド(リムライン?)を見て確認すると思います。
IMAG2060
ここがピッタリズレがない様に見えても実はビードがしっかりとハマっていないことが有るということです。

先程の画像でみてみましょう。
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サイド外から見ると一見しっかりハマっているように見えても、画像右側のようにハマっていないと極微量のエア漏れを確認することができます。

この現象を防止するためには然るべき部分に適正な量の石鹸水や専用ローションを塗る、また空気圧を組み付け後初回のエア充填時に限界まで入れる。こんなことをでこのビードのズレ(ハマり損ない)を防止できるということです。

当店ではコンプレッサーでパパンとビードを上げますが、このパンパン言う音がしないと少々不安になりますが、それでも音がしたからしなかったからビードの上がりが、、、ということではないようです。音がしなくてもしっかりと上がっているときは上がっています。



✔タイヤレバーの使用は?

専用のタイヤレバーが有るのは何故かと言うと、何度かお話にも出てきているインナーエアーシール層は非常に薄くデリケートということです。

この層に傷がつくとやはりスローパンクのような空気圧の減少が起るということです。
ひどい場合はスローではないようですが...(´∀`;)

基本的には取り付けも取り外しもタイヤレバーは使わないと考えたほうがいいでしょう。
もしもどうしてもだめで使用する場合は専用品のご使用をおすすめいたします。。



✔はめるのが硬すぎる
コツがあります。
コツが有るとかなんとか言ったって最終的にはテクニックとパワーという場合も(笑 確かにホイールによってはかなりきついものがありますが、それでも手ではめられなかったホイールはありません。シマノなんかは簡単にハマります。
どうしても駄目でレバーでコネクリ回すぐらいならプロにおまかせしましょう。
変に力任せにやってインナーエアーシール層を破ったら多分結構凹むと思います...(´∀`;)

2回目移行はかなり楽に付け外しができます。
2回目の以降の付け外しは楽すぎて不安になりますが、それでも適正な方法で行えば繰り替えしの脱着は問題ないとの回答をいただきました。

初回の装着を経験して止めてしまうのは勿体無いです。

キツイのは新品のタイヤを初めて嵌めるときだけです。



✔パンク修理について

タイヤを外して裏側から通常のパンクパッチを貼り付けることでパンク修理が可能です。(メーカーによって差はあるかもです。)
出先でのパンクはシーラントをぶち込んでおけば小さな穴は知らず知らずにうちにふさがりますので、気が付かないこともあると思います。

シーラントなしの場合は
・マルニ クイックショット
・IRCのファストリスボーン
この辺の修理剤を持ち歩けば小さなパンクであればタイヤも外すこと無く修理可能です。
クリンチャーよりもむしろ楽な場合もありますネ。

上記のアイテムで塞がらないような傷が大きなパンクはチューブレス用バルブを外して、インナーチューブを入れてクリンチャーの様に運用できます。
パンク箇所、傷の大きさによって修復に差が出ますので、パンク修理剤とインナーチューブを持っていくのが吉かと思います。


✔チューブレス導入の流れ
※チューブレスホイールは②からスタートです。
①リムをキレイに掃除してリムテープを貼ります。
②チューブレス用バルブを取り付けます。
③石鹸水、専用ローションを使ってタイヤを組み付けます。
④組み付け後ビードを上げる
(シーラントを入れる場合はこの段階で。)
⑤空気圧を規定量上限まで上げてビードの完全に上げる・確認する

これで1晩ぐらいおいてみてエア漏れがないかどうかを確認します。
エア圧の減少が1BAR程度であればOK。初めて組み付けた場合はエアの抜け量が多く感じますが次第に落ち着いてくることがほとんどです。

✔チューブレス導入に必要なものと費用

こちらはBHのチューブレス導入のためのキットです。
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・チューブレス用バルブ×2
・チューブレス用リムテープ×2
・タイヤシーラント
¥5,800-(税抜き)

※バルブはホイールの種類(リムハイト・構造)によっても長さが変わります。
※リムテープもリム幅にあわせて適切な幅のものを選ぶ必要があります。

これ以外でも当店では、、、
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バルブナットの部分にこんなものを使っています。
やはりこれがあったほうが色々といいことがあります。

セットではなくて各パーツをバラバラに買ったとするとこんな感じです。


上記のチューブレス化のパーツ+タイヤ代です。
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チューブレスといえば井上ゴム、IRC Formula Pro Tubeless が第一選択かと思います。
こちら一本辺り¥7,600-ですので×2です。

ともあれバルブ長、リムテ幅等悩む場合もあるかもしれませんので初回導入はやはりお店にお願いしてしまうのが間違いないかと思います。

ということでパーツやタイヤ代で、2万円ちょっと+工賃ということになります。
チューブレス導入にはもしもチューブレスが使えるホイールをお持ちの場合は、このぐらいの費用で導入が可能ということです。


▶最後に

ということで今回はロードバイクのチューブレスについてまとめてみた!そんなお話でした。
最初の方にも書きましたが各メーカーまだロードバイクのチュ-ブレスシステムが新しいせいか、また数年前の鬼のようなチューブレスタイヤのおかげ(笑)でシェアの広がりが異常に遅かったように思えます。
しかし使ってみればやはり素晴らしいもので、もうワタクシ自身はこのまま完全チューブレスに移行、ズブズブです。もしも次のホイールを選ぶ時が来たとしてもチューブレスをメインに選択します。

なにせ乗り心地が抜群で安全性も高いというのが最大のメリットかと思います。
何本か実際に乗り比べてみたまったくもってワタクシの個人的な感想ですが、はっきり言います。チューブラーよりもチューブレスのほうが乗り心地がいいです。チューブレスの利点は乗り心地だけではなくて振動の終息が早い、路面の悪い状況でも跳ねる感じが非常に少ないです。
ということは、、、有名な言葉があります。サドル沼。。。
ケツが痛くて痛くて家中がサドルだらけになるという恐怖の減少です((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ぜひともケツが痛い方の改善の一環、あくまでも一環ですがチューブレス導入をおすすめできます。

まだまだシェアが広がり始めて間もないということもあり、各社足並みが揃っていない感は否めませんが、この辺が揃ってくると更にいいものができてきたり、ユーザーとしてわかりやすくなって購買意欲が湧いてくるのではと思います。

チューブレス導入後5ヶ月程度ではありますが、今年の猛暑をトラブル無く乗り切れたということだけでも一つ実績が積めたということです。まだまだごんごんがりがり使って行こうと思います。

※ご訂正ご指摘等ございましたらコメントいただけると助かります。各所に調査をして訂正させていただこうと思いますm(_ _)m



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