シフトケーブル引きを軽くする スモールパーツ編
シフトケーブルの引きの軽さ、、、それは永遠のテーマです。。。
そしてハマればハマるほど沼に、、、
まぁそれほどでもないんですが(違うんかい!)、 ちょっと引きを軽くするためのお話しです。
引きはいかにして軽くするか、それは【各所の抵抗の和】を如何に少なくするかです。
その抵抗になるものといえば、アウターワイヤー本体の性能も、取り回しと言われるワイヤリング(ルーティン)も、各所の抵抗となります。
ということで少しマニアックなお話しですが、今回はその中でスモールパーツに焦点を当てます。
使用していくうちにどこのパーツが抵抗になってくるのかということです。
先日オプティスリックに変えた時にの廃品達です。


そうですこちらのスモールパーツ達が主役です。
①ショートノーズ付きアウターキャップ(コントロールレバー用 Y63Z27000)
②ロングノーズ付きアウターキャップ (Y63Z2800)
③RD用シールドアウターキャップ(アルミ Y6YX90010)
④シールドアウターキャップ(樹脂タイプ Y6Z298010)
⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
各所を見ていきます。

画像はリア側での説明です。
そしてまさに主観での調査で申し訳ありませんが、調査の開始です。
今回はあえて【使用後のパーツ】を使用しています。



こんなんして調べました。
ケーブルはポリマーコーティングの切れ端を使いました。
で結果から行きましょう!
一番ダメな奴はこれでした↓

⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
シールドアウターキャップはどうでしょうか、、、

※プラスチック製のアウターキャップはヨコ線の本数でシールドとかノンシールドとかです。
2種類を比較しました。
やはりここ【シールド】と名がつくだけシールドタイプです。
【キッツキツ】です。
新品でも結構キツ目のピッタリフィットです。
なかにはここの穴を広げてしまう方もいるようなのですが、【シールド】効果が、、、
ということでこちらどっちが軽いかというと、、、
微妙な差なのですがアルミのほうが軽いです。
両方をつまんで動かすと間違いなくアルミが動きます。
ということで間違いなくアルミが軽いです。
で上記5種類を抵抗の多い順に並べます。
①ショートノーズ付きアウターキャップ(コントロールレバー用 Y63Z27000)
②ロングノーズ付きアウターキャップ (Y63Z2800)
③RD用シールドアウターキャップ(アルミ Y6YX90010)
④シールドアウターキャップ(樹脂タイプ Y6Z298010)
⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
実はこれ順です。不等号?で表すとこんな感じです。
①=② < ③≦④ < ⑤
意外や意外、、、あんなバナナのようにひん曲がった【コントロールレバー用の①ショートノーズ】も、完全に折れ目のついたような②ロングノーズもそこまで大きい抵抗にはなっていませんでした。
シールドアウターキャップはある程度想像はしていたのですが、やはりかなりピッタリのサイズなので抵抗がある程度出てしまうので、仕方ないのでしょう。
全くのワタクシの主観で抵抗を数値化致します。
① 1~2
② 1~2
③ 5
④ 6
⑤ 7
※10でほぼ動かない位とします。
このぐらいのイメージです。
この中でシールドのアルミは基本的に潰れにくいので、綺麗な状態であれば再利用もできるでしょう。
しかしこの⑤のガイドパイプです。
これはもう再利用できる感じではありません。
ここは絶対に変えたほうがいいです。
2015後期~ポリマーコーティングシフトケーブルセットは⑤のガイドパイプが同梱されるようになりました。(あったりめぇだ) 。
特にトップ側のギアをよく使う場合この【ガイドパイプ】はダメージを受けやすいです。
(下の画像はロー側です。トップ側のほうが角度がきつくなっていきます。)
ワタクシの使い終わったものなど一部破れていました。
しかしオプティスリックセットには同梱されていないようです(2016/3/3現在)

SHIMANO オプティスリック ロード用 シフトケーブルセット ブラック【メール便可】Y60198010
※パッケージ下部に付属品が印刷されています。
これ同梱されていなくてもつけたほうがいい気がするんですが、、、
ワタクシは使用しています。

深緑に輝くケーブルも美しいです。

SHIMANO スモールパーツ 11速RD用ガイドパイプ Y5XX38000 【メール便可】
当店ではバラ売りもしております。
インナーだけの交換の際も是非状態を確認して不具合がれば交換した方がいいでしょう。
ちなみに当店のDURAグレードインナーケーブル単品です。

SHIMANO ポリマーコーティング シフトインナーケーブル DURA-ACEグレード Y63Z98950【メール便可】
確かについてますね。
そして材質ももう少しカーブが緩くつくようにするとここの抵抗が減りそうなんですが、、、シフトアウターのように出来ないかなぁ、、、つくってほしいなぁ、、、次世代コンポはそうなるのかなぁ、、、つぶやきのように、、、
次はロングノーズアウターキャップの有り無しですが、
これはそんなに差がないのですが、ロングノーズはないほうが軽いです。
しかしわざわざ抵抗になるようなものをつけるからには必ず理由があるはずです。
アウターキャップでコーティングを剥がさにようにするため?
ポリマーコーティングを使用の時はまずつけたほうがいいと思います。
いらないならシマノも付属は安い方をつけるでしょう。
ということで新品状態で一番抵抗が少ない組み合わせは
▶ポリマーコーティング
→純正セットの組み合わせ
▶オプティスリック
→純正セットにRD用アウターキャップだけシールドアルミに変更
→ガイドパイプは新品へ
(角度がかなりきつくなるのでやはりあったほうがいい気がします。)
こういったところを見るとやはりシマノの区分けが分かる感じがします。

オプティスリックは【アドバンスド】です。
ちょっと改善ができるかな、、、
当店HPはこちらから↓↓↓
ガイドパイプのリアアウター付近は引きに直接影響が出やすい部分でありますので定期的に交換したり、シフトケーブルセットで付属のない場合(コーティングなしのセット等)も取り付けはおすすめです。
ということで今回はシフトを軽くするためのスモールパーツ、というお話しでした。
シフトケーブルの引きの軽さ、、、それは永遠のテーマです。。。
そしてハマればハマるほど沼に、、、
まぁそれほどでもないんですが
引きはいかにして軽くするか、それは【各所の抵抗の和】を如何に少なくするかです。
その抵抗になるものといえば、アウターワイヤー本体の性能も、取り回しと言われるワイヤリング(ルーティン)も、各所の抵抗となります。
ということで少しマニアックなお話しですが、今回はその中でスモールパーツに焦点を当てます。
使用していくうちにどこのパーツが抵抗になってくるのかということです。
先日オプティスリックに変えた時にの廃品達です。


そうですこちらのスモールパーツ達が主役です。
①ショートノーズ付きアウターキャップ(コントロールレバー用 Y63Z27000)
②ロングノーズ付きアウターキャップ (Y63Z2800)
③RD用シールドアウターキャップ(アルミ Y6YX90010)
④シールドアウターキャップ(樹脂タイプ Y6Z298010)
⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
各所を見ていきます。

画像はリア側での説明です。
そしてまさに主観での調査で申し訳ありませんが、調査の開始です。
今回はあえて【使用後のパーツ】を使用しています。



こんなんして調べました。
ケーブルはポリマーコーティングの切れ端を使いました。
で結果から行きましょう!
一番ダメな奴はこれでした↓

⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
シールドアウターキャップはどうでしょうか、、、

※プラスチック製のアウターキャップはヨコ線の本数でシールドとかノンシールドとかです。
2種類を比較しました。
やはりここ【シールド】と名がつくだけシールドタイプです。
【キッツキツ】です。
新品でも結構キツ目のピッタリフィットです。
なかにはここの穴を広げてしまう方もいるようなのですが、【シールド】効果が、、、
ということでこちらどっちが軽いかというと、、、
微妙な差なのですがアルミのほうが軽いです。
両方をつまんで動かすと間違いなくアルミが動きます。
ということで間違いなくアルミが軽いです。
で上記5種類を抵抗の多い順に並べます。
①ショートノーズ付きアウターキャップ(コントロールレバー用 Y63Z27000)
②ロングノーズ付きアウターキャップ (Y63Z2800)
③RD用シールドアウターキャップ(アルミ Y6YX90010)
④シールドアウターキャップ(樹脂タイプ Y6Z298010)
⑤11速RD用ガイドパイプ(Y5xx38000)
実はこれ順です。不等号?で表すとこんな感じです。
①=② < ③≦④ < ⑤
意外や意外、、、あんなバナナのようにひん曲がった【コントロールレバー用の①ショートノーズ】も、完全に折れ目のついたような②ロングノーズもそこまで大きい抵抗にはなっていませんでした。
シールドアウターキャップはある程度想像はしていたのですが、やはりかなりピッタリのサイズなので抵抗がある程度出てしまうので、仕方ないのでしょう。
全くのワタクシの主観で抵抗を数値化致します。
① 1~2
② 1~2
③ 5
④ 6
⑤ 7
※10でほぼ動かない位とします。
このぐらいのイメージです。
この中でシールドのアルミは基本的に潰れにくいので、綺麗な状態であれば再利用もできるでしょう。
しかしこの⑤のガイドパイプです。
これはもう再利用できる感じではありません。
ここは絶対に変えたほうがいいです。
2015後期~ポリマーコーティングシフトケーブルセットは⑤のガイドパイプが同梱されるようになりました。
特にトップ側のギアをよく使う場合この【ガイドパイプ】はダメージを受けやすいです。
(下の画像はロー側です。トップ側のほうが角度がきつくなっていきます。)
ワタクシの使い終わったものなど一部破れていました。
しかしオプティスリックセットには同梱されていないようです(2016/3/3現在)

SHIMANO オプティスリック ロード用 シフトケーブルセット ブラック【メール便可】Y60198010
※パッケージ下部に付属品が印刷されています。
これ同梱されていなくてもつけたほうがいい気がするんですが、、、
ワタクシは使用しています。

深緑に輝くケーブルも美しいです。

SHIMANO スモールパーツ 11速RD用ガイドパイプ Y5XX38000 【メール便可】
当店ではバラ売りもしております。
インナーだけの交換の際も是非状態を確認して不具合がれば交換した方がいいでしょう。
ちなみに当店のDURAグレードインナーケーブル単品です。

SHIMANO ポリマーコーティング シフトインナーケーブル DURA-ACEグレード Y63Z98950【メール便可】
確かについてますね。
そして材質ももう少しカーブが緩くつくようにするとここの抵抗が減りそうなんですが、、、シフトアウターのように出来ないかなぁ、、、つくってほしいなぁ、、、次世代コンポはそうなるのかなぁ、、、つぶやきのように、、、
次はロングノーズアウターキャップの有り無しですが、
これはそんなに差がないのですが、ロングノーズはないほうが軽いです。
しかしわざわざ抵抗になるようなものをつけるからには必ず理由があるはずです。
アウターキャップでコーティングを剥がさにようにするため?
ポリマーコーティングを使用の時はまずつけたほうがいいと思います。
いらないならシマノも付属は安い方をつけるでしょう。
ということで新品状態で一番抵抗が少ない組み合わせは
▶ポリマーコーティング
→純正セットの組み合わせ
▶オプティスリック
→純正セットにRD用アウターキャップだけシールドアルミに変更
→ガイドパイプは新品へ
(角度がかなりきつくなるのでやはりあったほうがいい気がします。)
こういったところを見るとやはりシマノの区分けが分かる感じがします。

オプティスリックは【アドバンスド】です。
ちょっと改善ができるかな、、、
当店HPはこちらから↓↓↓
ブレーキ・シフトケーブル類
ガイドパイプのリアアウター付近は引きに直接影響が出やすい部分でありますので定期的に交換したり、シフトケーブルセットで付属のない場合(コーティングなしのセット等)も取り付けはおすすめです。
ということで今回はシフトを軽くするためのスモールパーツ、というお話しでした。

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コメント
コメント一覧 (2)
リアディレーラーだけは、アルミが良いでしょうか?
リアディレイラー側のアウターキャップはやはりアルミ製のほうがいいと思います。
結構負荷がかかる部分で樹脂製のシールドアウターだとどうしても組み方によっては曲がってしまったり、場合によっては裂けてしまったりすることもあります。
どのくらいの走行距離というのは使い方によっても結構変わってくるので一概には難しいところです。
例えばトップ側を常用するのであればリアディレイラーのガイドパイプは曲がりやすくなりますし、コントロールレバー内のショートノーズもバナナになりにくく組めば比較的長持ちする場合もあります。
ガイドパイプなんかは非常にわかりやすいです。酷使されるとちぎれますので、、、ここがちぎれているのであればケーブルにもある程度の負担が考えられますのでケーブルごとの交換をおすすめします。
実際に使っていて「何か変だ、少し重くなったかも、、、」こんなことがあれば何かを疑って確認してみるのもいいと思います。
確認後に明らかに異常があれば交換、またなんでそうなっているのかをきちんと見極めることが大切だと思いますヨ。