雨の日のロードバイク ~ウエット路面走行~
今回は雨の日のロードバイクのお話しです。

というのではなくて【雨の日はもちろん乗らない!】というのも1つの選択だと思います。
ワタクシも雨の日は基本的にロードバイクには乗りません。
(ウエット路面は乗ります。)
しかし夏の終わり、正に今のような時期は天気の急変もあります。
雨の予報は全く無くとも、雨に振られてしまうなんてことも考えられます。
ということで今回は【不意な雨にも対応できる!】そんな雨の日のロードバイクのお話しをいろいろな面からお送りしようと思います。
ということで本題へ
▶雨具は濡れる前に着る
これ以外と粘ってしまう方にありがちなんですが、【雨具は濡れる前に着る】という大原則があります。
「やばいかなぁ、」
「なんか降りそうだなぁ」
と思ったら早めに着ておくということです。
実際に降り始めてしまって【多少なら乾くべ!】な~んて考えていたら雨具の意味がほぼなくなってしまいます。
基本的に雨具は【通気性が悪い】ということを理解してくことが大切です。
ゴアテックスだって普通のポリ100%のジャージに比べれば通気性が悪いです。
構造的にしかたがないことです。
【冷え】は防ぐことができるかもしれませんがビショビショになってから着るのでは不快感も満載ですし、猛烈な【蒸れ】に襲われます。
ということで雨具は濡れる前に着るということが大切です。
▶雨の日(ウエット)路面の鉄則
【金属製品は極力避ける!】
これはもうお約束です。
4輪は雨の日に鉄板に4輪ともに乗っかったとしても転ぶことはありません。
しかし2輪は転びます。

先をよくみてマンホール、グレーチング、工事現場の鉄板は極力避けるようにします。
しかし交通事情によりどうしてもさけられない時もあります。
そんな時の鉄則です。
【車体はできるだけまっすぐ起こして、ハンドル操作、荷重移動は行わずにニュートラルな姿勢でまっすぐ通過する。】
これしかありません。
基本的にタイヤは【まったくグリップをしない】と思って望むぐらいのことが大切です。
もう一つあります。
【白線(黄線)は滑る】
金属面と同じですが、基本的にアスファルトのような表面がゴツゴツしている路面よりも、表面が【つるつる】している路面は滑ります。
白線も同様に【極力バイクを寝かさない】【荷重移動を行わない】【ニュートラル進入・脱出】を心がけたほうがいいです。
▶機材面での工夫
①空気圧を若干低めにする
これはウエット路面のグリップを向上させるための方法です。
よく雨の日は溝があるタイヤが・・・なんて言いますが、実際は溝はハイドロプレーリング現象の防止に切ってあるとかなんとか、、、
ハイプレ現象は80km/h~100km/h以上で発生しますので自転車には余り関係ないとの説もあります。
プロもウエットコンディション時も空気圧を低めに設定する、と言うのは使っているようです。
転がり抵抗よりも絶対的なグリップを重視するということでしょう。
帰宅まで完全に回復が見込めそうにない時、出先での急なウエットに対応するためにはどのくらい空気圧を抜くと1BAR減らせるか、適正空気圧範囲内で変更できるかを家で実験しておいて【プシュッ】と少しだけ減らして返ってくる。こんなコトもできるといいと思います。
②サイクルキャップ、アイウェアを着用
一定のスピードを超えると雨粒は凶器の用に痛いです。
顔に多少痛みを感じるぐらいでは問題ない場合が多いですが、実際に辛いのが【眼】です。
特に40km/hを超えるぐらいになるとアイウエアなしでは眼を開けているのが辛いぐらいになります。
普段からアイウェアは異物・紫外線対策にしていると思いますので、雨の日時も変わらず着用はした方がいいでしょう。
またサイクルキャップは実は顔の眼付近にかかる雨粒を軽減してくれる傾向にありますし、ヘルメットの隙間から入り込む水分が直接 眼に垂れてくることを予防してくれます。
サイクルキャップやアイウェアはは雨の日だけではなく、晴れの日の紫外線対策、汗対策にもとても役に立ってくれるので晴れの日でも着用をお勧めいたします。
③ハンドルが滑らない工夫
上の方で【路面は滑りやすくなる】としつこいぐらい書いておりますが、実は滑りやすいのは路面だけではありません。
ハンドルも滑ります。
ハンドルが滑るということはとても怖いことです。
天候不良時期はウエットに強いバーテープに変える、グローブをハイグリップタイプに変える。こんなことでも快適さが全然違います。
バーテープが滑るということは経験してみないとわかりませんが、とても怖いことです。
怖いだけではなく、無駄な力が必要になってしまうので、疲労感を多く感じることになります。
ただでさえ雨でとても神経質に注意をしながら走っているのに、それに加えて肉体的疲労も溜まってしまっては溜まったものではありません。
実は最近人気のハイグリップタイプのバーテープも雨の日はズルズル、、、そんなものもあります。
▶雨が止むまで待つ

これも一つの選択としていいと思います。
走りたい気持ちも山々、、、しかしウエット路面で転んでしまっては元も子もありません。
こういった今のような変わりやすい時期のスコール的な雨は30分も待たずに止んでしまうこともあります。
【焦る気持ちを抑えつつ、どこかで一休み】これも事故防止のためには大切な選択です。
▶ウエット走行時のメンテナンス
最後はこちらです。
無事に家に帰っていたらまずは風邪を引かないように人間の方を着替えるなり、シャワーなりを浴びて体調を崩さないようにしっかりとケアをします。
次はロードバイクです。
基本的には洗車の拭きあげと同じように完全乾燥を目指してどんどん拭き上げていきます。
水と一緒に細かい砂塵も付いている場合がありますのでそういったときは軽く水で流してから拭きあげる、という選択も大切です。砂塵がついたままこすると傷をつけてしまう場合があります。
細かいところは本当はエアブロアー、コンプレッサーなんかで飛ばしてしまうと楽なんですが、一般家庭にはありません、
そんな時はフロアポンプでも結構細かいところの水分を飛ばすことができます。
ある程度細かいところはフロアポンプで飛ばし、後はマイクロファイバータオルで綺麗に拭き上げます。
水分の残りはサビを発生させたり、いいことはありませんのですべてキレイに拭き上げます。
最後は車体をバウンドさせて水が落ちてこなけれればOKです。
もちろん注油も行います。
チェーンだけではなくてディレイラーも適宜行います。
雨の中走った日のメンテナンスですが、日常的に雨の中でも走る場合は定期的なグリスアップも頻度を上げる必要があります。
・各種ボルトのグリスアップ(ボルトの頭を含む)
・各種ベアリング部のメンテ頻度を上げる
雨天時は水分とともに汚れも各所に入り込みやすくなります。
雨に日に乗ったからってすぐにぶっこわれるほどロードバイクはやわではありませんが、きちんとメンテナンスをしないことによって各所の寿命を短くしてしまうこともあるでしょう。
▶その他
急な雨にも対応できるようにしておくことも大切なことだと思います。
最近雨にも対応のウインドブレーカーもたたんでおくことでとても小さく、ヘタすればジャージのバックポケットに収まるぐらい小さくなるものもあります。
また携帯や財布はジップロックに入れておくだけでも突然の雨のときにも安心できます。
雨の日を好き好んで乗る方はあまりいないとは思いますが、雨天でも走らなければならない時、突然の雨にも知識としてこんなことを頭の片隅においておくといいと思いますヨ。
天気予報をよくみると言うもの大切な雨対策ですね。
ということで雨の日のロードバイクのお話しでした。
ここからはロードバイクの雨関連グッズのご紹介です。
一枚持っていると安心のレインウェアです。
言わずと知れた水分の拭き上げようです。
吸収力が全く違います。
作業スピードの向上に!
正確な空気圧管理ならこちら!
コンパクト設計のデジタル空気圧計です。
極圧性・防錆性のレーシンググリスです。
今のところ、、、何も不満はありません。
洗車後のメンテにも使いやすい。
水分の残りが多少あっても大丈夫!
言わずと知れたコスパ良好水置換スプレーです。
雨の日バリバリに走りたいのであればもう少し固めのオイルでもいいと思います。
最後は正解のGCNから雨の日のロードバイクについてです。
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
★イチオシアイテム★
★レディースウェアも充実のラインナップ★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
在庫になくともシマノカタログ掲載商品全品お取り寄せいたします。
詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
今回は雨の日のロードバイクのお話しです。

というのではなくて【雨の日はもちろん乗らない!】というのも1つの選択だと思います。
ワタクシも雨の日は基本的にロードバイクには乗りません。
(ウエット路面は乗ります。)
しかし夏の終わり、正に今のような時期は天気の急変もあります。
雨の予報は全く無くとも、雨に振られてしまうなんてことも考えられます。
ということで今回は【不意な雨にも対応できる!】そんな雨の日のロードバイクのお話しをいろいろな面からお送りしようと思います。
ということで本題へ
▶雨具は濡れる前に着る
これ以外と粘ってしまう方にありがちなんですが、【雨具は濡れる前に着る】という大原則があります。
「やばいかなぁ、」
「なんか降りそうだなぁ」
と思ったら早めに着ておくということです。
実際に降り始めてしまって【多少なら乾くべ!】な~んて考えていたら雨具の意味がほぼなくなってしまいます。
基本的に雨具は【通気性が悪い】ということを理解してくことが大切です。
ゴアテックスだって普通のポリ100%のジャージに比べれば通気性が悪いです。
構造的にしかたがないことです。
【冷え】は防ぐことができるかもしれませんがビショビショになってから着るのでは不快感も満載ですし、猛烈な【蒸れ】に襲われます。
ということで雨具は濡れる前に着るということが大切です。
▶雨の日(ウエット)路面の鉄則
【金属製品は極力避ける!】
これはもうお約束です。
4輪は雨の日に鉄板に4輪ともに乗っかったとしても転ぶことはありません。
しかし2輪は転びます。

先をよくみてマンホール、グレーチング、工事現場の鉄板は極力避けるようにします。
しかし交通事情によりどうしてもさけられない時もあります。
そんな時の鉄則です。
【車体はできるだけまっすぐ起こして、ハンドル操作、荷重移動は行わずにニュートラルな姿勢でまっすぐ通過する。】
これしかありません。
基本的にタイヤは【まったくグリップをしない】と思って望むぐらいのことが大切です。
もう一つあります。
【白線(黄線)は滑る】
金属面と同じですが、基本的にアスファルトのような表面がゴツゴツしている路面よりも、表面が【つるつる】している路面は滑ります。
白線も同様に【極力バイクを寝かさない】【荷重移動を行わない】【ニュートラル進入・脱出】を心がけたほうがいいです。
▶機材面での工夫
①空気圧を若干低めにする
これはウエット路面のグリップを向上させるための方法です。
よく雨の日は溝があるタイヤが・・・なんて言いますが、実際は溝はハイドロプレーリング現象の防止に切ってあるとかなんとか、、、
ハイプレ現象は80km/h~100km/h以上で発生しますので自転車には余り関係ないとの説もあります。
プロもウエットコンディション時も空気圧を低めに設定する、と言うのは使っているようです。
転がり抵抗よりも絶対的なグリップを重視するということでしょう。
帰宅まで完全に回復が見込めそうにない時、出先での急なウエットに対応するためにはどのくらい空気圧を抜くと1BAR減らせるか、適正空気圧範囲内で変更できるかを家で実験しておいて【プシュッ】と少しだけ減らして返ってくる。こんなコトもできるといいと思います。
②サイクルキャップ、アイウェアを着用
一定のスピードを超えると雨粒は凶器の用に痛いです。
顔に多少痛みを感じるぐらいでは問題ない場合が多いですが、実際に辛いのが【眼】です。
特に40km/hを超えるぐらいになるとアイウエアなしでは眼を開けているのが辛いぐらいになります。
普段からアイウェアは異物・紫外線対策にしていると思いますので、雨の日時も変わらず着用はした方がいいでしょう。
またサイクルキャップは実は顔の眼付近にかかる雨粒を軽減してくれる傾向にありますし、ヘルメットの隙間から入り込む水分が直接 眼に垂れてくることを予防してくれます。
サイクルキャップやアイウェアはは雨の日だけではなく、晴れの日の紫外線対策、汗対策にもとても役に立ってくれるので晴れの日でも着用をお勧めいたします。
③ハンドルが滑らない工夫
上の方で【路面は滑りやすくなる】としつこいぐらい書いておりますが、実は滑りやすいのは路面だけではありません。
ハンドルも滑ります。
ハンドルが滑るということはとても怖いことです。
天候不良時期はウエットに強いバーテープに変える、グローブをハイグリップタイプに変える。こんなことでも快適さが全然違います。
バーテープが滑るということは経験してみないとわかりませんが、とても怖いことです。
怖いだけではなく、無駄な力が必要になってしまうので、疲労感を多く感じることになります。
ただでさえ雨でとても神経質に注意をしながら走っているのに、それに加えて肉体的疲労も溜まってしまっては溜まったものではありません。
実は最近人気のハイグリップタイプのバーテープも雨の日はズルズル、、、そんなものもあります。
▶雨が止むまで待つ

これも一つの選択としていいと思います。
走りたい気持ちも山々、、、しかしウエット路面で転んでしまっては元も子もありません。
こういった今のような変わりやすい時期のスコール的な雨は30分も待たずに止んでしまうこともあります。
【焦る気持ちを抑えつつ、どこかで一休み】これも事故防止のためには大切な選択です。
▶ウエット走行時のメンテナンス
最後はこちらです。
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次はロードバイクです。
基本的には洗車の拭きあげと同じように完全乾燥を目指してどんどん拭き上げていきます。
水と一緒に細かい砂塵も付いている場合がありますのでそういったときは軽く水で流してから拭きあげる、という選択も大切です。砂塵がついたままこすると傷をつけてしまう場合があります。
細かいところは本当はエアブロアー、コンプレッサーなんかで飛ばしてしまうと楽なんですが、一般家庭にはありません、
そんな時はフロアポンプでも結構細かいところの水分を飛ばすことができます。
ある程度細かいところはフロアポンプで飛ばし、後はマイクロファイバータオルで綺麗に拭き上げます。
水分の残りはサビを発生させたり、いいことはありませんのですべてキレイに拭き上げます。
最後は車体をバウンドさせて水が落ちてこなけれればOKです。
もちろん注油も行います。
チェーンだけではなくてディレイラーも適宜行います。
雨の中走った日のメンテナンスですが、日常的に雨の中でも走る場合は定期的なグリスアップも頻度を上げる必要があります。
・各種ボルトのグリスアップ(ボルトの頭を含む)
・各種ベアリング部のメンテ頻度を上げる
雨天時は水分とともに汚れも各所に入り込みやすくなります。
雨に日に乗ったからってすぐにぶっこわれるほどロードバイクはやわではありませんが、きちんとメンテナンスをしないことによって各所の寿命を短くしてしまうこともあるでしょう。
▶その他
急な雨にも対応できるようにしておくことも大切なことだと思います。
最近雨にも対応のウインドブレーカーもたたんでおくことでとても小さく、ヘタすればジャージのバックポケットに収まるぐらい小さくなるものもあります。
また携帯や財布はジップロックに入れておくだけでも突然の雨のときにも安心できます。
雨の日を好き好んで乗る方はあまりいないとは思いますが、雨天でも走らなければならない時、突然の雨にも知識としてこんなことを頭の片隅においておくといいと思いますヨ。
天気予報をよくみると言うもの大切な雨対策ですね。
ということで雨の日のロードバイクのお話しでした。
ここからはロードバイクの雨関連グッズのご紹介です。
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今のところ、、、何も不満はありません。
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雨の日バリバリに走りたいのであればもう少し固めのオイルでもいいと思います。
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