ロードバイクのメンテ会を行いましたよ。
先日部活と称した、ロードバイクのメンテ会を行いました。
早速ご依頼を頂いだ作業にとりかかります。
まずはこちら!
▶作業その1
ワタクシのバイクを見て触っていじっくって(笑
ぜひともシャロータイプに変えてみたいというTさんのご依頼でハンドル交換のを一緒に行いました。
サイズ(W):380、400(芯-芯)
リーチ:80mm
ドロップ:125mm
クランプ径:31.8mm
重量:320g
届いた品を見てみたのですが、これが結構(・∀・)イイ!!です。
ドロップが控えめになっているのでシャローのスバラシイ下ハンがものすごく使いやすいです。
このハンドルはシャローの中でもコンパクトタイプ(ドロップ量が少ない)なので、体・手の大きい男性少々下ハンがきつくなってしまうかもしれませんが、Tさんは身長が大きい方ではないので、380mmが希望とのことでジャストサイズです。
今まではいわゆるアナトミックシャロー形状を使用していたので如何に!
新旧比較です。
ドロップ量は殆ど変わらず、ブラケットの位置を遠く、低くできます。
もちろん下ハンの際のブレーキレバーまでの距離は近くなりますよ!
ドロップハンドルの交換方法はおおまかに言うとこんな感じです。
1.バーテープを剥がす。
2.コントロールレバーを外す
3.ハンドルを外す
4.レバーを付ける
5.ポジション調整
6.バーテープを巻く
あくまでもおおまかに~です。
要所要所で必殺技(?)をお伝えしながら作業を行いました。
で交換終了!
ここからバーテープを巻く前に実走を何度かしてもらい最終的にポジションを決めました。
最後に増し締めをしてバーテープ巻き巻きすれば作業は終了!
バーテープの巻き方、方向等も再度確認しながら前回は切れ端を使う巻き方だったので今回は切れ端を使わない8の字巻をお教えさせていただきました。
ドロップハンドルの肩部とほぼ同じ高さにブラケット部がくるアナトミックシャローと比べて前傾は深く遠くなります。まだまだ違和感が拭えないようでしたが、Tさんはすごく綺麗なフォームに自転車に乗る方なので慣れればバシッときまると思います。
ポジションが変わると最初は違和感が出ますが、しばし様子を見てみてください~~~。
※ココらへんから写真が減り始めます、、、申し訳ありませんm(_ _)m
まるで小説のように想像を膨らませて楽しんでいただけると、、、
▶作業その2
何故か登場後におもむろにスーパーのビニール袋から下ワンベアリングを取り出すKさん。
Σ(゚Д゚;)アラマッ
Kさん 「なんかこれってまずいですかね?」
なんてことだったので、状態を確認、、、
グリスは枯れ果てジャリ付きが出てきます。
ワタク氏「まずいと思います・・・」
ということで応急処置的なものになってしまうということを確認させていただいて作業にとりかかります。
シールが、、、シールが、、、、シールが、、、、
うんっ!ヤッパリ外れないです。
まぁそんなことは想定内です。
ということであまりやらないことですが、中を@@@でジャリ付きの原因を吹き飛ばします。
かなり入念に隙間を狙って注入します。
ベアリングの隙間を上手く使うのがコツですね。
で指で回してジャリ付きが完全に消えたところでグリスを押し込みます。
この日は残念ながら柔らか目のグリスを忘れてしまったのでorz
少々固めの有機モリブデンだったので押しこみづらかったですが、少しずつ少しずつベアリング内部に詰め込んでいきます。
で、結構いっぱいになるまで回して詰め込んで回して詰め込んでを繰り返します。
ワタク氏「どうでしょう!?」
Kさん「いいですね。。。」
ということで作業終了!
ベアリングはジャリがでたまま運用していると内部に痛みが出やすいです。今回のベアリングもどんな傷が内部に入っているかは開けていないので不明です。
あくまでも応急処置的な作業でしたが、変えのパーツが来るまではなんとかなるでしょう。
ヘッドベアリングは結構色々な種類があるので購入の際は間違えないように注意して下さい。
▶作業その3
シフトケーブル交換の巻、、、
何ら変哲のないシフトケーブル交換ですが、やり方を教えてほしいとこの事だったので作業を行います。
実はシフトケーブルの交換って、、、交換するだけならそこまで大変な作業ではないのですが、ココも技術屋(?)としての細かいポイントが何点かあります。
そんなことをお伝えしながら作業に取りかかかります。
ポイントは次回の交換まで調子よく乗るため、
少しでもケーブルの引きを軽くするため
そんなことをお伝えしながらの作業になりました。
ケーブル張りのポイントや、変速調整をバッチシ決めて作業は終了です。
よ~く見ればタイヤはコルサにラテックス、、、良いチョイスをしています!
▶作業その4
チェーン落ちの原因を探る!の巻。。。
レースを控えたKさんカッポゥ!です。
クランクを逆回しにした際にチェーン落ちが発生するとのこと。。。
何故かこういう時は作業代の上では再現できないのがお決まりのパターンです。。。
基本的にシマノは逆回しの際の不具合は、、ノウタッツィ、なことが多いのですが、とりあえず変速調整から。
フロントが少しアウター側にいくかなぁぐらいだったのですが、嫌なほどはずれていません。
でよ~くお話しを聞いてみると、、、
RDに傷が、、、
結構転ばれているというだったので、ディレイラーハンガーを見ると。
確実に曲がっています。
後ろから見て確実に曲がっているとわかるぐらいの修正は少々緊張です。
ましてやレースを控えた状態でハンガーを【ペキッ】てしまうわけにもいかないので時間をかけてじっくり修正をかけました。
RDハンガー修正ツールは持っていて損はないと思いますが、できれば修正をするときは自分のフレームに合ったハンガーをもう一個用意しておくと心強いです。
衝撃を受けて曲がっているということは一度曲がったものをもう一度曲げるということ。
最悪折れる可能性があるということをしっかりと考えて作業をする必要があります。
これでダメならシフトケーブルの交換とともにフロントの変速をもう少し追い込んだ方がいいです。
ということで難なく作業は終了!
折角レースに出るということなので自転車をピカピカにすることに!
洗車は作業代があると作業効率200%マシマシぐらいです(当社比)
油汚れは男の仕事!
ということでKさん(もう一人の)やり方をお伝えしてピカピカになるべく作業の開始です。
自転車が綺麗に見えるのはフレームが綺麗なのはもちろんのことですが、、、
特に大切なのは【チェーン回り】と【ホイール】です。
この2点が綺麗だとロードバイクはかなり綺麗に見えます。
そしてもう一つ
ロードバイクを綺麗に見せるには汚れて良いパーツはバーテープだけ。
バーテープの汚れはいっぱい乗っている証です。(破れやちぎれはNGです。)
で厳しいチェックをクリアしてピカピカになった自転車で大満足いただきました。
綺麗なバイクって本当に気持ちが良いです。
早速ご自宅に戻られた後もう一台も洗車したよ!とご報告を頂きました。
ありがとうございます。
ロードバイクは常に綺麗に!大切なことです。
▶番外編
(ビバッ! ( ゚∀゚)ハハ八八ノヽノヽノヽノ \
最高です!
オカルト的なパーツチューンよりも速くなれる可能性が十二分にある3本ローラーです。
もはや説明も不要ですね。。。(笑
と、そんなこんなで梅雨の休日を過ごした、ということ、
ロードバイクのメンテを行いましたよ。というお話しでした。
最近本当に色々な方のロードバイクを触らせていただいております。ありがとうございますm(_ _)m
そして思うこと、それはもっともっと状態をよくできる可能性を秘めているということです。
例えば異音がしている、ブレーキのタッチが悪い、変速がだるい、、、ソレはおそらく普通ではないことです。
普通ではないのですが、いつの間にかすこ~しずつ調子が悪くなってくるとこんなもんかなぁ、、、と思ってしまうんですね。
どうしてももったいない気がしてしまいます。
また、ヅラじゃないから、型が古いからとか、時々そんなことを言う方を見かけますが本当にそのコンポーネントの潜在能力を引き出す整備なりメンテナンスをしているかというと、疑問が多く残ります。
新しいのが出たらすぐに買い換える。そんなこともけして悪いことではありませんが、整備の重要性をしっかりと理解していないとせっかくのコンポももったいない使い方をしているかも、ということです。
整備の力は偉大なり~~~ヽ( ゚д゚)ノ
ちょっとした次回予告です。
これっ!
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
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★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
先日部活と称した、ロードバイクのメンテ会を行いました。
早速ご依頼を頂いだ作業にとりかかります。
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ぜひともシャロータイプに変えてみたいというTさんのご依頼でハンドル交換のを一緒に行いました。
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サイズ(W):380、400(芯-芯)
リーチ:80mm
ドロップ:125mm
クランプ径:31.8mm
重量:320g
届いた品を見てみたのですが、これが結構(・∀・)イイ!!です。
ドロップが控えめになっているのでシャローのスバラシイ下ハンがものすごく使いやすいです。
このハンドルはシャローの中でもコンパクトタイプ(ドロップ量が少ない)なので、体・手の大きい男性少々下ハンがきつくなってしまうかもしれませんが、Tさんは身長が大きい方ではないので、380mmが希望とのことでジャストサイズです。
今まではいわゆるアナトミックシャロー形状を使用していたので如何に!
新旧比較です。
ドロップ量は殆ど変わらず、ブラケットの位置を遠く、低くできます。
もちろん下ハンの際のブレーキレバーまでの距離は近くなりますよ!
ドロップハンドルの交換方法はおおまかに言うとこんな感じです。
1.バーテープを剥がす。
2.コントロールレバーを外す
3.ハンドルを外す
4.レバーを付ける
5.ポジション調整
6.バーテープを巻く
あくまでもおおまかに~です。
要所要所で必殺技(?)をお伝えしながら作業を行いました。
で交換終了!
ここからバーテープを巻く前に実走を何度かしてもらい最終的にポジションを決めました。
最後に増し締めをしてバーテープ巻き巻きすれば作業は終了!
バーテープの巻き方、方向等も再度確認しながら前回は切れ端を使う巻き方だったので今回は切れ端を使わない8の字巻をお教えさせていただきました。
ドロップハンドルの肩部とほぼ同じ高さにブラケット部がくるアナトミックシャローと比べて前傾は深く遠くなります。まだまだ違和感が拭えないようでしたが、Tさんはすごく綺麗なフォームに自転車に乗る方なので慣れればバシッときまると思います。
ポジションが変わると最初は違和感が出ますが、しばし様子を見てみてください~~~。
※ココらへんから写真が減り始めます、、、申し訳ありませんm(_ _)m
まるで小説のように想像を膨らませて楽しんでいただけると、、、
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何故か登場後におもむろにスーパーのビニール袋から下ワンベアリングを取り出すKさん。
Σ(゚Д゚;)アラマッ
Kさん 「なんかこれってまずいですかね?」
なんてことだったので、状態を確認、、、
グリスは枯れ果てジャリ付きが出てきます。
ワタク氏「まずいと思います・・・」
ということで応急処置的なものになってしまうということを確認させていただいて作業にとりかかります。
シールが、、、シールが、、、、シールが、、、、
うんっ!ヤッパリ外れないです。
まぁそんなことは想定内です。
ということであまりやらないことですが、中を@@@でジャリ付きの原因を吹き飛ばします。
かなり入念に隙間を狙って注入します。
ベアリングの隙間を上手く使うのがコツですね。
で指で回してジャリ付きが完全に消えたところでグリスを押し込みます。
この日は残念ながら柔らか目のグリスを忘れてしまったのでorz
少々固めの有機モリブデンだったので押しこみづらかったですが、少しずつ少しずつベアリング内部に詰め込んでいきます。
で、結構いっぱいになるまで回して詰め込んで回して詰め込んでを繰り返します。
ワタク氏「どうでしょう!?」
Kさん「いいですね。。。」
ということで作業終了!
ベアリングはジャリがでたまま運用していると内部に痛みが出やすいです。今回のベアリングもどんな傷が内部に入っているかは開けていないので不明です。
あくまでも応急処置的な作業でしたが、変えのパーツが来るまではなんとかなるでしょう。
ヘッドベアリングは結構色々な種類があるので購入の際は間違えないように注意して下さい。
▶作業その3
シフトケーブル交換の巻、、、
何ら変哲のないシフトケーブル交換ですが、やり方を教えてほしいとこの事だったので作業を行います。
実はシフトケーブルの交換って、、、交換するだけならそこまで大変な作業ではないのですが、ココも技術屋(?)としての細かいポイントが何点かあります。
そんなことをお伝えしながら作業に取りかかかります。
ポイントは次回の交換まで調子よく乗るため、
少しでもケーブルの引きを軽くするため
そんなことをお伝えしながらの作業になりました。
ケーブル張りのポイントや、変速調整をバッチシ決めて作業は終了です。
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レースを控えたKさんカッポゥ!です。
クランクを逆回しにした際にチェーン落ちが発生するとのこと。。。
何故かこういう時は作業代の上では再現できないのがお決まりのパターンです。。。
基本的にシマノは逆回しの際の不具合は、、ノウタッツィ、なことが多いのですが、とりあえず変速調整から。
フロントが少しアウター側にいくかなぁぐらいだったのですが、嫌なほどはずれていません。
でよ~くお話しを聞いてみると、、、
RDに傷が、、、
結構転ばれているというだったので、ディレイラーハンガーを見ると。
確実に曲がっています。
後ろから見て確実に曲がっているとわかるぐらいの修正は少々緊張です。
ましてやレースを控えた状態でハンガーを【ペキッ】てしまうわけにもいかないので時間をかけてじっくり修正をかけました。
RDハンガー修正ツールは持っていて損はないと思いますが、できれば修正をするときは自分のフレームに合ったハンガーをもう一個用意しておくと心強いです。
衝撃を受けて曲がっているということは一度曲がったものをもう一度曲げるということ。
最悪折れる可能性があるということをしっかりと考えて作業をする必要があります。
これでダメならシフトケーブルの交換とともにフロントの変速をもう少し追い込んだ方がいいです。
ということで難なく作業は終了!
折角レースに出るということなので自転車をピカピカにすることに!
洗車は作業代があると作業効率200%マシマシぐらいです
油汚れは男の仕事!
ということでKさん(もう一人の)やり方をお伝えしてピカピカになるべく作業の開始です。
自転車が綺麗に見えるのはフレームが綺麗なのはもちろんのことですが、、、
特に大切なのは【チェーン回り】と【ホイール】です。
この2点が綺麗だとロードバイクはかなり綺麗に見えます。
そしてもう一つ
ロードバイクを綺麗に見せるには汚れて良いパーツはバーテープだけ。
バーテープの汚れはいっぱい乗っている証です。(破れやちぎれはNGです。)
で厳しいチェックをクリアしてピカピカになった自転車で大満足いただきました。
綺麗なバイクって本当に気持ちが良いです。
早速ご自宅に戻られた後もう一台も洗車したよ!とご報告を頂きました。
ありがとうございます。
ロードバイクは常に綺麗に!大切なことです。
▶番外編
(ビバッ! ( ゚∀゚)ハハ八八ノヽノヽノヽノ \
最高です!
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もはや説明も不要ですね。。。(笑
と、そんなこんなで梅雨の休日を過ごした、ということ、
ロードバイクのメンテを行いましたよ。というお話しでした。
最近本当に色々な方のロードバイクを触らせていただいております。ありがとうございますm(_ _)m
そして思うこと、それはもっともっと状態をよくできる可能性を秘めているということです。
例えば異音がしている、ブレーキのタッチが悪い、変速がだるい、、、ソレはおそらく普通ではないことです。
普通ではないのですが、いつの間にかすこ~しずつ調子が悪くなってくるとこんなもんかなぁ、、、と思ってしまうんですね。
どうしてももったいない気がしてしまいます。
また、ヅラじゃないから、型が古いからとか、時々そんなことを言う方を見かけますが本当にそのコンポーネントの潜在能力を引き出す整備なりメンテナンスをしているかというと、疑問が多く残ります。
新しいのが出たらすぐに買い換える。そんなこともけして悪いことではありませんが、整備の重要性をしっかりと理解していないとせっかくのコンポももったいない使い方をしているかも、ということです。
整備の力は偉大なり~~~ヽ( ゚д゚)ノ
ちょっとした次回予告です。
これっ!
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