3T Rotundo と CINELLI Neomorphe 比較インプレッション!

先日に引き続きハンドルネタです。
今回は比較インプレでこんな記事の際は毎回書いておりますが、どちらが優位ということではありません。各々特性があります。また形状やポジション乗り方なんかは好みの問題という影響が大きいです。

結論から言うとこうなりました。
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戻ってるネ~!(;゚;ж;゚; )ブッ

ヾ(*≧∀≦)ノ彡☆バンバン
 
やっぱりデシタ!(笑)

ということで1日足らずで速攻で戻ってしまいましたが、ローラー台だけではなく実走をひっくるめての結果です。ということで今回は前回に引き続き、ハンドルネタ、3T Rotundo と CINELLI Neomorpheの比較インプレ記事にしてみようと思います。



▶ネオモルフェってこんなハンドル

✔上ハン
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ポジション出し~ローラー台の思想でおおよその検討はついておりましたが、やはり一言で言うとかなり”癖”が強かったです。

最強レベルと思しきショルダーポジション、
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ココは本当にものすごいフィット感です。
むしろココ以外どこを握れというのか、と言わんばかりデス(笑)

然しです。。。

ココ握るのってのんびり走るときぐらいでやっぱり通常と言うか走行中90%以上はブラケットを握っております。
この位置のフィット感が抜群な代わりにブラケットポジションでは少しだけ握りがあまるというと隙間ができてしまうというか。。。なんかいまいちしっくり感がどうしても度重なる調整でも出すことができずに握るのはショルダー部。。。残念!

上ハンのもう一つの部分はフラット部です。
こちらもハンドルの取付角度の問題だと思うのですが、若干前が上がり気味で微妙に握りにくいです。それでも基本的にはブラケットと下ハンをメインでポジションを出しますのでフラット部の握りにくさはどうしても解消できませんでした。


✔下ハン
モルさんの下ハンのときの握りはアナトミックシャローというよりもシャローに近く違和感はすくなかったです。
しかしなんとなくそんな予感がしていたんですが、下ハン時にちょうど握りの中間地点の位置をよく握っていたようで、、、もう少し深い位置を握ったり、浅い位置を握ればいいとは思うのですが、無意識的に握ったところの握りが、、、残念ッ!

ということでCINELLIのネオモルフェはどんなハンドルと言われると、、、
要所要所はやはりエルゴノミックデザイン、フィット感や握り心地はものすごくいいです。
しかし逆に言えばその良すぎる握りが少しでもずれるとものすごく気持ち悪いです。スィートスポットの狭さ、というのが最大の難点です。

3つのゾーンを見てみます。
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フラット部の””PALM Zone”

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ショルダーの”POWER Zone”

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ドロップ部中間ぐらいの”3 Fingers Zone”

メインをPower zone(ショルダー)を完璧に調整したつもりではあったのですが、ここをばっちりにするとPalm zone(フラット部が)上を向きすぎてしまいます。
また下ハンのカーブはちょうどいいんですが、もう少しハンドルが長くなってくれると。。。(笑)

ということでやはりと言えばやはりですが、どこかをジャストに合わせるとどこかがずれてきてしまいます。。。各々を少しずつずらしたい、というのが本音でした。
これができたら多分最強レベルだと思うのですが、まぁ難しいですネ(; ̄▽ ̄)ハハハ...


▶3T Rotundo Team との比較

✔剛性
Rotundoとネオモルさんで決定的な違いがあります。
乗ってすぐに、( ̄ー ̄?).....??アレ?? となりました。

`s(・'・;) エートォ...

ネオモルさん”しなり”すぎ。

走っている最中でも下ハン握ってグッと体重をかけるだけでもギュンギュンしなり、下ハン持ってぐいっとハンドルを引くとグニュっとします。折れそうとかそういうことではないのですが、このシナリがちょっと慣れない感じで不思議な感じでした。

一方Rotundoはしなりは発生しますが、全然少ないです。
おそらくRotundoのほうが硬いということでしょう。

ネオモルさんは良く言えば柔らかいので振動吸収性などは高いです。その性質上おそらくアルミから変更したら手への衝撃の柔らかさから、乗り心地がよく感じると思います。特に下ハンの先端をもった巡航なんかの時にその衝撃吸収性をよく感じられると思います。
ということでカーボンハンドルに快適性を求めるのであれば間違いなくネオモルさんがいいと思います。

一方Rotundoの方が衝撃吸収性は落ちますが、硬いです。しなりも少なく硬さと剛性のバランスがいい塩梅と感じてしまいます。


✔重量
モルさん、、、重い。。。なんか重いっす。
組付けのときからなんか重いなぁとは思ったのですが、、、
モルさん→Rotundoへの交換後やはりハンドル周りが軽く感じるんですヨ。。。不思議に思って実測値を計測してみました。

3T Rotundoは204g、いやこれかなり軽いです。

ネオモルさんはと言うと、、、実測、

( ゚д゚)エッ…!

(つд⊂)ゴシゴシ

290g!(゚д゚)!

ちょっとカタログスペックよりだいぶ”もりもり”でございます(笑)

ハンドル交換の際に2つを持って比べてしまったのでプラセボも聞いてしまっているとは思いますが、ハンドル周りに80gの重しがあれば流石に重さを感じるものだということに気が付きました。

ちなみにTNIのHelium6というステムの80cmが84gです。


下手したらステム一本分。。。(´ε`;)ウーン…
モルさん頑張れ!


✔整備性
ケーブルの配線ですが、Rotundoは完全外装。モルさんはちょっとだけ内装。
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※CINELLIのロゴの部分だけ内装です。

ちょっとだけ内装(モルさん)とほとんど内装(言わゆる最近流行りのエアロハンドル)、これは実は整備性がそこまで大きく変わらないんですヨ。
ちょっとだろうがガッツリだろうが中を通る場合の交換作業工程に大した差はありません。どのみちケーブルは外して通すということです。
ですのでやはりハンドルの内装式は手間がかかります。

これに比べて外装式の旧型ハンドルは楽です。
レバーを外してペチッとつければ終わってしまいます。ブレーキ、シフトケーブルを外して再調整という手間がないだけかなり作業時間に差が出ます。

日常的なケーブル交換等のメンテナンスもやはり外装式のほうが自由度が高いです。
ということで整備性は外装式ハンドルの圧勝です。



▶まとめ

ネオモルさんとRotundoをくらべてみてのお話ですが、やはり実際の違いは、、、
・剛性
・重量
・セッティング
もう全てが違うということでしょう。

またハンドルは実際に手で握り、操作するものとしては差がわかりやすくポジションなんかも結構細かく変えたいところでもあります。
ワタクシの場合は長年親しんだRotundoに慣れていた、ということが大前提にありますのでモルさんになれるまでの期間試すことをしなかったということもあります。

またもちろん良くも悪くもプラセボというものの存在も消しきれません。
重量204gで慣れ親しんだRotundo、かたやモルさんは290gで慣れていない、重いものを取り付けて且つなれるまで長い間我慢すること自体に優位性を見いだせなかったのかもしれません。
それでもエルゴノミックデザインの特有の握りがものすごくよければしばし使ってみてという熟考するということにもなり得たのかもしれませんが、柔らかさ等総合的に考慮した上で戻すという選択になってしました。

要はワタクシには合わなかった、、、ということです。
ということで今回は 3T Rotundo と CINELLI Neomorphe 比較インプレッション!そんなお話でした。


それにしても3tのカーボンハンドルちょっと国内価格高すぎな気も。。。(; ̄▽ ̄)ハハハ...
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