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タグ:シフト

2017版 シマノ純正シフトケーブル・ブレーキケーブルの種類と互換性



2015年の記事「シマノ ケーブルの種類(インナーケーブル~シフト・ブレーキ~)」がごちゃごちゃし始めてしまいましたので、ちょっとすっきりさせるために2017年カタログからの情報をまとめます。

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2016年より こういった純正パーツのグレードがよりわかりやすく表記に加えられているようになります。

【ULTIMATE(アルティメイト)】
→レースで勝つことをめざす、様々な地形を疾駆する、など最高レベルのライディングを追求。
 より速く、よりストレスのない、走るためのアドバンテージとなる機能。
 最先端のテクノロジーを駆使した最高のパフォーマンスを実現

【ADVANCED(アドバンスト)】

→友達とレースを楽しんだり、時には自分の限界に挑戦したりする、ライディングに自分なりの刺激をもとめるスタイル。
 快適で安心感のある、スムーズな走行が持続できる、安定した高性能。

【SELECT(セレクト)】
→町中をスタイリッシュに走ったり、友人たちとリラックスして走るなど、サイクルライフを楽しむライディングスタイル。
 スムーズで信頼性のあるライディングができる。
 シマノコンポーネントの高い品質が確かな機能を提供

ということです。
【上】【中】【下】とは付けられないので、かっこ良くグレードを分けてみたのでしょう。

※すべて税抜き価格です。2017年カタログより抜粋

▶シフトケーブル

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ポリマーコーティングケーブルに2500mmのモデルが登場です。
一部の車種で使い事になるのでしょう。

2016年登場の【オプティスリック】もラインナップです。

ポリマーコーティングにはロングノーズキャップやRD用ノーズも付属になります。

それから見事にアルテグレードが消滅しました。。。


▶コーティング無しのステンレスシフトケーブル


▶2016年登場の新コーティング【オプティスリック】シフトケーブル


▶アルテグレードなき今、ポリマーコーティングはこちらのみ



※タンデム用やスティール製10パック入りあまり使わないでしょう。

シフトケーブルセット
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DURAグレードのお値段据え置きセットです。
付属品のスモールパーツがすごいことになってます。。。
アルテグラグレードは消滅ということです。

シフトケーブルセット製品
1.OT-SP41ポリマーコーティングシフトケーブルセット 3723円
2.OT-SP41オプティスリックシフトケーブルセット    1968円
3.OT-SP41ステンレスシフトケーブルセット        1421円
4.OT-SIS40シフトケーブルセット(スティール)       614円
※激安のスティール製のケーブルはアウターがちょっと違います。


さらに最新版では9100DURA専用のシフトケーブルセットが発売になりました。

5.DURA-ACE R9100シリーズ用OT-SP41 
 ポリマーコーティングシフトケーブルセット 3723円

こちらシフトケーブルのアウターケージングに関して2016年まではほぼ”OT-SP41”こちら一種類でしたが(スチール製のグレードのみOT-SIS40)、9100系のDURA-ACEが登場してからリアアウターに専用品がでました。

新型DURAも基本的にはOT-SP41ですが、RD-R9100(新型デュラのリアディレイラー)のみアウターケージングが異なる専用品”OT-RS900”という特殊なケーブルを使用することになっております。
こちらは
・ライナー管がすっぽ抜ける
・SP41のようにワイヤー構造ではなくて、ブレーキアウターのようなコイル構造
・長さの決め方が決まっている
・切る方向も指定あり
こんな特徴があるようです。

・コーティングなしのステンレスシフトケーブルセット


・新オプティスリックコーティングのシフトケーブルセット

・ポリマーコーティングケーブルセット


在庫分で終了でしょう。アルテグレードのポリマーコートのシフトケーブルセットです。
(現在仕入れはできませんのでなくなり次第終了。)



DURA-ACE R9100シリーズ用 ポリマーコーティングシフトケーブルセット



★互換性に関して★

シフトケーブルに関しては現行品

DURA-ACE(デュラエース)9000
ULTEGRA(アルテグラ)6800
105(イチマルゴ)5800
Tiagra(ティアグラ)4700

すべてポリマーコーティングシフトケーブルをお使いいただけるとのことです。
また、過去のモデルに関しても(7900、6700、5700、4600等)でも互換性がありお使いいただけるのことです。

しかしコントロールレバーを購入したときなんかの付属はというと、、、ひょっとすると現行品の6800系のアルテグラはオプティスリックになっている可能性があるということです。残念、、、密かにコストカット!?
オプティスリックは今のところ欠点といった欠点があるわけでもありませんし、特に不満も無いので悪いことではなさそうですが、オプティセットはスモールパーツの付属がチョット変わっています。
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先ずRD用アウターキャップが金属のシールドと樹脂製シールドのもの、
オプティのほうがグレードが高いのに樹脂製です。
過去モデルはここに樹脂製を使用してしまうと角度・負荷がかかってちぎれてしまう。そんな事があったようですが、現行モデルですと大丈夫になったとか、その為オプティセットは新発売なので樹脂製に変更がされたが、ステンセットは過去のままのセット内容なので据え置きと言った状態とのことです。

これとステンセットにはコントロールレバー用のショートノーズ付きアウターキャップの付属がありません。こいつは結構ダメージを受けやすいので、できれば交換ごとに買えたほうがいいので現行コントロールレバーでステンセットを購入するときはダメージ(ハンドルとの段差でバナナみたいにひん曲がります。)にもよりますが、別途購入したほうが良さそうです。

RD用ノーズも付属がありませんが、こちらもあの角度(リアトップ付近でのRD出口付近)を考えればついていたほうがいいような気がしなくもありません。

スモールパーツの使い方はこちらをご参照下さい↓↓↓
スモールパーツの使い方 シフト・ブレーキケーブルセット

どちらもスモールパーツで購入するのがいいと思います。


ロングノーズに関しては、、、ポリマーコーティングケーブルは必須ですが、オプティはよっぽど変なルーティングを採用しているフレームでなければどちらでもいいような気がします。




▶ブレーキケーブル

↓ROAD/MTB~~~とあります。むしろ今までナンデ分けていたのか、、、
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ブレーキインナーケーブルも同様にアルテグレードがなくなっております。
ポリマーコーティングを選択したのであればDURAグレード一択です。

こちらは新コーティングはありませんので【SIL-TEC】(PTFE)据え置きです。

ポリマーコーティグはノーズ付きアウターキャップがついてきます。
上位機種のアウターキャップは(ロングだろうがショートだろうが)ノーズ付きというのが現状お約束です。 

シフトケーブルではポリマーコーティングは軽さが素晴らしいのですが、コーティングの剥がれが汚くて気になります。しかしブレーキインナーケーブルでは毛羽立ちが気になりません。
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※3ヶ月位使用したポリマーコーティングブレーキインナーケーブルです。

ポリマーコーティングは間違いなく軽いです。シフトと違ってアールがきつくなりにくかったり、距離の問題もありコーティングが綺麗に保たれています。これなら使用上も問題なく使えそうです。

ブレーキインナーケーブルのみ

・ステンレス

・SIL-TEC


・ポリマーコーティング



ブレーキケーブルセット

・ステンレスブレーキケーブルセット


・SIL-TECコーティングブレーキケーブルセット
(ブレーキはオプティスリックはないようです。)


・BC-9000 ポリマーコーティングブレーキケーブルセット
同じくブレーキもアルテグレードがカタログから消えています。



MTBとの共通でスティール製のセット(1012円)もあります。
しかし前回の記事で書いたようにあまりおすすめはできないでしょう。

アウターケージング
ポリマー:BC-9000ブレーキアウターケージング
SIL-TEC:SLR
ステンレス:SLR

圧倒的な引きの軽さとタッチの良さが実感できるポリマーコーティングですが、スモールパーツの使い方がとても大切です。

PC084341

これがリアブレーキ用のノーズ付きアウターなんですが、こいつがないとものすごくタッチが悪くなります。試しにこれを使わずに組んでみたのですが、やはり駄目です。これは絶対に必須です。

こちらも実はアルテグレード(真鍮)とDURAグレード(アルミ)の2種類があったのですが、アルテグレードのほうが消滅しました。ケーブルがなくなったことで一緒に消滅です。
お値段の差は、、、倍ほどorz

しつこいようですが、正しくスモールパーツを使わないとものすごく残念な結果になります。
スモールパーツの使い方はこちらをご参照下さい↓↓↓
スモールパーツの使い方 シフト・ブレーキケーブルセット

注意としては、例えばインナーケーブルのみお店で変えてもらった場合に、アウターが社外製であったり、下位グレードのものを使っている場合があります。
通常のパッケージ版製品には重要なスモールパーツは同梱されておりますが、お店用のバルク品はスモールの付属がない場合があるとかないとか。。。
お店で変えて貰う場合は、しっかりとスモールパーツの取り付けもお願いしたほうがいいでしょう。

※フレームの種類によってはこれらを使わないフレームもあります。


★互換性に関して★

ブレーキケーブルに関しては互換性がダメなものがあります。
くれぐれもご注意下さい。


DURA-ACE(デュラエース)9000番
ULTEGRA(アルテグラ)6800番
105(イチマルゴ)5800番
Tiagra(ティアグラ)4700番

こちらはどの機種もポリマーコーティングを使用できるとのことです。

しかし過去のモデル
DURA-ACE(デュラエース)7900番 
ULTEGRA(アルテグラ)6700番
105(イチマルゴ)5700番
Tiagra(ティアグラ)4600番
(上記機種を含み以前のモデル)

これらは互換性をもっていないということです。

つまりこれらの機種はポリマーコーティングのブレーキケーブルは使えないということです。

固定ポイントに違いがあり、最悪スッポ抜けると大変な自体に陥ります。

繰り返しになりますが、くれぐれもご注意下さい。




ということで2017年カタログ版シマノ純正ケーブルの種類というお話でした。

こう見てみるとあれだけシフトケーブルがドンドン新しいものが出てくるのに、ブレーキケーブルは基本据え置きということです。
少しひねくれた考え方をしてみればブレーキはほぼ不具合がない、完成に近い状態を出せているのか。
またシフトは、、、まだまだ改良の余地がある、といういことなのかもしれません。

2016年はインナーケーブルの種類は
1.シフトケーブル・ブレーキケーブルともに【アルテグラグレードがなくなった】
2.シフトケーブルに【オプティスリック】登場
3.心配していた値上げは今のところないかも、、、

というところです。 

アルテグレードに関してはDURAと大して違いがわからなかったので(巻き数ぐらい)微妙といえば微妙だったんですが、それでもお手頃価格帯がなくなってしまうのは一消費者としては、すこし残念です。

※ポリマーコーティングブレーキケーブルは固定ポイントの違いから【使用できるモデル】【使用できないモデル】がございます。くれぐれもお求めの際はご注意下さい。

2017で
1.9100DURA用の専用シフトケーブル(リアアウター)が出た。

ということでした。
ということで2017年版シマノ純正ケーブルのまとめでした。


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スモールパーツの使い方 シフト・ブレーキケーブルセット


シマノはシフト・ブレーキ共通ですが、セットで購入するとスモールパーツがもりもりついてきます。

結構似たようなパーツがゾロゾロとついてきて混乱しがちなので一例として各スモーパーツはドコに使うのか?そんな配置のお話しです。

ということで早速本題へ。



▶シフトケーブル

①ポリマーコーティングケーブルセット


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いつの間にかアルテグラグレードがカタログから消えてしまった旧DURAグレード(?)ポリマーコーティングシフトブケーブルセットです。

※インナーエンドキャップは端折りますm(_ _)m

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a.ST-@@@@用ショートノーズ付きアウターキャップ

これは【ST】とついているのでSTI(コントロールレバー)内に使うパーツです。

特長として、アウターケーブルがかぶさる部分に凸があります。

PC084331

この凸をコントロールレバーの凹に合わせます。

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こんな感じでコントロールレバー内に入れてここにアウターケージングが刺さります。
ハンドルを這わせるタイプでカーブがきつくなるので専用パーツで保護ということでしょう。


b.ロングノーズ付きアウターキャップ

正に名前の通りでロングノーズのアウターキャップです。
これはと言うと、3つです(笑
前後があるのに3つという奇数なのでわかりづらくなるもんです。

これは
フレームイン(フレームに入る・沿わせるところ・トップチューブ下)×2
P8103603

このままフレームにインします。

ここと、
PC084333

ここです。

※最近のケーブルが中を通るフレームではシマノ純正品を使わずに専用品のを用いるフレームもあります。


c.RD用ノーズ

これはもう名前を見れば一目瞭然なのですが、パーツに名前が書いてあるわけではありません。

PC084334

このインナーがリアディレイラーから出てくる部分です。

P3253759

ケーブルを外した状態で緩めていくとココまで分解できます。
この状態の一番下の部分のパーツです。

使用していくと結構潰れます。(特にトップ側をよく使う場合)

P3253756

ここは引きの軽さに結構影響がありますのでしっかりと交換した方がいいと思います。

先日は整備の際にここがちぎれているものがありました。ちぎれたら、、、交換です。


d.RD用シールドアウターキャップ

こちらはRDにアウターが入るところのキャップです。

以前はココは樹脂製のものはちぎれたりひん曲がったりするのがよくないと言われていてアルミを推奨していたようなのですが、現在のマニュアルでは105以下のモデルは樹脂ということになっているようです。(詳細はもう少し下に、、、)

BlogPaint


②オプティスリックシフトケーブルセット

1グレード下がりオプティスリックになるとこうなります。

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b.樹脂製のシールドアウターが4つに増え、、、・・・と思いきや実は非シールドのアウターキャップが3つにシールドアウターキャップが1つです。

非シールド(ノーマル)アウターキャップ
・フレームに沿わせる、はわせるところ(トップチューブ下)×2
・チェーンステー下


シールドアウタータイプ
・RDに入るところ×1

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ごっちゃにならないように注意をして下さい。

見分け方は簡単です。実際にケーブルを挿してみれば抵抗感が全く違うのでそれでもわかるのですが、

PC084336

シマノのアウターキャップには線が入っています。

2本先がノーマルのアウターキャップで、4本線がシールドアウターキャップです。

後は長さが若干違うのですが、わからなくなったらこの線の数を見るのがわかりいいと思います。


RD用ノーズが外れていますが、個人的にはインナーケーブルの保護としてココは付けたほうがいいような気がしてしまいます。



▶ステンレスシフトケーブルセット

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ココまでくるとわかりやすくなると思いますが、ココでまさかのRDはアルミへと、、、(笑

・STI(コントロールレバー内外、ハンドルを沿わせないタイプ?)はノーマルのアウターキャップ×2
・フレーム内・沿わせる(ダウンチューブ下)もノーマルタイプ×2
・チェーンステーはシールドアウター×1
・RDはアルミシールド

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これはいいのですが、こう考えると上のオプティスリックのケーブルセットが、アルミが足りないか、シールドが足りないか、、、う~ん、この辺はカタログでも【**の注意】になっていて「チェーンステー下は適切なものを選んで下さい。」とあります。なんて曖昧な、、
結構汚れが飛びそうな部分なのでやはりシールドのほうがいいと思ってしまいます。

RDに入る部分では過去のモデルで一部アルミでないとだめだったモデルがあるとかないとか、、、
現行モデルでは樹脂製でもいけるということです。


ですので現行のセットだと
・オプティスリックセット
チェーンステー下=ノーマルアウターキャップ
RD部=樹脂製シールドアウター

・ステンレスセット
チェーンステー下=樹脂製シールドアウター
RD部=アルミ製シールドアウター


これが正解のようです。


ワタクシはシフトケーブルはステンを仕様しますので、当然パーツが付いてきません。そんなときはスモールだけを取り寄せたりして使うわけです。




▶ブレーキケーブルセット


ブレーキケーブルのほうがシンプルプルプルです。

こちらもアルテグレードがカタログから姿を消しました。

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基本的に数は同じなので難しくないです。

アウターキャップはすべてリア用です。

ブレーキ本体との接続部は基本的に使いません。

リアブレーキラインのアウター受けの部分に2個使います。

P9164072

ココから入って、、、

P9164082

トップチューブ後部から出てきます。

ここの2箇所に使います。

ケーブルがフレーム内を通らない場合はトップチューブ下が多いです。(シクロはトップチューブ上)

ということでまったく難しくなくいけます。


※フレームの種類によってはリアブレーキアウターごとフレーム内に通してしまう、いわば【フルアウター】の様な物もあります。その場合はこのブレーキ用のノーズ付きアウターは使用しません。


全然関係ありませんが、このポリマーに付属しているノーズ付きアウターなんですが、、、

PC084342

ノーズの長さに結構差があります。。。
あまりにも違いすぎるものは気になってしまいますが、おそらく影響はないということでしょう。

ちなみにこのブレーキ用のノーズ付きアウターなんですが、実は2種類あるんですね。
DURA用の【アルミニウム】とアルテグレードの【真鍮】です。

この辺の細かいところで価格差というかグレードの差を付けているんですね。

ということでブレーキは何ら難しいことはありませんが、シフトのほうが少々厄介な感じでした。



しかしスモールパーツの使い方を間違えると充分な性能を発揮できないということはシマノ自体も公式の見解としてあります。
「シマノインデックスシステム(SIS)の本来の変速性能を発揮させるために、適切なアウターキャップを使用して下さい。」
2017 シマノカタログより抜粋

個人的にはSISだけではなくポリマーコーティングのブレーキケーブル、これはノーズ付きでないとめちゃくちゃタッチが悪くなりますので、大切なパーツだと違うので組んでみてものすごく実感できました。

ということです。 
常々記事内に書かせては頂いておりますが、
「たかがスモールパーツ、されどスモールパーツ」
「侮るなかれスモールパーツ」ということです。
 
ということでご自身でやられる際はくれぐれもスモールパーツの使い方を間違えないようにご注意下さい。

でもし今組んであるものが違う使い方をしているのであれば、SISにしてもブレーキにしてもフィーリングをもっと良くする可能性を秘めているということでした。


注1)最近のフレームは専用品を使うものが結構多くなって来ました。
すべてのフレームでシマノのスモールパーツが使えるわけではありませんのでご注意下さい。
フレームのケーブル取り回しに合わせて適切なパーツを使うということになる場合がありその際専用設計の場合はフレームメーカーからの取り寄せになる、ということです。

注2)完成車でケーブルがシマノ純正を使っていない場合があります。
完成車でスモールが違う、、、そんなときは一見してもわかりませんが、実は社外製のケーブルの時もあります。
その際は交換のときなんかにシマノのものに変えると本来の性能を引き出せる可能性もあります。



▶おまけ

一見普通そうなシールドアウター、インナーを通せは確かに抵抗はあるんだけど、、、

ということで分解してみました。

まずはこちらから。

①ノーマル(非シールド)のアウターキャップ(先2本)です。
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まぁなんてことなく穴が開いているアウターですね。


②樹脂(プラスチック)製シールドアウターキャップ
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なんか入ってますね。

PC084327

白い物体を取り出してみました。
(少々破壊してしまいましたがorz)

これがおそらくシールド効果のあるものでしょう。


③ロングノーズ付きアウターキャップ
PC084330

ロングノーズとシールド効果のあるっぽいもの(?)が一体化しています。


ということでアウターキャップもシールドと非シールドでは全然違うものが使われているということなんですね。
こういった細かい所の積み重ねで最高のフィーリングを味わえるように考えられているというのも面白いところです。



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フロントインナーの使い方を考える


ワタクシのように平地ばかりを走っているとインナーの使い方を忘れてしまう場合も(笑
特に初心者の方は「ほぼほぼインナーを使わない!」なんて方もいるのでは?

勾配が殆ど無いクリテなんかではアウターのみでいけてしまうかもしれませんが、勾配のあるコースを如何に負担を少なく速く走る上ではきちんとギアを選択して走ることが大切だと思いますす。

ということで今回はインナーの使い方のお話しです。

これを考える上で大切なのが【ギア比】【ケイデンス】です、

ということで早速ギア比のお話しから、、、



▶ギア比
 
こちらを考える際はまず【ロードバイク  ギア比・速度計算ツール】こちらを使用させていただきます。
http://twelve.rgr.jp/tama/tool/roadbike-gear.html

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フロント 50/34T
リア11s 11-25T 


このギアを例に上げて考えてきます。

ケイデンスは90rpm/minです。

まず注目するところは最大ギアと最小ギアです。
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赤枠はケイデンス90での限界の値です。
これ以上スピードを落としたかったり上げたい場合はケイデンスでカバーするしかありません。
(ちなみにケイデンス120で回せば11Tがあれば69km/hまででます。逆にケイデンス70で12km/hです)
(平地単独で11T/120rpmまわせりゃレースでいい成績を残せそうですね。。。)

そして青枠がフロントの限界ラインということでフロントの切り替えポイントになりますが、たすき掛けはチェーンラインが厳しくなります。
別にチェーンラインが厳しかろうがぶっ壊れることはありませんが、限界に来て変えるよりも余裕があったほうがいいし、厳しいチェーンラインは場合によっては弊害が起こることがあります。無理くり使わなきゃいけない状態にならなきゃいいだけなんでシフト操作を練習したらいいと思います。。ってか多分使わないでしょう。。。

フロントでもケイデンス90で回せば35km/h、ケイデンス120で46.8km/hも出せることができる。ということです。

ギア比を考慮してスピードに合わせて適切なギアを選択するってことが大切です。

たすき掛けを避けてなめらかなギア比を選んでいくとこうなります。

image414-2

image4329

このギア比から考えると、リア変速の延長上のようになめらかに変速をさせる場合は【3段分】の変速が必要ということになります。(場合によっては4段、、、)

インナーからのなめらかな加速のためには【3段シフトダウン】が必要になってくるということです。
最新の11速コンポは3段シフトダウンができるようになっていますね。

操作ではフロント・リアもどちらとも大レバーを目一杯倒すという操作になります。
整備させしっかりできていればまとめてやったって壊れることはありませんし、変速スピードもリアのみの変速とたいした差はありません。

つまりどこかのタイミングでフロントインナー→アウターへの切り替えのときに3段シフトダウンとともに切り替えると【なめらかにいく】ということが分かります。

【なめらかにいく】ことで、ケイデンス幅を極力変えずにスピードを調整できることが有利に働きます。


とここでシマノの究極の兵器を見てみます。



XTRでは導入済みで次期9100 DURA-ACEでは導入されるという【シンクロシフト】です。

シンクロシフトとはリアの動きに合わせてフロントが勝手に動いてくれるというなんとも素晴らしいシフトチェンジのシステムです。

MTBとロードではギア比は全く違うので一概には言いにくい部分がありますが、結局はシフトアップしていくタイミングにあわせてフロントがアウターに上がり、リア側でシフトダウンという現象が起こっています。

シマノの変速システムでフロントインナーからのスタートの場合、速度を上げることに伴ったシフトアップにはシフトダウンが必須になってくるということです。シフトダウンを3速まとめてできるようになっているのは、スピードに乗せることを考えて作られているのかもしれません。(真相は知りませんが、、、)



こんなことを考えてみるとフロントの使い方が見えてくると思います。

たすき掛けを避けて見ると
image44-2
フロントアウターでおよそ24~50km/h
フロントインナーでおよそ15~30km/h

たすき掛け可で限界まで考えれば
フロントアウターでおよそ22km/h~
フロントインナーでおよそ~35km/h

この幅を使うことができます。

つまり平地巡航が35km/h以下での巡航であればインナーだけで事足りてしまうということです。
まぁ下りとかが入ると足りなくはなってしまうんですが、、、


簡単に言ってしまうと【実際に走るステージに合わせて、ギアを選択する。】これにつきます。

例えば登りが多いようであればインナー主体で使っていきますし、平地や下りが多いのであればサクサクアウターに入れてしまったほうがいいです。

インナーのメリットとして、、、
・チェーンテンションが緩い(?)ため音が静か
・変速がなめらか(調整による)
・ギアがクロス気味(近く)になる


デメリットは
・35km/h以上で変速が必要
・クロスしすぎる(?)


インナーの使い方というか、ギアの選択は人それぞれです。

ワタクシなんかは登りはすぐにインナーに入れてしまいますし、平地はほぼインナーに入れることはありません。

ギアの選択は教科書通りの選択をすることよりも、何より【自分の走りやすいギアを積極的に選択していく。】これが大切なのではないかと思います。
 
ってことができるようになるためにもシフト操作の練習も大切です。
自分の好きなギアを瞬時に選択できるようになるためには、な~んも考えなくても勝手に体が動いているぐらいまで慣れてこないと自由にギアを選ぶということは難しいです。

リアならできるけど、フロントまで一緒にとなると、、、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「フロントを変えたら予想以上に重くて、、、とか予想以上に軽すぎて、、、」とかこんな状態になるということはギアの選択が下手くそということです。
こういった状態はパワーのロスがおおきくとてももったいないということです。

そんな事にならないために、まずは今自分の使っているギア比を考える。それでもってなめらかにいくにはフロントと一緒に何段まとめてシフトすることが必要になるのか?そんなことを考えながら、どんどんフロントもシフト操作・ギアチェンジをして、自分の思い通りのギアを頭で考えなくても体が勝手に反応してくれるぐらいまで練習してくことが大切ですね。

マニュアル車のシフトチェンジだっていちいち全部頭で考えて行っていないはずです。
「このぐらいのスピードに・・・」と考えれば勝手にシフトチェンジできますよね?
そんないわゆる【体オートマ】な状態ができるといいと思います。

ということで平地ばかりだと疎かになりがちなフロントインナーの使い方を考える、そんなお話しでした。



 
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