年末大掃除第1弾 ブレーキオーバーホール
※ブレーキの整備は場合によっては命にかかわることがございます。
ご自分で行う場合はくれぐれも自己責任の範囲で安全に行うよう
お願いいたします。当店では一切の責任は負いかねます。
今回のモデルはTiagra4600のデュアルピポットブレーキキャリパーです。
いわゆる普通のロードバイクのブレーキです。
上位機種とはベアリングの問題です確か、、、が、それは後ほど、、、
構造的にはそこまで大きく変わるものではないのでうちの倉庫にある中で
一番古株のBR4600に登場してもらいます。
新しいBR6800とかも何台分かありますが、それでも1年ちょっと、
掃除のしがいがあまりないので一番古いものです。
早速作業にとりかかります。

バラす方は比較的簡単です。
まずはブレーキシューを外し、固定ボルトを外し、
簡単に外せるものはどんどん外してしまいましょう。

まずはシュー
バラすときは必ずどういう順番で組み込まれているかを確認しながらです。


こんなところも綺麗にしますので外します。

上位機種だとここもばらせるのですが、蓋を開けてみます。

ねじ山はありませんでした。
ここは又の機会にします。

このバネでブレーキは開く方向に制御されています。
これをまず外します。

傷つけたくない場合はボロ布等を当ててやったほうがいいです
でバネが外れたらあとはバラすのみです。

センターのネジです。

これを外すとバネが取れます。

次はサイドのネジです。

外れました。

センターのネジはイモネジがついていますのでこちらも忘れずにゆるめます。

バラバラです。
こう見てみると意外に少ない部品で出来ています。
で上位機種でベアリングが入っているところはどうかというと、

くぼみにグリスが入る構造です。
これにこんなものが

これをサンドイッチします。

ともあれ、せっかくのオーバーホール
例によってまた赤ちゃん綿棒やボロ布を使って隅々まで磨き上げます。

新品の状態からのグリスは白色多少固めのグリスが入っています。
これも綺麗に拭きあげてグリスの入れ替えをします。
磨きが終わったら次は組み上げです。
ベアリング構造のないこのグレードは比較的難しくないです。
※バラす時のパーツごとの順番を間違えないようにしてください。

まずはセンターから組み上げていきます。
あくまでも仮組です。

ワッシャーの順番を間違えないように、
写真が一枚撮り忘れてしましました。
センターを入れたら次はサイドです。

こちらも仮組みです。

※この画像左側はワッシャーの位置が間違っています。
さぁどこでしょうか、、、
なんとなく形になってきましたね。
センターナットを閉まる前にバネを入れるのを忘れずに。

これも間違いです。
ワッシャーの位置が違います。
組み直しになりますので、くれぐれも間違えないようにしてください。
この段階で裏側のナットも仮止めします。


ここからが最重要ポイントです。
玉がないので【玉】当り調整ではありませんが、各所のボルトとナットを閉めたり
ゆるめたりしながら【ガタがなくスムーズに動く】ように調整つします。
表の6画を締める⇔裏のナットを締める
これを繰り返しベストポイントを見つけます。
【ガタ】があっては絶対にダメです。
最後にちょっと6角の方を緩めるといい感じに行く場合があります。
ここはこだわりが見られるところですが、どこまで追い込むかですね。


カシカシ動かしながらベストポイントを探します。
この作業が最重要ポイントです。
この調整は、引きを軽くするにも、微妙なタッチの調整もこのでき次第です。
これが最も時間のかかる作業です。
これが終わればあとはバネをはめるだけ。

ここに通すのですが、これはあとから通したほうが楽です。
この古いプラスチック製の黒い物体が割れてしまうことが多いです。
古くなってくると割れていることも、、、
割れていたらすみやかに交換しましょう。

えいっと力を入れてはめ込みます。
これどういうふうにやるのが正しいのでしょうか、
プロもプライヤーとか使っている場合が多いようですが、
プライヤーを使う場合はバネの先っちょなんか持ったって一向にはまらないです。
むしるすべって血豆街道まっしぐらです。
バネの端っこ持って顔を真っ赤にしながら無理やりはめるのはやめましょう。
プライヤーではめる場合は必ず
バネの輪っかの内側を掴んではめるようにします。
そうするとそんなに力を入れずにスパっとはめることができます。

無事にハマれば完成です。
あとはスムーズに動くか、ガタがないかをきちんと確認します。

まるで新品のような輝きです。

お疲れ様でした。
あとはパッドをつけたり、本体に取り付けたりです。
そうそう、イモネジを締めるの忘れないようにしてください。
うちのBR4600はイモネジ新品の状態からゆるゆるでしたが、、、
やってみればそこまで複雑な作業ではありませんが、
やはりブレーキは命に関わります。
無理はせずプロに頼むのも安全のためですね。
ということでプレーキのオーバーホールでした。
残すところあと数時間のスーパーセール中です。


※ブレーキの整備は場合によっては命にかかわることがございます。
ご自分で行う場合はくれぐれも自己責任の範囲で安全に行うよう
お願いいたします。当店では一切の責任は負いかねます。
今回のモデルはTiagra4600のデュアルピポットブレーキキャリパーです。
いわゆる普通のロードバイクのブレーキです。
上位機種とはベアリングの問題です確か、、、が、それは後ほど、、、
構造的にはそこまで大きく変わるものではないのでうちの倉庫にある中で
一番古株のBR4600に登場してもらいます。
新しいBR6800とかも何台分かありますが、それでも1年ちょっと、
掃除のしがいがあまりないので一番古いものです。
早速作業にとりかかります。

バラす方は比較的簡単です。
まずはブレーキシューを外し、固定ボルトを外し、
簡単に外せるものはどんどん外してしまいましょう。

まずはシュー
バラすときは必ずどういう順番で組み込まれているかを確認しながらです。


こんなところも綺麗にしますので外します。

上位機種だとここもばらせるのですが、蓋を開けてみます。

ねじ山はありませんでした。
ここは又の機会にします。

このバネでブレーキは開く方向に制御されています。
これをまず外します。

傷つけたくない場合はボロ布等を当ててやったほうがいいです
でバネが外れたらあとはバラすのみです。

センターのネジです。

これを外すとバネが取れます。

次はサイドのネジです。

外れました。

センターのネジはイモネジがついていますのでこちらも忘れずにゆるめます。

バラバラです。
こう見てみると意外に少ない部品で出来ています。
で上位機種でベアリングが入っているところはどうかというと、

くぼみにグリスが入る構造です。
これにこんなものが

これをサンドイッチします。

ともあれ、せっかくのオーバーホール
例によってまた赤ちゃん綿棒やボロ布を使って隅々まで磨き上げます。

新品の状態からのグリスは白色多少固めのグリスが入っています。
これも綺麗に拭きあげてグリスの入れ替えをします。
磨きが終わったら次は組み上げです。
ベアリング構造のないこのグレードは比較的難しくないです。
※バラす時のパーツごとの順番を間違えないようにしてください。

まずはセンターから組み上げていきます。
あくまでも仮組です。

ワッシャーの順番を間違えないように、
写真が一枚撮り忘れてしましました。
センターを入れたら次はサイドです。

こちらも仮組みです。

※この画像左側はワッシャーの位置が間違っています。
さぁどこでしょうか、、、
なんとなく形になってきましたね。
センターナットを閉まる前にバネを入れるのを忘れずに。

これも間違いです。
ワッシャーの位置が違います。
組み直しになりますので、くれぐれも間違えないようにしてください。
この段階で裏側のナットも仮止めします。


ここからが最重要ポイントです。
玉がないので【玉】当り調整ではありませんが、各所のボルトとナットを閉めたり
ゆるめたりしながら【ガタがなくスムーズに動く】ように調整つします。
表の6画を締める⇔裏のナットを締める
これを繰り返しベストポイントを見つけます。
【ガタ】があっては絶対にダメです。
最後にちょっと6角の方を緩めるといい感じに行く場合があります。
ここはこだわりが見られるところですが、どこまで追い込むかですね。


カシカシ動かしながらベストポイントを探します。
この作業が最重要ポイントです。
この調整は、引きを軽くするにも、微妙なタッチの調整もこのでき次第です。
これが最も時間のかかる作業です。
これが終わればあとはバネをはめるだけ。

ここに通すのですが、これはあとから通したほうが楽です。
この古いプラスチック製の黒い物体が割れてしまうことが多いです。
古くなってくると割れていることも、、、
割れていたらすみやかに交換しましょう。

えいっと力を入れてはめ込みます。
これどういうふうにやるのが正しいのでしょうか、
プロもプライヤーとか使っている場合が多いようですが、
プライヤーを使う場合はバネの先っちょなんか持ったって一向にはまらないです。
むしるすべって血豆街道まっしぐらです。
バネの端っこ持って顔を真っ赤にしながら無理やりはめるのはやめましょう。
プライヤーではめる場合は必ず
バネの輪っかの内側を掴んではめるようにします。
そうするとそんなに力を入れずにスパっとはめることができます。

無事にハマれば完成です。
あとはスムーズに動くか、ガタがないかをきちんと確認します。

まるで新品のような輝きです。

お疲れ様でした。
あとはパッドをつけたり、本体に取り付けたりです。
そうそう、イモネジを締めるの忘れないようにしてください。
うちのBR4600はイモネジ新品の状態からゆるゆるでしたが、、、
やってみればそこまで複雑な作業ではありませんが、
やはりブレーキは命に関わります。
無理はせずプロに頼むのも安全のためですね。
ということでプレーキのオーバーホールでした。
残すところあと数時間のスーパーセール中です。


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