ロードバイクのフレームサイズ ホイールベースと実際のポジション考察

今回は少々難しいお話です。

ロードバイクのフレーム選びの時にどうしたらいいのかお悩みの方も多いでしょう。
ショップに行けばぱぱっと体の長さをはかったりして適正サイズを出してくれると思いますが、あくまでもそれは体の長さから換算した一般的な数値です。
そうではなくてもっと細かくどういったポジションを作りたいのか、サイズによってどの程度の実際の差が出てくるのかというお話です。
※とても計算が苦手なのもので頑張って計算しましたが、間違いがあればご指摘お願い致します。

今回は愛してやまないBianchiを例にとってお話しを進めていきます。

※フレームサイズ表
rect8652
こんな感じで謎の記号と数字が並びます。

で最初は ホイールベースからです。

まずはレース向け設計の位置づけのB4P センプレです。

 rect8654
これと上の表を比べても待ったくもって謎なので実際の数値を入れていきます。

 rect8671-6
※【BB下がり】と【リアセンター~BBシェル中心】【フロントセンター~BBシェル中心】で計算

50と55サイズではホイールベースは5mmしか違わないです。
5mmの差は、、、


対象はC2Cいわゆるロングに適したインフィニートCVです。
rect8654-4

rect8671
確かにC3Cコンセプトとして見るとB4Pよりもホイールベースは若干長めです。


しかしB4Pのセンプレぐらいの差であれば一概にサイズが大きくなるとホイールベースが長くなり、直進安定性があがります!、、、と言える値かどうかは、、、


53サイズで比べてみましょう

A1:同じ
AS:同じ
B1:同じ
BS:ちょっと・・・スローピングしていますから。
C:リアセンターが若干長めです
D:下がりも同じ
E:130mm 155mm
F:フロントも1mm
G:71.5°同じ
G1:74°
Y:528mmと551mm
X:375mm 382mm 

Eのヘッドチューブ長が25mmも長いです。
それに伴い、Yフロントセンターからの高さも23mm高くなります。
アップライトな乗車姿勢となり、前傾が浅くなります。
23mmって10mmのスペーサー×2+α、結構な差があります。

インフィニートで更に深くしたい場合はステムの角度、ハンドル形状で落としますがセンプレ程は低くすることはできないでしょう。

こうしてサイズだけで比べてみると、B4P、C2Cの差が見えてきます。



ということで頭の体操をした後は本題です。

実際のサイズでどのくらいの差があってどのようなポジションになるのかということを机上数値化してみたいと思います。

早速ですが、B4Pのセンプレ53サイズと55サイズの比較です。
rect8688
数字が頭をぐ~るぐる、、、...ヽ( ´_つ`)ノ ?

▶サドル位置

上の表は仮数値として、【BB~サドル高】を垂直換算で720mmで計算してあります。

シートポストの突出量は230と249なので【約20mm】というところでしょう。
これなら55サイズの人が53でもシートポスト20mm出せばいいのでなんとかなりそうです。

サドルセンター部のバック量が7mm、、、これが大きいと取るか、小さいとるか。


▶トップチューブ長(水平換算)

初心者の方が【えっ?】と思われるかもしれませんが、コレの差は【535mm】と【550mm】15mmです。

サドル位置とトップチューブ長で考えればステムはやはり伸ばしたほうがいいことになるでしょう。


▶ヘッドチューブの長さによるヘッド部の高さ

この影響がむしろ一番大きいと思います。

フロントセンターからの高さで466mmと477mmその差【11mm】

約1cmのスペーサー1枚分です。ワカッテルッテ、、、
P5233872

上ワン抑え(?)で1.5mmの厚みがあります。

もう少し薄いものもありますが、このままだとスペーサー1枚分しか下げれません。

55サイズよりも53サイズのほうが深く下げれるということになります。

逆に上げたい場合は 
 P9254167
スペーサーまみれになって個人的にはちょっと、、、
コラムはカットしてしまえば上げることはできなくなります。

 
結構色々頑張って計算をしてみましたが、2サイズ間で悩んだ場合はどちらのサイズを選んでも同じようなサイズ感を再現することはできそうです。


ハンドル高-サドル高は一般的には50mmが初心者向けの前傾のきつすぎないセッティングと言われています。
path4147

ただし一概には言えないです。
フレームサイズを大きくすればサドルの高さが変わらなければ、サドル-ハンドル落差は少なくなります(ヘッドチューブも長くなるし、Yフロントセンターからの高さも上がります。)が、サドルハンドル間の距離が遠くなってしまいます。

これはあくまでもサイズをある程度出した後のセッティングですね。


★注意点

ロードバイクは乗れば乗るほどどんどんポジションが変えたくなってきます。

乗れば乗るほど【手足が伸びる】なんて言われることもあります。

日頃あまり取ることのない体の形なので乗るに連れて体が順応してくるからでしょう。

そうなった際の変更として、
サドル:上がる・前に出る・後ろに下がる
ハンドル:遠くなる・低くなる・深くなる

こういった変更点が出てきます。

変更した時に限界を超えないようなサイズのフレームを選んでおくと長く使えるフレームとしていいと思います。


もちろんポジションは前傾が深けりゃいいってもんでもないですが、ある程度のスピードを出すためには深い前傾も必要になってきます。

なんにせよちょうどいいサイズのフレームに越したことはありません。

次回各フレームの各所サイズの差を考える、を更新予定です。

ということでロードバイクのフレームサイズと実際のポジション考察のお話しでした。


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