リアディレイラー調整 各種調整ボルトの働きと役割①トップ側・ロー側調整ボルト

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今回は初級編ということで各ネジのお話をいたします。
極力「文字は少なく」読みやすいようお伝えいたします。
商売っけのない話題です(笑

モデルはRD-6800-SS!SHIMANO社の至高の逸品です。
まずはコチラ↓
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何も変哲のないリアディレイラーです。
では角度を変えて
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各所のお名前を
①Bテンションアジャストボルト
②トップ側アジャストボルト
③ロー側アジャストボルト
④ケーブルアジャストボルト

変換します↓
①ガイドプーリーとカセットスプロケの距離を調節して変速レスポンスを調整するネジ
②一番重たいギアよりもガイドプーリーが外側に動いてしまうことでチェーンが外側に外れるのを防止するネジ
③一番軽いギアよりもガイドプーリーが内側に動いてしまうことで内側に外れるのを防止するネジ
④シフトケーブルの張り具合を調整するために指で回すネジ

更に変換↓
①チェーンがつまらなければとりあえず一番ゆるめておけばいいネジ(シングルテンションでは要注意)
②シフトケーブルの固定を外しても一番重たいギアで外側にチェーンが落っこちなければいいネジ
③どんなにレバー操作をしても一番軽いギアでチェーンがホイール側に落っこちなければいいネジ
④実際のシフトの調整に使うネジ


字が多くなってしまいました、、、

調整時の注意点 ネジはゆるめすぎると外れます。

まず②③のネジ「リミット制御」の説明です。
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リアディレイラーは黄色枠(ガイドプーリー)が上の画像のように動くことによってギアチェンジが出来ます。

ここでポイントです。

リアディレイラーはコントロールレバーでケーブルを引っ張るorゆるめることでリアディレイラーを動かし、各ギアからのチェーンの脱落を起こす、これがギアチェンジです。

一番「ゆるんだ」状態(ケーブルを張っていない状態)が一番重たいギア(外側)に入っている状態


上の画像一番重たいギア(トップ側)に入ってますね。シフト操作はなんにもしないです。

この状態よりも黄色い部分が外側に行くとどうなるでしょう?
これ異常重いギアはないのにディレイラーがチェーンを外側に導きチェーンが外れるでしょう。
ロー側にチェーンが落ちるといった状態です。

ここで使うのが、②のネジです。
わかりやすくするためにはケーブルを外しちゃうと楽です。
ケーブルテンションがかかっていると、正確にトップ側のリミットが調整できないんですね。
ケーブルをはずさなくてもフレーム側のアジャスターなんかでゆるめて調整しましょう。
(ディライラーのアジャスターだけだとゆるみ切らない可能性が高いです。)


ということでもう感の言い方はお気づきでしょう
②のボルトは「チェーンが外側に落ちないようにするためのボルト」です。

ということで②のボルトはトップ(側)アジャストボルトってわけです。

じゃあ③はなんぞやというと、②の逆です。
一番軽いギアの時に内側(ホイール側)にチェーンが落ちないようにリミット制御しているだけです。

こういうことです。
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②③のネコのお仕事ネジのまとめ
・お仕事は「リミット制御」限界を超えてチェーンが外れないようにするためのもの

ってことはここ大事です。
・「なんか最近真ん中らへんでギアチェンジがおかしいんだよね」
・「軽い方or重い方からから@枚目の方で変な音がする」
って場合は原因はほぼ②③のネジではないでしょう。

ってことです。

結局文字だらけ、、、シンプルにと自分に言い聞かせながら次回へ続きます。
①④ネジは次回へ続く。



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