クリートの位置調整は終わらない旅路

はっきりくっきり言ってしまうとクリートの位置調整はポジション調整の中で一番時間がかかりますし、繊細な調整が必要になります。
というのも乱暴な言い方をしてしまえばハンドルの角度がちょっと違っても、サドルが1mm2mm高くても低くても体の不具合は出にくいですし、ハンドルもサドルも出先でもちょちょっと位置を変えやすいです。
それに比べてクリートはと言うとほんの数°、数mmの違いでパワーが出にくくなるだけではなく、膝が痛くなったり体の不具合も出やすく、調整は靴を脱いで1mmとか2mmとか下手したらもっと細かい微妙な調整でものすごく変わるところです。

こちら主観的なお話ですが、出先での調整が一番めんどくさい手間がかかるのがクリートの位置ですが、合わないまま乗るのが一番つらいのも残念な事実です。
そして右側がバッチリになると左が気になりだして、左がバッチリになるとやっぱり右が気になって、、、それだけ繊細な調整が必要な部分ということだと考えております。

しかしその割にクリートの位置に関してはこれと言った決め手がマチマチ、、、
ということで今回はクリートの位置調整は終わらない旅路、そんなお話です。



▶ベースとなる決め方
突然ちょっといじってみたくなりました。
迷ったら基本に戻ってみる、これに付きます。
いわゆるよく言われる方法を検証してみます。
「拇指球と小指球を結んだラインの中心に。」
これが合うか合わないかはよくわかりませんが、とりあえずやってみます。
※だめだった時に戻せるようにしっかりマーキングをしておきます。

①シューズをピッタリと履きます。
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ココでゆるく履くと何も意味がありませんので、ガッチリとしっかり履きます。
もちろんBOAやバックルもびっちりと締めます。

②拇指球、小指球の位置を確認する
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結構曖昧でよくわかりませんが、とりあえず拇指球の中心(先端?)にマーキングです。
シューズに直接書きたくない場合はテープを貼ってその上からマジックで書くといいと思います。

ココで足の感覚の問題ですが、実際に触ってもどこが拇指球の中心か分かりづらい!こんなこともあると思います。ワタクシもそうでした。。。そんな場合は、シューズを履いていない反対の脚で目視をしながら拇指球を触ります。シューズを履いていない脚の触った感覚と同じような箇所をシューズの上から触ると左右の感覚で比べられるのでわかりやすいと思います。

③小指球でも同様にマーキングする
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④クリートのセンターをマーキングする
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シマノもルックも両サイドにペダル軸のマークが有りますので、軸の位置に線を引き、縦線も引けばクリートの中心がわかります。

⑤拇指球と小指球端を線で結んだ線上にクリートの中心を持っていく
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結構前でびっくりです。。。

⑥角度調整
IMAG1708
実際にペダリングをしながら角度(開き)を調整します。
脚の作りにもより個人差はありますが、ド並行よりも若干外向き、そしてシューズも見ますが膝の開き、膝の上下動が綺麗に行く角度にしっかり見ながら調整するといいと思います。

今回ワタクシの場合は試しにベースの基本をやってみたかったので現在の状態から角度(開き)は変えず、前後位置のみの調整としてみました。
従来からの変更として左右で5mmぐらい前方に出すことになりました。
たったの5mmです。

結果・・・

全然だめだぃぃぃぃ!!(笑)

元が後方寄りのセッティングでした。
たった5mm、されど5mm!
もうなんというか、指先で踏んでいるような、バレリーナ的な感じです。
それでも30kmぐらいは慣れるまで、、、と考えなんとか乗ってみようと考えていたのですが、やはり5km位で限界を迎えました。どうにも耐えられなくなり、公園のベンチで靴を脱いでイジイジしてもとに戻す結果に。。。

もとに戻してたらなんと素晴らしいことでしょう!(笑)
・・・クリートの調整って難しいです。


▶ポイントと言うかコツと言うか。。。
これを知っておくと自身にてクリートをイジる時に弄くりやすくなると思います。

①前後と足の長さの関係
クリートを後方につけると脚が短くなります。
逆にクリートを前方につけると脚が長くなります。
正確には足の長さが変わるわけではないですが、サドル高との関係です。
クリートを前方に移動するとサドルが低く感じ、クリートを後方にするとサドルが高く感じます。
もっと細かく構造というか理屈的に考えるとクリートの前後はサドルの前後位置にも関係してきますが、クリートを後方に移動することで、サドルを下げるとサドルはシート角の影響で前方へ出てきますのでサドルの前後は調整しない場合もあります。
どちらが”先”かは不明ですが、経験上クリートの前後位置の移動は少なからずサドル高に影響を与えます。

これを利用したものが左右の脚の長さや柔軟性の違いのバランスを整えるために意図的に微妙に前後位置を調整することもあります。

IMAG1712
ワタクシの場合は左足のほうが1mm程度後方についています。

✓足の指の長さとクリート位置
なんでクリートの位置の調整がココまで違いが出てくるのかと言うと、足の指の長さが全然違うから、というお話で、足の指が短ければ拇指球は前に出ますし、逆に足の指が長いと拇指球は後ろに位置します。


②ケイデンスと角度
常用ケイデンスと角度の関係です。
まったくもって経験上のお話ですが、ケイデンスが上がると足の開きが狭くなってきます(つま先が閉じてくる)ケイデンスが上がるにつれて段々つま先を内側に向けたくなってきます。
逆にケイデンスが低い場合のほうが足(つま先)が開いたほうが回しやすいです。

これがまた難しいところで、ワタクシの場合は平地巡航はケイデンス95rpmぐらい、ヒルクライムとなると80rpmぐらいまで落ち込みます。
その差をどう埋めるか、、、というところでもシマノのクリートを赤ではなくて青を選択した理由でもあります。

③後方だからといって回しにくいわけではない
よく聞くお話としてはクリートが前方は回転型、後方がトルク型ということです。
しかし一概にそんな事でもないと考えております。

それはかかとで踏めと言われたら高回転は厳しいと思いますが、拇指球から数mm後方にずれたからと言って高回転ができないわけではありませんし、前方に移動したからと言ってペダリングスキルが爆上げ!高回転が超絶なめらかNTN!のようにうまいくわけではありません。

慣れの問題だとは思いますが、ワタクシの場合は後方よりのほうが遥かに回ります。
結局の所ケイデンスと前後位置の関係は練習次第でどうにでもなるという結論かと思います。



▶まとめ
今回はクリートのお話ではありますが、まず第一に大切なところするとシューズ選びです。
クリートの位置のお話の前の前段階として、シューズのサイズが合っていないと意味がありません。
0°クリートだろうが、2°クリートでもシューズの中で足が動いてしまうと、、、角度に意味はありません。まずはしっかりと足にあったシューズを探すということです。

その上でクリートの調整を煮詰めていくと良いと思います。

あくまでもワタクシの経験上のお話とはなってしまいますが、
・気温と柔軟性
・常用ケイデンス
・常用強度(パワー)
この変でもクリートの自分的スイートスポットは変わってきます。

シューズが決まって、クリートの調整後は必ず実走で確かめるということです。ローラー台だけではわからないこともありますので、調整後に実走をしてみてどう感じるか、長い距離、高い強度の時にどう感じるか、この感覚を大切にしてくのがいいと思います。

常にちょこちょこ、不満が出たらすぐにいじって、そして不満が出なくてもトライアル・アンド・エラーを繰り返しております。
不安なんですヨ、、、そしてその時に最高の状態にしたいために日々翻弄しております。

ということでクリートの位置調整は終わらない旅路のようなもの、そんなお話でした。




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