中古のロードバイク・パーツを買うということ
photo0000-3841


ロードバイクって結構高いです。

パーツもフレームもやはり高いです。

少しでもお得に買うとなると【中古】という選択肢も入ってくるのではないかと思います。

しかし中古は安く手に入る一方、リスクも当然あるということです。

ということで今回は【中古のロードバイク・パーツ】を買うということです。

注)ワタシならならこうだ、と今回も例のごとく独断と偏見が大いに入り混じった記事となります。


ということで本題へ。


中古のロードバイク・パーツを買う上で大切なのは【整備スキル】と【知識と目利き】だと思います。


▶知識と目利き


これは購入前の目利きに必要になります。

実店舗でもネットショップ・オークションでも基本的に中古商品は一点もの。

いいものを安く売っていれば売れてしまうはずです。

そんな商品を狙っているのはあなただけではないかも、、、ということです。

ご希望のものと巡り合うのはある意味運命的なタイミングと出会いが必要なのかもしれません。

希望商品と巡り合ってから購入をどうするか、、、これが目利きですね。

状態は?傷は?どんな使われ方をしていた?どのくらい使用していた?こんな初歩的なことから、

もしも外側から見えない傷があったり、修理が必要な場合は?

そんなことをしっかりと見極められる必要があります。


▶整備スキル

取り付けはどうするか?

実店舗だったら多分組み付けまでやってくれるところが多いと思います。

通販だったら、、、持ち込みで組み付けをやってくれるかということです。

大手チェーン店であれば作業をやってくれるところもあると思います。

一部の難しい作業は【工具がない】などの理由でできない場合があります。


組付けだけの問題ではありません、物によってはお店にお任せ整備だと新品とトントンとか、新品買ってもいいんじゃないかって言うぐらいメンテナンスに費用がかかる場合があります。

自分で行えば基本的にはタダですが、そればかりはものを見てみないとわかりません。


作業の大変さと新品と中古品の価格差をよ~く見極めて購入を決めるのがいいでしょう。


整備スキルも目利きも自信がなければ、、、中古ショップの店員さんとよくコミュニケーションを取るのがいいと思います。

希望を伝えてメンテナンスもしっかり見てもらえるという利点のあるやはり実店舗をお勧めいたします。


また車体の場合です。
新品の車体を購入すればしばらくはそのまま乗ることができますが、中古であればそうであるとは限りません。

ロードバイクは消耗品の塊です。

ブレーキ、ケーブル、チェーン、タイヤ、ディレイラーも消耗品が含まれます。

「ディレイラーの消耗品?」ディレイラーの中にも消耗品と呼ばれるパーツがありますね。

これらの状態をよく確認ができないことは危険に繋がる可能性があるということです。

P7254267



▶中古ロードバイク・パーツのメリット

なんといっても価格面では思わぬ掘り出し物が見つかる場合も

▶デメリット

どんな物が来るかわからない。

場合によっては偽物や粗悪品の可能性も


中古用品を選ぶ上ではこれに尽きると思います。


▶どこで購入する?

多くの方が利用している某オークションも最近はちょっと、、、と思うところがあります。

業者が出品しているものであっても決まり文句のように必ず【ノークレーム・ノーリターン】とあります。

「何があっても知りまへん!」ということですね。

中古用品を売る側にとっては保証も何もしなくていいので売りやすい事この上ない言葉です。

もっとすごいのは【当方代理出品なので詳しいことはわかりません、画像で判断して下さい。】

、、、うん、そうっすね。。。


しかし逆のパターンもあります。

商品が届いて例えば組み付けの時やすぐに壊した、、、それでももともと壊れていた、というトラブルを回避するための業者側の措置かもしれません。


もちろん優良な業者も優良な消費者もいるでしょう。

しかし中古を購入する上で保証が何も無いのは画像でしか判断するすべがない消費者としてはある意味【かけ】みたいなところがありますね。


そしてもう一つのリスクは偽物ということです。

高額なものになればなるほど怪しげな商品が多く出回っています。

有名ドコロで言うとフレーム・ステム・サドル・ハンドル、、、この辺のは出処が不明なものも。。。

特にフレーム単体は高額ですし、、、

ワタクシも職業柄多少なりとも知識は持ってはおりますがそれだって謎がおおすぎて怖くて手が出せません。

某フレームで【こんな仕様あったっけ、、、】なんてものも、いくら調べても不明なんですね。


もう一つの魔法の言葉、【若干の使用感があります。】

使用していれば偽物ではないはず、、、、いやいや、こんな言葉に安心してしまうのは危険ですね。


また鉄フレームなら多少は修正が効きますが、基本的にカーボンはムリです。

見た目が小さな傷でも内部に致命的なダメージが有る場合もあります。

また基本的に発送を伴う場合は【輸送上の事故】はどうするかということです。

商品説明に記載のなかった傷があった、、、販売者に確認しても発送前はなかった。と言われたら輸送業者が保証をしてくれるのでしょうか。。。

どうなるかは不明点が多いです。


その点、実店舗を構えているところだと幾分安心感があります。

何かあったときに返品とまではいかなくとも、きちんと話し合いができるというところがいいと思います。

【ノークレームと記載通り、商品到着後は一切お話は受け付けません、】ではちょっと怖いですね。



と少々否定的な意見が多くなってしまっているのでワタクシが個人的に考える【中古パーツでも買ってもいいかなぁ、】と思えるものはどんなものかというと。。。

・サドル
→カーボン製品は絶対にNGです。
 例えばフィジーク、シマノプロ、SMPとかですね。

これはサドルは相性というのものが大きいです。

買ったけどどうしてもあわなくて、、、で売っぱらってしまう場合があります。

そうすると意外に状態がいいものが中古として出回ることがあります。

注)カーボンレールとか、偽物が疑われるものはお勧めできません。


・スプロケ
→歯の状態がきちんと画像で確認できるもの。

合わない丁数のスプロケはすぐに倉庫行きになってしまいます。

走行距離の少ないスプロケは意外な価格でも見つかるかもしれません。

しかしスプロケは消耗品ですのであくまでも【歯の状態】を確認した、ということが前提です。



要は【購入しても合わなくてすぐに手放したくなるもの】

これがある意味良品が出まわる可能性が高い品物ではないかと思います。


逆に【どんどん劣化が進んでいくもの】は購入を考えたほうがいいかもしれません。
代表のような商品はというと・・・

・ホイール
→乗れば乗るほど調子が悪くなってきます。

一番シャキッとして調子がいいのがハブの玉あたりが落ち着いた頃。

乗っていればシャキッと感が段々と時間をかけて落ちてきます。

スポークテンションを上げてあげると思わぬシャキッと感が出る場合もありますが、基本的にはホイールは消耗品です。


・ステム等の安くてもいい新品がある商品

→安くてもいい商品がある場合はわざわざ中古品に手を出す必要はありません。

特にハンドルを始めとする【ヘッド周り】のパーツはばかみたいに力のかかることもあるパーツです。

ここは安全性を重視したほうがいいと思います。


またカーボン製品は、、、ある意味【かけ】みたいなところがあるため万人におすすめできるかというと少々ためらいがあります。

ロードバイクはびっくりするぐらいスピードが出る乗り物です。

場合によっては大怪我をする場合があるということです。

リスクを抑えられるところは最小限に抑えることで趣味として更に楽しみが広がると思います。

ということで【中古パーツはリスクと商品価格をよく考慮して購入する必要がある、】ということだとおもいます。



中古を探す前にまずはこちらで探してみてください。
物によってはこちらのほうが中古より安い場合もあります。


もちろんこちらもリスクがないわけではありませんが、あくまでも【新品】の商品ですので、中古品よりかはリスクが低いかと思います。

日本語対応もいいですね。
 

ワタクシはやはり趣味としてロードバイクを楽しむ上で、一番大切なのは【安全性】だと思います。

ロードバイクの中古パーツ・中古ロードバイクを買うということ、というお話しでした。

 
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★


★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★


★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります

在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。

★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★