スプロケットリムーバーが壊れたので直してみた

作業中の手応えは非常に重要で、時にあまり良くない手応えもあります。
ねじが切れる瞬間であったり、バキッとかメキッとかズルっとか、、、この辺の感覚はとても大切なものです。

先日、作業中にプンッと不思議な手応えがしました。。。
今回はそこまで力を入れていないときです。
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この汚いチェーンはというと、、、

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スプロケリムーバーでした。

もう重過労働ですでに長寿を全うしている気がしなくはありませんが、せっかくなので新しものが来るまでの繋ぎ、ネタ的に直してみようと思います。
ということで今回はスプロケットリムーバーが壊れたので直してみた、そんなお話です。



切れたチェーンをよく観察してみると刻印がYBN NARROWとあります。
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おそらく特殊なチェーンを使っているわけではなく、あくまでも普通のチェーンでYBNの8速用チェーンかと思われます。
普通のチェーンであれば交換しても良いかと考えてみました。

シマノの6~8速用のチェーン(CN-HG40)と比べてみます。
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ドンピシャでしょう。

ちなみに9速と比較します。
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9速だと少々細めです。
ですのでやはり8速用のチェーンである可能性が高いです。

素直に8速チェーンの切れ端を使ってもいいかと思ったわけですが、実はこの工具にはチェーンカッターが入りません。困りました。。。

ということで切れた部分を確認します。
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症状はアウタープレートが外れただけ、ピンも普通に残っているのでこれならばと、、、普通のチェーンではある意味ご法度ですが、今回は工具ですし応急処置程度なので、懐かしの技で繋ぎます

IMAG1162_R

完成です。

ピンを再び突っ込んだだけですが(笑)
チェーンカッターは使えませんので、トンカチで・・・そもそもチェーンカッター使えないならピンでもなんでも、
実際にこのチェーンで走るわけではありませんし、新しい工具が来るまでの繋ぎなのでこれで十分です。
※通常の走行用のチェーンではだめな方法です。

せっかくの機会なので新しい工具は12速対応のものを頼みましょう。



この工具はなかなかメーカーごとにいろいろと呼び方があるようで、シマノの純正品は”スプロケット取外し工具”という名がついております。(むしろこれはスプロケを抑えるだけで外すのはロックリング工具だと思わないこともないのですが、、、)
スプロケットを外すためには必ず必要で使用頻度もかなり高めな専用工具ですが、基本的にそれ以外では使用用途のない工具です。

数ある自転車用の専用工具もこのぐらいの使用頻度があればぜんぜん入手するのをためらわないのですが、あまりにも使用頻度が低いものはちょっと。。。

ということで今回はスプロケットリムーバーが壊れたので直してみた、改めチェーンピンを叩き込んでなんとか使えるようにしてみた(笑)、そんなお話でした。




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