フルクラム レーシング3 リアハブのお掃除
前回はフロントをやりましたので今回はリアを行います。
フロントとの決定的な違いはフリーがあるということです。
だからといって難易度が上がったりとかは特に無いのですが、、、
リアのラチェット音(フリーの音)がだいぶうるさくなってきたので
ぼちぼち音を静かにしてやろうかなぁということです。
では早速作業にとりかかります。

てんちょーさんは横着をしました。。。
リアのハブメンテですが、スプロケ外してからやりますか?
今回は時間の関係面倒くさいから上スプロケはくっつけたままにしちゃいました。
ほとんどフロントと変わらないのでさくさく行きます。

リアもがっちり閉まってます。
スプロケを外すように画像のように上から【エイッ】と力をかければ外れるでしょう。

フリーの反対側のボルトを外します。
玉当たり調整のボルトもゆるめてクルクル回します。

しかしこれだけではスッポ抜けません。
んで結構初めての時は苦戦するであろうこれを精密ドライバーで優しく外します。

コツは切れ目に差し込んで【優しくちょっとだけ開いて】あげます。
そうすればスプロケの重みでフリーがぶっこぬけます。
(ご注意下さい。)

こんなんです。
スプロケ付き、、、横着ですね。
そこまで汚くはないですが、グリスがよってきてます。

外したパーツはたったこれだけ。
スプロケをはずさないとごちゃごちゃしないでいいですね。(←言い訳)
ベアリング部はこんな感じです。

フリー側

対して汚くないのでココは現状維持で行きます。
掃除をしたい場合は前輪と同じで
ダストシールを外した後リテーナごとお掃除します。
(詳細は前輪をご参考下さい。)
で後はラチェット機構をしこたまキレイにします。

邪魔なものを外します。

ココもパークリをぶっかけるなんて必要ありません。

綿棒を斜めにカット、軸の部分で溝までキレイにします。
まずは拭き上げです。
それでもどうしてもキレイにならなければパークリよりも弱い洗剤を使います。
ってのも多分フリー側のダストシールはパーツクリーナーで溶けそうな素材です。
パークリは意外と攻撃性が強いので使用方法を誤らないようにご注意下さい。
1回や2回では見た目変化がない場合も
経年劣化を早めたり弊害が出る場合が多いです。

これ拭きあげただけです。
結構キレイになりますね。
で、自分で納得できるほどキレイにしたら今度は組み上げます。
ラチェット機構にはカンパと同様柔らかいグリスを使います。
ハブベアリング用のグリスでは硬すぎるとのお話があります。
まぁ今までそれで不具合が出たことは無いのですが、
メーカーがそう言っているので、、、
今回はちょっと柔からめのシマノケーブルグリスです。


うっすら塗って、

つめをのせます。
グリスがあればひっついてくれるので楽ですね。
で画像の中央部の丸があるところに【爪】を止めるスプリングをはめます。

このパーツはグリスが乗っているところが【ピッ】と出っ張っているので、
これを穴の位置を確認しながらはめます。
これはちょっとコツがいるかもしれませんね。
どっち向きかわからなくならないようにご注意下さい。
正しい方向にしかどうやってもハマりません。
外すときによくご確認下さい。

キレイにスプリングがハマると爪が起き上がってきます。
こんなパーツだけで全力ペダリングの力を支えているんですね。
、、、と言うのはよく聞く感想です。

シャフトにもかる~くグリスを塗って組み込みます。
フリー側をぶっこむときは起き上がった爪をやさしく細いもので寝かせてあげると
【スコッ】と入ります。

あとは全く逆の順序でパーツをはめて、玉当たり調整をして完成です。
肝心のラチェット静かになったかというと、、、
【対して変わらなかった、、、】
グリスの量、質で音の大きさは変わります。
今回は少なめで柔らか目のグリスだったので大して変わらなかったのでしょう。
ちょっと固めのグリスをモリモリ入れればめちゃくちゃ静かになります。
多分あんまりもたないでしょうが、、、
入れすぎたグリスは隙間から変なところに行ったりして
掃除がめんどくさくなります。
くれぐれも入れ過ぎにはご注意下さい。
全体としてのポイントは
1.最初のボルトが鬼のように硬いことがある。
2.ラチェット機構の分解後の組み上げスプリングがはまらない
この2点を特に気をつけた方がいいですね。
ということで今回はフルクラムレーシング3のリアハブメンテのお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
5月下旬入荷決定!
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
前回はフロントをやりましたので今回はリアを行います。
フロントとの決定的な違いはフリーがあるということです。
だからといって難易度が上がったりとかは特に無いのですが、、、
リアのラチェット音(フリーの音)がだいぶうるさくなってきたので
ぼちぼち音を静かにしてやろうかなぁということです。
では早速作業にとりかかります。

てんちょーさんは横着をしました。。。
リアのハブメンテですが、スプロケ外してからやりますか?
今回は時間の関係
ほとんどフロントと変わらないのでさくさく行きます。

リアもがっちり閉まってます。
スプロケを外すように画像のように上から【エイッ】と力をかければ外れるでしょう。

フリーの反対側のボルトを外します。
玉当たり調整のボルトもゆるめてクルクル回します。

しかしこれだけではスッポ抜けません。
んで結構初めての時は苦戦するであろうこれを精密ドライバーで優しく外します。

コツは切れ目に差し込んで【優しくちょっとだけ開いて】あげます。
そうすればスプロケの重みでフリーがぶっこぬけます。
(ご注意下さい。)

こんなんです。
スプロケ付き、、、横着ですね。
そこまで汚くはないですが、グリスがよってきてます。

外したパーツはたったこれだけ。
スプロケをはずさないとごちゃごちゃしないでいいですね。

フリー側

対して汚くないのでココは現状維持で行きます。
掃除をしたい場合は前輪と同じで
ダストシールを外した後リテーナごとお掃除します。
(詳細は前輪をご参考下さい。)
で後はラチェット機構をしこたまキレイにします。

邪魔なものを外します。

ココもパークリをぶっかけるなんて必要ありません。

綿棒を斜めにカット、軸の部分で溝までキレイにします。
まずは拭き上げです。
それでもどうしてもキレイにならなければパークリよりも弱い洗剤を使います。
ってのも多分フリー側のダストシールはパーツクリーナーで溶けそうな素材です。
パークリは意外と攻撃性が強いので使用方法を誤らないようにご注意下さい。
1回や2回では見た目変化がない場合も
経年劣化を早めたり弊害が出る場合が多いです。

これ拭きあげただけです。
結構キレイになりますね。
で、自分で納得できるほどキレイにしたら今度は組み上げます。
ラチェット機構にはカンパと同様柔らかいグリスを使います。
ハブベアリング用のグリスでは硬すぎるとのお話があります。
まぁ今までそれで不具合が出たことは無いのですが、
メーカーがそう言っているので、、、
今回はちょっと柔からめのシマノケーブルグリスです。


うっすら塗って、

つめをのせます。
グリスがあればひっついてくれるので楽ですね。
で画像の中央部の丸があるところに【爪】を止めるスプリングをはめます。

このパーツはグリスが乗っているところが【ピッ】と出っ張っているので、
これを穴の位置を確認しながらはめます。
これはちょっとコツがいるかもしれませんね。
どっち向きかわからなくならないようにご注意下さい。
正しい方向にしかどうやってもハマりません。
外すときによくご確認下さい。

キレイにスプリングがハマると爪が起き上がってきます。
こんなパーツだけで全力ペダリングの力を支えているんですね。
、、、と言うのはよく聞く感想です。

シャフトにもかる~くグリスを塗って組み込みます。
フリー側をぶっこむときは起き上がった爪をやさしく細いもので寝かせてあげると
【スコッ】と入ります。

あとは全く逆の順序でパーツをはめて、玉当たり調整をして完成です。
肝心のラチェット静かになったかというと、、、
【対して変わらなかった、、、】
グリスの量、質で音の大きさは変わります。
今回は少なめで柔らか目のグリスだったので大して変わらなかったのでしょう。
ちょっと固めのグリスをモリモリ入れればめちゃくちゃ静かになります。
多分あんまりもたないでしょうが、、、
入れすぎたグリスは隙間から変なところに行ったりして
掃除がめんどくさくなります。
くれぐれも入れ過ぎにはご注意下さい。
全体としてのポイントは
1.最初のボルトが鬼のように硬いことがある。
2.ラチェット機構の分解後の組み上げスプリングがはまらない
この2点を特に気をつけた方がいいですね。
ということで今回はフルクラムレーシング3のリアハブメンテのお話でした。
+++++++++++++++++++++++++++
FF-Cycle(エフエフサイクル)
〒262-0019
千葉県千葉市花見川区朝日ヶ丘1-21-2
※当日の受付は18:00までとさせていただきます。
作業は18:00以降も行います。
TEL:043-376-1121
(電話を受けれない場合は番号通知にておかけいただければ折り返しさせていただきます。)
E-Mail:ffcycle@outlook.jp
※ご連絡をいただく際には
・お名前
・ご連絡先
・ご希望の整備内容(希望時間)
・ご希望の日程
・駐車場の要否
こちらをお申し付け下さい。
ロードバイクの健康診断・カスタマイズ相談的なこともお受けいたします。
当店の特徴・詳細ははこちらから

★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
5月下旬入荷決定!

![]() |
![]() |
★イチオシアイテム★
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります

在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
![]() |
![]() |
![]() |
コメント
コメント一覧 (4)
初期メンテのためにばらそうとしたら、まさに鬼のように固いのに当たりました。工具が壊れるんじゃいかと思うほどです。両方とも六角入れて反時計で外そうにも外れない・・・。
ワタクシも最初は鬼のように硬かったです。
タイヤを履いた状態で両足でホイールをガッツリ固定、しっかりと力の入る工具で「エイヤッ!」と、、、どうでしょう。これでできなければケミカルに頼って浸透性の高いオイルをシュッとひと拭き、しばしコンコン、、、これで大体ははずれるかと。無理しすぎないようにしてくださいネ。
よかったです。一度外してしまえばその後はそこまで苦労しないと思います。無理しすぎないように壊さないようにがんばってください。 ( ´∀`)b