”極”漆黒の回転体 BH EVO ULTRA38 300㎞乗り倒しインプレ!

”極”シリーズ、BH EVO ULTRA38です。
何がウルトラかというと、、、すべてがウルトラです(笑)

EVO38からULTRA38へと進化したホイールで約300㎞ぐらいは乗り込んできたのでまずは初期的なインプレのお話にしてみようと思います。

※今回もあくまでも個人的なインプレ、感じたところのお話です。
 またプロ選手のように豪脚ではないのでいわゆる普通の一般人(ワタクシ自信)が使ってみた、そしてこう感じた。そんなインプレとさせていただこうと思います。。



もちろん比較対象は前回インプレしたEVO38です。

詳細はこちらから
漆黒の回転体 BH EVO38 カーボン 300㎞乗り倒しインプレ!

こちらをお読みいただいてから本記事を見ていただくとわかりやすいかと思います。

とその前に、メーカーより詳細なスペック表がまいりましたのでまずはEVOとULTRAの違いを見ていこうと思います。
リム:違う
ハブ:違う
スポーク:一緒
スポーキング:違う
某社の様にリムが同じでハブがちょっとだけ違うとか(真実かどうかはわかりませんが、、、)そのぐらいの差ではまったくなく、全然違うホイールと考えてもいいぐらいの差です。
お値段の差は2万円ですが、2万円以上の違いがありますヨ。。。


▶EVO38との違いは?
乗ればすぐにわかります。
ULTRA38はEVO38の確実に上を行くホイールです。

とは言ってもスピードを出さないで感じるところは余りありません(; ̄▽ ̄)ハハハ...
リムハイトは同じ38mm、リム重量でも違いはありますが、実際にチョロチョロっと乗っても大した差はわかりません。

ガンガン踏んで、ゴリゴリ回して、、、これが大切です。

山はそこまで走ってはいませんが、3000m以上は登ってみたと思います。
というところの感想です。

「ULTRA、、、すっげぇ( ・∀・)イイ!!」

ということです。

EVO38 を使って38mmってやっぱり巡航いいなぁと感じていたんですが、ULTRAはもっとすごいです・下記詳細です。

①登り
ULTRAのほうがEVOよりも更に登ります。
特にダンシングがものすごくイイです。
剛性が高いのか踏んでも踏んでも踏んづけてもしっかりと踏んだ瞬間に前に出ます。
なんというか高出力時には多少ウィップして(というか溜めるというか、、、)前にでるWH-R9100-C24 とはちょっと違う感じで、踏んだ瞬間にリニアに進んでいるようなイメージです。ここは好みが分かれそうです。
スポーキングや各所の剛性の問題もあるとは思うのですが、反応はピカイチです。

先日もアップダウンのあるコース、登りはすべてダンシングのみとかやったのですがやはりものすごく気持ちがいいですネ。へたっクソに踏んでも何してもゴリゴリ進んでくれます。
C24も似た感じですが、乗り手の技術をごまかしてくれるような、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...


②平地
平地巡航はEVO38とほぼ同等、違いが明確にわかるかと言うと疑問が残るところです。
しかしULTRAは更に速度の上げ下げが鋭くなります。 
40㎞/hまでの到達が少しだけ早いです。更に50㎞/h前後からでもまだまだ行きまっせ!的な感じはULTRAの方が感じますネ。まぁそんなに脚はありませんが、、、(; ̄▽ ̄)ハハハ...

C24はギュンギュン進んでいく感じで、38兄弟(?)はというとカーンと進んでいく感じです。ULTRAのほうがよりリニアです。ホイールの性質がもう違うような感じで好みが分かれるかと思います。(ものすごく抽象的でゴメンナサイm(_ _)m)

40㎞/h巡航からアタックかけて48㎞/hまでもっていき2分キープで振り切る、とかこんなことは多分ULTRAのほうが楽にできると思います。

また限界レベルのきっつい領域に入るともう回せるか回せないか、、、ギリギリのラインがあると思います。ギリギリのところで回るか回らないかの差がEVO38とULTRA38ではでてきます。

とは言ってもどちらもやはりものすごくイイんですヨ。
C24から履き替えてEVO38 を使った時の感想としては「チートだ。。。」(笑)こんな印象でしたのでやはり平地は強いってことなんでしょう。高速域35㎞/h~の伸びがイイです。
適当に回しても気がつくと37㎞/hオーバーとか、、、乗り心地のせいもあるのかも知れませんが、気がつくといつの間にか結構スピードが出ているこんな感じです。
C24は素直な感じがいいんですが、ULTRA38はまだなれないせいか不思議な感覚でスピードが上がっていきます。


③横風
横風の影響も相変わらずC24とあまり変わらないです。
というのも、リム重量はEVO38よりも結構軽いのでもう少し影響があるのでは、、、と考えていたのですが、意外や意外全然変わりませんでした。( ̄ー ̄?).....??アレ??

というところからするとこういった推測ができるかと思います。
rect8302
※実際には真横というよりも多少前後に傾いた風向きが多いはずです。

横からの風の抜けの問題で、リムが太くタイヤとの太さの差がない、またタイヤのほうが細い場合は空気のヌケが良くなるのでは、というところです。
リムハイトももちろん影響はあると思いますが、タイヤがリムよりも太ければ段差が生まれ、その段差に風が抜ける時に一時的に引っかかる、この抵抗が横風の弱さに結びついているのではないかと考えています。
この少しの違いが意外と影響が大きいのではないかというところです。
ハンドルだって円径から扁平にすることでたかが数mmの違いでもプロが勝つために使うということは理由があるのだと思いますヨ。
とは言っても風洞実験などをしているわけではないので勝手にワタクシ自身が感じたところですm(_ _)m


④乗り心地
乗り心地はEVO38とリムやスポーキング等結構な違いが有るわけでULTRA38の反応の良さを考えても乗り心地が固くなるのかなぁなんて漠然と考えていたのですが、そんなことは全くありませんでした。
ULTRAはあの反応の良さが有るのにこれはすごいと思いました。
乗り心地どちらもほぼ同様でアルミに比べて楽です。
しかし今回はチューブレスも同時導入なのでホイールの影響が100%ということでは無いです。
それでも下りの減速帯、ごっごっごっ、、、となるもの、長距離になると後々手首に響いてくることも多々ありましたが、EVO38、ULTRA38どちらでも解消です。
こういったちょっとの変化は、、、本当に微妙なところですが、体が楽になるのはかなりいいことです。

これと共に感じたのはULTRAのほうが”脚が残せる”というところかと思います。
これもチューブレスの影響も有るかとは思いますが、EVO38よりも走り終えた後、また次の日のダメージが少なく感じました。最初に感じた踏み負けるという感じは現在はまったく感じることがありません。これは、、、(;・`д・́)...ゴクリ、
リム重量の問題か体が成長しているのか、(笑)なんだかはまだ不明です。


⑤ブレーキング
IMAG2170
※やはり専用のシューは格別か?

EVO38もULTRA38もどちらもものすごく効きます。下手したらアルミよりも効くのではと言うぐらいの強烈なストッピングパワーです。
(※ドライのみの検証)
しかしです。。。

EVO38はアルミのときとシュー角度は変えずに鳴きはほぼありませんでしたが、ULTRA38はガッとかけるとかなりいい音がします(笑)(かなり鳴くってことです。)
普通に急ブレーキでなければ問題はありませんが、ハードブレーキで爆音立てています。。。

これは調整でなんとかなりそうなのでもう少し調整をしてみようと思いますが、まぁ多少鳴いたとしてもしっかり効いているので余り気にしていないというのが正直なところです(笑)
そもそもそんなに公道で急ブレーキをかけなければいけないような運転をしてはいけませんからネ。
逆に車に飛び出されたりとかした時は思いっきり”鳴き”がでたほうが注意喚起にいいかもデス。。。

ブレーキ面の処理は美しい仕上がりです。
IMAG2163
またリムも色を塗ってしまうのではなくあえてカーボンの柄をみせるというと美しい仕上げです。



▶その他

これとハブですが、カートリッジべアリングを使っているハブってあまりいい印象がなかったのですが(”面白み”という意味です、いじりづらいし、メンテフリーは切ない感じが(笑))、EVOとULTRA双方乗ってみて完全に印象が変わりました。
ハブの精度がいいのか剛性があるのかなんだかはよくわかりませんが、ここまでいいとカップアンドコーンとのアドバンテージを全く感じることはできませんでした。
カップアンドコーンにはカップアンドコーンの、カートリッジベアリングにはカートリッジベアリングの良さ、楽しさがあると考えることもできますのでどちらでも双方楽しみがありますネ。

ちなみにEVO38とULTRA38ハブの回転等の滑らかさに差を感じることはありませんでしたが、ラチェット音がULTRAの方が上品な音で若干静かです。シマノよりかは大きいですが、カンパよりかは静かかと、そのぐらいの差です。

IMAG2133

ということでEVO38とULTRA38の違いをまとめると、
ULTRA38はEVO38と比べて、、、
・ラチェット音が上質
・反応がいい
・すこし軽い
・脚を残せる
・ブレーキは少し鳴きやすい(セッティングの問題か?)
EVO38の更に上を行くモデルで間違いないということですネ(≧∇≦)b

とすでにちょこちょことお客様にご試乗を頂いているのですが、このULTRA38ものすごくいい感触だそうです。

一言で言うと”進む”ということです。

2種類を比べてみると、、、
EVO38 チューブレスレディ:¥165,000(税別)
EVO ULTRA38 チューブレスレディ:¥185,000(税別)
※過去記事で¥175,000と記載をしてしまいましたが、最終調整後の販売価格は¥185,000ということでした。謹んでお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
※これ以外でチューブレスでのご使用をご希望の場合は¥5,800の専用チューブレスキットがございます。

お値段の差は¥20,000です。
どちらがおすすめかと言うと、、、やはりULTRAでしょう。
2万以上の性能の差は、、、あると思います。
もちろんお取り寄せ等お気軽にご相談下さい。
迅速に対応させていただきます。
また詳細を知りたい方はご来店いただければ直接お話をさせていただきますm(_ _)m
ネットには公開できない情報なんかも、、、(笑)

ということで今回は”極”漆黒の回転体 BH EVO ULTRA38 300㎞乗り倒しインプレ!そんなお話でした。

ULTRAは一言で言うと、、、速く走るためのホイール。完全にこんなイメージです(`・ω・´)ゞ
素晴らしいホイールです。

戦闘力アップにいかがでしょうか?
お気軽にお問い合わせ下さい。
よろしくお願い致します。

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これと共にDURAのWH-R9100-C24ホイールですが、、、乗らなくなってしまうんですネ(´∀`;)モッタイナイヤン...
サブホイールとして置いておいても狭いお店を更に狭くしてしまうので、ご希望の方がいらっしゃいましたら販売させていただこうと思います。
・コルサ
・ルビノ(ほぼ新品変えてから200㎞ぐらいしか走っていません。)
・前後ラテックスチューブ
こちらもセットでおつけいたします。
また今回は各所整備済みの状態でお渡しをさせていただこうと思います。
価格は¥100,000程度を考えております。お値引き交渉OKです(`・ω・´)ゞ
ご希望の方はご連絡をお願い申し上げます。
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作業は18:00以降も行います。
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