ロードバイクのちょっとした汚れはどう対処する? 

最近はまだまだ天候が安定しません。
昨日も天気予報では晴れマークだったものの、見事に雨が降りました。。。

そんなとき、水たまりやちょっとしたウエット路面です。
あまり歓迎できないのはパンクのリスクからもそうですが、何よりロードバイク車体も汚れてしまいます。

本当はマルっと洗車をしてきれいにしてしまうのがいいと思いますが、例えば昨日洗車したばかりで、チェーンオイルもまだまだ塗りたてだし、水たまりでちょっと汚れただけ、、、
こんなときにどうするのか。ワタクシ自身も迷うときがあります。

ということで今回は洗車をするほどでもないし、洗車をするにはまだちょっと、、、というぐらいの車体の汚れをどうするか?そんなお話で、ロードバイクのちょっとした汚れはどう対処する? です。



早速ちょっと参考例にちょっとだけ汚れた、ということにした走行後のロードバイクの状態を見てみます。(チェーン等ドライブトレインは汚れていますが一例で、とお考え下さい。)

ちなみに走行は雨の日やウエット路面では有りませんが、ライド中に数カ所水たまり?流水?のようなところがあったような気がします。

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引きでみてもそこまで汚れているようには見えません。
しかしアップで見てみると確実に汚れています。
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ダウンチューブ上部と側部はドリンクの汚れです。
特に強風の日はドリンクの口の部分に付着した(残った)ドリンクが風で飛び散りフレームに付きます。(BCAAは物によっては乾くと白く成分がフレームに付着するがあります。)

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ダウンチューブ下部はやはり路面からのいわゆるハネた系の汚れです。

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目に付きやすいところだとシートステーも見事に巻き上げられた汚れです。

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なんと言っても一番汚れる部分はココ、シートチューブとチェーンスターの結合部の上側です。
巻き上げられてシートチューブに付着した汚れが垂れてたまりますし、時にミステリアスな状態にもなります(笑)。

ホイールやタイヤはと言うと、、、
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やはり汚れます。
タイヤは様々な汚れがつき、ホイールはチェーンオイルやブレーキダストも付きます。

ということで最初にも書きましたが、もちろん洗車をしてしまうのが確実です。
しかし洗車したばかりであったり、ドライブトレインはそこまで汚くない場合は、これらのちょい汚れをどのようにきれいにするのが良いのか?ということです。

▶フレームの汚れ
早速試してみます。
まずは王道の泡状でてくるいわゆるクリーナーです。
先程の汚れに吹き付きてみます。
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※残りが少なくきれいな泡になっていませんが、一応泡状のクリーナーです。

拭きあげは硬いペーパーウエスは使わずに柔らかいマイクロファイバークロスを使用します。
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やはり専用品はすごいです。
スプレーしてマイクロファイバーでひと拭き、かなりきれいになります。
※砂などの汚れが激しい場合クロスで擦ることで傷がついてしまう場合がありますのでご注意ください。

ビフォーを再度。
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スプレーして拭きあげるだけでこれです。
なんか楽しくなってきました(笑)

ドリンクの汚れは原則油分を含んでいませんので、パークリや油分を落とす強力なクリーナーではなくてもきれいになります。

お次は、、、
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普通の水です。
ドリンクとかホコリ的な汚れであればいけそうな気がします。

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しゅっと一吹き。

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あっ、、、落ちちゃいました(笑)
油分等の含まれない、ドリンク系の汚れであれば水でもいけたみたいです。

となると、
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こことか、

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ここも、、、

水できれいになりました。
・・・というのも感の良い方はお気づきかと思いますが、これがフレームコーティングの力です。
フレームを守るコーティングは汚れの落ちも良くなります。
※コーティングが効いていない状態だともうすこしべちょっと水分が付き汚れも落ちにくいです。

ということである程度汚れを落とした後にはコーティング剤をささっと塗り足しました。
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今回はクリーンイノベーターを使用しました。

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クリーンイノベーターは汚れを落とす作用もあるのですが、ある程度きれいにした状態のほうが何故かいいような気がしてきれいにしてから仕上げに使いました。
バリアスと似たような感じですが、なんとなく泡が使いたくなっただけですので深い意味は有りません。

本当は業務用バリアスコートを施工してあるので通常のバリアスコートが良いかと思いますが、なんとなく、、、です(笑)


▶ホイール&タイヤ掃除
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タイヤもホイールも黒いから目立ちづらいですが、しっかりと汚れます。
フロントとリアのノンドライブサイドは汚れは同じようなもので、ブレーキダストや砂埃による汚れです。(非油分)

しかしリアのドライブサイド(右側)(と中心も少し)はチェーンオイルが飛んだりしますので、前述の汚れに加えて、油汚れが付着するときがあります。
ですのでリアのドライブサイドで油分の汚れがある場合は、パークリ等速乾性のある脱脂剤を吹きかけたウエス等で拭ってあげると良いです。(タイヤには液剤が付着しないほうがいいので、あくまでもリムだけです。)

まずはリアのドライブサイドの油汚れをきれいにしたあと、ノンドライブサイド、フロントときれいにしていきます。リアのドライブサイド以外は油は基本的に付きませんので、濡れ拭きだけでもかなりきれいになります。

またもちろんタイヤも濡れ拭きをします。
タイヤがきれいだと車体がぐっとしまってきれいに見えます。
またタイヤを拭く習慣をつけておくと、異物や傷、摩耗具合等の確認にもなりタイヤのトラブルを減らすことができます。

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足回りはフレーム以上にきれいにしてくことが大切だと考えております。



▶まとめ
・ドライブトレインの汚れはそこまでひどくない場合、
・全体を洗車するほどでもない場合、
こんな時にはやはり泡状クリーナーは非常に役に立つと思いました。

とコーティングのお話にはなりますが、コーティング一回やっておけば何もしないでOK!ということではなくて、コーティングも少しずつ、少しずつ傷がついたりダメージを受けて落ちてきますので、日頃のメンテナンスで長持ちさせてあげるのが良いかと思います。

ということで、ロードバイクのちょっとした汚れはどう対処する?ということですが、
コーティングをしていない場合→泡状クリーナーが汚れを落としやすい
コーティング済みの場合→水でも結構落ちる
最後に簡単にできるコーティング剤を用いておくと更にきれいに保つことができる。
ということです。


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今回はスルーでしたが、ブレーキ系の掃除にも役に立ちます。

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