不安定なサテライトスイッチ(SW-R9150)台座を自作する

サテライトスイッチなんだか色々な言い方があります。
・サテライトシフトユニット(公式)
・サテライトシフトスイッチ
・リモートサテライトシフター
・サテライトシフター
・クライミングシフター
まぁなんでもいいんですが、こちらに関しては旧型の片側につけるものから、左右別につけるものに変わりました。

もう名前の通りで、ヒルクライムとかでフラット部を握っているときに持ち帰ること無くシフトできるという超絶便利な後付けスイッチです。
しかしです( ゚д゚ )クワッ!!

この台座と言うか、台座がイマイチで。。。

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※上の2種類(円・楕円用)の台座が付属してきます。

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なんかタイラップ止めも不細工な感じがしてしまいます。

ということで作ってしまえ!というお話です。



▶サテライトスイッチなんで不安定なの?
というところからですネ。
設計です。

こちらスプリンタースイッチですが、円柱のハンドルバーに取り付けがしやすいように円のブラケット言うか、設計になっています。
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それに比べて、サテライトスイッチはというと
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もともとの設計上裏側(取付面)がフラットです。

このフラットのおかげで様々な太さ、形状の場所に取り付けが可能になっています。
しかしこの汎用性をもたせたことで逆にスプリンタースイッチの様なしっくり感がなくなってしまっています。
(逆にスプリンタースイッチはエアロ形状のハンドルのフラット日への取り付けはできません。)

この難しいところだったと思います。

そのため2種類の円用と楕円用の台座を付属でつけてきたということですが、これまたこれがいまいちということです。


▶サテライトスイッチ台座を作るの巻
ということで作ってみましょう。

用意するのはこちら。
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100均でも売っているいわゆるプラスチック粘土”おゆまる”です。

お湯につけて柔らかい状態にして形を作ります。
そのまま冷えて固まります。

おゆまるは仏のプラスチック(樹脂)とは違い、適度な柔軟性があり台座には良さそうと思いました。

ということで早速工作です。

まずはどこに取り付けたいかをある程度目星をつけておかないとです。
ワタクシの場合ははがせる両面テープで何度か試すことで場所を決めました。
場所が決まったら早速かたどっていきます。

適度な幅(ちょっと大きめ)に合わた長さで切ってお湯につけて柔らかくします。
柔らかくなるまで待ったら水分をきってシフトスイッチを押し付けます。


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※大きめがポイントかと思います。
このまましばし固まるまで待ちます。
固まってから取り外します。

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ちょっとこのままだともりもり過ぎてダッサイです(笑)∵:.(:.´艸`:.).:∵プププ

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それにしても裏側の刻印も読めるほどのバッチリ感です。

その後余分な部分を切っていきます。
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盛り上がりの部分は一切いりません。

リア側に至ってはケーブルの溝まではっきりと再現できました。
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で見てみます。


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安定感半端ないです

これはまだお試しでタイラップ止めですが、タイラップもいまいち無いので台座をキレイに慣らしたのち、薄手の強力両面テープで止めれば完成です。



▶まとめ
おゆまるを使ったサテライトスイッチ台座ですが、予想以上の安定感とまさにワンオフぐらいのぴったり感のあるものに仕上げることができました、

某社からサテライトスイッチ用の強力両面テープが出ていますが、やはり曲面に平らなものを両面テープで貼り付けるというのはいまいちなもので、、、曲面の場合は押しているとグニュグニュ動いてしまいます。
そこで台座として型取りをしてあげたものをいれると、、、超ぴったり!予想以上の安定感となりました。
仕上げは薄型の両面テープで貼ればさらにすっきりできそうです。

あとは、、、60℃以上で変形してしまいますので夏場がどうかです(笑)

ということで今回は不安定なサテライトスイッチ(SW-R9150)台座を自作するそんなお話でした。


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