シマノ BB(ボトムブラケット)の脱着方法(JIS ネジ切り)

ボトムブラケットの脱着方法のご説明です。
JIS規格のネジきりBBは本当に優秀でメンテナンスはちゃちゃっと。。。
グリスが切れてきたとしても塗りこむだけで結構回転が良くなることも。
(本当は原則交換です。そこまで高くないし、、、)

メンテナンスというかぼちぼち飽きてきたなぁ、、、という時にグレードを上位のBBに変えて見たりするとちょっとだけ効果があるような、ないような、、、ボトムブラケットに限ったことではありませんが、高いグレードのものでもメンテナンスを怠るということは非常にもったいないことであります。




ということで今回はBBの脱着です。
難易度は比較的低め。ですが「侮るなかれロードバイクメンテンナンス」ですね。
BB周りのメンテは難易度を上げるたった一つの要因。
それが【固着】です
これがなければヘタしたらケーブル交換よりサクッと終わってしまうことも。

100均のものでも十分ですが、別途ラバーハンマーがあると便利です。

では早速見てみましょう。
必要な工具類です。
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一番左はネジ切り式BBを回す専用工具BBリムーバーとかいう名前があった気がします。
上部をBBにかませるのですが、かませるものはできるだけ溝が多く、面積が大きい物のほうが力の入り方がいいです。もちろんグリップはついていたほうが力がかかりやすいです。この工具はBIKEHANDだったかな、、、
これで十分です。

後は真ん中上部のTL-FC16これが専用工具です。
クランクのセンターキャップを緩める↔締めるに使います。

真ん中下部のTL-FC24です。
これは確かBBに付属していたような気がするのですが、これがないと現行品は交換できない場合もあります。
っていうのもボトムブラケットのサイズが1世代前よりも小さくなっているものがあります。
1世代前のBBはアダプターなしで工具だけでいけるのですが、現行品はアダプターをかませることで1回り小さくなった現行品に対応させることができます。
このアダプター結構しっかりしていてBBリムーバーにガッツリとハマリます。



では整備ですが自転車は裏返したほうがやりやすいです。
必殺仰向け整備です。
チェーンは邪魔ですが切らなくても内側に落としておけば整備可能です。

チェーンを意図的に外すのはリアディレイラーのテンションプーリー部をしっかりと押し出してあげると外しやすいです。

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左側クランクを外すための作業です。

ネジは2本5mm六角です。
おそらく長めのアーレンキーであれば難なく回るでしょう。
緩めるだけではなくて完全に外してしまいます。

でセンターキャップを専用工具で外します。
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次は外れ止めプレートです。
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細いアーレンで持ち上げてあげます。
グリスで多分ベタベタなのでキレイにしてあげましょう。

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ここまで行くと後はボコっと左側クランクが外れます。


では次は右側クランクです。
この出っ張っている部分を押すか反対側から引っ張ってみましょう。
びくともしないと思います、、、
そんな時にはラバーハンマーで優しく愛情を持ってこんこん叩いてあげましょう。少しずつ移動していき抜けるはずです。
通常左側のBBを抜ければ後はそこまで苦労はしないと思います。
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こうですね。

これでBBにアクセスが出来るようになります。
ということでやっと専用工具の出番です。
今回のバイクは6800系のBBなのでちょっと小さめです。
BBリムーバーにアダプターTL-FC24を装着して使用します。
通常のTiagra4600でしたらアダプター無しですP8053496
ばかみたいな力でしまっているはずです。
締付けトルクは【35.0 - 50.0 N·m】、男性が力いっぱい締めるぐらいの締め付け力です。
これをゆるめるには
【しっかりと力のかかる工具】
【しっかりと工具とBBを密着させ】
【正しい方向に適切な力をかける】
です。
これにつきます。

※基本的に自分のバイクですので逆さまでやってますが、バカ力をかける整備は2輪設置状態で行うのが正しいやり方です。メンテスタンド上やディスプレイスタンドでは行いません。

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ちょっと乱暴なやり方ですが、こうして「ふんっ!」と力をかけます。
ヘッド部を足で抑えてフルパワーで回転させてもヘッド方向が持ち上がらないようにして力をかけます。
通常BBには回転方向が書いてありますのでくれぐれも間違えないようにして下さい。

これで外れないようでしたら、しっかりと工具をかませてから、ラバーハンマーを使用します。

あまり大量には使いたくない部分ですが、浸潤系のケミカルをシュッと一吹き。
時間をおいて、ラバーハンマーで振動を加えるぐらいの優しさで叩いてあげます。

スルとあら不思議、びくともしなかった固着したBBがするりと、、、

ラバーハンマーの使い方ですが、よくガンガン叩く方がいますが、肝心なのは【緩む方向に適切に振動を与えてあげる】ようにすることです。
力いっぱい叩いても工具が飛んでいってしまったり、思いもしない怪我をしてしまうこともあるのでお気をつけ下さい。


でちょっとゆるめば後はくるくるすれば外れます。

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素晴らしくキレイです。
反対側も回転方向を気をつけて同様に外していけば交換なりメンテなりが可能になります。


取り付けは全く逆の手順で取り付けていきます。
BBのメンテは主にグリスの交換です。シールを外しているやる方もいますが、BB内部には隙間がありそこから回転させながらグリスを塗りこむとちょっとづつ入っていきます。
※ベアリングシールは基本的には外すものではありませんのでおすすめはできません。

クルクル回しながらグリスを指で塗りこんでみてください。

この作業は手がべったべたになるので、写真が、、、ごめんなさい。

で組み付けるときはかならず【ネジ部・各所のグリスアップ】を忘れずに行って下さい。
クランクもつくようにしか付きません。
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こんな過激な付け方はする方はいないでしょう。

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こうですね。

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クランクを取り付けたら、センターキャップを専用工具で締めます。

でハズれ止めプレートを方向を間違えないように入れてネジを締めて終了です。

最後にチェーンを戻しておわりです。
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ここの整備のポイントはずばり【工具】です。
(値段が高けりゃいいってもんでもありません。)


基本的に整備全般そうなのですが、きちんとした工具は整備がやりやすいです。
やりやすいということは、ミスが少ないです。
高いばかりがいい工具ではありません。
むしろ安くてもきちんと用途に合わせて使いやすく、ピッタリと合うものがいいですね。

ということでBBの脱着方法のご紹介でした。



JISネジ切り式BB脱着に必要な工具はこちら



センターキャップ用のTL-FC16の社外品ですがついてくるセットのようです。
と言うか安すぎですが、今のところ不具合はありません。
グリップがついているところもGOODです。


DURAグレードのBBです。

AMAZONですとTL-FC24 付属するそうです。
確かこの小さくなった規格のBBは普通についていたような気がします。
BBR60(アルテグレード)も付属との記載ありです。

アルテグレードとの価格差は1,000円ぐらいですので、DURAでもいい気がします。


ということでBBの脱着方法のご紹介でした。

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