シーズン突入前にロードバイクの点検 消耗品確認
ロードバイクライフ楽しんでいますか?
ワタクシとっても楽しませていただいております。
先日は最高気温20℃、半袖で過ごせるほどの素晴らしい陽気でした。
そうなってくると北国や山の方も雪が溶けてきていよいよシーズンイン!というところも多いのではないでしょうか。
ということで今回はシーズン突入前にぜひとも確認しておきたい消耗品類についてです。
※整備は自転車屋さんにお任せしてしまうという選択も大切です。ご自分でやられる方はくれぐれも自己責任の範疇で安全に行うようにして下さい。
▶消耗品は寿命まで使うよりも少し余裕を持って交換してしまうことをお勧めいたします。
▶一般的に交換サイクルと言われているものは使用条件によって大きく変動する場合があります。
▶寿命と言われているサイクルよりも長く使えることが多々ありますが、どれだけ長く使えた、ということは重要ではありません。安全に走行できることが最重要です。
■ケーブル類
まずはこちらです。ロードバイクでは紐式で【シフトケーブル】【ブレーキケーブル】があります。
ケーブル類はまさに【空前の灯火】切れる寸前、急に軽くなったりします。そうなる前に交換しましょう。
どちらも1年に1回、シーズン前に交換してスカッとシーズンに突入するのがいいと思います。
また走行距離が多い場合はインナーだけ夏頃に交換して、、、とかも全然ありだと思います。
ワタクシの場合は昨年は年間8000キロ位だったと思います。
どちらも最低1回は交換しています。交換したものを見ても もちろんほつれ等はありませんが、やはり安全のために不具合が出る前に交換するようにしています。
出先で不具合に見舞われる可能性は極力減らしてきたいためです。
▶ブレーキケーブル
切れるとそれこそ命に関わる重大な事故をおこす恐れがあります。整備の中では重要度は非常に高いパーツです。
インナーはほつれてきたらでは遅すぎますね。何事も問題がなくても命にかかわるパーツですので1年も使っていれば交換したほうが良いでしょう。
またブレーキケーブルは種類によって使用できるモデルとできないモデルとがあります。間違えないようにしましょう。
▶シフトケーブル
切れると前後ともに歯数の少ないギアのところから動かせなくなります。
最近のシマノのモデルだと、いわゆる触覚(ハンドルに這わせないタイプ)がほとんどなくなっています。ケーブルの角度がきつくついてしまうため、コントロールレバー内でちぎれてしまうことが多くなっているようです。(シマノマニュアルにも【切れたインナーエンドの取り出し方法】があります)
こちらもモデルごとにケーブルの種類が分かれます。滑って固定がずれてしまうことがありますのでご注意下さい。
■タイヤ
たとえデュラのブレーキでもそれ以上のブレーキでもタイヤがダメなら止まりません。路面との唯一の接地面となるのがタイヤです。
使用しているタイヤの種類によってだいぶ差が出てきますが、最低1年に1回は交換したほうが良いでしょう。
ローテーションをしている場合もあるようですが、おすすめ方法は新品は常にフロントに持ってくる方法です。フロントで使用したタイヤはリアがなくなった時点でリアに持ってきて常にフロントは新しい物を使います。フロントから滑るものは怪我が大きくなる可能性が高いというのはオートバイを乗っていた時からのある意味【癖】のようなものです。
タイヤが丸みがなくなってくる(摩耗)とゴムの劣化、傷等があります。
↓摩耗と傷

※傷は通常の仕様だと全く問題がないレベルでも、何かの拍子に大きな負荷がかかった際に破損する場合があります。
↓ヒビ

一般的に【リア】のほうが減りが速いです。
寿命として丸みを帯びているタイヤが台形になってきて1cmぐらいになったら交換してしまいます。
タイヤは一般的にセンターが厚みを持つような物が多いです。
当然摩耗で薄くなっていればダメージにも弱くなりがちです。

またヒビはひどくなると【裂け】や【剥がれ】を起こす場合があります。
全く使えないかというと結構使えちゃったりもする場合もありますが、安全のためには交換したほうが良いでしょう。
タイヤ交換の時に【チューブ】や【リムテープ】も確認しておくといいと思います。
■チェーン
変速性能に大きく影響します。
段数が多くなればなるほどチェーンの寿命も短くなるイメージです。
通常3000kmも走って入れば大なり小なり変速性能に変化が出てくる場合が多いです。
これは実際に変えてみるとよくわかります。
交換してみて【どのくらい走ったのか】【変速フィールがどう変わったか】これで次回の交換時期が見えてくると思います。
チェーンチェッカーなるもので判断したり、フロントギアとの噛みあわせ部分を引っ張って判断したりする場合が多いようですが、あくまでも一つの指標です。
チェーンチェッカー

フロントギアとの隙間

※つまんで引っ張ります
■バーテープ
汚れや、破れが出てきます。
これはもう見れば一目瞭然なんのであまり汚くなっていれば交換してしまうのがいいです。
おすすめはやはり【高いものをいつまでも使う】よりも【高コスパ商品を頻繁に変える】がいいです。バーテープはケーブル交換の時には剥がさなければいけなくなりますし、落車で破れることも多々あります。
汚れたバーテープは【練習の証】という場合と、【交換したら?】という場合と、、、
力をかけてずれてしまうほどボロボロになってしまえば即交換をおすすめします。

一番よく握るところからボロボロになっていきます。
■その他
ブレーキシューやクリートもスプロケもチェーンリングも消耗品です。
これらは目視で確認できますので、見た目で明らかに減っているものがあれば交換しておくに越したことはありません。
ブレーキシュー

クリート(※左足から減っていくはずです)

チェーンリング(山がなくなってきます。)

整備はできなくとも確認をすることはできるでしょう。
これから来るシーズンにバッチリと準備をしておきたいものです。
ということでロードバイクのシーズン前の点検、というお話でした。
ロードバイクライフ楽しんでいますか?
ワタクシとっても楽しませていただいております。
先日は最高気温20℃、半袖で過ごせるほどの素晴らしい陽気でした。
そうなってくると北国や山の方も雪が溶けてきていよいよシーズンイン!というところも多いのではないでしょうか。
ということで今回はシーズン突入前にぜひとも確認しておきたい消耗品類についてです。
※整備は自転車屋さんにお任せしてしまうという選択も大切です。ご自分でやられる方はくれぐれも自己責任の範疇で安全に行うようにして下さい。
▶消耗品は寿命まで使うよりも少し余裕を持って交換してしまうことをお勧めいたします。
▶一般的に交換サイクルと言われているものは使用条件によって大きく変動する場合があります。
▶寿命と言われているサイクルよりも長く使えることが多々ありますが、どれだけ長く使えた、ということは重要ではありません。安全に走行できることが最重要です。
■ケーブル類
まずはこちらです。ロードバイクでは紐式で【シフトケーブル】【ブレーキケーブル】があります。
ケーブル類はまさに【空前の灯火】切れる寸前、急に軽くなったりします。そうなる前に交換しましょう。
どちらも1年に1回、シーズン前に交換してスカッとシーズンに突入するのがいいと思います。
また走行距離が多い場合はインナーだけ夏頃に交換して、、、とかも全然ありだと思います。
ワタクシの場合は昨年は年間8000キロ位だったと思います。
どちらも最低1回は交換しています。交換したものを見ても もちろんほつれ等はありませんが、やはり安全のために不具合が出る前に交換するようにしています。
出先で不具合に見舞われる可能性は極力減らしてきたいためです。
▶ブレーキケーブル
切れるとそれこそ命に関わる重大な事故をおこす恐れがあります。整備の中では重要度は非常に高いパーツです。
インナーはほつれてきたらでは遅すぎますね。何事も問題がなくても命にかかわるパーツですので1年も使っていれば交換したほうが良いでしょう。
またブレーキケーブルは種類によって使用できるモデルとできないモデルとがあります。間違えないようにしましょう。
▶シフトケーブル
切れると前後ともに歯数の少ないギアのところから動かせなくなります。
最近のシマノのモデルだと、いわゆる触覚(ハンドルに這わせないタイプ)がほとんどなくなっています。ケーブルの角度がきつくついてしまうため、コントロールレバー内でちぎれてしまうことが多くなっているようです。(シマノマニュアルにも【切れたインナーエンドの取り出し方法】があります)
こちらもモデルごとにケーブルの種類が分かれます。滑って固定がずれてしまうことがありますのでご注意下さい。
■タイヤ
たとえデュラのブレーキでもそれ以上のブレーキでもタイヤがダメなら止まりません。路面との唯一の接地面となるのがタイヤです。
使用しているタイヤの種類によってだいぶ差が出てきますが、最低1年に1回は交換したほうが良いでしょう。
ローテーションをしている場合もあるようですが、おすすめ方法は新品は常にフロントに持ってくる方法です。フロントで使用したタイヤはリアがなくなった時点でリアに持ってきて常にフロントは新しい物を使います。フロントから滑るものは怪我が大きくなる可能性が高いというのはオートバイを乗っていた時からのある意味【癖】のようなものです。
タイヤが丸みがなくなってくる(摩耗)とゴムの劣化、傷等があります。
↓摩耗と傷

※傷は通常の仕様だと全く問題がないレベルでも、何かの拍子に大きな負荷がかかった際に破損する場合があります。
↓ヒビ

一般的に【リア】のほうが減りが速いです。
寿命として丸みを帯びているタイヤが台形になってきて1cmぐらいになったら交換してしまいます。
タイヤは一般的にセンターが厚みを持つような物が多いです。
当然摩耗で薄くなっていればダメージにも弱くなりがちです。

またヒビはひどくなると【裂け】や【剥がれ】を起こす場合があります。
全く使えないかというと結構使えちゃったりもする場合もありますが、安全のためには交換したほうが良いでしょう。
タイヤ交換の時に【チューブ】や【リムテープ】も確認しておくといいと思います。
■チェーン
変速性能に大きく影響します。
段数が多くなればなるほどチェーンの寿命も短くなるイメージです。
通常3000kmも走って入れば大なり小なり変速性能に変化が出てくる場合が多いです。
これは実際に変えてみるとよくわかります。
交換してみて【どのくらい走ったのか】【変速フィールがどう変わったか】これで次回の交換時期が見えてくると思います。
チェーンチェッカーなるもので判断したり、フロントギアとの噛みあわせ部分を引っ張って判断したりする場合が多いようですが、あくまでも一つの指標です。
チェーンチェッカー

フロントギアとの隙間

※つまんで引っ張ります
■バーテープ
汚れや、破れが出てきます。
これはもう見れば一目瞭然なんのであまり汚くなっていれば交換してしまうのがいいです。
おすすめはやはり【高いものをいつまでも使う】よりも【高コスパ商品を頻繁に変える】がいいです。バーテープはケーブル交換の時には剥がさなければいけなくなりますし、落車で破れることも多々あります。
汚れたバーテープは【練習の証】という場合と、【交換したら?】という場合と、、、
力をかけてずれてしまうほどボロボロになってしまえば即交換をおすすめします。

一番よく握るところからボロボロになっていきます。
■その他
ブレーキシューやクリートもスプロケもチェーンリングも消耗品です。
これらは目視で確認できますので、見た目で明らかに減っているものがあれば交換しておくに越したことはありません。
ブレーキシュー

クリート(※左足から減っていくはずです)

チェーンリング(山がなくなってきます。)

整備はできなくとも確認をすることはできるでしょう。
これから来るシーズンにバッチリと準備をしておきたいものです。
ということでロードバイクのシーズン前の点検、というお話でした。

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コメント
コメント一覧 (4)
体重が軽いため色々な消耗品が少しだけ助かっていたりしてw
毎度、こちらのブログで助かっているのも事実で助かってるいますd(^_^o)
春がそこまで来てますね!
ありがとうございます。そういっていただけると記事をコツコツ作ってきてよかったなぁと実感できます。
ワタクシもロードバイクは乗ることもしかり、整備も楽しみの一つだと考えています。
今週末はちょっと寒そうですが、少しづつ近づいてくる春の足音はまるで遠足の前日のようです。
店長さんはビットリアの2016年のルビノプロかコルサって使ったことありますか?
勉強不足でゴメンナサイ。
Vittoriaの2016年モデルはまだどれも使用したことがありません。
特にルビノは値上げが激しくて(ディリーユースとしてはちょっと、、、な価格です。)ってことでまだためらってしまっている状態です。