クリートセッティングとペダリング
記事を作り始めてははや4日、、、これは大変だ。
結局答えにはたどり着いてはいませんが、またいくつかのご提案という形です。
今回は【クリートのセッティング】と【ペダリング】です。
クリートのセッティングってトンデモなく大変です。と思っているのはワタシダケ?
そもそもクリートとは
ビンディングペダルとシューズをくっつけるためのこんなものです↓↓↓

どうですか?すっげぇ後ろに付いているでしょ?
足裏をよ~くみてみると

シマノのシューズなんですが、靴裏クリート用に滑り止めがついています。
それは遥か前方に、、、コレって結構前すぎるイメージなんですが、、、LOOKだから?
そもそも自由度がものすごく高いんですね。

前方・後方・内側・外側、更には角度まで、、、
もうどうしたらいいのかわからないので困ってしまいます。
ShimanoとLookのビンディングペダルにはクリートが3種類用意されていて【遊び】が選べるようになっています。
クリートのセッティングに時間を掛けたくないのであれば【遊び】が多いクリートを選んだほうがいいです。遊び無しはセッティングが決まれば完璧ですが、決まらないとワタクシのように沼にハマっていきます。
ある程度の【遊び】がセッティングのズレを吸収してくれます。
クリートセッティングによく出てくるのは【拇指球】という言葉ですが、これを意識しすぎるのはよくないです。
前回も膝の角度の時に書きましたが、
こちらです↓↓↓
ロードバイクのペダリング(膝の開きと効率)
拇指球で踏めば内股になりがちです。
ワタクシ自身O脚というのもあるのですが、拇指球を意識するというのはどういう時かということです。
両足を肩幅ほどに開いてまっすぐ立ちます。
いわゆる【休め(両足荷重)】の状態です。
【両足荷重】で軸を意識するようにまっすぐ立つためには【両拇指球】に荷重をかけるといいです。
しかし歩くときはどうかというと、本当に拇指球よりの荷重になっているかというとその限りではないと思います。
ペダリングも両足同時に踏むわけではなく歩くときと同様に軸を保ちつつ左右の荷重移動の繰り返しデス。
なので真っ直ぐ立つときと同じところに荷重がかかるわけではないというのがワタクシの考えです。
ですのでQファクター(左右のペダル~ペダル間の距離)で足を開いた時の左右の荷重移動がペダリングの動作であると考えています。
ビンディングペダルは軸もしっかりと足の裏にまっすぐ【線】で捉えられるようになっていますし、前後は広く足の裏を固定できるようになっています。
効率よく踏む力を面で伝えられるような構造になっています。
それなのに拇指球で踏んでいいのかというところです。
拇指球だけで踏めばいいのであればペダル軸ももっと短くしてペダルの面積も狭くしたほうが軽量化にもなりますしいいのですが、そうしないにはしっかりと理由があるからですね。
そしてもう一つよく聞くお話しですが、
【拇指球と小指球をむすんで、、、】
コレってかなりいい加減だと思いませんか?

拇指球も小指球も面積広すぎ、、、
こうなったら世界のシマノさんです。
見てみましょう!

【お客様に最適なクリート位置を決定して下さい。】
決定するためのヒントと言うか、決め方を教えやがれ~っ!
と言うかむしろこれが【答え】なんでしょう。
人によって違いますよってことデス。
ちょっとペダリングからは離れますが、ランニングと足の構造について非常に面白いサイトを見つけました。
【コラム】手足が大事!(3)足の構造は二階建て
http://hadashirunning.com/archives/1172より抜粋
後半は画像が悪すぎますが、前半のスローを見れば確かに、、、となります。
ではこれをロードバイクに例えると、ペダルを踏み込む瞬間どうなるかというところです。
当然クリートがありますので、かかとは付きませんし接地面(踏み込む面)は拇指球~小指球付近となりますが、いわゆる踏み込む運動の時も【小指球から入って拇指球側に抜けていく】のではないかと思います。
体の構造的にそうなっているということですので。
そしてこれにはこうもあります。
「結局のところ拇指球から着いてしまう人を見た事がないので、そこは敢えて言わない方がいいのかなって思っています。 ただ、拇指球側を意識しすぎている人が、小指側を意識したら上手く走れる様になったっていうのはよくある話なので、それはそれでいいと思います。」
http://hadashirunning.com/archives/1172より抜粋
内股ペダリングになってしまう場合は小指側をすこ~し意識してみるとうまくなるカモ、、、ですね。
ペダリングでも上で書いたように拇指球から踏み込むと内股になりがちです。ということで、ランニングを走るときに内股で走っていたら多分ソレってすごい不自然ですし、早く走れる気はしません。
最近の動画はとても高画質で色々見ることができるのは素晴らしいです。
基本的に真後ろ、正面から、またスプリントの時も内股になっている選手は殆どいません。
※自転車の乗り方は基本的に【自由】デス。これ大事です。
たまにはそんな選手もいるはずです。
ペダリングの動作も基本的に【走る運動】近く、【かかとこそ接地しない】ものの【股関節・膝等脚の屈伸運動の複合】であり、全く別物と捉えることはできないと思います。
この動きは膝関節の屈伸運動と関係していると思います。
膝関節の屈伸運動は股関節の外転運動が加わります。
屈曲(曲げていく)運動の時、簡単に言うと膝を曲げていくに従って通常膝が開いていきます。
伸展(伸ばしていく)運動の際は足裏の荷重位置により膝の動きが変わってきます。
この際に拇指球よりに荷重がかかっていると、踏み込む脚に力をかけた瞬間に膝が一気に内側に寄ります。
これがいわゆる内股のペダリングになる一つの要因であると考えます。
通常であれば関節の動きを考えるとペダリングの動作における膝の動きは【引き足】の際に【若干外側を回って上死点へ行き】、【踏み足の時】に【まっすぐペダル軸に降りていく】これが理想の動きとなるはずです。
できるだけまっすぐ膝が上下をする直線運動が理想ではありますが、骨格・筋肉の動きで若干外側に開くようにはなっていますので、この動きになります。
これは踏み込むポイントがたとえ1時で前に蹴りだしたとしても、3時で下方向へ踏んだとしても同じ結果になるはずです。
ペダル軸に対して垂直に力をかけて行きたいのであれば先日の動画であったように、踏み込む時の膝のまっすぐの動きを鏡等で確認して体に覚え込ませる、ということが必要になってきます。
通常なんにも考えないで重いギアを踏むと極端にがに股や内股にはなりにくいです。変に意識をしたり、クリートが適切で無い場合にズレが生じてくるパターンが多いですね。
★膝の真っ直ぐの動きの2つのポイント★
1.足の裏のどこのポイントで踏んでいくかを覚える
2.膝のまっすぐの動きを覚える
これのどちらかがいいと思います。
結果的にひざがペダル軸に対して垂直に降りるということです。
その結果に向かう道筋は色々ありますが、自分にあった方法がいいですね。
またペダリングで関節をひとつ減らして見るとよくわかるのが足首の重要です。
実際に減らすことは難しいので仮に、【かかと】で踏んでみるということです。ペダルをカカトで踏むと全く安定せずに満足に踏むことはできません。ランニングの動作も一緒です。
【タメ】や【バランス】を取るのに【足首】の動きは非常に重要だと考えています。
この足首の動きを妨げないようなセッティングも重要ですね。
で次に【クリート】が出てきます。
ビンディングペダルって、ペダルとクリートで足を固定していまします。
足が固定されていることでペダリングが綺麗にいかなくなってしまうので大問題なので、なんとかしないとですね。
そこでセッティングです。これが難しい、、、
本当はクリートが自由に動くようにしてペダル軸と膝の動きで決めていくのが一番理想だと思います。
【クリートを固定して調整するのではなくて、体側を理想的に調整した後にクリートで固定する。】
理想ですね。
しかしそもそも自由に動くクリートなんてありません。
なので思い通りにいかずに悩んでしまうんですね。
個人的には踏む位置よりも角度の方が重要だと思います。
あくまでも固定されていない状態ではどのぐらいが綺麗にペダリングができているかをよ~く覚えておきその理想に近づくようにクリートを合わせます。そのために遊びの大きいクリートを使うのもいいと思います。
ある程度確認ができたら後は走行をしながらフィーリングで微調整です。
これワタクシ自身のセッティングでよくやるのが【へばった頃】に調整します。
【へばった頃】っていうのがミソです。
もうクタクタ、無駄な力を一切使わずに帰りたい、、、そんなときの調整って結構うまく言ったりします
ワタクシが思うにこういった情報ってもっとビンディングペダルを作成販売しているメーカーがしっかりと提唱していくべきだと思います。
パーツのメーカーは簡単に旧モデルより@@%効率アップ。他社製品より@@%向上、、、とかよくうたって購買意欲ばかりをかきたてます。
でも消費者が本当にほしい情報ってそんな情報じゃないです。スクナクトモタクシハ
そうではなくて
「うちのビンディングペダルは角度、取り付け位置等、正しいセッティングによって@@%ペダリング効率はアップします。是非ウチの製品をよろしくね♪」
「この製品を使って勝つために本当に正しいポジション、セッティングのご提案をいたします。勝ちたいならうちの製品を買って本当に効率がいよいとされるセッティングで試してみましょう!」
「膝痛でお悩みの方、うちのペダルを使って、@@@や***なことをしてみてください。お悩み解決できるかもしれません。お手伝いをさせてもらうために買ってね♪」
製品を開発作って売ったらおしまい。後は各ショップさん、、、うまいことやってね~!ではなくてメーカーはこういう風になっていただきたいものです。
消費者としての意見でした。。
少しお話しはソレますが、
チョットこんな実験をしてみました。

まずはスッケスケにしてみましょう。
この骨格図を見るとポイントがわかりま、、、、、せんね。
と、このままでは全くいみがなくなっていまうでのこんなものを用意しました。

角材です。
パイプでも何でもいいのですが、踏んでも壊れないものがいいです。
ペダルはごちゃごちゃ色々ついてますが、基本はSPDでもSPD-SLでも要はシャフトです。
【線】ですね。
ということでこれを踏み踏みします。

前の方で踏んでみます。
次は後ろのほう

これまずよ~くみて下さい。
前方に出した場合、

指がすっごい曲がっているのがわかりますか?
ワタクシそういえば特に冬ですが、走り終わった後【足の指がものすごく痛くなる】という現象が起きていました。
それがシューズを変えていから気が付けば痛くなくなっていたんです。すっかり忘れておりました。
シューズを変えてからクリートを後ろ寄りに変更たこともすっかり忘れておりました。。。
ひょっとしたらこれが原因かも知れないですね。
つま先に近い部分で軸を踏むと何故か足の指が曲がってしまうんですね。
なんかずっと曲がるわけではないのですが、多分バランスを取ろうとして【ギュッギュッ】と力が入ってしまいます。これって【反射】かなぁと思います。
ケイデンス90回で回していたら1分間に90回、この指の変な力が入ることで負荷がかかって痛みが発生していたのかもしれません。
逆に後方よりにした時はバランスを取ろうとすると足の指で握ろうとする運動が起きにくいです。
パイプイス等だとスリッパ脱いで乗ればできます。
痛みなんてあるうちは気になってしょうがないですが、なくなるといつの間にか、、、すっかり忘れてしまうものです。
シューズが変わった事でソールが固くなったということで指が辺に動きづらくなったことも痛みの解消に役立っている可能性もありますが、前よりのクリートセッティングで足の指に痛みや不快感が生じる場合はチョット後ろ目のセッティングをためしてみるのもいいかもしれません。
少々お話しはそれましたが、元に戻りましょう。
この1cmぐらいの角材をシャフトと見立てて【一番力が入りやすい】ところを探す。
もしくわそれではわかりにくときは歩くときにどこに一番力がかかっているかを意識して確認します。
、
、
、
だめだ、、、全くうまく行きませんでした、、、orz
ということで足の指の痛みの解消には役に立つかもしれない情報止まりでした。
ゴメンナサイ。。。
ちなみにプロはどうかというと観察しましました。

これを見て誰だかわかる方はマニアック認定ですwww
しかしプロは結構深め(カカト寄り)のセッティングが多いですね。
高速巡航時も個人的には後ろ寄りのほうがパワーがかけやすいです。
後方よりはトルク型、前方よりは回転型とか言いますが、個人的な感想とするとあまり関係ありません。
前過ぎるとパワーをかけづらいということぐらいです。
ということで今のワタクシのセッティングは【後方寄り】【つま先開きめ】セッティングです。
どちらかと言うと【前乗り気味】です。
あくまでも自然体で踏めることを目安に鏡でみて、、、実際に走行して、、、、鏡で見て、、、と終わりなき旅を続けております。
ダラダラと長くなってしまいましたが、これのセッティングってすっごい向き合うとわかりますが、【片足が決まるともう片足が不安が出てくる、、、】
こんな沼にハマったことはありませんか?
片足ががっちり決まると、なんかもう片方がもう少しもう少し、、、となってしまうんですね。
ということでクリートセッティングとペダリングのお話しでした。
ここまでお読みいただいてもズバッと答えが出なくて申し訳ありませんでした。
みなさんも終わりなき旅にでぬようお気をつけ下さい。
もし終わりなき旅の途中の方は、、、ワタクシと一緒に旅を続けましょう。。。
答えが複数あったり、道筋もたんとあります。楽しすぎます。。。
記事を作り始めてははや4日、、、これは大変だ。
結局答えにはたどり着いてはいませんが、またいくつかのご提案という形です。
今回は【クリートのセッティング】と【ペダリング】です。
クリートのセッティングってトンデモなく大変です。と思っているのはワタシダケ?
そもそもクリートとは
ビンディングペダルとシューズをくっつけるためのこんなものです↓↓↓

どうですか?すっげぇ後ろに付いているでしょ?
足裏をよ~くみてみると

シマノのシューズなんですが、靴裏クリート用に滑り止めがついています。
それは遥か前方に、、、コレって結構前すぎるイメージなんですが、、、LOOKだから?
そもそも自由度がものすごく高いんですね。

前方・後方・内側・外側、更には角度まで、、、
もうどうしたらいいのかわからないので困ってしまいます。
ShimanoとLookのビンディングペダルにはクリートが3種類用意されていて【遊び】が選べるようになっています。
クリートのセッティングに時間を掛けたくないのであれば【遊び】が多いクリートを選んだほうがいいです。遊び無しはセッティングが決まれば完璧ですが、決まらないとワタクシのように沼にハマっていきます。
ある程度の【遊び】がセッティングのズレを吸収してくれます。
クリートセッティングによく出てくるのは【拇指球】という言葉ですが、これを意識しすぎるのはよくないです。
前回も膝の角度の時に書きましたが、
こちらです↓↓↓
ロードバイクのペダリング(膝の開きと効率)
拇指球で踏めば内股になりがちです。
ワタクシ自身O脚というのもあるのですが、拇指球を意識するというのはどういう時かということです。
両足を肩幅ほどに開いてまっすぐ立ちます。
いわゆる【休め(両足荷重)】の状態です。
【両足荷重】で軸を意識するようにまっすぐ立つためには【両拇指球】に荷重をかけるといいです。
しかし歩くときはどうかというと、本当に拇指球よりの荷重になっているかというとその限りではないと思います。
ペダリングも両足同時に踏むわけではなく歩くときと同様に軸を保ちつつ左右の荷重移動の繰り返しデス。
なので真っ直ぐ立つときと同じところに荷重がかかるわけではないというのがワタクシの考えです。
ですのでQファクター(左右のペダル~ペダル間の距離)で足を開いた時の左右の荷重移動がペダリングの動作であると考えています。
ビンディングペダルは軸もしっかりと足の裏にまっすぐ【線】で捉えられるようになっていますし、前後は広く足の裏を固定できるようになっています。
効率よく踏む力を面で伝えられるような構造になっています。
それなのに拇指球で踏んでいいのかというところです。
拇指球だけで踏めばいいのであればペダル軸ももっと短くしてペダルの面積も狭くしたほうが軽量化にもなりますしいいのですが、そうしないにはしっかりと理由があるからですね。
そしてもう一つよく聞くお話しですが、
【拇指球と小指球をむすんで、、、】
コレってかなりいい加減だと思いませんか?

拇指球も小指球も面積広すぎ、、、
こうなったら世界のシマノさんです。
見てみましょう!

【お客様に最適なクリート位置を決定して下さい。】
決定するためのヒントと言うか、決め方を教えやがれ~っ!
と言うかむしろこれが【答え】なんでしょう。
人によって違いますよってことデス。
ちょっとペダリングからは離れますが、ランニングと足の構造について非常に面白いサイトを見つけました。
【コラム】手足が大事!(3)足の構造は二階建て
「まず一階の小指側に乗り、
次に二階の親指側に乗る。」
http://www.team-pcs.org/archives/1660より抜粋
なるほど
更にもう一個
着地の正確な位置は小指側?親指側?
「自分が実際に研究のデータとっている時に肉球側で着地している人は全員小趾球から自然と着地していました。」
http://www.team-pcs.org/archives/1660より抜粋
なるほど
更にもう一個
着地の正確な位置は小指側?親指側?
「自分が実際に研究のデータとっている時に肉球側で着地している人は全員小趾球から自然と着地していました。」
http://hadashirunning.com/archives/1172より抜粋
後半は画像が悪すぎますが、前半のスローを見れば確かに、、、となります。
ではこれをロードバイクに例えると、ペダルを踏み込む瞬間どうなるかというところです。
当然クリートがありますので、かかとは付きませんし接地面(踏み込む面)は拇指球~小指球付近となりますが、いわゆる踏み込む運動の時も【小指球から入って拇指球側に抜けていく】のではないかと思います。
体の構造的にそうなっているということですので。
そしてこれにはこうもあります。
「結局のところ拇指球から着いてしまう人を見た事がないので、そこは敢えて言わない方がいいのかなって思っています。 ただ、拇指球側を意識しすぎている人が、小指側を意識したら上手く走れる様になったっていうのはよくある話なので、それはそれでいいと思います。」
http://hadashirunning.com/archives/1172より抜粋
内股ペダリングになってしまう場合は小指側をすこ~し意識してみるとうまくなるカモ、、、ですね。
ペダリングでも上で書いたように拇指球から踏み込むと内股になりがちです。ということで、ランニングを走るときに内股で走っていたら多分ソレってすごい不自然ですし、早く走れる気はしません。
最近の動画はとても高画質で色々見ることができるのは素晴らしいです。
基本的に真後ろ、正面から、またスプリントの時も内股になっている選手は殆どいません。
※自転車の乗り方は基本的に【自由】デス。これ大事です。
たまにはそんな選手もいるはずです。
ペダリングの動作も基本的に【走る運動】近く、【かかとこそ接地しない】ものの【股関節・膝等脚の屈伸運動の複合】であり、全く別物と捉えることはできないと思います。
この動きは膝関節の屈伸運動と関係していると思います。
膝関節の屈伸運動は股関節の外転運動が加わります。
屈曲(曲げていく)運動の時、簡単に言うと膝を曲げていくに従って通常膝が開いていきます。
伸展(伸ばしていく)運動の際は足裏の荷重位置により膝の動きが変わってきます。
この際に拇指球よりに荷重がかかっていると、踏み込む脚に力をかけた瞬間に膝が一気に内側に寄ります。
これがいわゆる内股のペダリングになる一つの要因であると考えます。
通常であれば関節の動きを考えるとペダリングの動作における膝の動きは【引き足】の際に【若干外側を回って上死点へ行き】、【踏み足の時】に【まっすぐペダル軸に降りていく】これが理想の動きとなるはずです。
できるだけまっすぐ膝が上下をする直線運動が理想ではありますが、骨格・筋肉の動きで若干外側に開くようにはなっていますので、この動きになります。
これは踏み込むポイントがたとえ1時で前に蹴りだしたとしても、3時で下方向へ踏んだとしても同じ結果になるはずです。
ペダル軸に対して垂直に力をかけて行きたいのであれば先日の動画であったように、踏み込む時の膝のまっすぐの動きを鏡等で確認して体に覚え込ませる、ということが必要になってきます。
通常なんにも考えないで重いギアを踏むと極端にがに股や内股にはなりにくいです。変に意識をしたり、クリートが適切で無い場合にズレが生じてくるパターンが多いですね。
★膝の真っ直ぐの動きの2つのポイント★
1.足の裏のどこのポイントで踏んでいくかを覚える
2.膝のまっすぐの動きを覚える
これのどちらかがいいと思います。
結果的にひざがペダル軸に対して垂直に降りるということです。
その結果に向かう道筋は色々ありますが、自分にあった方法がいいですね。
またペダリングで関節をひとつ減らして見るとよくわかるのが足首の重要です。
実際に減らすことは難しいので仮に、【かかと】で踏んでみるということです。ペダルをカカトで踏むと全く安定せずに満足に踏むことはできません。ランニングの動作も一緒です。
【タメ】や【バランス】を取るのに【足首】の動きは非常に重要だと考えています。
この足首の動きを妨げないようなセッティングも重要ですね。
で次に【クリート】が出てきます。
ビンディングペダルって、ペダルとクリートで足を固定していまします。
足が固定されていることでペダリングが綺麗にいかなくなってしまうので大問題なので、なんとかしないとですね。
そこでセッティングです。これが難しい、、、
本当はクリートが自由に動くようにしてペダル軸と膝の動きで決めていくのが一番理想だと思います。
【クリートを固定して調整するのではなくて、体側を理想的に調整した後にクリートで固定する。】
理想ですね。
しかしそもそも自由に動くクリートなんてありません。
なので思い通りにいかずに悩んでしまうんですね。
個人的には踏む位置よりも角度の方が重要だと思います。
あくまでも固定されていない状態ではどのぐらいが綺麗にペダリングができているかをよ~く覚えておきその理想に近づくようにクリートを合わせます。そのために遊びの大きいクリートを使うのもいいと思います。
ある程度確認ができたら後は走行をしながらフィーリングで微調整です。
これワタクシ自身のセッティングでよくやるのが【へばった頃】に調整します。
【へばった頃】っていうのがミソです。
もうクタクタ、無駄な力を一切使わずに帰りたい、、、そんなときの調整って結構うまく言ったりします
ワタクシが思うにこういった情報ってもっとビンディングペダルを作成販売しているメーカーがしっかりと提唱していくべきだと思います。
パーツのメーカーは簡単に旧モデルより@@%効率アップ。他社製品より@@%向上、、、とかよくうたって購買意欲ばかりをかきたてます。
でも消費者が本当にほしい情報ってそんな情報じゃないです。スクナクトモタクシハ
そうではなくて
「うちのビンディングペダルは角度、取り付け位置等、正しいセッティングによって@@%ペダリング効率はアップします。是非ウチの製品をよろしくね♪」
「この製品を使って勝つために本当に正しいポジション、セッティングのご提案をいたします。勝ちたいならうちの製品を買って本当に効率がいよいとされるセッティングで試してみましょう!」
「膝痛でお悩みの方、うちのペダルを使って、@@@や***なことをしてみてください。お悩み解決できるかもしれません。お手伝いをさせてもらうために買ってね♪」
製品を開発作って売ったらおしまい。後は各ショップさん、、、うまいことやってね~!ではなくてメーカーはこういう風になっていただきたいものです。
消費者としての意見でした。。
少しお話しはソレますが、
チョットこんな実験をしてみました。

まずはスッケスケにしてみましょう。
この骨格図を見るとポイントがわかりま、、、、、せんね。
と、このままでは全くいみがなくなっていまうでのこんなものを用意しました。

角材です。
パイプでも何でもいいのですが、踏んでも壊れないものがいいです。
ペダルはごちゃごちゃ色々ついてますが、基本はSPDでもSPD-SLでも要はシャフトです。
【線】ですね。
ということでこれを踏み踏みします。

前の方で踏んでみます。
次は後ろのほう

これまずよ~くみて下さい。
前方に出した場合、

指がすっごい曲がっているのがわかりますか?
ワタクシそういえば特に冬ですが、走り終わった後【足の指がものすごく痛くなる】という現象が起きていました。
それがシューズを変えていから気が付けば痛くなくなっていたんです。すっかり忘れておりました。
シューズを変えてからクリートを後ろ寄りに変更たこともすっかり忘れておりました。。。
ひょっとしたらこれが原因かも知れないですね。
つま先に近い部分で軸を踏むと何故か足の指が曲がってしまうんですね。
なんかずっと曲がるわけではないのですが、多分バランスを取ろうとして【ギュッギュッ】と力が入ってしまいます。これって【反射】かなぁと思います。
ケイデンス90回で回していたら1分間に90回、この指の変な力が入ることで負荷がかかって痛みが発生していたのかもしれません。
逆に後方よりにした時はバランスを取ろうとすると足の指で握ろうとする運動が起きにくいです。
パイプイス等だとスリッパ脱いで乗ればできます。
痛みなんてあるうちは気になってしょうがないですが、なくなるといつの間にか、、、すっかり忘れてしまうものです。
シューズが変わった事でソールが固くなったということで指が辺に動きづらくなったことも痛みの解消に役立っている可能性もありますが、前よりのクリートセッティングで足の指に痛みや不快感が生じる場合はチョット後ろ目のセッティングをためしてみるのもいいかもしれません。
少々お話しはそれましたが、元に戻りましょう。
この1cmぐらいの角材をシャフトと見立てて【一番力が入りやすい】ところを探す。
もしくわそれではわかりにくときは歩くときにどこに一番力がかかっているかを意識して確認します。
、
、
、
だめだ、、、全くうまく行きませんでした、、、orz
ということで足の指の痛みの解消には役に立つかもしれない情報止まりでした。
ゴメンナサイ。。。
ちなみにプロはどうかというと観察しましました。

これを見て誰だかわかる方はマニアック認定ですwww
しかしプロは結構深め(カカト寄り)のセッティングが多いですね。
高速巡航時も個人的には後ろ寄りのほうがパワーがかけやすいです。
後方よりはトルク型、前方よりは回転型とか言いますが、個人的な感想とするとあまり関係ありません。
前過ぎるとパワーをかけづらいということぐらいです。
ということで今のワタクシのセッティングは【後方寄り】【つま先開きめ】セッティングです。
どちらかと言うと【前乗り気味】です。
あくまでも自然体で踏めることを目安に鏡でみて、、、実際に走行して、、、、鏡で見て、、、と終わりなき旅を続けております。
ダラダラと長くなってしまいましたが、これのセッティングってすっごい向き合うとわかりますが、【片足が決まるともう片足が不安が出てくる、、、】
こんな沼にハマったことはありませんか?
片足ががっちり決まると、なんかもう片方がもう少しもう少し、、、となってしまうんですね。
ということでクリートセッティングとペダリングのお話しでした。
ここまでお読みいただいてもズバッと答えが出なくて申し訳ありませんでした。
みなさんも終わりなき旅にでぬようお気をつけ下さい。
もし終わりなき旅の途中の方は、、、ワタクシと一緒に旅を続けましょう。。。
答えが複数あったり、道筋もたんとあります。楽しすぎます。。。

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