パンクの神様
TOPsumaho9
今回はロードバイクの切っては切り離せない【パンク】についてのお話です。

パンクの種類
▶ 整備不良によるパンク
▶ 外的要因によるパンク
▶ 経年劣化によるパンク

大きく分けるとこの3種類です。

ロードバイクのタイヤはメインは23cと呼ばれる
通常のママチャリよりもだいぶ細いサイズのタイヤを使っています。
だからパンクがしやすいとか言う訳でありません。

パンクは神様に睨まれるかどうかです。
悪いことをしていると睨まれます。

ということで3種類について詳しく行きましょう。

▶ 整備不良によるパンク
 
 これは組んだ人のテクニック不足です。
 いわゆるリム打ちパンクとかいったり、バルブがに無理な力がかかり、
 バルブの根本が、亀裂が入る、もぎ取れると言ったこともありますね。
 はめる際には
 ・力任せに入れない
 ・確認を怠らない
 これが重要です。
 整備は基本的に何でもそうですが、力任せにやるとろくなことが無いです。
 力任せが必要なのは組み上がっている自転車をばらす時だけです。

 自転車は完成車として組み上がっているものを購入すると
 ネジが緩いとキケンですし、クレームになります。
 ですので各メーカーは絶対に緩まないぐらいにガチガチにしめます。
 特にBB、ペダルは通常の工具では外れないほど強烈に締めこまれている
 場合が多いです。

 話はそれましたが、ロードバイクのタイヤは軽量化のためにある程度薄く作って
 あります。もちろんチューブもです。 

 超軽量チューブ、R-Air、ラテックスチューブは特に注意ですね。
 組み付けるときに丁寧に作業を行います。
 2way fitホイールとかの鬼のようにキツイものでなければ普通のロード用のタイヤは
 レバーを使わなくても入るはずです。
 
 手に血豆ができるぐらい頑張って入らないのは入れ方が間違っている
 場合が多いです。
 優しく美しく作業をしましょう。
 
 組み付け作業中はすぐそばでパンクの神様が睨みを聞かせています。
flowRoot3059


▶ 外的要因によるパンク
 これは避け用のない場合もあります。
 ・段差でパンク(荷重移動で抜重をしましょう)
 ロードバイクはがんがん段差に乗るような乗り方をするものではない
 としっかり考えて段差はゆっくり通るか、しっかりと荷重を抜いてあげます。
 そうすればほとんど回避できます。
 むしろガンガンぶつけて乗り上げていると、ホイールもいかれてきます。

 ・ネジ、釘、金属片、ガラスでパンク
 これはも踏まないように気をつけていても飛んでくる場合もあります。
 車が跳ね上げたものです。
 大体この異物によるパンクはリアタイヤが多いように思えます。
 
 自分しかいない場合はバイクのパンクの要因でもそうなのですが、
 【前輪で巻き上げた破片を後輪でふむ】場合が多いようです。
 パンク
 ※注)絵心が重症なのはご勘弁下さい。

 落ちている鋭いものを踏むことはさけられるかもしれませんが、
 跳ね上がっているものを避けることはほぼ無理でしょう。
 偶然の積み重ねですね。
 これが題名にもなっている【パンクの神様】の由来でもあります。

 たまに目で見てもわからないぐらいの破片が刺さっていることもあります。
 いわゆる【スローパンク】ですね。これは帰ってきてタイヤを掃除するときに
 発見することが多いと思います。
 もしくは次回のライド、自転車に乗ろうとした時にタイヤがぺちゃんこ、
 なんてこともあります。。
 ですのでタイヤ掃除って大切なんですね。

 この要因は避けられないこともあります。
 確立を減らすためには異物は極力避ける、ですね。
 工事現場の近くとか、田舎の工事用車両がよく通るようなところは
 ネジ等の落ちている確立が高い気がします。

 てんちょーも釘がカーボンリムにまで刺さったことがあります。
 直角に入ってきたんですね。
 タイヤ→チューブ→チューブ内側→リムテープ→リム ってわけです。
 泣きそうになりました。

IMAG1206
注) イメージ画像です。

▶ 経年劣化によるパンク
 ゴムは少しづつ硬化していきます。
 それでもタイヤは悪くなりにくいです。
 チューブがだめになりますね。
 チューブの高価が始まってきているときに衝撃が加わると
 一発でお亡くなりになります。
 これの厄介なところが、チューブの劣化からのパンクは修復が不可能の
 場合がほとんどです。
 裂けたり、何箇所かまとめていってしまいます。
 ロードバイクに乗っていればチューブの確認等はタイア交換時にしていると
 おもいますのでそこまで多くはない要因ですね。

とここまで3つの主な要因をあげてみました。
しかしこればかり運というところもあります。

確立を減らすためには確実な組付け・メンテが大事ということです。
また乗車のテクニックもしかりです。

ということでパンクの神様バイバイ、というお話でした。
そういうてんちょーは無パンク記録1万キロ超えそうです。
rakulogobanner3
★もしこの記事が気に入っていただけましたら、「はてなブックマーク」や「ツイッター」、「いいね!」でシェアをお願いいたします。次回もっともっといい記事を、と最高の励みになります。★