ロードバイクの注油(オイル)ポイント 定期メンテナンス
【洗車をしてみたいけどその後のどこを潤滑したらいいの?】
洗車に踏み切れにない大きな【壁】だと思います。
【でもロードバイクは常に綺麗に保っておきたいし、、、】
ということで今回はロードバイクの定期メンテナンスとしてオイルアップポイントのお話しです。
※ちなみにオイルとグリスはこちらから↓↓↓
【オイル】と【グリス】と洗車のお話
こんな時はまずはマニュアル(オーナーズマニュアル))の確認です。
▶フロントディレーラー

同じくリアディレイラーです。

オーナーズマニュアルにも間違いなく書いてあります。
【変速操作がスムーズにできなくなった場合には変速機を洗浄し可動部に注油して下さい。】
ディレイラーには【洗浄】と【注油】が必要ということです。
※ちなみにブレーキも可動部に注油が?という疑問をお持ちの方もいるかとは思いますが、2016年7月現在マニュアル(DM・UMともに)には注油については記載が一切ありません。
寧ろ潤滑油がつかないようにとあります。それだけブレーキが滑るということは動きが悪くなる以上にリスクを伴うというものでしょう。マニュアルに書いていない以上はお薦めはできませんので、もしブレーキもオイルを入れれたい場合はあくまでも自己責任で、ということでしょう。
お話しを戻しましょう。
基本的に洗車をした後なんかは
→チェーンは指で触ってもさらっさら。
→ディレイラーもぴっかぴか。
こんな状態ですね。
そんなときにオイルアップをするポイントが今回のメインです。
まずはフロントディレイラーから

※洗車後の画像なのでピッカピカです♪
パッと見ではわかりづらいですが、フロントディレイラーは非常にわかりやすいです。
インナーの状態からプルアームを押してみれば動きがわかるとおもいますが、主な可動部は8箇所です。
見やすいように前後からみます。
前から、、、
(黄色い丸がリンク部、赤矢印が狙いの注油ポイントです。)

後ろから

フロントディレイラーは注油が比較的やりやすいです。
真横から見れば少々見づらいですが、前後から見れば簡単に注油ポイントが分かってしまいます。
ポイントさえ分かれば簡単です。
スプレータイプならこう!


ボトルタイプならこうです。
ココで注意が、、、
★つけすぎにはご注意下さい。★
あくまでも可動部に注油できていればいいので、【外側に付けて下さい】ではありません。
可動部に注油後何回かディレーラーを実際に動かしてあげて、浸潤すればOKです。
ウエスで拭き取れる範囲のものは全て拭き取ります。
それでも可動部にはしっかり入り込むはずです。
入らない場合は、、、注油の仕方がまずいと思います。
外側の油は汚れのトリモチになりますのであくまでも外側は全て拭き取りましょう。
▶リアディレイラー
リアは少々見にくいですよ。

リアも主に8箇所です。
矢印を入れてみましょう。

前方上方から

後方下側から

リアディレイラーは少々見にくいです。
特に内側のリンク部は見づらいです。
整備環境やロードバイクを普段置いている環境などに合わせてギアを変える、反対方向から見る等工夫してみて下さい。
あと本体は2箇所

こちらも同じくつけすぎには注意をしながらすこ~しでいいので綺麗に入れてみてください。
もちろん何度か動かしてしっかりと浸潤させて、はみ出したものは全て綺麗に拭き取ります。
こういうときに先端の細いスプレータープAZのKM-001のようなものは非常に使い勝手がいいです。

※先端を曲げあります。この方が使いやすいです。
リアディレイラーはもう2箇所あります。
シールドベアリングのプーリーを使用していますが、ここのベアリング部も注油をします。

プーリーに関してはシマノの見解はこうです。

【定期的に変速機を洗浄し可動部(メカニズム部およびプーリー部)に注油して下さい】
【グリスを溶かすからプーリーへの注油はダメ、】と書いてあるところもありますが、シマノ公式の見解ですので問題はないでしょう。
そして現在のセンタロン機構のなくなったプーリーは通常ガタがありません。
ガタや雑音の発生で交換を推奨しています。
要は【消耗品】ということですね。
★おまけ★
ディレイラーの動きを少しでも軽くするために、、、

こんなところも注油をします。
ココなんか本当にゴミが付い付きやすいので極微量です。
(※リアのみケーブルライナーを使用してオイルの持ちを良くしています。これをすることで少しでも汚れの吸着を防いでリアの変速を少しでも速く正確にするためのものです。)
これとか、

ここもです。
コントロールレバー内の一番R(カーブ)がきつくなるところです。
こんなところにも隠し味として注油を行います。
ちょっとちょっとの積み重ねでロスを少しでも減らすということで限界までシフトレスポンスを良くすることを心がけます。(まだまだありますが、又の機会に、、、)
ということで注油ポイントのお話しでした。
最後にプロのメカニックはというと、、、以前にちょっとご紹介したものですが、再度ポイントをかいつまんで動画を見てみましょう。
Tinkoff Team
1:26~
もうね、、、ばんばんぶっ掛けてます(笑
このあと映像が切れますが、多分余分なものを綺麗に拭き上げている、、、はずです。
【洗車をしてみたいけどその後のどこを潤滑したらいいの?】
洗車に踏み切れにない大きな【壁】だと思います。
【でもロードバイクは常に綺麗に保っておきたいし、、、】
ということで今回はロードバイクの定期メンテナンスとしてオイルアップポイントのお話しです。
※ちなみにオイルとグリスはこちらから↓↓↓
【オイル】と【グリス】と洗車のお話
こんな時はまずはマニュアル(オーナーズマニュアル))の確認です。
▶フロントディレーラー

同じくリアディレイラーです。

オーナーズマニュアルにも間違いなく書いてあります。
【変速操作がスムーズにできなくなった場合には変速機を洗浄し可動部に注油して下さい。】
ディレイラーには【洗浄】と【注油】が必要ということです。
※ちなみにブレーキも可動部に注油が?という疑問をお持ちの方もいるかとは思いますが、2016年7月現在マニュアル(DM・UMともに)には注油については記載が一切ありません。
寧ろ潤滑油がつかないようにとあります。それだけブレーキが滑るということは動きが悪くなる以上にリスクを伴うというものでしょう。マニュアルに書いていない以上はお薦めはできませんので、もしブレーキもオイルを入れれたい場合はあくまでも自己責任で、ということでしょう。
お話しを戻しましょう。
基本的に洗車をした後なんかは
→チェーンは指で触ってもさらっさら。
→ディレイラーもぴっかぴか。
こんな状態ですね。
そんなときにオイルアップをするポイントが今回のメインです。
まずはフロントディレイラーから

※洗車後の画像なのでピッカピカです♪
パッと見ではわかりづらいですが、フロントディレイラーは非常にわかりやすいです。
インナーの状態からプルアームを押してみれば動きがわかるとおもいますが、主な可動部は8箇所です。
見やすいように前後からみます。
前から、、、
(黄色い丸がリンク部、赤矢印が狙いの注油ポイントです。)

後ろから

フロントディレイラーは注油が比較的やりやすいです。
真横から見れば少々見づらいですが、前後から見れば簡単に注油ポイントが分かってしまいます。
ポイントさえ分かれば簡単です。
スプレータイプならこう!


ボトルタイプならこうです。
ココで注意が、、、
★つけすぎにはご注意下さい。★
あくまでも可動部に注油できていればいいので、【外側に付けて下さい】ではありません。
可動部に注油後何回かディレーラーを実際に動かしてあげて、浸潤すればOKです。
ウエスで拭き取れる範囲のものは全て拭き取ります。
それでも可動部にはしっかり入り込むはずです。
入らない場合は、、、注油の仕方がまずいと思います。
外側の油は汚れのトリモチになりますのであくまでも外側は全て拭き取りましょう。
▶リアディレイラー
リアは少々見にくいですよ。

リアも主に8箇所です。
矢印を入れてみましょう。

前方上方から

後方下側から

リアディレイラーは少々見にくいです。
特に内側のリンク部は見づらいです。
整備環境やロードバイクを普段置いている環境などに合わせてギアを変える、反対方向から見る等工夫してみて下さい。
あと本体は2箇所

こちらも同じくつけすぎには注意をしながらすこ~しでいいので綺麗に入れてみてください。
もちろん何度か動かしてしっかりと浸潤させて、はみ出したものは全て綺麗に拭き取ります。
こういうときに先端の細いスプレータープAZのKM-001のようなものは非常に使い勝手がいいです。

※先端を曲げあります。この方が使いやすいです。
リアディレイラーはもう2箇所あります。
シールドベアリングのプーリーを使用していますが、ここのベアリング部も注油をします。

プーリーに関してはシマノの見解はこうです。

【定期的に変速機を洗浄し可動部(メカニズム部およびプーリー部)に注油して下さい】
【グリスを溶かすからプーリーへの注油はダメ、】と書いてあるところもありますが、シマノ公式の見解ですので問題はないでしょう。
そして現在のセンタロン機構のなくなったプーリーは通常ガタがありません。
ガタや雑音の発生で交換を推奨しています。
要は【消耗品】ということですね。
★おまけ★
ディレイラーの動きを少しでも軽くするために、、、

こんなところも注油をします。
ココなんか本当にゴミが付い付きやすいので極微量です。
(※リアのみケーブルライナーを使用してオイルの持ちを良くしています。これをすることで少しでも汚れの吸着を防いでリアの変速を少しでも速く正確にするためのものです。)
これとか、

ここもです。
コントロールレバー内の一番R(カーブ)がきつくなるところです。
こんなところにも隠し味として注油を行います。
ちょっとちょっとの積み重ねでロスを少しでも減らすということで限界までシフトレスポンスを良くすることを心がけます。(まだまだありますが、又の機会に、、、)
ということで注油ポイントのお話しでした。
最後にプロのメカニックはというと、、、以前にちょっとご紹介したものですが、再度ポイントをかいつまんで動画を見てみましょう。
Tinkoff Team
1:26~
もうね、、、ばんばんぶっ掛けてます(笑
このあと映像が切れますが、多分余分なものを綺麗に拭き上げている、、、はずです。
Team Sky
1:34~
心なしか少し丁寧に見えます。こちらはブレーキにも使用していますね。
Team Garmin
4:21~
きちんとマニュアル通りのディレイラー可動部、プーリーにオイルを入れています。
どのメカニックの方も超高速でやっていますので見づらいといえば見づらいですが、きちんと洗車後は注油をしています。
そして使用しているのはスプレータイプ、Tinkoff なんてすっごいでしょ?(笑
きちんと狙いを付けてオイルを入れています。
大量にロードバイクがあるので1台1台もたもたやっていられないのかもしれません。
もう正にめんどくさがり屋でせっかちなワタクシに持ってこいのお勉強になります。
またエアコンプレッサーがあればいいのですが、隙間の奥の方には洗車時の水分が残ってしまうことも考えられます。
そんな時に便利なのが【水置換】です。
水分の下に入り込んでくれるので多少の水分が残っていたとしても問題ありません。
KM-001ヤッパリ使い勝手いいし安いし、、、言うことなしですね。
防錆性もあるので綿棒に染み込ませせて、ヘッド部のボルトやボトルケージのボルト(錆びやすいボルト)の頭に塗りこんでおけば錆止め効果もバッチリ!
最後にまとめです。
▶定期的な洗浄と注油は非常に大切
▶注油後はリンク部を何回か動かすことで浸潤させる
▶余ったオイル、はみ出したオイルはすべて拭き取る
▶水置換性は便利♪
ということです。
これさえ分かれば洗車も怖くない!、、、かもですね。
ということで【ロードバイクの注油(オイル)ポイント 定期メンテナンス】というお話しでした。
当然今回ご紹介した注油だけではありませんが、こういったところの細かいメンテンナンスの積み重ねで究極の軽さや最高のフィールが生まれるのではないかと思います。
今回使用したものはこちら
整備のド定番のKM-001です。コスパ最強!、、、と思いますよ。

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