えふえふぶろぐ

サイクルウェア、ロードバイク パーツのお店 ★FF-Cycle★
当店取り扱い商品のインプレから、メンテナンス等自転車の話題を独断と偏見いっぱいにお伝えいたします。

2015年08月


LOOK KEO クリート

ビンディングペダルはお使いでしょうか?
有名どころでいうと、
▸TIME
▸Speedplay
▸LOOK
▸シマノ
この変でしょう。
まぁ各社のビンディングペダルの比較はおいておいて、、、

なぜLOOKかというと初めてのビンディングがLOOKだったのでそれに慣れてしまい
他社のものへと移行することなく使い続けているというだけです。
しかしLOOKはシマノものに比べてちょっとだけ軽いですね。

ということで今回はLOOKのKEOシリーズのクリートのお話です。

▸種類
種類が可動範囲3種類とゴムの滑り止めが有り無しの2種類あります。

ゴムの滑り止めはあったほうがいいでしょう。
滑る滑らないではなくて、摩耗の問題です。
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これは滑り止めがついていないモデル。
どんどん減っていきます。
滑り止めモデルのほうが値段は張りますが、やはり長持ちします。

では滑り止めつきはどうかというと
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常時信号待ちなどで足を外すときは必ず左足を外します。
ですので左側からガンガン減っていくのですが、手前左側をご覧ください。
そうです、もう滑り止めなんかどっかにいってしまったみたいです。
しかしそれでもクリート本体がすり減ることをある程度遅らせてくれます。
長い目で見れば滑り止め付きを選ばない理由はないでしょう。

稼働範囲は色で判別されています。
・赤  9度
・グレー 4.5度
・黒  0度

商品画像1
可動範囲というのはわかりにくいので簡単に言うと
クリートを中心にどんだけ内外に回転させられる【遊び】があるかということです。

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赤いラインをが限界線でこれ以上ひねるとビンディングとクリートは外れます。
この時の角度が【何度】として選択できるわけですね。

画像は4.5度のグレーのクリートです。
ちょっと遊びがありますね。

なんというか赤の9度は可動範囲が広すぎて即、、、、
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丸のところの隙間の大きさが遊びの角度につながります。

▸セッティング
これはいろいろな方法があり、トルク、回転、好みによって結構
変わってきますので、ほんの一例のご紹介です。
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ペダルのアクスル上に【赤丸】母指球がのっかるようにします。

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これが【靴を履いたらわからんやんけ!】ということなんですね。
ですので最初はクリートのアクスル上のラインにマッキーで線を引きます。
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そこのライン状に母指球がきちんとのっかるようにします。
ライン上で爪を立てて「コンコン」と軽くたたきます。
でドンピシャになるように調整します。

小指側は最初はぺダリングをしても【がに股】にならないようにざっと角度
の調整を行います。片足ずつ調整すれば転倒の恐れはないでしょう。

である程度の調整ができたら後は丸1日つぶすつもりで携帯工具をもって
走ってはずらして、走ってはずらしての繰り返し
です。

変な角度になっていたり、体にあっていないとペダリング時に膝がきれいに
上下に動かず膝がとっちらかりやすくなります。

あくまでも腰部からの動きで膝をまっすぐおろして、まっすぐ帰ってくる、
そのきれいな軌道を目指して調整をしていきます。

角度、開き、前後左右、すべてにおいて調整していきます。
またヘロヘロにへばった状態だと辺な力が入りにくいので、
100㎞走った後に微調整なんかも有効だと思います。
またきちんと全力スプリントや、登坂なんかもしながら調整してください。

こればっかりは本当に個人差が大きく、
膝や足首が痛くなってしまうのも、クリートが原因の場合もあります。

ということで慣れるまでというかクリートの位置ががっちり決まるまでは
グレーのある程度可動域があるもののほうが調整が楽です。
多少ずれていても4.5度は足が動かせますから。

「もうここから動かしたくない。」
「クリート交換すらしたくない、」
「1㎜も動くのがいやだ、」
という段階であればとっとと可動域0度のブラックに変えてしまったほうがいい
ですね。

▸交換
ねじ3つです。
LOOKのKEOシリーズはこのねじがなめやすいです。
ビンディングの裏側は土が詰まっていたりしやすく、
最後まできちんと6角を差し込んでから力をかけます。
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LOOKのKEOクリートにはメモリークリップというものがあるのですが、
一部のビンディングシューズしか対応しておりません。
そんな時は【マッキー】で十分です。
靴の裏なんて誰もまじまじとみないでしょ!
がっつりと全周にわたってマッキーでマーキングします。

また交換まで行かなくてもローテーションはしておくと長持ちさせることが
できると思います。
前述したように左側からどんどんなくなっていくのである程度減ったところで
入れ替えることで均等に摩耗させることができます。

タイヤのローテーションはあまりお勧めはしませんが、クリートはOKでしょう。

ということでLOOKのKEOからクリート調整のちょっとしたお話でした。

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8/29追記

ということでブラッククリートの画像がなかったので再アップいたします。
まずは比較から

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溝の広がり方で可動域を調整しているようですね。

と前回書き忘れた重要なところを。
LOOK KEO のクリートのねじはとても柔らかいです。
ですので舐めるのに注意をしてください。

そして靴の裏は水分だったり汚れの影響が大きく出ますので
ねじの固着防止、外すときにねじがちぎれてしまうと困るので、
ねじに少量のグリスをのせてから止めます。
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傷んだねじはこちら
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圧倒的に先頭のねじが一番傷みやすいです。
ねじだけとかは売ってませんしね。

ということで交換の際はご注意ください。




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オイルの話 その2

今回はオイルの話です。
グリスではなくてオイルの話です。
前回のオイルの話で↓↓↓

【オイル】と【グリス】と洗車のお話
こんなお話をしました。
しかし調度よい粘度だったダイソーオイルが無くなってしまって、
途方に暮れていました。

AZのミシンオイルはやはりほんのきもーちやわらかいです。
使えないわけではないのですが、でもなんだかこだわりがでてしまって。
そしてついに100円以上のオイルを買っていみようかと一大決心をしたわけです。

今回購入したのはコチラ↓↓↓
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油といえばAZ!世界のAZ様です(?)
購入したのは真ん中2本です。
両サイドのものはおまけで付けてくれるんです。

左から
▶おまけの耐水性抜群(らしい)ロードレース用のオイル 無料!
▶ガラス系コーティング アクアシャインコート 908円
▶KM-001 極圧・水置換スプレー 665円
▶パークリ 無料!
そして送料無料♪

2本買って4本送られてきましたよ!
税込みで1698円です。

素晴らしいですね。さすがAZ様。

今回はオイルの話なのでコチラの製品を見てきましょう。
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■KM-001(一番右)
ちなみにどのくらい使えるかというと、
多分じゃぶじゃぶ使っても1年は持つでしょう。

チェーン掃除のおすすめの方法
でお伝えしたように汚れたら
【拭き掃除→ドバドバオイルを付けて→完全に拭きあげ】です。
こんな使い方をしても相当持ちそうな容量です。

オイルの選定で非常に需要なことは【硬くないこと】です。
ベタベタの油は汚れを集め、チェーンやギアの寿命を縮めることになります。
そしてオイルアップ後の拭きあげでキレイに取れないものも同様に
汚れの【トリモチ】と化します。
チェーンは触ってベタベタするようではダメです。
さらっとしているぐらいで十分ですね。

チェーンのオイルアップはリンクの内側にオイルが回っていればOKです。
そのためにも硬すぎるオイルは使い勝手が悪いです。

むしろきちんとリンクの内側まで行き渡らずに表面だけをベタベタにするような
オイルの塗り方では「むしろ塗らないほうがいいんでないか、、、」と思ってしまいます。


そして汚れても柔らかい粘度のオイルは汚れが浮きやすくオイルをプラスして
あげるだけでほとんど汚れは落ちてしまいます。


選定理由
▶安定の供給体制
いつでも同じメンテナンスがしたい。例えば新しいメーカーや海外のメーカーだと
突然輸入が止まったり、場合によっては商品自体が無くなってしまうことがあります。
AZ様は多分大丈夫だと思います。リスクは低いでしょう。
▶値段
コストパフォーマンスは抜群にイイです。
宣伝費をいっぱいかけて雑誌やテレビに売り込めば商品の値段はバンバン
上がりますし本来の物の値段からかけ離れてしまいます。
油って本来の値段はいくらなんだ、、、と疑問なところが多いですからね。
1本100円からすればとんでも無いジャンプアップですが、
それでもいわゆる自転車用のオイルの中ではかなり安い方でしょう。
▶スプレータイプ
ちょっとだけディレイラーの動きの渋いところに、(本来はグリスアップですが、)
ケーブルの滑り用に、ちょっとだけちょっとだけ、と
スプレー式は便利なところもあります。特にこのAZ様のスプレーはスプレーノズルの先
が極細です。液状ではちょっと厳しいところにも届かせることができます。
▶水置換性
水滴の上からぶっかけても効果が有りますよ、ということ。
時間の退縮です。洗車後チェーンが乾くのをまたずにスプレーできます。
またこれが水だけではなく汚れの下にも入り込めるということです。
「なんと素晴らしい、、、」
まさに普段のチェーン掃除にクリーナーを使わないてんちょーにはもってこいの商品です。
▶海水噴霧試験60時間A級認定
要は海水をぶっかけ続けてもある程度錆びずにいられますよ、ということです。
てんちょーの住む千葉は海が近く、強風の日は波しぶきを浴びながら走ることもあります。
試験クリアしている言うのがなんだか心強いですね。
実際にそういった環境で錆るかというと、ボルトの頭が錆びたことはあります。

とこんなところでしょう。

■CKM-001(真ん中)
KM-001の上位製品でしょう。
しかしちょっと高すぎます。1380円税別
オイルはケチって使うもんではありません。
ドバドバ使ってキレイに拭きあげるもんです。

性能は間違いありませんが、今回の主役はあくまでKM-001です。

コストの面を考えて今回は出番を少なめに行きます。

■BDS-004(左(おまけで貰ったやつ))
長距離レース用、耐水タイプ、高級エステルを、、、
難しい話は公式HPをご参照下さい。
折角なのでインプレに参加してもらいましょう!

でまずは粘度から
いつものように金属製のパンを使います。
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で少量をスプレーします。
上の画像順にスプレーしました。
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一番柔らかいのはKM-001
一番固いのはBCS-004です。
CKM-001は一番硬そうです。
しかしそれでも十分なぐらいサラサラしています。

で耐水性はというと、、、
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スプレーで洗い流して、

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水滴の上からスプレーします。
水置換と書いていないBCS-004でさえ全く問題なくオイルアップができています。

【耐水性】と謳っているだけあってBCS-004は水には一番強いようです。

やはりスプレータイプは液状のものよりだいぶ柔らかい印象があります。
どんどん洗浄にも潤滑にも使うにはいいかもしれません。

粘度では 
柔らかい順にKM-001→BCS004→CKM-001

ウエット性能は
BCS004>CKM-001≒KM-001
金属パンではこんな感じでしょう。

ということで後は走ってみないと何とも言えないところなので
コチラも後日持ち越しとさせていただこうかと思います。


アクアシャインコートはいいですよ。
洗車の後に吹きかけて拭きあげるだけでピカピカになります。
本日はオイルの話なのでココらへんで。

ということでAZのオイルの話でした。

*********************************

追記 8/22

KM-001にオイルを入れ替えて、100kmほど走ってきました。

一言で言うと【素晴らしい】です。
オイルのノリ、リムーブのしやすさ、ともにGoodです。

あえて拭き取りを甘くして汚れがのりやすいようにしての実験ですが、
走行後は黒い油汚れがでていますが、ボロ布で拭きとるだけキレイになります。
そして【極厚】が聞いているのかわわかりませんが、なんだかなめらかな気がします。
あまり敏感な方ではありませんが、漠然とそんな気がしました。

そしてダイソーの油もスプレータイプばかりになってしまい、
スプレータイプでないものは50ml100円です。
そうなるとKM-001はスプレータイプではありますが、420mlです。
そう考えると意外に高くはつかないかもしれません。

AZさんは本当に安いですね。

ということでまずは1品目【KM-001】Goodという報告でした。



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フルクラム レーシング3のグリスアップ

今回はフルクラム レーシング3のグリスアップ(フロント編)です。
まあフロントもリアも大した差はないのですからね。

ということでなんでグリスアップかというと、
ダストシールのアルミみたいな物が剥がれてきてしまったんです。
※犯人はこいつです↓↓
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確かに剥がれているのが確認できると思います。
なんて脆弱な、、、

新旧比較です。
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ということでこれだけ交換するならついでにキレイにしてしまおうということです。

で早速ハブの分解ですね。
ハブの分解はそこまで複雑ではないです。

クイックを外して両側に5mm(多分)の六角で正ネジの方向でゆるめます。
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んで持って玉あたりのボルトをゆるめてクルクル回して外します。
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ボルトはゆるめるだけでOKです。

シャフトを抜く前にこの切れ込みの入った玉押し抑えのような物を外します。
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やさ~しく精密ドライバーのような先の細いもので浮かせて外します。
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あくまでも優しくですよ。
整備は愛情です!

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シャフトは抜いた後キレイに拭きあげます。
パーツクリーナーなんて使いません。
グリスがベタベタ付いたところにパーツクリーナー吹いても意味無いですからね。
あくまでもまずキレイに拭きあげます。

それでもベタベタが取れないのであればパークリは
布に含ませて拭き上げれば十分です。

で玉押し、玉受けの状態を確認、素晴らしく輝いています。
虫食いや筋がないかをきちんと確認します。

シャフトが抜けたら後は問題のダストシールをはずしますが、
これもあくまでも優しく外して下さい。
無理に外したりすると破れたり、破損の恐れがあります。

でベアリング玉を取り出してキレイにします。
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リテーナーから1個ずつ外してキレイに拭きあげます。

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そして拭きあげ洗浄が終わったらもとに戻していきます。

そしてリテーナーにはめると【ボールが足りない】という世にも恐ろしい現象
起こらないようにくれぐれもお気をつけ下さい

100均で売ってますからステンのパンがあるとイイですね。
なければ短時間であればお肉のパックを洗えば何とかなります。
お肉のパックはパークリで溶けます。
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そして適量のグリスアップ。
グリスは塗りすぎてもどっか隙間とかに行っちゃって汚れのトリモチになります。
あくまでも適量です。
コツは内側から外側とベアリング玉を回すように塗りこんでいくと均等に塗れます

P8213803
ちょっと多いですね。

でダストシールをはめます。
これがまたコツが要りますね。
ダストシール用の溝が切ってありますので、
一部分をキレイに溝にはめてから回すように溝にはめた部分から1周はめ込んでいきます。

よくダストシールがパカパカのままの方いるようなのでご注意下さい。
溝にはめずにまっすぐ入れてもまず入りません。
一部を溝にはめてそこから一周キレイに入れていきます。
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ダストシールは一回はめてしまえば軽く引っ張るぐらいでは外れません。
ここからグリスを本塗りしていきます。
ダストシール周り、隙間から水分が侵入しないようにホイールを回転させながら
うす~く、美しく塗っていきます。
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反対側も
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でシャフトにも薄~く塗ります。
ココは薄くで大丈夫です。
塗り過ぎはやっぱり良くないですね。
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玉押しもすでにベアリングにグリスを入れてあるので極薄でも問題ありません。

玉当たり調整ネジもグリスアップです。
でここからの埃、異物の侵入も防ぐ目的で側面にもほんのちょっとだけグリスを。
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戻った状態です。
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ここまでいけば後は油をキレイに拭きあげる段階なので、
手をキレイに洗ってしまいましょう。

そしてはみ出した油はキレイに拭きあげます。
注)タイヤ、リムなどにグリスがつかないようにくれぐれもご注意下さい。

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で後は玉当たり調整ですね。
絶対にガタが出ないように調整します。
究極を目指すのであれば車体に取り付けてからがいいですね。

てんちょーは安全志向なので車体から外しても絶対にガタのないように調整します。

P8213814
で完成です。
グリスアップ直後は余計なグリスが動きますので、
ちょっとだけ回転が重い感じがしてもグリスが適切な量、適切な場所
に行くことでスムーズな回転に戻ります。

ということで今回はフルクラムレーシング3のハブのメンテナンスでした。

注)整備は自身がなければ店に持って行きましょう。
 ご自身で行う場合はあくまでも自己責任の範囲でお願い致します。

ワタクシのAZのグリスの手持ちは3種類

少しだけご紹介を!
全て調度は2ですが、硬さが少しだけ違います。

一番柔らかいグリスです。

少々固いですが、極圧性を重視したグリス

そして極圧性がありつつも柔らか目のグリスです。



最後のは高いです。

場所によって使い分けております。
ハブはBGR-006
ヘッドは有機モリブデン
それ以外はウレア

水分の影響を受けることが多いロードバイクでは基本的にウレアベースを使うことが多いです。

うん、、、なんともマニアックな使い分けですが、趣味の世界はこれだから楽しい!

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