ロードバイクのペダリング(膝の開きと効率)
せっかくの暖か陽気なのに【雨】・・・#(土曜日です)
ということでそんな時はこちら↓↓↓

MINOURA(ミノウラ) 3つ折り3本ローラー MOZ-Roller / モッズ・ローラー【02P07Feb16】
(退屈さえなんとかなれば)雨でも雪でも台風でも自転車に乗れてしまうという究極の便利グッズです。
そしてもちろん乗るときは
懐メロを聞きながら乗っております。DAITAさん最高です。
ということで本日はロードバイクのペダリング【膝の開きと効率】についてです。
ビンディングをつけていればそんなにひどい【がに股】で乗っている方はいないとは思いますが、微妙な調整のお話です。なんで膝がとっちらかると良くないのか、というお話からです。
まずはこちらから
つま先の開き方によって膝の伸屈時の方向が変わります。

※おっさんの汚い下半身ですみません。・・・ナンドトコノヤロウ!!#
①ガニ股
②内股
③自然股(?)上を向いて自然に脚を下ろした感じです。
そうです。お気づきのかたもいるかとは思いますが、ワタクシO脚でございます。
O脚はつま先を閉じても膝の間に隙間ができる、要は【気をつけ】の時に膝がくっつかないんです。
ヤセ型の日本人に多いと言われているようです。まさにワタクシ、、、
兎にも角にもO脚強制のお話ではないのでそれはまた今度、
ほぼ何も考えずに膝を曲げた時はほぼつま先の方向へ膝の向きが向いていると思います。
この図に一本の線を引いてみるとわかりやすいです。

※ペダルは踏み込む動作なので左右を反転しました。
水色線の起点は中指にしてあります。
ここで重要なのは拇指球で踏まないということです。
拇指球に力を入れて屈伸をしてみればわかると思いますが、【拇指球で踏ん張ると内股】になりやすいです。
SPD-SL系のクリートの幅は踏み込み面積を広くとっているのに、そんな端っこで踏んではもったいないですしそもそも膝が内側に入ってしまいます。
拇指球で踏むのではなくてあくまでも踏むところは↓↓↓

ペダル軸をまっすぐと踏みつけます。
自然にまっすぐふもうとすればできることですが、【拇指球、拇指球・・・】と頭のなかで唱えながらだとどうしても拇指球よりの荷重となり、内股になりやすいです。図の②のような状態です。
O脚の人は特に影響が出やすいです。もともと足の内側が持ち上がり気味です。
拇指球で踏む癖がついて内股になりがちな方は薬指らへんで踏むとイメージするとまっすぐになったりします。
しかし足の指って薬指だか中指だかよくわかんないですよね。人差し指を触っててもどうにも中指を触っているイメージです。
話はそれましたが元に戻します。

感の言い方はもうお気づきかとは思いますが、ペダリングで重要なのは①②③ともに真ん中の列の画像です。
腰▶大腿部▶膝ときた下方向に踏み込む力が、①②ではともにピークポイント(ペダリングで赤の部分)の時に軸(水色線)からずれていってしまいます。
①はかかとの幅ぐらいに力のが一番かかってしまいます。かかとに力のピークが来るのでかかとから落ちていかないようにつま先側を支える力が必要となり、結果膝から下に無駄な力がかかります。
②では拇指球付近にかかります。これではますます拇指球よりの荷重となり、内股がひどくなっていきます。

軸からずれたところをに力をかけるとどうなるかというと、

以前紹介した力の位置と作用のずですが、こういうことです。
小さな力で粘土を潰すためにはできるだけ中心を押したほうが効率よく潰すことができます。

効率よく踏む力を伝えるためにはペダルをしっかり踏むということ、繰り返し【軸(芯)】という言葉になりますが、体幹から伝わるパワーを効率よくペダルまで伝えるためにはまっすぐ踏み込むということでロスを減らしてあげたいということです。
とここで動画でございます。
まずはお決まりのカンチェラーラ(バケモン)です。
真後ろからの撮影がわかりやすいです。例のごとくスローモーションで見てみて下さい。
フレーム~膝間のクリアランス、ペダリング時にトップチューブに擦れることはありません。
内股ペダリングを意識している方からするとびっくりするぐらい足は閉じていないです。
綺麗にまっすぐペダル軸に対して垂直に振り下ろされています。
アクションカムは本当に面白いですね。
スローで見てみると非常によくわかります。
色々なペダリングがありますね。
膝だけを見ていても何時間も楽しめそうです。
で実際に膝の開きを修正したい場合の方法は2つあります。
1.クリートの角度の調整(機材での調整)
2.踏むときに足の裏のどこを意識しするか(身体での調整)
(個人的には膝の向きとかよりも足の裏のほうが微妙な調整が効く気がします。)
この2点を調整することで膝がまっすぐ上下に動く、厳密に言うとQファクターやクリートの傾きもいじったほうがかっちり来るとは思いますが、コストを考えるとまずはできることから始めるのがいいと思います。
とここまで書きましたが、実はこれビンディングのクリートセッティングさえきちんとできていればとんでもないことになることはほぼありません。
あともうひとつ、何も考えずにペダリングをしていればそこまで歪むことな有りませんが、逆に【拇指球が・・・】とか【内股よりに・・・】とか考えすぎているとどんどん変な方向に力がはいるようになってくる場合がおおいです。。
あとは内股・がに股が癖になっている方、ペダリングの時に癖が出てしまうことです。多少は癖が出てもパワーを掛ければ体側が自然に修正をしてくれるのですが、修正しきれなくなった時にはやはり上記2点のように修正をかけてあげることが必要になります。
サンダルとかスニーカーとかでビンディングで固定されてない状態で乗ってみるとどういう角度が一番まっすぐ膝が動いているかがわかりやすいです。それも色々自身で試していくことが大切です。
やはり自分のペダリングを修正するときはローラー台で動画撮影です。
自分で自分のペダリングを客観的に見るということは修正は大切です。
内股よりのほうがヒザ痛が起きにくいとか、がに股よりのほうが力が入りやすいとか、個人の特性(筋肉の付き方、使い方、柔軟性等)もありますのであくまでも自分で乗ってみて負担のないようなセッティングをするといいと思います。 兎にも角にも痛みを伴うようではモチベーションは急降下ですので注意して下さい。
ということで今回は膝の開きについてのお話でした。
せっかくの暖か陽気なのに【雨】・・・#(土曜日です)
ということでそんな時はこちら↓↓↓

MINOURA(ミノウラ) 3つ折り3本ローラー MOZ-Roller / モッズ・ローラー【02P07Feb16】
そしてもちろん乗るときは
懐メロを聞きながら乗っております。DAITAさん最高です。
ということで本日はロードバイクのペダリング【膝の開きと効率】についてです。
ビンディングをつけていればそんなにひどい【がに股】で乗っている方はいないとは思いますが、微妙な調整のお話です。なんで膝がとっちらかると良くないのか、というお話からです。
まずはこちらから
つま先の開き方によって膝の伸屈時の方向が変わります。

②内股
③自然股(?)上を向いて自然に脚を下ろした感じです。
そうです。お気づきのかたもいるかとは思いますが、ワタクシO脚でございます。
O脚はつま先を閉じても膝の間に隙間ができる、要は【気をつけ】の時に膝がくっつかないんです。
ヤセ型の日本人に多いと言われているようです。まさにワタクシ、、、
兎にも角にもO脚強制のお話ではないのでそれはまた今度、
ほぼ何も考えずに膝を曲げた時はほぼつま先の方向へ膝の向きが向いていると思います。
この図に一本の線を引いてみるとわかりやすいです。

※ペダルは踏み込む動作なので左右を反転しました。
水色線の起点は中指にしてあります。
ここで重要なのは拇指球で踏まないということです。
拇指球に力を入れて屈伸をしてみればわかると思いますが、【拇指球で踏ん張ると内股】になりやすいです。
SPD-SL系のクリートの幅は踏み込み面積を広くとっているのに、そんな端っこで踏んではもったいないですしそもそも膝が内側に入ってしまいます。
拇指球で踏むのではなくてあくまでも踏むところは↓↓↓

ペダル軸をまっすぐと踏みつけます。
自然にまっすぐふもうとすればできることですが、【拇指球、拇指球・・・】と頭のなかで唱えながらだとどうしても拇指球よりの荷重となり、内股になりやすいです。図の②のような状態です。
O脚の人は特に影響が出やすいです。もともと足の内側が持ち上がり気味です。
拇指球で踏む癖がついて内股になりがちな方は薬指らへんで踏むとイメージするとまっすぐになったりします。
しかし足の指って薬指だか中指だかよくわかんないですよね。人差し指を触っててもどうにも中指を触っているイメージです。
話はそれましたが元に戻します。

感の言い方はもうお気づきかとは思いますが、ペダリングで重要なのは①②③ともに真ん中の列の画像です。
腰▶大腿部▶膝ときた下方向に踏み込む力が、①②ではともにピークポイント(ペダリングで赤の部分)の時に軸(水色線)からずれていってしまいます。
①はかかとの幅ぐらいに力のが一番かかってしまいます。かかとに力のピークが来るのでかかとから落ちていかないようにつま先側を支える力が必要となり、結果膝から下に無駄な力がかかります。
②では拇指球付近にかかります。これではますます拇指球よりの荷重となり、内股がひどくなっていきます。

軸からずれたところをに力をかけるとどうなるかというと、

以前紹介した力の位置と作用のずですが、こういうことです。
小さな力で粘土を潰すためにはできるだけ中心を押したほうが効率よく潰すことができます。

効率よく踏む力を伝えるためにはペダルをしっかり踏むということ、繰り返し【軸(芯)】という言葉になりますが、体幹から伝わるパワーを効率よくペダルまで伝えるためにはまっすぐ踏み込むということでロスを減らしてあげたいということです。
とここで動画でございます。
まずはお決まりのカンチェラーラ
真後ろからの撮影がわかりやすいです。例のごとくスローモーションで見てみて下さい。
フレーム~膝間のクリアランス、ペダリング時にトップチューブに擦れることはありません。
内股ペダリングを意識している方からするとびっくりするぐらい足は閉じていないです。
綺麗にまっすぐペダル軸に対して垂直に振り下ろされています。
アクションカムは本当に面白いですね。
スローで見てみると非常によくわかります。
色々なペダリングがありますね。
膝だけを見ていても何時間も楽しめそうです。
で実際に膝の開きを修正したい場合の方法は2つあります。
1.クリートの角度の調整(機材での調整)
2.踏むときに足の裏のどこを意識しするか(身体での調整)
(個人的には膝の向きとかよりも足の裏のほうが微妙な調整が効く気がします。)
この2点を調整することで膝がまっすぐ上下に動く、厳密に言うとQファクターやクリートの傾きもいじったほうがかっちり来るとは思いますが、コストを考えるとまずはできることから始めるのがいいと思います。
とここまで書きましたが、実はこれビンディングのクリートセッティングさえきちんとできていればとんでもないことになることはほぼありません。
あともうひとつ、何も考えずにペダリングをしていればそこまで歪むことな有りませんが、逆に【拇指球が・・・】とか【内股よりに・・・】とか考えすぎているとどんどん変な方向に力がはいるようになってくる場合がおおいです。。
あとは内股・がに股が癖になっている方、ペダリングの時に癖が出てしまうことです。多少は癖が出てもパワーを掛ければ体側が自然に修正をしてくれるのですが、修正しきれなくなった時にはやはり上記2点のように修正をかけてあげることが必要になります。
サンダルとかスニーカーとかでビンディングで固定されてない状態で乗ってみるとどういう角度が一番まっすぐ膝が動いているかがわかりやすいです。それも色々自身で試していくことが大切です。
やはり自分のペダリングを修正するときはローラー台で動画撮影です。
自分で自分のペダリングを客観的に見るということは修正は大切です。
内股よりのほうがヒザ痛が起きにくいとか、がに股よりのほうが力が入りやすいとか、個人の特性(筋肉の付き方、使い方、柔軟性等)もありますのであくまでも自分で乗ってみて負担のないようなセッティングをするといいと思います。 兎にも角にも痛みを伴うようではモチベーションは急降下ですので注意して下さい。
ということで今回は膝の開きについてのお話でした。

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コメント
コメント一覧 (4)
ハーフマラソンで膝を壊して以来、そうとうビビリな人生を送りまして自転車にたどり着く、膝に優しいスピードプレイペダルに甘んじながら内股よりにペダリングしてる気がします(笑)
ダンシングなら相殺されそうな気配を覚えますが……効率良いペダリングを学習しまーすd(^_^o)
膝痛は辛いですよね。ワタクシは腰痛ですが、【痛いもんは痛い!】と痛みが出ないような乗り方を心がけています。しかしお薦めはできませんが、のってのってのりまくれ!というちょっと乱暴な教えが、、、イヤイヤ健康第一です!
シッティングとダンシングはちょっと違い車体を多少なりとも振るのでペダルへの入力角が変わってくるはずです。ダンシング時の車体の振り方、本当に振ったほうが効率がいいのか、それとも・・・競輪とロードバイクのダンシングは?
ワタクシ自身もまだまだ体を張って実験中です。ダンシングもまさに全身稼働!今後どんどん記事を作成していきます!
初めてコメントさせて頂きます
御ブログに関して、いつもお世話になっておりますm(_ _)m
ロードバイク買いたて、練習中、故障してから等々、気がつけばたどり着いているという状況です(^_^;)
これからも、宜しくお願い致します
コメント・アクセスありがとうございます。
いつも誤字脱字、乱文も多々ありますがこれからもよろしくお願い致しますm(_ _)m