ロードバイク パーツの剛性アップのメリット・デメリット


ロードバイクの剛性といえば 真っ先に思いつくのがフレームだと思います。

「このフレームは反応がよく硬いフレーム、」

「このフレームは乗り心地がいいロングライド用のフレーム」 

こんなことを目にしたことがあると思います。

しかしフレームってそんなにコロコロ買い換えられるものではありませんね。

ということで今回はフレームほど大仕事にならない【ロードバイクの剛性アップ メリット・デメリット】というお話しです。



本題に入る前に 、、、

ロードバイクのベアリングってこのような方式をとっている部分が多いです。

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例えば最近流行りの【ボトムブラケット】、回転の代表的な【ハブ】、小さいところで言うと【シールドタイプのプーリー】、更には【ヘッドパーツ】もこれのような構造でできています。

1本のシャフト(軸)に対して、2つのベアリングで回転を支えているということです。

最近この方式がどうにもうまいこといかないような気がして、、、


①取り付け側の精度は? 

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取り付け側の精度がどの程度出ているかによって結構差が出てくる気がします。
どうしても【芯】がでにくい構造になっている気がします。。。
 
 
②台座の強度は?

シャフト(芯)側の強度が高いとしても、台座の強度次第で【歪み】【しなり】【歪み】が出た際に大きくベアリングに対し、【ベアリング固定部のズレ】が起こることで芯がずれてくるのでは?


と、ワタクシはベアリングの専門家ではありませんのでこの方式が良いのか悪いのか、、、自転車ぐらいのものでは多少のマイナス交差でも全く問題がないのと捉えられるのか、、、う~ん、どうなんでしょう。

そのお話しはもう少し先のほうで。。。


あくまでもこれはワタクシの頭の中のことで、各メーカー色々な技術を研究しまくって製品化をしているわけです。
まぁ机上の空論ぐらいにお考えいただければと思います。



寄り道はここらへんにして本題へ行きましょう。 
 
▶ハンドル周り

剛性アップといえば結構手軽にできて意外と効果を感じられやすのが【ハンドル周り】ですね。

具体的に言うと【ハンドルバー】と【ステム】です。

ハンドル部はどういう力が加わるかというと、例えばスプリントのときに引っ張る、押し込む、こんな力が加わります。

通常の巡航でも手は添えるだけの場合もあればハンドルを引く人、押す人様々だと思います。

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ステムは硬固な方がたわみが少なく、引く・押す力がダイレクトに体を通ってペダルに伝わりやすくなります。

ここが柔らかいと、例えば100引いても10たわんでしまえば90の力分しか引くことができません。

ロスが発生するということです。

力のかかかる方向を考えるとステムが正面から見て楕円につぶれているのは力のかかる方向を考えての構造になっていると推測できます。
(ハンドルバーは空力関係のために潰れているのはこの限りではありません。)

まぁこんなコトは余り重要ではなくて、頭の中のお話しですが実際にはどんな剛性アップによるメリットデメリットがあるのかということです。


→メリット

・路面・タイヤからのインフォメーションがよく分かるようになる

・ハンドルに対する力の入力に俊敏に反応する

→デメリット

・路面から手への衝撃アップ


ワタクシが考えるに通常のライドで【手が痛い】とか【肩がこる】【背中が痛い】等がなければ、基本的に剛性アップはいいことのほうが上回る気がします。


▶ホイール

ホイール剛性と一概に言ってもハブの剛性、スポークの剛性、リムの剛性、、、各箇所の防錆により全く味付けの違うホイールになります。

ワタクシが考えるにいいホイールとは【進むホイール】です。

軽くて高価なホイールでも進まなければゴミです。
重量だけではないということです。

リム剛性と、ハブの精度・剛性のバランスが良く、踏んだら踏んだだけしっかりと前に進む推進力に変換されるホイールです。

乗り心地はハブでいじるものではなくて、スポークとリムで味付けが変わってくるのが一般的です。

ハブはフルクラムで言うオーバーサイズハブ「ブラック・アノダイズド・ハブ」(フランジ径の拡張)や、シマノでは「エクストラワイドフランジ」(フランジ幅の拡張)が有名なところですが、どちらにせよハブの剛性は高いほうがいいというのが今の一般的な考え方かなぁと思います。

っていうのも、最初の方に上げた2つのベアリングに対する問題点からみても、ハブは硬固である必要があるのかなぁと、、、
特にホイールのハブ軸はものすごくパワーがかかるところでありますし、それこそ左右のベアリング間が歪んだり、シャフトが十分な強度がないと芯ずれによる抵抗がものすごく大きくなる気がします。大きすぎるマイナス交差もその他の不具合がものすごくありそうです。

これが足を止めたときに「スッ」と進むホイールであったり、荒れた路面で各所に負荷がかかった際に抵抗となってスピードがガクッと落ちる原因になりえるのではということです。
ワタクシの経験上ハブがいまいちなホイールはあれた路面でのスピード減少が大きいです。

さらにロードバイクの最近の傾向として、ガッチガチを嫌う傾向にあります。
パリ~ルーベを始めとする悪路系のレースや、それ以外でもしっかりと乗り心地を確保することで、ライダーへの負担の軽減をはかっています。
レースが終わって疲労が少ない方が次の日も頑張れるってもんです。


ホイールは硬けりゃいいってもんでも、乗り心地が良ければ進むのか?そこはめちゃくちゃ難しいところです。

これはもう好みの問題でしかありません。
そういうワタクシもスポークテンションである程度乗り心地を確保した使用に現在は落ち着いております。
長距離なんてまだまだ乗ることはできませんが、降りた時、また次の日の疲労感も少ない方がいいです。

ワタクシのように怪我持ち貧脚の人間には、プロが使うような超高級ホイールがいいホイールとは一概には当てはまらないということです。


またホイールは固くても進まないホイールもありますし、柔らかくてもなんだか進むホイールもあります。

こればかりは乗ってみるしかありません。

ということでメリット・デメリットは好みの問題が大きすぎてしまい。一概には、、、という結果です。



▶ボトムブラケット

これは最近ウイッシュボーンというとても興味深いパーツをインストールしたことでかなり印象というかイメージが変わりました。

ウィッシュボーンについての詳細記事はこちらから。

What is the Wishborn?(ウィッシュボーン) 最強の圧入ボトムブラケット

異音解決例 Wishborn(ウィッシュボーン)BB 圧入BBの利点を考える


左右結合式ボトムブラケットの考え方ってのは上のリンクに書いてありますのでサラッとだけ。

・左右が結合されているため、左右のベアリングが”よれる(ズレる)”ことが理論上少ない
(剛性アップ目的)

・ネジ切りはBBシェルの精度に依存されるが結合式はBBの精度・強度への依存が大きい
(ロードバイクではそこまでの制度が必要がるかないかは別として、)

クランクシャフト自体は24mmだろうが、30mmだろうが、各メーカーの研究の結果の技術なので強度はバッチリだと思います。

→BBの剛性アップのメリット

・重いギアでもストンと落ちる

・荒れた路面でもどんどん踏んでいける
これが何より最大のメリットです。
ワタクシの住まいの近隣は財政難で工業地帯とかは特にですが、大きな車も走りますし、結構あれた路面が多いわけです。
あれた路面でもペダルがまっすぐにふめる、回る。この感覚は体感しないとわかりづらいかもしれませんが、これが1番感動したところです。

・セッティングをカリカリに出せる(音鳴り・異音防止)

・足裏での路面のインフォーメーションが感じやすくなる

→デメリット

・足への細かい振動を拾いやすくなる

・値段が高い

BB回りはワタクシ自信最近体感してみて、これはいいぞ!とすぐに確実に体感できる数少ないパーツでした。

 
 

体感できたり、できなかったりは個人差があります。

あの人には良いパーツだったけど、私にはいまいち。

こんなコトも十分に考えられます。

「なんかフレームの剛性が、硬すぎる・柔らかすぎる、、、」

そんなことがあればフレームを交換する前にちょっとしたパーツの交換で結構乗り心地であったり、踏み心地が変わる可能性があるということです。


全くワタクシの個人的な主観ですが、
・BB、ステム、ハンドルはできるだけ硬い方がいい。
・ホイール・フレームは進むんだけど、柔軟性があるものがいい。

今のところこんなイメージです。

何が自分に合うか、どんな目的のためにどんなパーツを、フレームを選択するか、、、

楽しい趣味ですね。

・・・お財布には厳しすぎる。。。


ということで今回はフレームの剛性ではなくて、 ロードバイク パーツの剛性アップのメリット・デメリット のお話しでした。

 
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