スッゲェ勿体ないブレーキのお話 メンテ会日記②


前回に引き続きメンテ会日記のお話しです。

今回の主訴【なんだか異音(こする系)がする】ということです。
(↑またブレーキと全く関係ねーじゃ無ぇか、、、(#゚Д゚)ドルァ!!) 

ということです(笑

FSAクランクをいじくり回していると、、、何やら大雨の中から【塊】が、、、

 シナプス6

土曜日の大雨を覚えておりますでしょうか?

まるで妖怪のような出で立ちで登場です。気合いが称賛の域です。

ちょうど洗車用品を持っていたので、ビショビショのロードバイクを徹底的に拭き上げます。



ロードバイクは雨の中乗ってもぶっ壊れることは殆ど無いのですが、ビショビショのまま放置することは非常に良くないですので、ささっとマイクロファイバータオルで拭き上げます。

こういったときのマイクロファイバータオルって本当にスバラしいです。

水分の吸収力もいいのですが、多少の油汚れであればタオルが吸い取ってくれます。

洗車後の拭きあげの際も大活躍するのでまだ試したことの無い方がいらっしゃったら100均でも売っていますのでぜひお試し下さい。

ちなみに、マイクロファイバーが使えるのは【洗車後のフレームすべて】【洗車前であればフレームのみ】【タイヤ・ホイール】です。

ワタクシもふき上げ用は大きく分けて2種類を使います。

① マイクロファイバー(脱脂後のパーツ、フレーム等)

②a ボロ布 油を拭く用
 b ボロ布 タイヤを拭く用

これです。

【②a】はおもにチェーン掃除、スプロケの掃除に使います。

【②b】は普段の外を走った後のタイヤ掃除用です。びしょびしょに濡らしてタイヤを毎回(外を走る毎に)に拭きます。

油も吸い上げてくれるマイクロファイバーも汚いチェーン掃除には余り使いません。毛足の長さがジャマをしてしまうのでチェーン掃除でマイクロファイバーを使うのは洗車後の完全脱脂後の水分を取りたい時だけです。


ふき上げの際にものすご~く気になったのが、リアホイール周りの汚れです。

せっかくなのでスプロケを外して、徹底的に綺麗にしてしまいましょう。

スプロケ外しは初めて使うということだったので使い方を教えてスプロケを外してもらいます。

スプロケ外し
慣れていれば鬼のように固くても結構外せちゃうもんなんですが、慣れていないと難しい作業です。

要はフローホイールがラチェットがなる方向に回らないように抑えるということですので、

テコの原理でがっちり挟み込みます。
P8224613

イメージとして赤丸らへんを中心として、矢印の方向に【テコの原理】でがっちり固定します。

この時点でガッチリとスプロケを挟み込んで固定をできていれば変な話、手を離してもこの工具は外れません。(重力のお陰です。逆さまにしたら落っこちますヨ。)

後はもう一個の工具でエイっと力を上から下に向けてかけてあげれば簡単に緩みます。

この作業のコツはもう【スプロケを如何にしっかりと固定できるか】通常左で抑えるスプロケ抑えを如何に綺麗に固定できるか、コレに付きます。



【グリーッ!】と回します、と言ってますが正にその通りです。

多分失敗する例としてスプロケ抑えがずれてしまったり、力がしっかりかかっていないということです。


スプロケはバラして1枚ずつ綺麗にして、結構見落としがちでも気になる、フリー側のハブも油汚れが固まっていたのでそれも綺麗にします。

ハブもスプロケも毛足の短い素材が掃除しやすいです。

Tシャツの切れ端のボロ布が一番です。


でワタクシが最もお勧めできないのはハブにパーツクリーナーを直接ぶっかけるということです。

ハブのシールって分解してみればわかりますが、そこまで強くないです。

頻繁にハブを開けるのであればいいかもしれませんが、ハブシールの隙間からパーツクリーナーが内部に入ることが嫌だからです。

パークリを使う場合はボロ布にかけてそれで拭くだけでだいぶ綺麗になります。

ハブやフリーの隙間に向かってスプレーはしないほうがいいと思いますヨ。



少々お話しはそれましたが、元に戻ります。
 
メンテ会はガレージをお借りして行っているのですが、あまりにも雨がすごすぎて異音の音が全く聞こえませんorz

ということで異音は後回しにして少々ロードバイクを拝見、、、


シナプス

そうです、今回の自転車はデュラのDi2なんですね。
 
リアの動きに合わせて勝手にトリムが動くんですね。。。

【カチャカチャッ】

【ウィンッ!】

【カチャカチャッ】

【ウィンッ!】

【スッゲェ!!!】


更に【インナー→アウター】の変速時は

【アウター側に大きめに動いて若干戻る、、、】こんな動きです。

まぁケーブルの若干はこういう動きが出るのですが、コンピューター制御、、、恐るべし。

シナプス5

購買意欲が、、、おっといけないいけない、、、


懐かしのNSRも確かRCバルブというバルブがついていて、PGMというコンピューター制御なんですね。

無駄に

「ウィーン」

「ウィーン」

「そうか、そうか。。。」

NSR
なんて意味不明なことをやっていたのは懐かしいお話です(笑



でもって肝心の【こすれ】はというと、、、

インナー&ローで少々インナー側のプレートに擦れがでています。

ここはちょっとだけ修正すればなんとかなるので特に大きな問題ではありません。


後は実際に乗ったりしないと再現ができないのでどうしようもないです。

ということで、せっかく雨の中来たので何かネタを探しましょう!

いました!いました!
シナプス2

コンポは電動のデュラなんですが、もちろんブレーキもBR9000、漆黒と輝銀が美しい最高のキャリパーブレーキです。

しかしコイツが、鬼のように重く、動きが引きも戻りも非常に悪いです。

オーナー曰く時々重くなるってことなんですが、それにしてもオモすぎます。


よく観察してみると間違いなくポリマーコーティングのインナーが入っておりますが、何故かアウターはSLR。

P8224614
※このようにアウターにはモデルごとの刻印が入っています。
 コレはアルテグレードのアウターです。

いやいや、、、アウターが少し違うにしても

コレの動きの悪さはありえません。

ということで、オーナーの許可を取りまずは確認からです。


ケーブルを外して、本体の動きの確認です。

ニギニギしたり、グリグリしたり、、、

、、、悪く無いですね。。

今度はレバー、、、レバーも極めてスムーズです。。。


まぁ大概ブレーキの動きが異常なぐらい悪いのはケーブルが原因ってことです。

ブレーキはレバーもキャリパーも複雑な構造であり、精密に作られていますが仕組みは自体は極めて単純です。

コントロールレバーでケーブルを引っ張ってブレーキを狭めることでリムにシューを押し付ける、というものです。
簡単に言うとレバーを使わずに本体にケーブルを固定して引っ張っても同じことです。

【レバー】【ケーブル】【ブレーキ本体】コレしか無いので原因は一目瞭然です。


で今回はレバー、本体には問題がないことを確認済み。

ってことはケーブルに問題があります。


バラしたケーブルはポリマーコーティングですが、バラしてみればすぐに分かります。

【ぱっさぱさダヨ、、、Σ(・∀・;)】

グリス感が全くありません。。。
と言うか多分組み付けの時にもグリスを入れた形跡が全くありません。
もちろんタイコの部分もデス。。。

手が汚れ無くてイーネコレ(・∀・)b!! 

・・・ぢゃな~いぃ!(# ゚Д゚)/

やってくれるじゃないか某ショップ店・・・お店でやってもらったみたいですよ。。。


ポリマーコーティングケーブルの特長と言うか最大の利点はというと、、、

【内側ハウジングのライナー摺動面積が少なくなるとともに、摺動部のグリースが長期に渡り保持されます。主な特徴は軽くて素早いシフティングとブレーキ操作、制動力の向上です】
シマノ2016カタログより抜粋

シマノカタログにもしっかりと書いてあります。

要はポリマーコーティングケーブルはグリスを使えってことです。

確かSLRアウターはグリスの封入なし、アルテ(もう廃盤です)とDURAのアウターはケーブルグリスが封入済みだったはず。
詳細はこちらから↓↓↓
シマノ ケーブルの種類(続アウターケージング編)

ってことでケーブルグリスをヌリヌリして後はちょっとだけスペシャルな加工をして(折角やるのであればねぇ、、、サービスサービス♪)組み付けです。

ブレーキ
どのくらい違うかっていうと、、、

【雨ざらしママチャリ】と、【ロードバイク】ぐらいのタッチの差があります。


特別誰にもできないような魔法のようなことをやったわけではありませんヨ。

シマノが推奨している組付けを正確にやっただけです。

それだけでこんなに差がでるものなんです。

もちろんすべてのショップではないですが、一部の某ショップが適当に組むとこんなにもデュラエースのブレーキもうんこみたいなブレーキなるもんだ、とこういうことです。

ダメデスネ、きちんと仕事しないと、、、

こういった問題はオーナーが悪いということではありません。
ショップに依頼していれば当然きちんと組んでいくれている、と思うはずです。




いやぁしっかし9000系のデュラの凄さを実感しましたよ。。。

だってパッサパサのケーブルにグリスアップしただけです。

アウターのルーティングとかSLRアウター自体も全くいじっていません。

それだってうちの6800、フルメンテと同じか、すこし重いぐらい。。。

気合入れてフルメンテしたら、、、楽しみで仕方がありませんね。


ということで今回は【スッゲェもったいないブレーキのお話し】でした。

どんな良いパーツも【活かす】も【殺す】も整備次第ということです。

コレでもまだケーブルメンテをないがしろにしますか?


今回使用した道具達はこちらです。

マイクロファイバークロスの徳用販売です。
洗車後、雨天走行後水分のふき上げにはコレ以外に考えられないと言っても過言ではないほど素晴らしいクロスです。
100均でも売っているのですが、コレだと100均よりもお買い得と思います。


コスパ抜群のスプロケ外しです。コレは2本セット出ないと何も意味ありませんね。

シマノケーブルグリスです。
通常のグリスよりもだいぶ柔らかめです。(通常のグリスはケーブルには少々硬いです。)
コレは代用品があまりないので買うしか無いかもしれませんが、使いきれる気が全くしないのが唯一の難点です。
もしもポリマーコーティングでインナーがパッサパサの場合はこれを塗るだけで鬼のように軽くなる場合もあります。
※固定部などには付着がないようにくれぐれもご注意下さい。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

SHIMANO シマノ ケーブルグリス 50g Y04180000
価格:1433円(税込、送料別) (2016/8/22時点)


ワタクシも愛用中のBC9000用のブレーキケーブルのセットです。
セットで購入してしまえば専用アウターにはグリスが入っていた気がします。
シマノも推奨しているのに入れないなんて、、、そんな事はあるはずが無いと思います。
少々高いですが、ブレーキはシフトよりも長持ちするイメージです。
と言うかあの軽さを味わってしまうと、、、ほかは使えません。


インナー単品の購入時はやはり上のケーブルグリスを使わないと本当にもったいないです。
ケーブルの動きはタッチ・フィールだけでなく、制動力にもかかりますね。
インナーだけの場合は2本買うのであればセットの方がはるかにお得です。
スモールパーツの同梱個数の問題だと思います。


いつかは欲しい!、、、と言うか9100も出たんだしもうそろそろ値下げの予感がひしひしと。


Wiggleなら
6870Di2で15万でお釣りか、、、


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