えふえふぶろぐ

サイクルウェア、ロードバイク パーツのお店 ★FF-Cycle★
当店取り扱い商品のインプレから、メンテナンス等自転車の話題を独断と偏見いっぱいにお伝えいたします。

タグ:ビアンキ

整備小屋 日誌 と Oltre XR4試乗インプレ!


週末とても気温が高く、土曜日はものすごい強風だったものの、日曜日は風も収まり絶好のサイクリング日よりになりました。これから大変自転車にはいい時期にはいってきます。イイですね!
ということで早速本題へ、

作業小屋日記です。
先日お越しいただいたお客様には、ブログへの掲載のお願いを快諾していただきましたので、ぜひ記事にさせていただこうと思います。

 
▶XR4というマシン

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チラッと、バックショット、、、

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 XR4の大きな特徴とも言える特徴的なフォーク形状にダイレクトマウントを搭載。。。

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そしてカンターヴェイルです!!

IMAG2478
 
あぁ、まさに美しいという言葉がぴったりな、、、
美しすぎる、、、XR4です。


やはり生で見ると迫力が違います。
というかかっこよすぎます、、、( ´Д`)=3ハァ



▶今回のご依頼は?

今回のメインは小屋(とワタクシ??(笑 )の下見とホイールバランス取りの自宅でもできる方法を教えてほしいというものでした。

というのもホイールバランスの基本的な考え方として、
ものすごい精度で行ったとしても、タイヤを組み替えれば当然ズレが出てきますし、チューブを買えても同じことが考えれられます。
ということは特殊な機械を使ったり、コストを高めに掛けて現状の状態でものすごく精密に取るということももちろんいいですが、コストが掛かりすぎるため めったにバランス取りを行わないよりも、タイヤやチューブを買えた際には、自宅で精度は劣るかもしれないが、毎回確認・微調整する。この方がおすすめです。

最近のミドルグレード以上のタイヤは一部をのぞいて大体ローテーションも含めて1シーズンに3回とか変えることになりますので、、、(;´∀`)
(タイヤはケチることは非常によくないことです。。。)

ちなみに整備台上でアウタートップでぶん回して50Tとかだと90km/h以上ですが、実際の走行でそんなにスピードを出したことはありません。常用速度域(おそらく下りで60km/hぐらいまで)で車体がぶんぶん動かないぐらいであればいいのでは。というところです。

ということであえて特殊なものは使わずにホームセンターでも揃うようなものとハブ軸を挟み込むタイプのスタンドで行いますが、結構正確にできる方法をお伝えさせていただきました。


もちろんせっかくお越しいただいたので全体的な健康診断的なものを行わせていただきました。
当店は「来ていただいた状態よりも、もっと良い状態・キレイにさせて頂く。」これを大切にしております。

とはいってもフレーム購入と載せ替え、ブレーキなんかは新品で購入したということでしたので、主だった不具合はありません。
普段の掃除では手の届きにくいところのクリーニングなんかと新品購入組付後のメンテナンスなんかもやらせていただきました。


▶そして試乗へ

今回のお客様、とてもありがたいことに「是非ともご試乗を!」とおすすめしていただき、ほんの僅かの間ですが、試乗をさせちていただけることに。
本当にありがとうございますm(_ _)m

・ハンドリング
ものすごく素直です。
と言うか、、、癖がなく、モッサリ感も過剰なキビキビ感があるわけでもなくものすごく扱いやすいです。
万能選手といった感じです。

・剛性
もうね、十分すぎます。
BB周りの剛性は流石にエアロ系のフレームによくありがちな縦にも横にもゴリマッチョ形状(?)なのでこれ以上の硬さは、、、ワタクシの貧脚には十分すぎるほどです。
どのくらいかというと、ウィッシュボーンでガッチガチに固めたセンプレのBB周りと同様以上の剛性感です。(ちょっとセンプレは柔らかいんですネ。)踏んで気持ちがいいバイクです。一踏み目からすぐにわかります。
全体のバランスとしてみてもさすがプロユース、、、軽いのに硬い、いいバイクです。

・ダイレクトマウントブレーキ
メンテ性とかを除けば、最強レベルかと。。。
Vブレーキや効きが良いブレーキは他にもありますが、コントロールのしやすさ、格別です。
おそらくフォークの剛性とかのバランスも大切だとおもうのですが、ものすごくこのブレーキとフォークの味付けがイイです。

・カウンターヴェイル
これは短い時間ではそこまでわからなかったです。
海外のインプレなんかでもコレッて効果あるんかい!?、、、なんてインプレも目にすることがあります。

ガッチガチのアルミバイク
     ↓
ーーー越えられない壁ーーー
     ↓
   センプレ
     ↓微妙に・・・
  オルトレ XR4

こんなイメージです。
もちろんセンプレと比較して乗り心地というか細かい振動や大きな振動の波を速く収束させてくれる。こんな効果はもちろん高いですが、パッと乗った感じ滅茶苦茶違うのかというと、、、そこまで大きな違いはありません。

しかしこのチョットの違いでも長距離を走ったり、悪路が長く続けば体へのダメージは全然違うという結果になることは目に見えています。




・総合
満を持してのビアンキのフラグシップモデル エアロ系のXR4、月並みですが、、、

メチャクチャ(・∀・)イイ!!

です。

何がいいってこのフレーム、素直なハンドリングに乗り心地、踏んだ時の気持ちよさ、そして何よりビアンキというメーカーの特徴、ビアンキっぽさがものすごくでている、硬いのに乗り心地がいい。平地でダンシングでゴリゴリ踏んでいっても踏んだら踏んだだけ加速するバイク、そんな気持ちがいいイメージです。正に最先端のビアンキのロードバイク、目をつぶってもわかりそうなそんなバイクでした。


ワタクシにご試乗を進めていただけることはとってもありがたく、感謝の気持ちがとまりませんがただひとつ、最大のデメリットが、、、

・・・欲しいorz

こうしてワタクシの購買意欲にしっかりと火(と言うか大火事ですw)を付けてくださった試乗インプレでした。



▶最後に

そして大切なコーヒータイムです(笑
ピカピカのロードバイクを前に飲むコーヒーは最高です。
ご予約の空きがある時のスペシャルタイムです。。。

次回ご来店のご予約をいただきながらビアンキのオーナーズトークです。

今後こういったカスタムをしていきたいとか、そんなお話をリスニングしながら、「これは効果がある、これは感じにくい、、、」そんなことを営業トークを抜きにして(笑)お話させていただきましたヨ。
折角お金をかけていじるのであればしっかりと効果を感じられる、普段使いのときは効果は感じなくともいざという時にこれをしておいてよかった。そう思えるところに優先順位をつけていじっていくのがいいと思います。


ということで当店に”整備”で来ていただくのも然り、”ご相談”、”是非とも自分のバイクに乗ってくれ!”そんなご要望にはいつも全力でお答えさせていただくのが当店の特徴でございます。

「自分のバイクに乗ってくれ!」というのはもちろんただただワタクシが乗りたいから、、、ということではございません。自分のバイクの欠点や特徴、今後のカスタマイズの方針見つけてさせていただくということでもあります。ご希望がございましたらお気軽にお申し出下さい。

ということで早速ではありますが、XR4に跨ってのご来店をいただきました。
そんなお話でした。


++++++++++++++
多くのお問い合わせ誠にありがとうございます。
週末は少しずつ予約が入り始めておりますので、お日にちご希望の方はお早めにご連絡をお願い申し上げます。

FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※プレオープン期間中、当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。

ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。


▶今月の定休日◀
2017年4月
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が定休日です。


 
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ビアンキ超絶速報!! XRエックスアール、、、参だと・・・?


当ブログへビアンキ関係のネタでお越しいただいている方も少なくないのではないでしょうか?
ワタク氏自身もビアンキヲタと言うか、、、まぁ好きなんですネ。

昨年末にXR4が発売になりましたが、アレはコテッコテのエアロ形状のフレームで、、、
余りコテコテしたものが苦手で、、、というのもああいった形状のフレームはホイールの選択がディープ一択になってしまうという難点が、、、

当然ディープは滅茶苦茶かっこいいのですが、個人的にはリムハイトが高いものしか似合わないのもチョット、、、レーゼロとかC24とかリムハイトが低くてもかっちょいいフレームがいいわけです。



ということでXR4は見送って、某社に手を出してみようかなぁなんて考えてはいたのですが、、、

ワタク氏例のコラムの一件から定期的にグローバルサイトを確認するようにはしているのですが、、、







別に出し惜しみするわけではありませんが、、、







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キタ―ヾ(゚∀゚*)ノ―(σ*゚∀゚)σУ◎―!!

Oltre XR3!!

ジャスティーーーース!!

(°Д゚)ウェーーーーーーィ!

Coming soon!とな!

http://www.bianchi.com/
こちらのサイトからGlobalをクリックでいけるかと思います。
ブラウザによっては”Global”が見えないかもです。
スマホならイケルと思います。

もちろん日本の公式ページにもまだ発表はありません。


ということでまったく情報がありません。
グローバルサイトも四角い箱だけ(笑

海外のフォーラムサイトではいろいろな憶測が飛び交っているようです。

”XR1にカウターヴェイルが付いたもの、、、”とか
”XR4からカウンターヴェイルを抜いたもの、、、”とか、、、

全ては憶測の域でしかありませんが、これは楽しみで仕方がありません。



個人的にXR2にカウンターベイルがついたもの、、、う~んそれだけだと、、、
お値段をぐぐっと抑えてカウンターベイル導入!

楽しみで仕方がありません!
ということで超絶速報Bianchi Oltre XR3 グローバルサイトにComing soooooooooooon!! そんなお話でした!



購買意欲が止まらない、、、これもロードバイク病と呼ばれる、、、(ΦωΦ)フフフ




 
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”続” ビアンキフルカーボンコラム ダメージ(傷)の確認と組付け


少しづつ公式HPに更新されている”ビアンキ フルカーボンコラムの安全に関する重要なお知らせ”でまだまだ詳細は確認が取れてはいませんが、公式HPにて更新されたところの詳細を確認してみるというお話しです。

※本記事は確認の仕方のお話しではありますが、ご自身での確認を推奨しているわけではありません。整備に自身がなければプロにおまかせして確認してもらうことを推奨いたします。

ということで早速公式ページにペッと貼り付けてある Pdfファイル通りに確認をしてみます。

”フルカーボンコラムへのコンプレッションデバイスの取り付け方法について”
(コンプレッションデバイス:アンカーナット、ブレッシャープラグなどと呼ばれるもの)

尚今までそこまで詳細に公開されていなかったところまでものすごく細かく指定がはいっています。
一部わかりにくいところもあるのでそういったところの詳細を確認しながら公式の手順通りに行いました。
ワタクシの読解力不足で一部違いがある可能性がございますので、詳細は公式ページよりご確認ください。

しかしこの”フルカーボンフォークへのコンプレッションデバイスの取り付け方法について”というものですが、おそらくこの問題発覚前にディーラーなんかに配られていたものを改変したもののような感じです。
というのもの確認方法ではなくて、取り付け方法主体のものを改変したような流れになっています。。。
と言うかこんな細かいのがあるなら公開してほしいものです。。。


▶作業の前に

ヘッドパーツの構造を理解していないと作業は難しいのです。
ヘッドパーツの構造はこちらから↓↓↓
ロードバイクのヘッドパーツ 構造と仕組み


各所のパーツの呼び方のおさらいです。
rect5295
各メーカーによって呼び方は様々なパーツがあります。
Ex.
プレッシャーアンカー:ヒラメ
FSA:プレッシャープラグ

伝わればいいと思います(笑

今回はビアンキの資料をモトにした名称を入れてみました。




まぁともあれ前置きが長すぎてもアレなので早速作業にはいります。

①クラウンレースの取り付け

通常確認の場合は必要ありませんのでスルーです。
ばらしてみてサビ等の問題があれば打ち替えになります。



②ヘッドチューブに上下ベアリングを組み付ける

この辺からが今回の確認組付作業のメインになると思います。

③フォークをヘッドチューブに組み付ける

④コニカルリング(割入りワッシャー)とヘッドセットカップ(ダストカーバー)を取り付け遊び(ガタ)がでないように調整する

⑤その際フォークがスムーズに動くようライダーのポジションに合わせてスペーサーを取り付ける。

※ココでステム下部のスペーサーの長さの指定が入ります。
 ステム下部は5mm~35mmにしてください。

⑥ステムを取り付け印をつける

※カーボン用グリスは使用しないこと、とあります。

⑦フォークを抜きコラムカット

※ココでコラム上部に5mmスペーサーが入るように、ステム上部より2mmの出代をとる。とあります。

今回はカットはできませんので、確認だけです。

⑧ベアアリングにグリスを塗布

⑨再度③~⑤の手順でフォークを取り付ける

 コラムの余分なグリスはディグリーザーで除去

この流れに沿って分解から清掃、組付を行います。

上から順番に分解になります。

ステムのクランプボルト×2を少しだけ緩めておきます。

トップキャップの取り外しになりますが、アンカー(コンプレッションデバイス)のエキスパンダー部をフォークの中に落っことさないように作業をします。
別に落ちたとして逆さまにすれば外れるんですが、面倒くさいのでスマートに行きます。

image4144

トップキャップを少しだけ緩めます。

外すとこうなりますが、緩めるだけにしておきます。
P1194308


P1194312

アンカーナット(コンプレッションデバイスの)のボルト(エキスパンダーのボルト)を緩めます。
※トップキャップもエキスパンダーボルトもどちらも外さなくても緩めるだけでOKです。

P1194309

緩めるボルトはここです。
繰り返しになりますが、トップキャップは取り付けたまま緩めます。

トップキャップは6mm六角、エキスパンダーのボルトは4mmなので問題なく作業できます。
難点といえばエキスパンダーのボルトが深い位置にあるので通常の六角では緩めにくいことがあります。
おそらくL字の短いほうでは届きませんので力が入りづらいです。

上の画像のような取っ手付きのヘックス(六角)があると作業がし易いです。
取っ手付きでも長いほうがボールポイントのものは力が入りづらいのでおすすめしません。



P1194314
トップキャップは緩め過ぎれば外れますし、プレッシャープラグのエキスパンダーのボルトも緩め過ぎればエキスパンダー部がフォーク内に落っこちます。
トップキャップもエキスパンダーのぼるともどちらも緩めすぎないということです。

緩めるだけでコンプレッションデバイス(プレッシャープラグ)が引っこ抜けます。

P1194313

取り外し成功です。

あとは順番に上から外していくだけです。

P1194317

ステムを抜きます。

ブレーキがジャマなのでフロントブレーキをフォークから外します。
最初の段階で外してしまうのが楽かと思いますが、いつでも大丈夫です。

はずしたブレーキはハンドルバーに固定してしまうと暴れなくて作業性がいいかと思います。
P1194319

ココまで行ったらホイールを外したほうがいいでしょう。

P1194344

横にしても縦でも、作業台でも工夫してケーブルが骨折しないように作業をします。

上ベアリングとコニカルリング(割入りワッシャー)を外しますが外れにくと思うのでフォークを下方向に引っ抜けば大体外れます。

P1194320

ちょうどいい灯油タンクが(笑

P1194322

外したフォークです。

これをキレイにして傷やダメージの確認をします。

今回はコラム部の確認ということですが、せっかくなのでベアリング類も確認してみます。

パークリをぶっかけるようなことはしませんヨ。

P1194323

なんだか下ベアリング(左)が嫌な色をしています。。。

P1194337

ヤヴァイ、、、

まぁベアリングの動きは全く悪くないので、外側は磨いてもうすこし頑張ってもらうことにしましょう。
(組み上げ後も回転には問題がありませんでした。)

P1194338

クラウンレースはピッカピカです。

問題ありません。





P1194324

クリーニング終了です。


で肝心のコラムはと言うと、、、

image4199

360°問題なさそうです。

この段階で公式ページもあるダメージ、傷等がないかどうかをしっかりと確認します。
もしダメージ、傷等があれば交換しないととても危険ということです。


で本当であればコラムを正しい長さにカットするんですが、カットはできませんのでこのまま先に進みます。

ここからはグリスを盛っていきますのでベタベタとの戦いですが、少しだけコツがあります。
何段階かに分けてグリスを塗っていくということです。

rect4308
こんな感じでグリスを塗る順番を少し考えるとそこまで両手ベッタベタにならなくてもできます。

特に一番下のクラウンレース部は地面からの影響をモロに受けやすいのでグリスを多めに盛ってあげたほうがいいでしょう。

image4324

ケチケチ使うぐらいであれば多めに塗って余分なものを拭き取るぐらいのほうがいいです。

image4341
特にこういうところに隙間があるとヘッドパーツの上部やブレーキ穴から伝わった水分は重要なベアリング内部にまで到達してしまうことも考えられます。
きちんとグリスで土手を作ってあげて外側は仕方がないとしても、ベアリング内部にまで行かないようにします。


上部ベアリングですが、、、
P1194345

ここにコニカルリングを入れるんですが、

P1194347

これでは駄目ということですネ。

P1194348

しっかりとガタがないようにビシっといれるということです。

最後にヘッドセットカップ(ダストカバー・ダストキャップ)を入れますが、ココも水分の侵入を防ぐためにグリスを山盛りてんこ盛りです。

P1194349

こんな感じにもどります。

P1194350

最後に突出しているコラム部のグリスをディグリーザー等を用いて完全に脱脂して終了です。




ここからは手順に従って作業を進めます。

⑩ステムを取り付ける

 「コラムに取り付けた状態でステムを捻らない。」
 とありますが、、、実質無理っぽく、、、おもいます。

P1194315

ステムを取り付けます。

角度変えるのに”捻らない”。。。

それともう一つ、⑥のところに
「取り付けの際、ステムとコラム部の間には、カーボン用のグリスなどを塗布しない。」
とあります。

ファイバーグリップなどは禁忌ということでしょうか。。。と言うか普通に見ればダメというように見受けられますヨネ。


⑪ステム上部に5mmのスペーサーを1枚取り付ける
 「10mm等は駄目」という記載があります。
P1194353

とはいっても画像のようにステム上部突出幅は5mm、、、
2mmを切ることはできません。

どうしようもないのでこのまま組み付けます。



⑫コンプレッションデバイスの用意

 詳細がありますのでそちらを参考に組み付け時の確認作業になります。

ここからがまた指定が細かいです。
公式ページのPDFファイルには詳細が図解でありますが、図を見ると少々わかりづらいので文章だけみたほうがいいと思います。
①コンプレッションデバイスのトップキャップ側面からエクスパンダー上部までの長さを35-40mmの間に調節する
②トップキャップがエクスパンダーのネジ山に最低4mm以上締め込まれているか確認する
ということなんですが、既存のものを確認します。

image4375
※片手を離して撮影なので多少ずれがあります。

最初にネジ穴に噛んだ瞬間でこの長さです。
この長さでは締め込み幅ほぼ0mmです。

P1194356

1番締め込むとこんな感じです。
締め込み幅6.5mm

この状態では35mm確保できていません。
35mm確保するためには、-1.7mm(戻す)しないとです。

6.5mm-1.7mm=4.8mm
キビシイ…

締め込み幅4.8mmで35mmの確保、
ということで35mm確保できるところでマーキングをします。

P1194365

これでネジ穴には4.8mm締め込まれていることになります。

P1194366

テープでマーキングして長さを記録して、本組です。

image4392

ここのパーツも密かに上下があります。
逆さまには入りませんので間違えないと思います。

そしてコイツがヘッドパーツのカタカタ音を発生させる原因になる場合があります。

場合によっては
image4460

隙間に詰め物で消える場合もあります。


この設定は先日「なるほど。」と思うコメントいただいたのですが、
ステムの締付けポイントにピンポイントでアンカーをおくということで強度を確保するのか?、、、そんな考え方なのかもしれません。

この理屈でピンポイントでステムのクランプをエキスパンダーで保持するということなら、ステム上部5mmスペーサーのみ、ということの説明がつくと思います。

それにしても結構細かい調整が必要になるということのようです。



⑬コンプレッションデバイスの取り付け

35mm確保できるように調整したらコンプレッションデバイス(プレッシャープラグ)を取り付けます。

P1194373

スポッと。
入らないければエキスパンダーのボルトを緩めてエキスパンダー部を少しだけ狭めてあげます。
逆に締め込みすぎると入らなくなりますのでいい塩梅で調整しておきます。


⑭コンプレッションデバイスのエクスパンダーの締め付け

4mmの六角を7Nmで締め込む

締め込みは推奨トルクが指定されていますので、トルクレンチを用いて推奨トルクまで締め込みます。

トップキャップがついたままだとトルクレンチでの締め込みができませんので、順番として
P1194374

長さ調整後のコンプレッションデバイス一式を入れた後に、エキスパンダーのボルトをある程度締め込みます。
(エキスパンダーが仮固定されるぐらい)

この作業がないと次の作業時、トップキャップを外したときにエキスパンダーがコラム(フォーク)内に落下します。落下すると逆さまにしないと取れないのでメンドクサイです。

エキスパンダーが動かないぐらいに締め付けたら一度トップキャップを外します。

P1194376
※エキスパンダーのボルト締め込みが緩いと一緒に外れてしまいます。

image4518

トルクレンチでエキスパンダーのボルト4mmを指定トルクにて締め込みます。
それにしても4mmを7Nmって結構強いですネ。



⑮トップキャップの締め付け
6mm六角を5Nmで締め込む

エキスパンダーが固定できたら次はトップキャップの締め付けです。

ココも指定がありますので、トルクレンチを用いて作業をします。

P1194379

6mm六角を5Nmです。
ココも結構キツめな印象です。

まだステムのボルトはゆるゆるなのでステムは動かすことができます。


⑯ステムをフロントホイールと真っ直ぐにして、

ステムの締め付けは5Nmで締め込む

image4529

真っ直ぐにする際にステムを捻ってしまうと思うのですが、コレはもうどうしようもないと思います。

真っ直ぐにしたら、ステムの締め付けです。

P1194382

ココもトルクレンチで確実に締め付けます。



⑰フロントホイール・ブレーキをフォークに取り付け、ブレーキをかけながら上下左右に押し引きし取り付けに問題がないか確認する。もし動いてしまうなど取り付けが十分でない場合は⑭からやり直す。

最後にフロントをバウンドさせたり、ブレーキをかけたまま前後左右に揺すって問題があったり、動いてしまったら⑭からやり直しということです。
トップキャップの締め付けで結構きつめのトルクが指定されていますので、おそらくこのトルクであればガタが出ない思います。
 

記載はありませんが、最後にブレーキ本体を組み付けて作業は終了です。

P1194384


++++++++++++++

ということで”ビアンキ フルカーボンコラムの安全に関する重要なお知らせ”についての続編ですが、まだまだ詳細がはいってきません。

と言うか本問題に関して、一部第3者を介してお話しをしましたが、公式HPの情報との整合性がいまいち取れておりませんので、公開は避けたいと思います。
サイクルヨーロッパ自体もまだまだ本国との確認がイマイチのようです。

個人的な見解とすると、ビアンキのこういった問題をきちんと公開してくれるということはいいことだと思います。
何らかの問題があったからこそ公開しているということだとは思いますし、隠されるよりもまずは安全に関する情報を、、、ということかと思います。


しかしステム上部にスペーサーが必須ということはステム一体型ハンドル(トップキャップ付属)の使用も基本的にはできないということになります。
ステム一体型ハンドルなんてウン万円以上しますし、買っちゃった人とかどうするんでしょうか。。。
2017のシマノプロのVibeステムも同タイプです。
iage4144
こういうのもコレの上部にスペーサー入れれないでしょう。

確認作業の工賃とか、実際のカットの工賃とか、代替フォークとか、、、まだまだ終息までには時間がかかりそうです。
ということで”ビアンキ フルカーボンコラムの安全に関する重要なお知らせ”の続編、コラムの確認方法のお話でした。

※本記事は確認方法・作業手順を記載はしてありますが、ご自身での作業を推奨しているわけではありません。心配な方は購入店舗、ディーラーに持ち込んで確実に確認をしてもらうことを推奨いたします。



 
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