ステムの長さを変えてみる

悪い虫が騒ぎました。
そう多分サドルよりもふか~い沼があるというステムの長さのお話です。
現在付いているものはコチラ↓
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SHIMANOプロの120mmLTステム6°です。
そうてんちょーが愛してやまないSHIMANOプロ製品です。
アルミで剛性は十分です。
長いですからそれだけでもしなりますからね。

最近はガンガン乗るよりもまったり気持ち良い程度に乗ることが多く
快適性をあげてみようかなか~
と、と言うよりかはいじくり回したい衝動に
駆られてしまったわけです。
病気です。
で急にステムの長さを替えてみたくなってしまったわけです。

で出てくるのはコチラ。
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そう、sempreの純正ステム、
確かアルミにカーボンラップをしてあるものだったような気が、、、
ステムはメーカーによって長さの定義が曖昧で、、
芯-芯で統一して欲しいもんです。

選ぶ際は現在のものときちんと比較して購入がいいと思います。
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長さを見てみましょう。
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20mm差ですね。
こんなに近くなってしまったらどうなってしまうのでしょう。
わくわくさんですね。

しかし外してみると120mmは結構長いですね。
てんちょーは腕長星人なので問題ありません。

重さはというと、、、
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18g差です。
20mmも違って18gですか、、、
そして価格は4倍ほどの開きが、、、
カーボンで巻かなくてもいい気がします。
しかしそこはかっこいいからスルーしましょう。

早速ですがサックサックと交換しましょう。
エアコンなしの作業場ではあっという間にびしょびしょになってしまいますので、
光のスピードで交換したので、あっという間に完成画像です。

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と一応カーボンフォークなので締め付けのズレの防止のために
(気持ちの問題)ファイバーグリスを塗りこみました。
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まぁ難なく完成です!
そしてステム交換の完成とともに【つゆだく親父】も完成です。

ということで試走に行ってきました。

走りだしてすぐに分かるのは【剛性】です。
たとえ同じ材質でも短ければ短いほど剛性は上がります。(体感)
20mmも短くなってますから。
しっかりした感があります。

しか~し、ハンドル近すぎ、、、ダメです。失敗です。
ダンシングもしかりですが、通常のポジションでも窮屈でしょうがありません。
特に下ハンの時。「ハンドルの向こう側をつかみたいぃぃぃぃ!」

重さなんて18g変わったところで違いはわかりません。

ステムが短くなった事による、ハンドルの操作性も大した差ではありません。


結果:元に戻しましょう!


ということでそのままではつまらないので、
ハンドルをスペーサー1枚分5mmほどあげてみました。
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これで終了です。

乗った感じはやはりハンドルがいつもの位置に戻ってそこからちょっとだけ
高くなっているので快適性に触れたかなぁという感じです。

ステム交換のコツ
▶ハンドルバーはアルミ製、ガンガン締めます。(規定トルクは守りましょう)
▶カーボンフォークの締め付けはプレッシャーアンカーが入っているので、
滅多なことをしなければ割れることはないでとは思いますが、(規定トルクの確認です。)
ココはしっかりと締めたいところなので足りない分はファイバーグリスをプラスです。
▶フォーククランプもハンドルクランプ部もネジは均等に締めていく。
▶ハンドルクランプ部は最後に外すネジを下方向1本とっておくとハンドルが
 急に落っこちない
▶ヘッドパーツはトップキャップ→ステム上下→トップキャップの順で締め込む
※クランプ系が31.7mmという汎用性を無視したメーカーのものがあります。
 揃えてくれればいいのになぁと思いますが、ご注意下さい。
 たかが0.1mmされど0.1mmです、

今回は100mmステムを使って見ましたが速攻で元に戻しました。
伸ばす分には多少長くても柔軟性があればいいかもしれませんが、
短かくするのはてんちょーの場合はNGでした。

あとステムですが、おそらく角度やサイズの違ったものを試したくなります。
また走行距離が増えてくるにしたがって、柔軟性が上がってきたりで
どんどん変えていくことになると思います。

そんなとき1個何万円もするカーボンのものなんて何個も買っていられません。
安くて剛性がしっかりあるものをおすすめします。
わたしなら上のレパコルのステムを一個買うのであれば
長さ角度の違うステムを4個買います。
その中で自分にジャストで合うものが決まってからでも高いものを買うのは
おそくはないと思います。

ということで今回はステムのお話でした。

しかしSHIMANOプロの製品は実にいいです。
サドルは最強です。バーテープもなかなかよいですからね。
そしてリーズナブル!
これがてんちょーがSHIMANO様を愛してやまない理由でもあります。



ステムの長さ角度についての記事を更新いたしました。
ステム長とアングル(角度)の影響 ロードバイクポジション調整



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