ロードバイクのメンテナンス ~コンポの本当の力を引き出せ!~ティアグラ4600




下の方に追記がございます↓↓↓

今回はロードバイクのメンテナンス【コンポーネントに秘められた本当の力を引き出せ!】というお話しです。 

表題からして熱いでしょう!?

ということで今回の目的はワタクシの得意どころでございます。

【ケーブル交換・処理】で極限まで軽く・気持ちのいいフィールを手に入れるということです。


お手本というか、いいものを知らないと現状が悪いということにも気が付きにくいのでいいものを知ってもらうべく作業を行いましたよ。

今回は4600の10速ティアグラに6800のブレーキがついたものです。

まずは現状の確認から、、、

どんなものが付いているかというと、、、、
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※何かがおかしいので後ほど修正しましょう、そうしましょう!


黒色加工インナー、、、おそらくルーラーかBBBかなんかのテフロンコートのケーブルです。

ブレーキは折角6800が付いているので もちろん今回はこちらに交換です。

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これだけで分かる人はわかりますね。(マニアック認定です(笑)

早速作業に、、、

ついでにアウターの長さもちょっと長めなので調整しました。

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交換時に古いアウターやインナーを確認すれば、どのように組み上げて行けばオーナーにあった整備ができるかどうかが見えてきます。

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アウターのカットはワイヤーカッターで切断し、切り口を整えます。
(※上の写真は切りっぱの状態です。)

リアアウターもきちんと長さを調整します。

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リアのアウターはあくまでもケーブルがブレーキに向かってまっすぐ入っていく長さにします。

綺麗なラインを通って美しく最後は真っ直ぐです。

ビフォーはよくみるとブレーキのケーブルの流れよりもすこ~しアウターが余ってしまっている状態です。

色々な角度から見てあくまでもまっすぐブレーキに進入するようにするのが基本です。

そこから少しずつ長さを調整します。

確か上の状態から5mmぐらいの調整だと思います。

微妙なことの積み重ねで少しずつ少しづつタッチ・フィールを良くしていくんです。

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アウターキャップにも微妙な量のケーブルグリスを封入することで@@@@@@を良くします。←なぜ伏せ文字?


もちろん組み上げの前はレバー内部もお掃除です。

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※反射してしまった、、、、

折角やるのであればピカピカに!ですね。


で、ティアグラはケーブルを入れる際には少々見にくいです。
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アウターへの入り口がこの状態だと見ずらいですね。

そんな時は大レバーを内側にちょっと倒しちゃいます。

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ここまで開くとコントロールレバーを通ってアウター入り口まで一直線。

スパっと入れることができます。

正にコロンブスの卵、、、でもないか、、、


ということで後はもう調整だけです。

ブレーキの最高の気持ちよさや効きを出すためにはこんなことが、過去の記事をご参照下さい。

新品のようなブレーキの効きを取り戻せるかも、3つのステップ

こんなことを再度確認し、調整を行います。


これでブレーキは終了。

驚くほどフィーリングが良くなっています


で次はシフトはどうかというと、、、

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フロントはポリマーコーティングきちんと入っていました。


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リアは、、、ステンかな、、、PTFEは、無いでしょう。

もともと4600ティアグラはコーティング無しだったような気がします。

これを今回は、、、どうしようかなぁ、、、、

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さぁ何でしょう!?

そうオプティスリックです。こちらに交換です。

本当はポリマーのほうが軽くはなるのですが太平洋よりも深い諸事情により、、、こちらに決定です。


こちらも同じく古いアウター・インナーの確認で、どんなふうに組み上げるか考えながら組み付けます。

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変速調整をして交換終了です。


いやぁやはり【ハンドルを這わせないタイプ】+【フレーム外通し】のメンテナンス性は最強です。

半分以下のスピードで仕上がります。

すこしでも引きが軽くなるような味付けを要所要所に加えてあります。


最後は変速調整を追い込みます、、、

最終的には乗りながらじゃないと出来無いんですね。



折角お預かりしたのでピカピカにしてお返しいたします。

お預かりした時よりも綺麗にして返すのはアタリマエのことです。

ということで、、、


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例のごとく洗車です。

日頃のお掃除ではやりにくところ何かを重点的に綺麗にします。

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こんなところ、、、

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ワタクシの印象だと、、、このぐらい汚れているものを綺麗にして潤滑を綺麗にしてあげると軽さを実感できるはずです。


よく質問されるのですが、【チェーンって洗車の際どのぐらい綺麗にすればいいの?】
 
答えは簡単、指で触っても全く汚れがつかないぐらいです。

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洗い終わった後は指でなでても指の汚れがつかないぐらい綺麗にします。

今回は中性洗剤だけです。

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汚れのたまりやすいプーリーも同じくどこを触っても指に汚れがつかないぐらい綺麗にします。


ピカピカに拭き上げたらなったら最後は注油・潤滑です。

ここでもちょっとしたことですが技術です。


ディレイラーは洗浄・注油をしてもらうことを前提に作られています。

シマノのマニュアルにそうかいてありますからね。


完成です。

フィールは最終的にどうなったかというと、、、

フロントブレーキは合格点です。

リアブレーキはもう少し研究の必要がありそうです。もっと軽くできるはず。

フロントシフトはOK。

リアシフトも整備を怠け気味の5800よりも軽いかも、、、いいと思います。


と、整備次第では4600のティアグラだってびっくりするぐらい いい動きをします。

、、、ところどころ6700のパーツが入っていますが。


いやぁ整備でどんどん調子が良くなっていくのは楽しいものです。

ということで【ロードバイクのメンテナンス ~コンポの本当の力を引き出せ!~ ティアグラ4600編】

どこまでコンポーネントの能力を引き出せてあげる整備ができていますか?というお話しでした。


なんというか、、、触覚タイプのシフトって本当にいいです。

そして最近流行りではないフレームの外通しのルーティングもしかりです。

シフトのスピードがめちゃくちゃ速く、そして操作も軽くできます。

ワタクシのアルテも触覚に改造したぐらいです。。。

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というのが先日のお話しでちょっとパーツが足りなかったため実は仮組みにしておいたところがあります。

多分上の方の画像を見ていただければおわかりかと思いますが、どこでしょう?









これです。
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ブレーキアウターのキャップですね。
左がノーマルタイプ、右がポリマーコーティング用のものです、


在庫がなかったものでとりあえず左側のノーマルタイプを付けておいたのですが、タッチが悪い原因はこれでした。

たかが250円のパーツですが、全く違います。

これに変えることでフロントとほぼ変わらない素晴らしいタッチを手に入れることができましたよ!

ポリマーコーティングでこのパーツを適切に使用していない場合はこれを変えるだけでタッチがものすごく良くなると思います。

※あくまでも個人的な感想です。

いやぁ侮るなかれスモールパーツということでした。

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今回使用した工具はこちら
言わずと知れたボールポイント精度もGOOD!
これがあればルックのペダルの脱着まで、長さ、硬さ、申し分ありません。

ブレーキアウターまで一発で切断できるワイヤーカッターです。
1年以上使用していますが今だ現役バリバリです。
インナーケーブルが通った状態でも切断できます。
インナーのみだとさくさく切れます。

なんだかんだであれば絶対に使えます。
特に洗車、リア駆動系のメンテナンスの作業性は抜群にいいです。



今回使用したケーブルはこちら。

ブレーキはポリマー対応のモデルであればぶっちぎりにおすすめです。
タッチが全然違います。

シフトは上から2番めのグレードのオプティスリック。
これだってきちんと組めば軽さを実感することができます。

今回はシフトはリアだけだったのでインナーのみの交換です。

両方やるときはもちろんセットで購入したほうがお得ですよ!

 
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