Di2に関してのよくある質問をまとめてみた

Di2(Digital Integrated Intelligence)です。
簡単に言えばシマノの電動変速システムです。
ケーブルの引き+解除でディレイラーを動かす機械式変速と違い、ディレイラーを電気の力でモーターを動かすという変速システムです。

Di2もチューブレス同様に一度使うともう戻れない、、、なんていうお話はよく聞くところです。
ワタクシ自身も飽きたら機械式に、なんて考えていたもののもう戻れません(笑)圧倒的に快適で楽であり変速性能の安定性も素晴らしいからです。

当店でも導入をお考えでご相談をいただきますので今回はDi2に関してのよくある質問をまとめてみた、そんなお話です。

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※ワタクシ自身もすべての機能を完全網羅したわけではございませんので、足りない部分もあるかとは思います。

✓Di2の基本構成は?
最低限の構成として、、、
・コントロールレバー
・フロントディレイラー
・リアディレイラー
・バッテリー(内装式・外装式)
・ジャンクションA(ステム下・バーエンド、ディスプレイタイプ)
・ジャンクションB
・エレクトリックケーブル
(充電器)
こちらになります。
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(実はリアだけDi2とかもできないことはないようですが、上記は最低限通常仕様ということです。)

これが基本的な構成となります。
ですので機械式からの載せ替えとなると、ブレーキ、クランク、スプロケなどはそのまま使うことが可能ですが、それ以外のものは交換となります。

これに各種スイッチを増設したり、ジャンクションAの形を変えたり、無線ユニットをつけたり様々なカスタムができるようになっています。

✓フレーム専用小物類
シマノから出ているものはいわゆるグロメットと呼ばれるものだけです。
これ以外はフレームメーカーが用意する専用のものを使用します。
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※左側2つがシマノのグロメット、右側がBH純正(フレーム付属)のグロメット
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エレクトリックケーブルの取り回しで使用しない方は塞ぎます。

IMAG8962
エレクトリックケーブルを引き込む側は専用グロメットとシマノのグロメットを組み合わせて使います。
※これはフレームメーカーやモデルによっても違いがあります。

通常車体をフレームセットで購入した場合、そしてそのフレームセットが電動機械両用のフレームであれば、ケーブル引き用とDi2用のフレーム専用品が付属する場合が多いです。
しかし完成車の場合は完成車で組まれている以外の付属は通常ありませんので、機械式→Di2に変更する場合はフレーム専用品を取り寄せる必要があります。

とは言ってもなくても専用品はなくても組めないことはありませんし、ケーブル引きのようにグロメット類が一度組んでしまったらあとから通せない、、、ということもありません。
よほど特殊な場合でなければ専用品はとりあえずなくてもなんとかなる場合がほとんどです。


✓充電はめんどくさい?
もうこれは完全に慣れの問題かと思います。
ワタクシ自身もDi2を導入前は”充電とかめんどくさぃ、、、”と考えておりましたが、実際に運用してみるとそうでもないことには理由があります。
①充電頻度の低さ
平地をメインに走っているということもありますが、8ヶ月の運用で充電回数は5回?6回ぐらいです。フロント変速の使用頻度によってもだいぶ変わるかと思います。
あとはD-Fly(無線ユニット)の使用でもやはりバッテリーのもちは悪くなる傾向にあります。
当然使い方に依存することが多いですが、それでも一ヶ月以上は普通に持つ場合が多いです

バッテリー残量の確認方法:
IMAG8964

ジャンクションAに接続されているいずれかのシフトスイッチを0.5秒以上押し続けます。
ということですが、リアシフトに割り当てられたシフトスイッチを押すとリアが動いてしまうので、フロントのほうが勝手が良いかと思います。
フロントシフト長押しと覚えておくといいかと思います。
電池残量
100%:緑点灯(2秒間)パー--、
50%:緑点滅(5回)パッパッパッパッパ、
25%:赤点灯(2秒間)パー--、
0%:赤点滅(5回)パッパッパッパッパ、
ということです。
残量を確認して赤く光ったら(赤点灯)即充電というのは公式のマニュアル方式です。

充電残量が限界に近づくとフロントシフトから動かなくなります。

②充電製品が多い
ロードバイクは基本的にものすごくシンプルな乗り物ではありますが、それでも最近は便利に、そして安全のための充電式のアイテムがあります。具体的にはサイコン、ライト類です。
これらはもはや充電するのが当たり前になっていると思います。
これらと一緒です。

また多くのライト類と違いバッテリー残量も確認することができます。
しばらく使ったり、ロングライドの前にライトの充電をする、サイコンの充電残量の確認をする、それらと全く同じです。
なれてしまえばなんてことはありません。


✓せっかく使うならスイッチ増設
ハンドルバーのいろいろな部分を持つ乗り方であれば圧倒的に有利かと思います。
機械式では絶対にできない、いわゆるハンドル位置を持ち帰ることなく変速が可能になります。個人的にはサテライト(フラット部)、スプリンター(下ハン)どちらももう手放せません。
フラット部をよく使うのであればフラット部に、下ハンをよく使うのであれば下ハンにスイッチを増設できます。油圧の場合は通常サテライトで代用します。
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逆にほとんどブラケットしか握らないのであれば飛び道具スイッチはそこまで使用頻度が高くないと思われます。


✓飛行機輪行は?
バッテリーユニット(リチウムイオン)で注意が必要です。
こちらは公式ページにもあります。
航空会社によっては航空機への機内持込みや、荷物としてのお預けを制限される場合がございます。可否判断の権限は各航空会社に委ねられますので、ご利用の際には、事前に航空会社にご確認頂きますようよろしくお願いします。


となりますので事前の確認は必須かと思います。

✓本当にメンテナンスフリー、調整不要?
Di2であれば機械式のようにシフトケーブル交換は不要です。
というかDi2であればシフトケーブルというもの自体ありません。

で基本的には調整は必要ないということが教科書的なお話ですが、実は使っているうちになんか若干おかしくなってくる場合もあります。
そんなときは調整が必要になります。

しかしこれは本当にDi2側の原因なのかというと少々疑問も残ることがあります。
社外製プーリー、ハンガー、フリボディ、カセット、チェーンなどなど変速不良の原因は単純にディレイラーだけではありません。
Di2で変速不良が起きたとき、そのときは本当はどこに原因があるのかということをきちんと切り分ける必要があります。

個人的な見解からとするとDi2で変速不良が起きた場合はDi2側(ディレイラー本体)の原因よりも他に原因がある場合のほうが多いように思えます。
となるとゼロではありませんがDi2の変速不良はDi2を疑え、という限りではないということです。


✓シンクロシフトはどう?
ワタクシ自身は使用していませんが、個人的にはものすごく使えると思います。
というのもボタンが2つあれば変速が全段まかなえてしまいます。
右手だけで完結させるも良しですし、右手はシフトアップ、左手はシフトダウンともの~すごくわかりやすい運用も可能です。
機械式と違い、シフトスイッチは名前の通りスイッチ、ボタンです。
ボタンに何を割り当てられるかは自由に決めれます。

特に変速操作が苦手で、フロント変速をうまく使えない場合などは勝手に機械が行ってくれますので機械式よりも楽であり、Di2の強みかと思います。


✓変速テクニックは不要?

Di2だからといって適当に変速していいわけではありません。
ゴンゴン踏みながら適当に、ということをやってもOKということではありません。
変速自体はモーターの動きで強力に、そして素早く動かしてくれるものですが変速の仕組みは機械式でもDi2でもどちらも同じです。

となると例えば足を止めた状態で変速、ということはいくらDi2であろうができません。
またなめらかな変速となると機械式と同じように一瞬力を抜いてあげたり、3時で変えない等のテクニックは必要となります。

それでもたすき掛け状態のチェーンの接触を防ぐためのトリム機能はフルオート、Di2を使いだすとトリムという機能すら忘れてしまいそうです。

✓ワイヤレスユニットにできること
最低限の構成ではワイヤレスでつかう事はできません。
専用のワイヤレスユニットを増設する必要があります。

このワイヤレスユニット、発売から初期段階のときは少々不具合が多かったです。(というかむしろ不具合が起きないほうが珍しかったぐらいで、、、)
というのは過去のお話、最近では優先で色々と解消できるようになったので、不具合はほぼほぼ解消されているとも言えます。不具合が続出する場合は最新バージョンへのアップデートで改善傾向にあります。

D-FLY 機能に対応した無線機
Di2用無線ユニット:EW-WU101、EW-WU111
システムインフォメーションディスプレイ:SC-MT800、SC-M9051
いずれかが必要になります。

これらを組み込むことでDi2との無線接続が可能になります。

相互通信には2種類があります。
①D-Fly
ワイヤレスユニットは、ANT+TM 接続またはBluetooth® LE接続に対応するサイクルコンピューターまたは 受信機に下記の4つの情報を無線で送信します。
1) ギア段数情報(フロント、リア)
2) DI2バッテリー残量情報
3) アジャストモード情報
4) D-FLY チャンネルスイッチ情報
ユーザーマニュアルより https://si.shimano.com/pdfs/um/UM-2710A-004-00-JPN.pdf

これらの情報をサイクルコンピューターに表示させることができます。
※サイクルコンピューター側も対応している必要があります。



②E-Tubeアプリとの接続
Bluetooth LEでスマートフォン、またはタブレット端末と接続する事で、スマートフォン・タブレット端末 向けE-TUBE PROJECTが使用できます。
ユーザーマニュアルより https://si.shimano.com/pdfs/um/UM-2710A-004-00-JPN.pdf

E-TubeはスマートフォンやタブレットとBluetooth LE接続にて、各種ファームウェアのアップデートやギアの制御、セッティング等を変えることができるシマノ公式のアプリケーションです。

有線接続しなくてもいいのは便利で、出先でも手軽にできる一方、途中で接続状態が悪くなると非常に具合が悪くなりがちです。
なんだかんだでまだまだ有線最強説が有力です。



▶まとめ
Di2を導入にあたってなかなか悩ましいところあります。
最大の難点は導入コストが少々掛かるというところです。
しかし一度入れてしまえばその快適さに機械式には戻りづらくなるかと思います。

電動変速はシフトケーブルの定期的な交換の手間がなくなるだけではなく、取り回しによるハンドリングの影響に悩まされることもありません。

また昨今のケーブル内装フレーム、油圧ディスクコンポ等でもどうしてもケーブル引きでは組みづらい、また組んでも具合が悪くなりやすいような場合でもDi2であれば引きが重くなるということ構造的にありません。

そして何よりも抜群の変速性能はシマノの極みのようなものです。
ということで今回はDi2に関してのよくある質問をまとめてみた、そんなお話でした。


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