ロードバイクの落車 創傷・打撲治療とRICE~応急処置の大切さ~
先日のママチャリでの怪我からだいぶ回復をしてまいりました。
整備不良はめちゃくちゃあぶない!落車っぽいお話orz
後は爪が規定の位置まで伸びてくれればほぼ寛解というところまでの回復を遂げました。
ということで今回は落車からの創傷・打撲治療と忘れてはならない【RICE】と応急処置の大切さのお話しです。
※本記事は過去の記事を更新させていただいております。
ロードバイク・自転車等に乗っていてさけて通れないのが【落車】でしょう。
そもそも論として自転車を始めとする2輪は不安定な乗り物です。
スピードが落ちてきて止まれば何もしなければ倒れます。
自然の法則です。
とはいっても「できればしたくない、」でも「避けては通れない、」道かもしれません。
安全運転をいくら心かけていても自分は何も悪くなくい【外的要因】でも転んでしまうかもしれません。
スピードが早ければ速いほど重症になる可能性が高いですね。
(だからヒルクライムは落車の怪我が軽くすむ場合が多いです。)
【落車】時、高速域からコンクリートにたたきつけられると
【打撲】と【創傷】(擦過傷→擦り傷、切創→切り傷など)の2重の怪我が多いです。
骨、筋肉に異常がなくていつまでの治りが悪い場合は
初期治療の遅れと間違ったケアが関係している場合があります。
▶打撲に対するアプローチ
何はともあれとにかく冷やします。
打撲を受けてからできるだけ早く、できるだけ長く冷やします。
アザになっていなくても打撲がひどければ冷やします。
アザはすぐにはできません。
画像は打撲が中心の怪我です。
打撲だけだと思っていたら肉が削れていた状態です。
この打撲は相当ひどかったです。
歩行は困難で、すねの骨が折れた方思うほどの衝撃でした、、、
そして見てみたら血が出ていたということです。
上で言うと【打撲】&【擦過傷】でしょう。
落車で一番多いパターンです。
ではココでどんなケアをするかというと、
よくみていただくとわかるかと思いますが、
うっすらとアザになりそうな跡がありますね。
この画像は負傷後に初期治療を終えた段階です。
まず打撲に対しての初期治療を行います。
【アイシング】です。
読んで字の如しですが、ひたすら冷やします。
保冷剤、氷、アイスノンなんでもいいです。
できれば初期治療は早ければ速いほど効果が高いのですが、
出先だったため15分ほどで帰宅。
帰宅後すぐにアイシングを始めます。
30分~1時間ぐらいはひたすらアイスノンで冷やしました。
注)冷えピタはダメです。
で傷をキレイに洗い終えた画像がこれです。
女性は足のアザが気になりますよね。
そんな時は打撲を負ってしまった場合はできるだけ早く長く冷やします。
できれば【圧迫】もした方がいいのですが、
そんな歩くのも不自由なほど強打したところに圧迫を加えるなんて、、、
今回は私は圧迫なしでした。
アフターを見てみましょう
あざはだいだい3日後ぐらいが一番ひどいですよね。
それから黄色くなって終わると、
3日後です↓
アザになりませんでした。
これが打撲に治しての初期治療の効果です。
繰り返しになりますが、歩行困難なほど強打した3日後です。
テカっているのは塗り物のせいなので気にしないでください。
落車等出先の場合ですと、おすすめは
【クーリッシュ】バニラ味です。
なぜガリガリ君ではないの?という方もいるでしょう。
【クーリッシュ】です。
これがいいんです。大体コンビニで売ってますからね。
何故かと言うと、実はこれ販売されている状態で柔らかいんですね。
つまり凍っているのに柔らかい、ということです。
人間の体で真っ直ぐな部分って殆ど無いです。
それを冷やすのは柔らかく柔軟な素材が適しています。
直接だと冷たすぎる場合は何か布を1枚挟んで冷やすといいと思います。
溶けてきてしまったらもう一回買って溶けてきているものは美味しくいただきましょう。
完全にとけてしまったらおうちに帰ってから冷凍庫に入れればすこし風味は変わるかもしれませんが、美味しくいただけるでしょう。
時間的には30分~は冷やしたいところです。
打撲に対しての正しい初期治療は、
できるだけはやく、できるだけ長く冷やすこと、です。
これはやっていれば感動していただけると思います。
凍傷になるほどは冷やしすぎですが、感覚が無くなってきてきたら一時アイシングをおやすみ。しばらく休んでズキンズキンする前に再度アイシングを始めます。
これをできるだけ繰り返し行います。
打撲箇所が末端近くであれば氷水に付けてしまうのもいいと思います。その理由は後ほど。。。
▶創傷に対するアプローチ
創傷は以前は「赤ちん塗って乾かして」→「消毒薬で消毒して乾かして」
マ@ロンとかオキシドールとか色々ありますね。
創傷は痛いというのは一昔の話、痛くなくするのがいいんです。
今回ご紹介するのは【湿潤療法】です。
現在でいうとキズパワーパッドの原理です。
しかしあれは使いません。
あれは剥がすときにダメージを追う危険性が非常に高く
むしろ傷をひどくすることがあります。
読んで字の通りですが、常に潤わせておく治療法です。
消毒薬もほとんど使いません。
傷の種類にもよりますが、
【スリ傷】【切り傷】なんかでは特に有効です。
【刺し傷】には使えません。
では順序良く行きます。
①創傷を負ってしまったら傷の状態を確認しましょう。
②流水で傷をできるだけ綺麗に流します。
ココで傷がどうかを確認します。
傷に砂や土がいっぱい残っているようではダメです。
痛いのは、、、ここだけはがまんです。
あまりにも傷が汚すぎる場合は病院に行きましょう。
(ココで言う汚すぎるというのは感染症の疑いがある場合です。)
③砂や土が完全に落ちたら・キズがきれいにできたら【白色ワセリン】等の軟膏を使います。ベタベタ塗ります。
ワセリンはドラッグストアとかで売ってます。
乾燥防止のためにワセリンで湿潤させる方法です。
ケチってはダメです、創傷をワセリンで包みます。
④ラップを当ててテープで固定します。
⑤その後のケア
毎日傷の状態を確認します。
1日1回は流水でワセリンを洗い流し新しいワセリンを塗り直します。
もちろんラップも交換です。
(創傷箇所や状態によって回数を増やしたり調整します)
というだけです。
消毒薬は使いません。
菌のお話はそれだけでお腹いっぱいになってしまいますので、また後日。
流水でキレイに洗い流します。
最初は分泌物がでてますが、それは綺麗に流水等で洗い流します。
清潔に保った状態で【湿潤】させておきます。
そのうち分泌物が出なくなるぐらいの頃から皮膚の再生が始まります。
非常に面白いですよ。
「かさぶた」はできません。
皮膚が盛り上がってきてかさぶたを形成しないまま治ります。
かさぶたは傷口を乾燥させるとできます。
そしてかさぶたが出来なので傷跡が残りにくいです。
乾かす治療と比べても一目瞭然なほど跡にならないです。
しっかりと治るまで洗浄と交換を行います。
傷跡からの分泌物が多い場合は何度も替えるのがいいでしょう。
しかし絶対に乾燥したままにしないで下さい。
創傷は乾燥すると痛みが発生します。
ですので湿潤療法は痛みが極力少ない治療法であります。
以前の治療法とは全く反対の考え方なので、
抵抗があるかもしれませんが、この治療法は
【痛みが少ない】【負担が少ない】【傷跡が残りにくい】
というのが最大の利点です。
※くれぐれも感染が疑われるようなキレイではない深い傷の場合は病院に行くことをおすすめします。
最近足の爪を少しふっ飛ばしてしまったときは洗浄ラップを一日三回以上は行っておりました。
また足の指は特に膿みやすい部分ですのでワセリンではなくてゲンタシン軟膏(抗生剤軟膏)を使用しました。
▶RICEとは?
ほとんど説明は終わっておりますが、
◎Rest (安静)
◎Iceing (冷やす)
△Compression (圧迫)
◯Elevation (挙上)
※優先準備で記号を付けました。
怪我をしたら何はともあれまず【冷やして安静に!】ということです
圧迫は痛みが強い場合はとてもさわれない場合もあります。
治療のためと行っても強い痛みは血圧上昇やよくないこともありますのでケースバイケースです。
圧迫が必要な場合は出血が止まらない時です。
直接圧迫止血法と関節圧迫止血法、緊縛止血法などがありますが、あくまでも止まらない出血は救急車が来るまでの応急処置です。
挙上も安静とともに行うといいですが、場合によっては難しい場合はアイシングを優先したほうがいいです。
~落車で怪我をしたら~
落車の場合はほとんど打撲と擦過傷の2つを負います。
出血が多く止血が必要な場合はまず止血から行います。
出血がコントロールできたら次は傷口をキレイに流します。近くに水道があればそれで行いますが、ない場合ボトルに水が入っていたらそれを使っちゃいます。
キレイに流したらコンビニへ急ぎ、クーリッシュを買って冷やします。
末端の怪我であれば氷を買って袋に水を入れて突っ込んでしまうのもいいでしょう。
水に突っ込むのは特に創傷があるときは洗浄と冷却がまとめてできてしまうのでいいと思います。
そして大切なのはムリをして走り続けないということです。
適切な初期治療は怪我の治りを早くするだけではなく、痛みのコントロールもしやすくなりますし、打撲は腫れやあざを最小限に抑えることができます。
落車の際は興奮状態で痛みを感じにくくなったりします。
しかし怪我をしていることには変わりがないのできちんとした処置と心がけで一日も早く自転車に復帰することができるようなります。
※止まらない出血、動けない、意識混濁時等は一刻も早く救急車を呼びましょう。
怪我はしないに越したことはないですが、
怪我をしてしまった時、また一緒に走っている仲間が怪我をしてしまった時の知識として持っておくことは大切です。
ということで前職の知識経験を活かした【落車の治療法】という話でした。
余談ですが、こういった傷を追った時にすね毛や体毛(特に膝!)は治療のじゃまになります。
創傷に入ってしまったり、テープに絡んだります。
怪我をしてから刈るのはのは大変なのでワタクシは日頃からツルッとです。
怪我をした時に「本当にすね毛がないってめちゃくちゃ治療が楽だ」としみじみ感じます。
特にすね、膝は怪我が多いですからね。
湿布も毛が絡んで痛いとか、、、切ないです、、、
これからの時期は路面の凍結等も起こりえます。
ムリをせず、怖いと思うようなことはしない、くれぐれも事故にはお気をつけて怪我のないライドをお楽しみ下さい。
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在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
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※本記事は過去の記事を更新させていただいております。
ロードバイク・自転車等に乗っていてさけて通れないのが【落車】でしょう。
そもそも論として自転車を始めとする2輪は不安定な乗り物です。
スピードが落ちてきて止まれば何もしなければ倒れます。
自然の法則です。
とはいっても「できればしたくない、」でも「避けては通れない、」道かもしれません。
安全運転をいくら心かけていても自分は何も悪くなくい【外的要因】でも転んでしまうかもしれません。
スピードが早ければ速いほど重症になる可能性が高いですね。
(だからヒルクライムは落車の怪我が軽くすむ場合が多いです。)
【落車】時、高速域からコンクリートにたたきつけられると
【打撲】と【創傷】(擦過傷→擦り傷、切創→切り傷など)の2重の怪我が多いです。
骨、筋肉に異常がなくていつまでの治りが悪い場合は
初期治療の遅れと間違ったケアが関係している場合があります。
▶打撲に対するアプローチ
何はともあれとにかく冷やします。
打撲を受けてからできるだけ早く、できるだけ長く冷やします。
アザになっていなくても打撲がひどければ冷やします。
アザはすぐにはできません。
画像は打撲が中心の怪我です。
打撲だけだと思っていたら肉が削れていた状態です。
この打撲は相当ひどかったです。
歩行は困難で、すねの骨が折れた方思うほどの衝撃でした、、、
そして見てみたら血が出ていたということです。
上で言うと【打撲】&【擦過傷】でしょう。
落車で一番多いパターンです。
ではココでどんなケアをするかというと、
よくみていただくとわかるかと思いますが、
うっすらとアザになりそうな跡がありますね。
この画像は負傷後に初期治療を終えた段階です。
まず打撲に対しての初期治療を行います。
【アイシング】です。
読んで字の如しですが、ひたすら冷やします。
保冷剤、氷、アイスノンなんでもいいです。
できれば初期治療は早ければ速いほど効果が高いのですが、
出先だったため15分ほどで帰宅。
帰宅後すぐにアイシングを始めます。
30分~1時間ぐらいはひたすらアイスノンで冷やしました。
注)冷えピタはダメです。
で傷をキレイに洗い終えた画像がこれです。
女性は足のアザが気になりますよね。
そんな時は打撲を負ってしまった場合はできるだけ早く長く冷やします。
できれば【圧迫】もした方がいいのですが、
そんな歩くのも不自由なほど強打したところに圧迫を加えるなんて、、、
今回は私は圧迫なしでした。
アフターを見てみましょう
あざはだいだい3日後ぐらいが一番ひどいですよね。
それから黄色くなって終わると、
3日後です↓
アザになりませんでした。
これが打撲に治しての初期治療の効果です。
繰り返しになりますが、歩行困難なほど強打した3日後です。
テカっているのは塗り物のせいなので気にしないでください。
落車等出先の場合ですと、おすすめは
【クーリッシュ】
なぜガリガリ君ではないの?という方もいるでしょう。
【クーリッシュ】です。
これがいいんです。大体コンビニで売ってますからね。
何故かと言うと、実はこれ販売されている状態で柔らかいんですね。
つまり凍っているのに柔らかい、ということです。
人間の体で真っ直ぐな部分って殆ど無いです。
それを冷やすのは柔らかく柔軟な素材が適しています。
直接だと冷たすぎる場合は何か布を1枚挟んで冷やすといいと思います。
溶けてきてしまったらもう一回買って溶けてきているものは美味しくいただきましょう。
完全にとけてしまったらおうちに帰ってから冷凍庫に入れればすこし風味は変わるかもしれませんが、美味しくいただけるでしょう。
時間的には30分~は冷やしたいところです。
打撲に対しての正しい初期治療は、
できるだけはやく、できるだけ長く冷やすこと、です。
これはやっていれば感動していただけると思います。
凍傷になるほどは冷やしすぎですが、感覚が無くなってきてきたら一時アイシングをおやすみ。しばらく休んでズキンズキンする前に再度アイシングを始めます。
これをできるだけ繰り返し行います。
打撲箇所が末端近くであれば氷水に付けてしまうのもいいと思います。その理由は後ほど。。。
▶創傷に対するアプローチ
創傷は以前は「赤ちん塗って乾かして」→「消毒薬で消毒して乾かして」
マ@ロンとかオキシドールとか色々ありますね。
創傷は痛いというのは一昔の話、痛くなくするのがいいんです。
今回ご紹介するのは【湿潤療法】です。
現在でいうとキズパワーパッドの原理です。
しかしあれは使いません。
あれは剥がすときにダメージを追う危険性が非常に高く
むしろ傷をひどくすることがあります。
読んで字の通りですが、常に潤わせておく治療法です。
消毒薬もほとんど使いません。
傷の種類にもよりますが、
【スリ傷】【切り傷】なんかでは特に有効です。
【刺し傷】には使えません。
では順序良く行きます。
①創傷を負ってしまったら傷の状態を確認しましょう。
②流水で傷をできるだけ綺麗に流します。
ココで傷がどうかを確認します。
傷に砂や土がいっぱい残っているようではダメです。
痛いのは、、、ここだけはがまんです。
あまりにも傷が汚すぎる場合は病院に行きましょう。
(ココで言う汚すぎるというのは感染症の疑いがある場合です。)
③砂や土が完全に落ちたら・キズがきれいにできたら【白色ワセリン】等の軟膏を使います。ベタベタ塗ります。
ワセリンはドラッグストアとかで売ってます。
乾燥防止のためにワセリンで湿潤させる方法です。
ケチってはダメです、創傷をワセリンで包みます。
④ラップを当ててテープで固定します。
⑤その後のケア
毎日傷の状態を確認します。
1日1回は流水でワセリンを洗い流し新しいワセリンを塗り直します。
もちろんラップも交換です。
(創傷箇所や状態によって回数を増やしたり調整します)
というだけです。
消毒薬は使いません。
菌のお話はそれだけでお腹いっぱいになってしまいますので、また後日。
流水でキレイに洗い流します。
最初は分泌物がでてますが、それは綺麗に流水等で洗い流します。
清潔に保った状態で【湿潤】させておきます。
そのうち分泌物が出なくなるぐらいの頃から皮膚の再生が始まります。
非常に面白いですよ。
「かさぶた」はできません。
皮膚が盛り上がってきてかさぶたを形成しないまま治ります。
かさぶたは傷口を乾燥させるとできます。
そしてかさぶたが出来なので傷跡が残りにくいです。
乾かす治療と比べても一目瞭然なほど跡にならないです。
しっかりと治るまで洗浄と交換を行います。
傷跡からの分泌物が多い場合は何度も替えるのがいいでしょう。
しかし絶対に乾燥したままにしないで下さい。
創傷は乾燥すると痛みが発生します。
ですので湿潤療法は痛みが極力少ない治療法であります。
以前の治療法とは全く反対の考え方なので、
抵抗があるかもしれませんが、この治療法は
【痛みが少ない】【負担が少ない】【傷跡が残りにくい】
というのが最大の利点です。
※くれぐれも感染が疑われるようなキレイではない深い傷の場合は病院に行くことをおすすめします。
最近足の爪を少しふっ飛ばしてしまったときは洗浄ラップを一日三回以上は行っておりました。
また足の指は特に膿みやすい部分ですのでワセリンではなくてゲンタシン軟膏(抗生剤軟膏)を使用しました。
▶RICEとは?
ほとんど説明は終わっておりますが、
◎Rest (安静)
◎Iceing (冷やす)
△Compression (圧迫)
◯Elevation (挙上)
※優先準備で記号を付けました。
怪我をしたら何はともあれまず【冷やして安静に!】ということです
圧迫は痛みが強い場合はとてもさわれない場合もあります。
治療のためと行っても強い痛みは血圧上昇やよくないこともありますのでケースバイケースです。
圧迫が必要な場合は出血が止まらない時です。
直接圧迫止血法と関節圧迫止血法、緊縛止血法などがありますが、あくまでも止まらない出血は救急車が来るまでの応急処置です。
挙上も安静とともに行うといいですが、場合によっては難しい場合はアイシングを優先したほうがいいです。
~落車で怪我をしたら~
落車の場合はほとんど打撲と擦過傷の2つを負います。
出血が多く止血が必要な場合はまず止血から行います。
出血がコントロールできたら次は傷口をキレイに流します。近くに水道があればそれで行いますが、ない場合ボトルに水が入っていたらそれを使っちゃいます。
キレイに流したらコンビニへ急ぎ、クーリッシュを買って冷やします。
末端の怪我であれば氷を買って袋に水を入れて突っ込んでしまうのもいいでしょう。
水に突っ込むのは特に創傷があるときは洗浄と冷却がまとめてできてしまうのでいいと思います。
そして大切なのはムリをして走り続けないということです。
適切な初期治療は怪我の治りを早くするだけではなく、痛みのコントロールもしやすくなりますし、打撲は腫れやあざを最小限に抑えることができます。
落車の際は興奮状態で痛みを感じにくくなったりします。
しかし怪我をしていることには変わりがないのできちんとした処置と心がけで一日も早く自転車に復帰することができるようなります。
※止まらない出血、動けない、意識混濁時等は一刻も早く救急車を呼びましょう。
怪我はしないに越したことはないですが、
怪我をしてしまった時、また一緒に走っている仲間が怪我をしてしまった時の知識として持っておくことは大切です。
ということで前職の知識経験を活かした【落車の治療法】という話でした。
余談ですが、こういった傷を追った時にすね毛や体毛(特に膝!)は治療のじゃまになります。
創傷に入ってしまったり、テープに絡んだります。
怪我をしてから刈るのはのは大変なのでワタクシは日頃からツルッとです。
怪我をした時に「本当にすね毛がないってめちゃくちゃ治療が楽だ」としみじみ感じます。
特にすね、膝は怪我が多いですからね。
湿布も毛が絡んで痛いとか、、、切ないです、、、
これからの時期は路面の凍結等も起こりえます。
ムリをせず、怖いと思うようなことはしない、くれぐれも事故にはお気をつけて怪我のないライドをお楽しみ下さい。
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コメント
コメント一覧 (4)
サラッと……ヒルクライムの登りは怪我が軽い……とありますw
問題はダウンヒルに尽きる話です!
てんちょーさんのようにゆっくり安全に降りて来るのが吉ざますd(^_^o)
まさに!! ヒルクライムは登ったら降りなければ行けないのが世の常です(笑
ワタクシのダウンヒルは本当にゆっくりゆっくりいつも鈍亀でもごめんなさいm(_ _)m
健康な体があってのものですから、、、(笑
自分も下りは出して50km/hまでのチキンです/(^o^)\
閑話休題
幸い、今まで事故・怪我なく自転車ライフを満喫できていますが外で乗車していたらいつでも起こりうることなので、安静・冷却だけはしっかり覚えておこうと思います!
ワタクシも自転車に乗れなくなることもですし、入院なんかしてしまったら仕事もできなくなってしまいます。それはとても良くないので、どうしてもリスク回避と言うか安全運転に徹してしまいます。
知らない山道なんかはとくにギャップや路面の落とし物なんかが突然現れることもあります。
自分が全く悪くなくても対向車等がはみ出してくる場合もありますしね。
安全運転にこしたことはないのですヨ、、、←チキンが吠えてみました(笑