サドルバッグの取付けでがっかりと思われない方法
もしもの時の携帯品、基本的にはレース以外では必ず共にライドに出ます。
冬の1ボトル体制から、2ボトルが必要な時期になるといよいよシーズンの到来を感じます。(とは言っても今年は。。。)
ボトルが2本になるということは必然的にツールケースからサドルバッグヘと移行します。
そして、小型のサドルバッグと言えばトピーク的イメージがあります。
最近では各社様々なサドルバッグをラインナップをしております。ストラップはバックル式もしくはベルクロ式が多いです。どちらがいいかは好みの問題かと思いますが、今回は取り付けについてです。
ということで今回はサドルバッグの取付けでがっかりと思われない方法、そんなお話です。
まずは正しい付け方を公式ページを参考に見てみます。
Sサイズ
M~Lサイズ
トピーク公式ページ https://topeak.jp/bag/top.htmlより
ストラップ(ベルト)が消えていますが、レールとサドルにピタリと沿って一体感が出て、とてもきれいに見えます。
ご情報をいただきまして、こちらの公式の画像はクイッククリック仕様の画像ということでした。
このように通りつけるのが公式の見解のようです。
というのを元にまずはがっかり例から見てみます。
がっかり例①
まずはこちら一目ではどこがわかりずらいですが、実際に乗るとすぐにわかります。
各種ベルトが緩くだらしない感じになっています。
このままだとダンシングであっちゃへぶらぶら~、こっちゃへぶらぶら~。。。
見た目が悪いだけではなくて、走行してもよいことはありません。
しっかりとストラップはぎゅぎゅっと引っ張ってぶらつかないように、無駄に動きすぎないようにするのがよいと思います。
がっかり例②
こちらは先ほどの例を踏まえて、ストラップをギュッと締めましたがまだいまいちです。
というのも公式の画像を比べてみるとわかります。
下側に滑り落ちているような状態で、こちらも余りきれいに付いているとは少々言い辛い感があります。これはシートポストやサドルレールのの形状等でこうなってしまうということもあります。
がっかり例①の場合は明らかにぶらぶらしてよくありませんが、この例②の場合はどんな不具合があるかというと、下に下がれば下がるほど内ももに擦れやすなります。
足の太さや筋肉の付き方、サドル位置にもよるとは思いますが、シートチューブ角の影響でサドルバッグの位置が下がれば下がるほど前に出てせり出てきますので、足を延ばした際に内ももが擦れる可能性が上がります。
コーナーリング時や限定的な状況ならまだしも、常にこすれるという場合は下手したらレーパンにダメージを与えてしまうこともあります。
※この2種類のサドルバッグのように微妙な厚みがこすれるかこすれないか、の微妙な差になることがあります。
ダラッと下がらないように、しっかりとサドルに添わせるような形で固定するのがよいと思います。
また場合によっては構造的にどうしても下がってきてしまう場合は、形の違うサドルバックに変えてみると驚くほどぴったりくる場合もあります。
これはサドルとシートポスト形状の影響が大きいです。
おまけ③
できればですが、一手間加えてストラップのあまり分もきれいに処理してあげたらよいと思います。
なんだかだらっとした感じがしていまいち感があります。
ちょっとだけひと手間加えるとすっきり感が出ます。
▶サドル+シートポストとの相性
cervéloのR3は純正のシートポストが25mmオフセットです。(結構後ろよりのヤグラ位置)
これを踏まえて見てみます。
サドルもそこまで前に出しているわけではありませんが、このオフセットだとシートポストとサドルバッグの一体感が出づらいです。
というの上の画像のとおりですが、
①本体固定のストラップの角度
これもう少し前方に傾いていると良いと思われます。
②下部をシートポストに固定するベルトの取り付け位置
もう少し下寄りだとシートポストのオフセットにピタリと合うようと思われます。
こんなことを踏まえると25mmオフセットのR3にはこの設計はイマイチフィット感、一体感が出づらいということになります。
別のサドルバッグと比べてみます。
なんて事ない、アマゾンで値段で決めたサドルバッグでベルクロのくっつく力が弱くて勢い切ってしまって、そこらへんのベルクロで縛っている改造サドルバッグです。(笑)
しかし見た感じでもこちらのほうがぴたりとあっているように見えます。
この位置であればシートポストに余裕ができ、テールライトを取り付ける位置の確保もバッチリです。
これは下部のベルトの固定位置があっていた、ということかと思われます。
※これは逆さまで、何かの拍子にジッパーが空いたら中身がもれなくこぼれ落ちます。
▶まとめ
サドルバックの取付けですが、
①ぶらんぶらん揺れないようにしっかりとストラップを締める
②ずり落ちてこないようなシートポスト、サドルの設計にあったものを選ぶ
③紐はまとめてスッキリと
これらをきちんとやっておくときれいに取り付けられているように見えるかと思います。
そして太ももに擦ってしまう場合ですが、
本体固定のストラップはできるだけ前方方向(に向いていて)、本体下部のサドルバッグのシートポスト固定部はサドルバッグの下の方についている方が高い位置に取りつけることができます。これにより太ももに擦りづらくなることも考えられます。
ということで今回はサドルバッグの取付けでがっかりと思われない方法、そんなお話でした。
ちなみにワタクシは②がっかり人ですた。。。
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FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(整備中、接客中等 電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しお電話をさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
当店の特徴・詳細ははこちらから
もしもの時の携帯品、基本的にはレース以外では必ず共にライドに出ます。
冬の1ボトル体制から、2ボトルが必要な時期になるといよいよシーズンの到来を感じます。(とは言っても今年は。。。)
ボトルが2本になるということは必然的にツールケースからサドルバッグヘと移行します。
そして、小型のサドルバッグと言えばトピーク的イメージがあります。
最近では各社様々なサドルバッグをラインナップをしております。ストラップはバックル式もしくはベルクロ式が多いです。どちらがいいかは好みの問題かと思いますが、今回は取り付けについてです。
ということで今回はサドルバッグの取付けでがっかりと思われない方法、そんなお話です。
まずは正しい付け方を公式ページを参考に見てみます。
Sサイズ
M~Lサイズ
トピーク公式ページ https://topeak.jp/bag/top.htmlより
このように通りつけるのが公式の見解のようです。
というのを元にまずはがっかり例から見てみます。
がっかり例①
まずはこちら一目ではどこがわかりずらいですが、実際に乗るとすぐにわかります。
各種ベルトが緩くだらしない感じになっています。
このままだとダンシングであっちゃへぶらぶら~、こっちゃへぶらぶら~。。。
見た目が悪いだけではなくて、走行してもよいことはありません。
しっかりとストラップはぎゅぎゅっと引っ張ってぶらつかないように、無駄に動きすぎないようにするのがよいと思います。
がっかり例②
こちらは先ほどの例を踏まえて、ストラップをギュッと締めましたがまだいまいちです。
というのも公式の画像を比べてみるとわかります。
下側に滑り落ちているような状態で、こちらも余りきれいに付いているとは少々言い辛い感があります。これはシートポストやサドルレールのの形状等でこうなってしまうということもあります。
がっかり例①の場合は明らかにぶらぶらしてよくありませんが、この例②の場合はどんな不具合があるかというと、下に下がれば下がるほど内ももに擦れやすなります。
足の太さや筋肉の付き方、サドル位置にもよるとは思いますが、シートチューブ角の影響でサドルバッグの位置が下がれば下がるほど前に出てせり出てきますので、足を延ばした際に内ももが擦れる可能性が上がります。
コーナーリング時や限定的な状況ならまだしも、常にこすれるという場合は下手したらレーパンにダメージを与えてしまうこともあります。
※この2種類のサドルバッグのように微妙な厚みがこすれるかこすれないか、の微妙な差になることがあります。
ダラッと下がらないように、しっかりとサドルに添わせるような形で固定するのがよいと思います。
また場合によっては構造的にどうしても下がってきてしまう場合は、形の違うサドルバックに変えてみると驚くほどぴったりくる場合もあります。
これはサドルとシートポスト形状の影響が大きいです。
おまけ③
できればですが、一手間加えてストラップのあまり分もきれいに処理してあげたらよいと思います。
なんだかだらっとした感じがしていまいち感があります。
ちょっとだけひと手間加えるとすっきり感が出ます。
▶サドル+シートポストとの相性
cervéloのR3は純正のシートポストが25mmオフセットです。(結構後ろよりのヤグラ位置)
これを踏まえて見てみます。
サドルもそこまで前に出しているわけではありませんが、このオフセットだとシートポストとサドルバッグの一体感が出づらいです。
というの上の画像のとおりですが、
①本体固定のストラップの角度
これもう少し前方に傾いていると良いと思われます。
②下部をシートポストに固定するベルトの取り付け位置
もう少し下寄りだとシートポストのオフセットにピタリと合うようと思われます。
こんなことを踏まえると25mmオフセットのR3にはこの設計はイマイチフィット感、一体感が出づらいということになります。
別のサドルバッグと比べてみます。
なんて事ない、アマゾンで値段で決めたサドルバッグでベルクロのくっつく力が弱くて勢い切ってしまって、そこらへんのベルクロで縛っている
しかし見た感じでもこちらのほうがぴたりとあっているように見えます。
この位置であればシートポストに余裕ができ、テールライトを取り付ける位置の確保もバッチリです。
これは下部のベルトの固定位置があっていた、ということかと思われます。
※これは逆さまで、何かの拍子にジッパーが空いたら中身がもれなくこぼれ落ちます。
▶まとめ
サドルバックの取付けですが、
①ぶらんぶらん揺れないようにしっかりとストラップを締める
②ずり落ちてこないようなシートポスト、サドルの設計にあったものを選ぶ
③紐はまとめてスッキリと
これらをきちんとやっておくときれいに取り付けられているように見えるかと思います。
そして太ももに擦ってしまう場合ですが、
本体固定のストラップはできるだけ前方方向(に向いていて)、本体下部のサドルバッグのシートポスト固定部はサドルバッグの下の方についている方が高い位置に取りつけることができます。これにより太ももに擦りづらくなることも考えられます。
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ちなみにワタクシは②がっかり人ですた。。。
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また整備内容によっては、車体メーカー、モデル名、ホイール、コンポーネントなども合わせてご連絡をお願い致します。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。当店の特徴・詳細ははこちらから
コメント
コメント一覧 (6)
この記事にがっかりですね(-_-)
ご情報ありがとうございます。訂正させていただきましたm(_ _)m
そして、戦闘機の増量タンクみたいで、男子的にはソソルものが有ります。ただ、ボトルケージのホールド力が弱いと、ツールケースを発射しそうになるので、注意が必要です。
自転車を複数台所有している場合も、ツールケースの抜き差しだけなので、ツールの使い回しに重宝します。
ただ、チェーンリングと干渉しそうで怖いので、固定はしっかりとする必要があります。この点、フロントシングルとは相性が良いです。(フロントシングル、目的が明確ならば一般サイクリストには魅力的な選択肢だと思うのですが。チェーン落ちの恐怖から解放されるだけでも初心者にはメリットは大きい。・・今度、紹介記事を期待しています)
ダウンチューブ下部のボトルケージ、ストレージはものすごくいいです。
いいのですが、最近のエアロを意識したフレームはもれなく平ら(もしくは円形)ではなく尖っているような形状になってしまって、固定がしにくくずるずるです。センプレのときはバッチリだったのですが、G7もR3もだめぽいです。。。
フロントシングルは、、、ワタクシは基本山登ラーで練習は平地ストなので、シングルは厳しいかもしれません。。。((.;゚;:Д:;゚;.))
いつも楽しみに拝見しております。
私は、シマノProのサドルバッグをTrekの新型Domaneにヒントを得て、シートチューブのボトルケージの真下に取付けています。向きは、ダウンチューブに向かってバッグを開けられるようにしました。ちょうどフレームのBBの三角に納まるイメージです。サドル直下に重量があるものを取付けるよりも、できるだけ重心を下にしたかったからです。内容物は、チューブ一本とタイヤレバーにシマノProのコンパクトツールです。画像をお送りできないのが残念ですが、なかなか機能的だし、収まり具合もなかなかだと自負しています。
それはまさにBMCの2020 Timemachine Road 01的であれデスネ( ̄ー ̄)b!
あの位置はやはり空力的にみても、重心的な面でも本当はかなり良い場所だと思います。
BhのG7はあの位置はフレームがかなりせり上がり、ぎりぎりの位置までボトルケージが下方につくようなデザインになっています。