サイクルウェアの選び方 ~レーパン編~第2段

前回の【
に引き続き今回は【
サイクルウェアの選び方 ~レーパン編~第2段】です。

大事なのはぴったり密着するサイズでありホールド感が安定につながる
とまとめましたがじゃあ具体的に掘り下げていこうかと思います・
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通常のスラックスのようなズボンとは違いレーサーパンツは全体で下腹部から大腿部をカバーします。
青色枠は腹部~腰部
黄色枠は骨盤部
緑線が大腿部
の主にいわゆるレーパンはこの【3点】がポイントになります。
この【3点】が自分に合うものを選びましょう、というのは説明書通りです。
しかしそれだけでは良いレーパンは選べないことも有ります。

ビブショーツは少々変わりますが、それは前回お話ししたので、さらっといきます。
ビブショーツは
肩の赤いラインが加わります。
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 それによりパンツタイプだと設計上外すことのできない青枠の部分の締め付けをほぼ皆無に出来るということです。腹部の締め付けの代わりに肩で保持するということです。
しかしどんなに腹部の締め付けがないと言われるビブショーツでも黄色枠の安定感は重要です。

話は戻ります。
上で書いたようにレーサーパンツは「主に」3点のポイントが有りますが、それだけではありません。
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 矢印のように全体で保持するということです。
レーサーパンツは【柔軟性】を持ちながらも矢印の方向に【保持する力】が必要です。
それはパッドの密着感を上げるだけではなく、腹部の締め付けを最大限に弱めることができるからです。

 グローブもヘルメットもそうですが、例えばウエストゴムを切り取ってしまっても(もったえなくてできませんが)それでペダリング中に落ちてくるようではダメということです。

レーパン選びで最も重要なのが、 黄色枠【骨盤部】の部分です。
上でポイント【3点】で選びましょう。ありましたがこれが優先すべき最重要ポイントです。
各メーカーのサイズ表にココがないのはおかしい!てんちょーは声を大にして言います。(※ヒップとはちょっと違います。)
この部分がしっかりしているレーパンこそ【いいレーパン】であると言えます。 

ココは腹部ほど脂肪の影響を受けにくい部分です。

上のレーパンはてんちょーピッタリサイズですが、ダメな例を見てみましょう。
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もう明らかに黄色枠が緩すぎですね。冬用のパンツでありがちです。
ココがゆるいレーパンはどうにもこうにもなりません。
保持力が弱くペダリング中にパッドがずれたり、場合によてはダンシング~シッティングの際にパッドが引っかかったりすることが有ります。
ではお持ちのレーパンがこんな状態です、といった場合には応急処置的な使い方があります。
それは【スポーツ腹巻き】です。普通の腹巻きよりもしっかりしているタイプのものであれはそれを黄色枠にかかるように巻くことである程度保持できるようになります。でお金がたまったらしっかりしたものを買いましょう! 

お値段の話が出たので追記します。
高過ぎるものはちょっと、、、考えますね。落車したらビリビリになるし、高いからといって破れにくいとか毛玉になりにくいとかあんまり関係ありませんから。
これもそうですが、高いものを伸びながらも長く着るのであれば、1.2シーズンでパリっとした新たしいものを購入するということはモチベーション維持の観点からもオススめできます。
一流ブランド物はびっくりするぐらい高いです。
初めてでしたらパンツで3000円、ビブショーツで5000円ぐらいまでで選ぶのがいいかと思います。
安くて粗悪なものはお勧めできません
「レーパン」ってこんなもんなのかと思ってしまっては残念ですからね。
そこで当店があります!
てんちょーが選び抜いた厳選レーパンです。ちょっと宣伝してしまいました。

ということで今回は【レーパン選び】大事なのは黄色枠【骨盤部】 の安定感であり、骨盤部がしっかりしていればパッドの安定感も増す、安定しているものはペダリングを最大限に引き出すことができる。というお話でした。

当店の取扱商品は主にレーパンは黄色枠【骨盤部】の安定感で商品の選定をします。
設計の段階からダメな物もありますので、当店ではこの安定感のない商品はお売り致しません。
 
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 サイクルウェアとロードバイクパーツのお店 http://www.rakuten.co.jp/ffcycle/