えふえふぶろぐ

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カテゴリ:整備・メンテナンス > その他の整備

ロードバイクのチェーン交換 約束事と不具合報告


ロードバイクのチェーンを交換してしますか?
リアの変速段数によって差が出てきますが、個人的な印象として10速は全然持たないです。11速は10足よりかはもちますがそれでも3000~4000kmも使用すれば変速がだるついてきます。

ロードバイクにおいてチェーンはタイヤやブレーキシューと同様に 消耗品であるということです。

ということで絶対に必要なロードバイクのチェーン交換のお約束事の確認と、 ワタクシが実際に体験したチェーンの不具合を見てみようと思います。



▶チェーン交換の前に チェーンの長さの決め方

これはお店で組んであればそうそう変な長さの設定になってことはありませんので、交換の際は不具合がなければ同じ長さで切り詰めて交換するのがいいと思います。

しかし極稀にショップで組んでもらってもインナー&トップの状態でチェーンステーに干渉していた。という例を1例だけ見たことがありますので再度確認をしてみます。


a.最大スプロケットが27T以下の場合

リアのスプロケの大きさで長さの決め方が変わるというものです。
(公式マニュアルには「リアディレイラーのタイプにより、チェーンの長さの調整は異なります」とあるんですが、下の図はスプロケの大きさでの判別なんです。)

P5174314

フロントはアウター(最大チェーンリング)、リアはトップ(最小スプロケット)に入れた状態で判別します。
テンションプーリーとガイドプーリーが地面と垂直に並ぶようにします。

この長さの決め方が基本であって、実はぴったりにならないこともあります。

というのも切り詰めるときの長さで1リンクだけを切ることはできないんですね。

rect4239
※リンクの数え方

チェーンの長さを調整するときは2リンク単位になります。

1リンクとあるところを両側切ってしまう両方共インナーリンクとなり原則つなぐことができません。

チェーンピンで繋ぐ場合はインナーとアウターをつなぐということで2リンクごとに切るか足すかになるということです。


注)ミッシングリンクの場合は両側インナーリンクにしてつなぎます。
P1114616

アンプルピンで繋ぐ場合とミッシング・リンクで繋ぐ場合ではチェーンの切り方が変わりますので、アンプルピン↔ミッシングリンクの交換時の長さの調整は間違えないように注意が必要です。
(文字で見るよりも実際にものを見ながらだとそこまで混乱しないかと思います。)


b.最大スプロケットが28T以上の場合


リアをロー(最大スプロケット)とフロントをアウター(最大チェーンリング)にかけてピッタリの長さ+2リンクとなります。
これは実際につなぐことはできないので手で引っ張ってこの長さ、と確認した上で+2リンクと考えるのがいいと思います。

※リンクの数え方は上の図でご確認下さい。



▶チェーン交換の約束事 ①チェーンのつなぎ方

チェーンステー上でつなぐ方はあまりいないと思います。
通常殆どの場合はチェーンステー下部でつなぐと思います。

下の画像の赤四角の部分だけをみます。

image4260

チェーンの進行方向に向かってアウターリンク前側の穴を使いつなぐということで、このつなぎ方のほうが強度が増すということです。

 

▶チェーン交換の約束事 ②チェーンの表裏

 image4369

現行チェーンにはオモテウラがあります。
(モデルによってはないものもありました。)

車体向かって右側(ドライブサイド)側から交換する場合が多いと思います。と言うか左側からチェーン交換をする場合はあまりないと思います^^;

刻印が見えるように取り付けるということです。

 
▶チェーン交換の約束事 ③チェーンピンの打ち込み方


image4446

チェーンピン(アンプルピン、コネクティングピン)は折った後若干の長さがあります。

イメージ的には図右下のようにど真ん中に収めて起きたくなってしまいますが、実際は「外側は全くでず(平行)に内側を極わずか突出させる」というのがマニュアル通りです。



▶チェーンの不具合報告

基本的に純正の道具を使用して然るべきやり方で行っていればそうそう問題が起こるわけではありません。

実際にあった不具合です。

P1084577

表面です。

P1084576

裏面、若干アンプルピンの折れ方が悪く見えます。

この角度だと問題がないように見えます。

しかし、、、

P1084575

こういうことです。

明らかにアウターリンクが開いてしまっています。
逆さまに撮影してしまいましたが、内側(車体側)のアウターリンクです。

これってなんぞや、、、

新品からの交換でこうなりました。

使用工具はTL-CN28 純正の11速対応のチェーンカッターです。

ちなみにキレイにつなげているものはこちらです。
P1114624
アンプルピンで繋いだ箇所は全くわかりません。
ちなみに右から2つめのローラーの部分です。

先日も似たような事案に遭遇しました。
原因究明困難 チェーンが切れる!?

これもそこまで走行距離が多かったわけではないのですが、一度落車をしたということでなんか原因があるのかなぁ、、、なんて考えいたのですが、今回は新品です。
こうなったものをみたことがある以上、高負荷時に抜けてくることが考えられるのでこれでは運用はできません。不具合箇所をきり捨てて残りのチェーンでつなぎなおすか、新品交換です。

シマノに聞いても「初めての報告です。続くようなら、、、」ということでした(@@対応・・・)

純正チェーンカッターの構造とかを考えてみればピンの圧入時にこんなコトは起こるとは考えにくいので、考えられることとするとピンを折るときに負荷?う~ん、考えにくいです。
それでも折れた所を拡大してみてみても開いてしまう方向に力が加わったとは考えにくい折れ方のように見えます。
ワタク氏自身もチェーンピンを何本か無駄にして浅く入れてヘシ折ってみたり、斜めっぽく入れてみたり(斜めに入れること自体が難しい。。)とか、深めに入れたりとか、、、色々と検証してみたのですが、この不具合を再現することはできませんでした。

やはりアンプルピンの折れ方が気にならないこともないですが、再現ができないことにはなんとも。。

原因がわからないのはキモチワルイ、、、FD-R9100みたい(笑 そのうち記事にする予定です。

しかしこのアウターリンクって想像以上に硬いんです。
アウターリンクだけでへし折ろうとしても多分指の力では無理です。花山薫かっ(笑
細めのペンチではかなり力を入れないと曲がらないです。

なんでこんなことになるんだか、、、困ったものです。。。

どなたかこうなった同様の症例を知る方いないでしょうか?
たすきがけでフルパワーをかけまくるとこうなるってのはどっかでみた気がしますが、今回は新品交換でこれです。そもそも足のフルパワーと整備で地に掛かる力の差なんて歴然とした違いがあるように思えます。。。というか手の力でこんな事になってしまうのであればフルパワーでふむのなんて怖すぎます、、、


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ロードバイク ブレーキの細かい調整・セッティング【引きしろ調整】


ロードバイクのブレーキ、ワタクシが考えるにタイヤの次にお金をかけなければイケないパーツです。

ロードバイクは基本的に公道で楽しませてもらっている趣味です。

公道はお仕事で使う方、お買い物で使う方、趣味で使う方、、、皆が平等に使える文字通り【公】の道です。 

その上で安全に走るということがとても大切ですね。

ということで今回は前回に引き続きブレーキのお話しです。


ブレーキの整備は命に関わる整備となります。自分で整備をすることをおすすめしているわけではありません。くれぐれも最新の注意を払って分からなければ、自信がなければプロにお任せしたほうがいい場合も多くあることを念頭にお願い致します。


早速本題へ、、、

しばらく使っているブレーキの効きが悪いなぁと思っていいるときはこちらの記事をご参照下さい。
新品のようなブレーキの効きを取り戻せるかも、3つのステップ

ロードバイクのブレーキは以前どこかの記事でも書きましたが、
【0km/hまで速やかに止まるブレーキではなく、スピードをコントロールするためのブレーキ】
ということです。

ロードバイクは基本的にレース機材です。

プロ選手ももちろんBR9000を使用していますし、アマチュアレースでは6800も多く見かけます。

レース中は人が飛び出してきて、急制動(0km/hまで落とす)をする必要はありません。(例外はありますが、、、)
そうではなくて、速く走るためのスピードコントロールのために使います。

まずコレが乗用車やオートバイの安全性を重視したブレーキとは違います。


それだって急制動は上位機種はママチャリなんかと比べてものすごく効きますヨ。

効きを良くするための構造だけではなく、剛性をあえて落としてたわみでコントロール性を上げたり、安全性を上げたり、、、この辺のお話しは3日3晩かかってしまいそうなので【さくっ】と流します。
 

ではまずはどんなところから始めるかというと、、、

まずはレバー握ってみてください。

重くないですか?戻りは悪く無いですか?

コレがまずは基本です。

ハブなんかでは整備上での空転は余り意味が無いという意見もありますが、ブレーキは走ってみて、ではなくてまずは整備台上で確実に、鬼のようにスムーズに動くようにします。

スムーズな動きは引きの軽さ(負担の軽減)だけではなくて、制動力の向上にも繋がる。と言うのは前回のお話しでした。
スッゲェ勿体ないブレーキのお話 メンテ会日記②

 

ということで本題はこちらです。
【レバーの引きしろってどのぐらい?】 

こちらです。

少々理解が難しいデスネ。

【ブレーキを握りこんでいった時に、どのくらいからブレーキが効き始めるか?】

ということです。

※以下レバーを握りこんでいきブレーキが効き始めるポイントが、ブレーキが【近い】【遠い】という表現を使用することがあります。【近い】とは振り幅が少なく、少しのレバー操作で効き始める、引きしろが少ないこと、【遠い】と言うのはレバーを握りこんでいき大きくレバーを操作をしないとブレーキが効き始めない状態のこと、引きしろ多い状態です。

P8234615

ここの調整はどこで行うかというと、、、

IMAG2071

 ココの固定固定ポイント上部のアジャスターで調整ができます。。
(本当はもう少しいじれる部分がありますが、基本的にそこは余り触らないほうがいいので今回はこちらのみでお話しを進めていきます。)
 
ワタクシは基本的にアジャスターは使うことがありません。
固定ポイントで微調整ができればアジャスターは必要ないです。
ディレイラーのように1/4回転で全く変わる、そんな微調整をしたいのであれば使ったらいいと思います。


初心者の方でありがちなんですが、
【ブレーキの効きが悪いと感じて、どんどん引きしろを狭めていってしまう】ということです。(本当は逆なんです。)

またショップに整備を依頼していると、ショップは基本的に引きしろをものすごく狭く取る場合があります。

狭くとったほうが効きがよく感じる【カチッと感】が出やすいということもあります。

【カチッと感】があったほうが一見効きがよく感じるからです。

しかし本当の原因はそこではありません。


シューが減ってきたときに【引きしろ】がなくなってしまうことがあるからです。

image4144
※再現のためにブレーキのクイックレリーズを開けて撮影しました。
 このように握りこんでいきハンドルバーにあたってしまうのでは十分な最大制動力が得られないのは当然のこと危険も伴います。

シューは実際に使用しているとシュー自体がすり減って小さくなっていきます。

シューがすり減ってくると、レバーを引いた際にリムに当たるまでの距離ふえてきます。

シュー摩耗
※大きく減ったシューはクイックを開いた状態と同じようなイメージ。


ということは、多くレバーを引くことができるように(引きしろ・振り幅が広く)なってしまいます。

レバーを握りこんでいくと、シューがリムに接触してから更に握りこむことができます。

この段階でも上画像の左側のようにハンドルに当たらないようにしないと危ないですね。


ということでショップはシューが減った時のことを考え、メンテナンスを何もしなくても危なくないようにと考えたときに、引きしろを少なく取らざるをえないということです。

また、微量ではありますがケーブルの初期伸びが取れた後も同様の現象が起きることがあります。

ですので基本的にショップの調整としては引きしろ・振り幅は狭くとる傾向にあります。


しかし一見すると【カチッと感】がでて効きが良いように感じるいわゆる【引きしろの狭いブレーキ】はデメリットがあります。

引きしろが少ないと、、、

・手が小さい場合は力が入れにくい

→握りこみが深いほうが力がしっかりと入りやすいです。
 特にコントロールレバーが大きいと感じている方はブラケットポジションからだと更に遠く感じる要な場合は特に力が入りにくくなる傾向にあります。

・ブレーキングが手(握り)が開き気味になり、何らかの拍子に腕が外れる可能性がある
→手が小さい場合は特にですが、不意な振動等で開き気味の手はハンドルバーから外れる可能性が高くなります。

・制動力の微調整(微妙なスピードコントロール)が効きにくい
→微妙なスピードコントロールのためのブレーキングは完璧なトーイン調整によってごくごく僅かにシューを当てというような細かい操作も引きしろ(タメ)がある程度ないと難しい場合も。。。

・外的要因でもテクニック的な要因でも極端なフロント制動を起こしやすい
→外的要因の主なものとしては例えば昨日のように台風の後、枝、草木が傾いていた、ちょっと当たるだけで【カツンッ】と効いてしまうこともありますし、パニックブレーキのフロントロックも近すぎるブレーキによる弊害としては考えられなくはないです。

ワタクシのあくまでも個人的に感じたことですが、こんなことが上げられます。

おすすめはやはりシマノのマニュアル通りにするのが一番です。マニュアル通りにすると極端に近すぎる、なんてことはなく大体ちょうどよくなります。


シマノも調整はこのような推奨をしております。
image4144
この図を解読(?)すると、、、

【シュー↔リム間隔】
【左右同じ幅】(基本のキです。)で片側【1.5mm~2mm】の間にする。

ということです。(シューの開きで1.5mm~2mmの引きしろを取るということです。)

最終的にはこういったセッティングって好みの問題になってきますが、極端に狭くしてあったり、広すぎたりはダメということです。

しっかりとブレーキの効き始めまでに【引きしろ】があり、スピードコントロールがし易い範囲がこの範囲ということですね。


では調整方法です。

P8244619

ワタクシは両手を使って微調整をします。この方法が一番やりやすいと思います。

もちろんプロのメカニックもこの方法で行っています。



7:48~です。

・キャリパーを指で閉じる
・ボルトを緩める
・ケーブルを引っ張るor戻す
・仮止め後にレバーを握ってみてOKだったら本締め

こんな流れです。

固定ポイントを外すのが怖い場合はアジャスターで若干いじれます。
整備に自信がなくてもちょっと弄りたいという場合はこの方法が良いと思います。

この辺の調整は最終的には好みの問題で自分にあった調整が見えてきますが、なんにせよ極端に近かったり、遠かったりはオススメできません。
 
極端に狭いセッティングのままなれてしまっている場合は逆に【遠く】すると効きが悪かったり、感じる場合が最初の頃はあるかもしれません。
しかし上記の理由によりワタクシは狭すぎるセッティングはおすすめは余りできません。

きちんとしたセッティングでブレーキの性能をフルに引き出せるように近すぎるブレーキのセッティングを見なおしてみたらもっとブレーキコントロールがうまくなるかもしれません。
と、こんなお話しでした。

ブレーキの整備を自分で行う場合はくれぐれもご注意の上自己責任の範疇でお願い致します。
またこういった調整をショップで依頼するときは【ブレーキが近すぎて、、、】といえば遠くしてもらえるはずです。
更に親切なショップだと、遠くした上でシューが減ってきた時にアジャスターで調整できるようにアジャスターの初期設定も考えてくれると思いますよ。


ブレーキの調整で使う工具はこちら

ブレーキチューナー

簡単にトーインやリムとの平行を出すのに役立ちます。
、、、なくてもいいかなぁ。。。


▶トルクレンチ①
固定ポイントの締め付けはきつすぎても緩すぎても危ないです。
自信がなければトルクレンチを使用する、またワタクシも整備の時は確認のために使用していますよ。


▶トルクレンチ②


▶トルクレンチ③

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ParkTool ATD-1トルクドライバー
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▶トルクレンチ④





 
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ロードバイクの異音対策②


ロードバイクの異音、それは気になればどんどん気になり、夜も眠れなくなる恐ろしい現象・・・

ということで本日はちょっと夏っぽい語りからロードバイクの異音の症例を2つご紹介です。


■Case 1 

先日初心者の方からご相談を受けました。

相談内容は 

【25km/h以上でホイールの回転に合わせて前輪から電子音のような「ピピッ」という音がする】 

ということです。

こういった異音の対策に取り組むときは2つの方法を取ります。

①整備上でも聞こえる音か否か?

ということで早速メンテナンススタンドに乗せて検証開始です。

整備スタンド上の問題点はというと、前輪からの異音は再現がしにくい場合が多いということです。

前輪にスピードセンサーがありましたのでそれも疑ってみたのですが、干渉はありません。

【干渉】と聞いて不思議に思う方もいると思います。

そうです。【干渉】です。


何故かと言うと最初のほうで【電子音】という言葉が出てきたからですね。

ご自分で異音対策を行う方も多いと思いますが、異音の対策でとても大切なことがあります。

【音の実態は最後まで疑う】
【自分の耳を疑う】ということです。


人間の思い込みの力はものすごく強いです。

それは自分の記憶を簡単に書き換えてしまうほどです。

異音の原因の特定は非常に難しい場合があります。

広い視野で確認することが必要になる場合も多々あります。


ロードバイクで前輪からの電子音、、、、 一部のサイコン(センサー部?)とかであるのかもしれませんが余り聞いたことはありません。今回ご使用のサイコンは電子音の出るタイプではありません。

ということで【電子音、電子音、、、】といっても今回のロードバイクは疑うところがサイコンぐらいしかないので、それっぽい音がするところを探します。


でお話しを戻します。

整備台で再現ができるか否か。。。できませんでした。


ということは実際に乗ってその音を聞かないからにはなんともいえません。

早速実走へ~~~。


うん、確かに電子音っぽいピピっという音は出ています。

それも聞こえてくるのは25km/hを超えてぐらいから。

しかしよ~く聞いてみるとスピードが遅くても小さい音がでています


しかし前輪は構造上とても単純な構造です。

さぁどうするか、、、


こんな時は広い視野で見てみます。

乗ってみて、、、ダンシングして、、、クランクを止めてみて、、、
引きで見て~、、、、サイドから見て~、、、後ろから見て~、、、

色やってみましょう!

Σ(・∀・;)アッ!

原因が判明しました。


※画像を撮り忘れてしまいました。。。m(_ _)m


シートチューブに固定してあった携帯ポンプのリアタイヤへの干渉でした。

これがタイヤに触れていたことでリアタイヤの回転に合わせて【キュキュッ】【キュキュ】と音がでていたのですね。これが電子音のように聞こえたていたということです。


今回の異音解消方法:携帯ポンプの固定をずらす。

これだけでした。

しかしこれだけだって原因がわからないオーナー様にとってはとても大きな問題です。

オーナーからの主訴
【電子音】【前輪から】というとても大切なワードが含まれています。

しかし今回は全く違う結果でした。


【な~んだ!そんなことか。】とお思いの方も多いと思います。

しかし寧ろこういったことは非常によくあることです。


電子音は付いているものがサイコンだけならばメーカーに聞けば答えは見えてくると思います。

しかしそれを排除した後の前輪付近の音、、、初心者の方であればなおさら、お手上げになってしまいます。


ロードバイクの異音はどこからでているかがわかりにくいものです。

フレームは音を綺麗に伝えてくれる場合もありますし、今回の用に走行中でしか再現できない場合は走行中は風切音をはじめとする色々な音の中で聞き分けなければいけません。
これって結構大変なことです。

BBの異音がヘッドパーツあたりから聞こえてくるなんてことはよくあることです。


ともあれ今回は完全に異音とおさらばできるようになったので万事解決です!



■Case2

正に上のように【音の発生源を探すのは大変!】というのを象徴するようなお話しです。

ワタクシのバイクですが、スポークテンションを上げてからというものフレームがよくよくお仕事するように(動くように)なったからなのでしょう。

ヘッドパーツから【パキッ】【ポキッ】【クッ】という音が、、、

音質は明らかにプラスチックっぽい音、カーボンの部分から発生しているようです。

再現をするためには荷重をかけたり抜いたりしないと出せません。

止まった状態で異音は出ることはなく、実走でしか出てこない異音なので厄介な分類です。

段差や荷重移動で前輪の荷重が抜けたりしたときに出る場合が多いようです。

ハンドルを大きく切っても似た分類の音が出ますが、それはアウターケーブルの干渉なのでココは除外をします。


もうこんなことは慣れっこなので(←これがよくない原因です、ダメですね。)さくっとヘッドパーツを綺麗にして組み上げます。
P8114560

、、、前回綺麗にしてからそんな時間が立っていないはず、、、

なんてこともすっかりヘッドからの音と決めつけてしまっているお馬鹿なワタクシにはたいして気にするに値はしません。

ピカピカに仕上げて早速試走です。

、、、はいっ、ダメです。

試走後はしっかり増し締め!

、、、ヤッパリダメです。


アタリマエです。原因は違うところにありますから。

すっかりヘッドパーツからの異音だと自分で決めつけてしまっているのでこんなことが起きたってことです。

そうすると困ってしまうんですね。。。

もちろんベアリングやコラム部、フレームの状態、その他ヘッドパーツの異常は必ずバラす際に確認済みです。

異常ではない以上他の部分を疑うしかありません。


今回はペダリングの有為にかかわらず発生する異音、ペダルの回転を止めていてもでる異音ですのでクランクとペダルはまず消去法で除外します。

っていうと自ずと怪しいところが見えてきます。

P8124581

. ヾ(¬_¬〃)ノジーーーーッ

この子ですね。。。

「どれどれ、悪い坊やはどこだぃ♪」

なんてむち打ち&頭痛全開の中、大ボケをかましながら現状の確認です。

P8124585

シートチューブ内は、、、ぱっさぱさでほこりっぽいです。

グリス、滑り止めは、、、全く無い、デス。

ますます怪しいです。


折角ズッポ抜いたので体重測定です。

P8124583

サドルが210gぐらいなので、、、シートポスト単体ヤグラ込で240gぐらいです。

まぁ純正品なのでこんなもんでしょう。


シートポストは抜く前に戻す時のことを考えてマスキングテープでこのように巻いておくと高さがバッチリに戻ります。
P8124584

しかし【最低100mm差し込んでくれ】って書いてありますが、こんなにシートポスト出る方っているのでしょうか、、、350mmって結構長いです。

ちなみに限界で設定するとこんな感じです。

P8124588

サドル-ハンドル落差推定200mm以上(笑

あまりにも余ってしまっていらない場合は切ってしまってもいいと思います。。。カーボンは結構固いので苦労はしますが、10gぐらいは軽くなりそうな気がします。このFSAのSL-Kは結構肉厚でした。
 

少々お話しがそれましたが元に戻りましょう。


で作業はごくごく単純、シートポストにファイバーグリップをヌリヌリして元に戻します。

(ファイバーグリップってなんかクッサイのはワタクシのものだけでしょうか、、、?)

そしてテープを剥がして完了!

となるはずなのですが、少し気になるところに気が付きました。

現在のBB-サドル間は750mm、以前は745mmだったのですが、5mmほど夏前に上げたような気がします。

サドル高をちょくちょくいじっているとおわかりかと思いますが、
【シートチューブに入っている部分】のシートポストはクランプ部の締め付けで【傷が付く】場合が多いんです。

5mm上げた時も5mm分の傷があったはず、、、なのになぜか傷の部分が5mmも無いんですね。

もうこれはほぼ確定でしょう。

念のためサドル高をはかってみましたが、747mm、

Σ(´∀`||;)トチトサガッテネーカ?

、、、(;´д`)トホホ…

ってことで更に確定色が強まっております。


再度750mmジャストに調整後本締め、トルクレンチでも締めつけ確認です。

そして試走へ、、、

v( ̄Д ̄)bオケー!


ということです。

今回の大失敗の要因:完全にヘッド部の異音と勝手に決めつ方バカちんがいたため(←ワタク氏ですorz)

なぜかって言うとまるでヘッド下部から異音が聞こえてきたため。

ゆっくりの走行でも聞こえてきていたので完全に過信してしまったということです。


クランプの締め付けが弱かったのか、、、増し締め後にトルクレンチでの締付けトルクの最低確認は済んでおりました。


今までは何も問題がなかったとしても、突如として何らかの原因や要因が重なりあって異音が発生したり、実際にポストがずれたりすることもありえなくはないということです。


異音対策の秘訣は繰り返しになりますが、

①本当にその音は疑わしきパーツから出ているのか?

②その音の正体は自分が思い込んでいる【音】ではないか?


これが大切です。

Case1のような事例もけして少なくはないです。
ヘッドパーツのカタカタ音がとれない→ボトルケージがゆるんでした。
こんなコトもあります。
たったのこれだけですが、これに気づかなかれば何度ヘッドを分解しても、シートポストを分解しても直すことはできません。
最悪の場合異音が消えなくて、締め付け、増し締め、増し締め、「ビシッ」と締め付け過ぎてぶっこわしてしまう、なんてことがありえるかもしれません。
初心者の方だけではなくて整備に慣れている方も視野が狭くなってしまうと原因を特定することが難しくなってしまう場合もあります。

ということで少しでもお役に立てればとワタクシのお馬鹿な経験を交えた2つの解決策のご紹介でした。


外を走っていても全走者のバイクからパキパキペキペキッ、んて音がってことが時々ありますね。

ロードバイクの【パキ】【ペキ】というような異音はやはり【異音】ですので通常は出ることがない音です。
そのまま放置することなくご自身で分からなかったらプロにお任せしてしまうのでもいいと思います。

時々【異音】で持ち込むと煙たい顔をするお店もあるようですが、少なくともワタクシの知っているお店では嫌な顔をせずにやってくれるお店もあります。
少し時間はかかる場合もありますが、異音で悩んでいてその音が綺麗に消えた時の気持ちよさときたら・・・格別です。
【あぁロードバイクってたのすぃ~なぁ!】



今回活躍してくれたものはこちら

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荒い粒子と細かい粒子が混ぜられた固めのジェル状の滑り止めです。
特に力のかかるカーボン製品には塗りこんでいくことで微妙なズレや異音を抑えられることも。
無色透明なので色移りの心配もなく重宝しております。

難点はと言うと、何故か臭い、、、古くなったから?
これと、量が多すぎる。ってことぐらいです。
10gぐらいだとちょうどいい気がするのですが、この容量だととても使いきれる気がしないです。
もう何年も使っていますが、一向に減る気配がありません。

使用部分はコラム部、シートポスト、、、ぐらいですからね。

カーボン製のバイクをお持ちであれば一本持っておいても損はないと思いますよ。



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