初心者必見 ロードバイクの選び方 レース用?ロングライド用?
ロードバイクには主にエンデュランスロードとレース志向の設計の2つに分かれます。
▶エンデュランス(endurance)とは
直訳すると「忍耐、我慢、辛抱、忍耐力、持久力、耐久性」と意味です。
これではなんや意味がわからないですが、ロードバイクでは一般的に主に乗り心地・快適性にふったロングライド志向のモデルということになります。
一日中走るれるように快適性を重視したり、楽なポジションを作りやすいということですね。
▶レース
レース設計のモデルは反応を良くするために快適性というよりかは、硬めにふってあったり、ポジションで深い前傾が取りやすいポジションであったり、ハンドリングも直進安定性よりも回頭性を向上させてありクイックなハンドリングということもあります。
エンデュランスに比べて、1日中走るのではなくて瞬間的なスピードの乗りであったり、いかに速く、周りよりも1秒を速く前に出ることを目的に設計されているようなものです。
※結構極端なお話しではありますが、最近の傾向として乗り心地はよくてもしっかりとレスポンスが素早い、、、そんなモデルがレースでも多く使われているようになってきておりますので、一概にはいいきれません。各メーカーの技術の結晶ということでしょう。
最近のモデルを見ていると一概には言えないですが(余り明確な区分けがなくなってきました。)、
おおよそこんなイメージです。(あくまでも参考例です。)
チャッキチャキのレース志向バリバリのマシンでのんびり200kmぐらい走るような乗り方は、
「フェラーリでのんびり家族ドライブに行くようなもの」(・・・言い過ぎか?)ってことです。
ということでもう少しジオメトリ表を見ながら詳しく見ていきます。
例のごとくビアンキを例にとってのお話です。
一昨年ぐらいまではBianchiも明確に
2016 Bianchi公式ページ ロードバイクカテゴリより
http://www.cycleurope.co.jp/bianchi/bikes/road/index.html
こちらでは【Racing】or【Endurance Racing】となっております。
2014 Bianchi公式ページ ロードバイクカテゴリより
http://www.cycleurope.co.jp/2014/bikes/road/index.html
2014年のページでは【HoC】【B4P】【C2C】ときちんと書かれております。
ではまずは文字を見るよりも画像でビビッときましょう。(?)
ということでこちら
いわゆるレースモデルとエンデュランスモデルの比較です。
そこまでそこまで大きな違いはわかりにくいですが、ハンドルのイチだけは一目瞭然です。
緑:155mm 赤:130mm
赤いバーテープが巻いてある方がレース設計のモデル、明らかに低い位置にきています。
ヘッドチューブの長短はこういった明らかな目に見える違いがわかる、ハンドルの位置が低く遠くなるということです。
2種おモデルを比べてもフロントセンターもリアセンターもハンガー下がりもあまり差がないです。
ってことはホイールベースがほぼおなじってことです。
う~ん、、、ってことはポジションの前傾がきつくなることぐらいしかカタログで見てもよくわかりません。
しかし乗り心地とかっていうとおそらくフレームを作る段階のカーボンの使用とか、組み合わせ方、各所の太さ、様々なテクノロジーで乗り心地であったり、特長を出してくているのかと思います。
各メーカーすべてを公開しているわけではありませんからね。
ってことで他のメーカーも見てみましょう。
▶Cannondale
Synapse : 16.6
Supersix EVO : 13.9
(※54サイズ)
Cannondaleは【エンデュランス】と【エリート】という分類になっていますね。
やはりポイントはヘッドチューブ長デスネ。
レース設計の方が短めと言われているリアセンターは5mmの差です。(公表されている値が一部不明なため48サイズで比較)
フロントセンターは10mmの差です。54サイズ
少々ホイールベースが長めにできているということですが、これもメーカーによっても結構差があるようです。
よくエンデュランス(ロングライド)ロードはホイールベースが長い。そんな噂を目にすることがありますが、この結果をみてみれば、、、一概にはすべてが当てはまるってことでもなさそうです。
各特徴を見てみます。
SUPERSIX EVO:
あらゆるシチュエーションのレースにおいて究極のパフォーマンスを発揮するために、SUPERSIX EVOは“完璧なバランス”を目指しました。ライバルを凌駕する超軽量、高剛性、効率的なエアロダイナミクス、そしてスムーズなライドフィールの両立は、レースのあらゆる状況において、あなたを勝利へと導きます。
SYNAPSE:
SYNAPSEがもたらしてくれるものは、パワフルな走りと一日中走っていられる快適性の両立。レースで立証されたエンデュランスジオメトリーと軽量さに路面が再舗装されたかのようなスムーズな走りは、春のスプリングレースから年末のバイク・オブ・ザ・イヤーまであらゆる称賛を集めています。ひとことで言うならば、私たちが創った最高のオールラウンドロードバイクです。
うん、どっちも良さそうです(笑
しかししっかりとメーカーは短いながらもしっかりとこういった情報を提供してくれています。
各メーカー色々と見てみましたが最近の傾向として区分けをそこまではっきりとさせていたにような印象を受けました。
しかし公開されている情報から見る限りメーカーとして使用目的や意図はフレームジオメトリを見ることである程度見えてきますし、フレームの設計や各メーカーのテクノロジーで更に明確になってくると思います。
初心者の方で「シート角が、」とか「ハンガー下がりが、」とかジオメトリを見ても何や分からない場合が多いと思います。
そんなときは特に難しく考えず、「メーカーのおすすめしている情報をきちんと読む。」ことがいいと思います。
どうしてもインプレ記事に目が行きがちですが、まずはメーカーがどういうった意図で設計・作成しているか、「エンデュランス」なのか「カリカリのレース志向」なのか?ということが大切ですね。
ショップなんかでは在庫の問題なんかで極稀にですが、とんでもないものを進められることもあるとか、、、極稀にデスヨ。すべてのショップではありませヨよ。
そんなときは少し冷静に【商談中】とかの札をペチッと張っておいて貰えば1週間ぐらいはお取り置きしてもらえるはずです。
その間にカタログや公式HP何かをチェックして、そのバイクの特徴を見たり、ジオメトリ表とかを見て、特徴的な数値が出ているところを調べてみたり。。。そんなことである程度の目安のようなものはわかってくるのではと思いますよ。
カーボンのバイクなんてぶっ壊しさえしなけれれば5年10年、、、メーカーによっては永久保証なんていうメーカーもあるぐらいです。
要は長いつきあいになる可能性が非常に高いということです。
焦らずゆっくり、、、もしもゴリアテに巡り会えなかったとしてもそれもまた運命、、、もっといいものに巡り会える可能性もあるとまた少し煮詰めてみるのもいいかもしれません。
個人的な印象として、最初の一台はとにかく見た目でもなんでも気に入ったものでエントリーグレード(そこまで高くないもの)を買ってみる。
どんどん乗りまくって、自分の要求を見つける。
2台目移行はその要求に答えるべくものをじっくりと探す。
なんにせよしっかりと距離を乗らないことには始まりません。
おそらく5000km~10000kmも乗ればその自転車の特性がよ~くわかってくると思いますヨ。
特性がわかってくるということは、「要求」が明確になってくるということです。
その上で自分のライドスタイルに合わせたバイクを選択するということが大切ですね。
アウトバーンを高速で快適に走ることを目的のように作られた大排気量、ワイドボディのアメ車は日本のお買い物カーには使いづらいし、制限速度のないフランスの高速道路を走るために軽自動車というのも、、、(極端すぎです・・・)
ということで【初心者必見 ロードバイクの選び方 レース用?ロングライド用?】の違いのお話しでした。
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詳細はメールにてご連絡下さい。
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ロードバイクには主にエンデュランスロードとレース志向の設計の2つに分かれます。
▶エンデュランス(endurance)とは
直訳すると「忍耐、我慢、辛抱、忍耐力、持久力、耐久性」と意味です。
これではなんや意味がわからないですが、ロードバイクでは一般的に主に乗り心地・快適性にふったロングライド志向のモデルということになります。
一日中走るれるように快適性を重視したり、楽なポジションを作りやすいということですね。
▶レース
レース設計のモデルは反応を良くするために快適性というよりかは、硬めにふってあったり、ポジションで深い前傾が取りやすいポジションであったり、ハンドリングも直進安定性よりも回頭性を向上させてありクイックなハンドリングということもあります。
エンデュランスに比べて、1日中走るのではなくて瞬間的なスピードの乗りであったり、いかに速く、周りよりも1秒を速く前に出ることを目的に設計されているようなものです。
※結構極端なお話しではありますが、最近の傾向として乗り心地はよくてもしっかりとレスポンスが素早い、、、そんなモデルがレースでも多く使われているようになってきておりますので、一概にはいいきれません。各メーカーの技術の結晶ということでしょう。
最近のモデルを見ていると一概には言えないですが(余り明確な区分けがなくなってきました。)、
おおよそこんなイメージです。(あくまでも参考例です。)
チャッキチャキのレース志向バリバリのマシンでのんびり200kmぐらい走るような乗り方は、
「フェラーリでのんびり家族ドライブに行くようなもの」(・・・言い過ぎか?)ってことです。
ということでもう少しジオメトリ表を見ながら詳しく見ていきます。
例のごとくビアンキを例にとってのお話です。
一昨年ぐらいまではBianchiも明確に
HoC [HORS CATEGORY] Extream Racing
B4P [BORN FOR PERFORMANCE] Race Ready
C2C [COAST TO COAST] Endurance Racing
こんな感じに分かれていたんですが、最近では公式ページも余り区分がなくなってきているように思えます、2016 Bianchi公式ページ ロードバイクカテゴリより
http://www.cycleurope.co.jp/bianchi/bikes/road/index.html
こちらでは【Racing】or【Endurance Racing】となっております。
2014 Bianchi公式ページ ロードバイクカテゴリより
http://www.cycleurope.co.jp/2014/bikes/road/index.html
2014年のページでは【HoC】【B4P】【C2C】ときちんと書かれております。
ではまずは文字を見るよりも画像でビビッときましょう。(?)
ということでこちら
いわゆるレースモデルとエンデュランスモデルの比較です。
そこまでそこまで大きな違いはわかりにくいですが、ハンドルのイチだけは一目瞭然です。
緑:155mm 赤:130mm
赤いバーテープが巻いてある方がレース設計のモデル、明らかに低い位置にきています。
ヘッドチューブの長短はこういった明らかな目に見える違いがわかる、ハンドルの位置が低く遠くなるということです。
2種おモデルを比べてもフロントセンターもリアセンターもハンガー下がりもあまり差がないです。
ってことはホイールベースがほぼおなじってことです。
う~ん、、、ってことはポジションの前傾がきつくなることぐらいしかカタログで見てもよくわかりません。
しかし乗り心地とかっていうとおそらくフレームを作る段階のカーボンの使用とか、組み合わせ方、各所の太さ、様々なテクノロジーで乗り心地であったり、特長を出してくているのかと思います。
各メーカーすべてを公開しているわけではありませんからね。
ってことで他のメーカーも見てみましょう。
▶Cannondale
Synapse : 16.6
Supersix EVO : 13.9
(※54サイズ)
Cannondaleは【エンデュランス】と【エリート】という分類になっていますね。
やはりポイントはヘッドチューブ長デスネ。
レース設計の方が短めと言われているリアセンターは5mmの差です。(公表されている値が一部不明なため48サイズで比較)
フロントセンターは10mmの差です。54サイズ
少々ホイールベースが長めにできているということですが、これもメーカーによっても結構差があるようです。
よくエンデュランス(ロングライド)ロードはホイールベースが長い。そんな噂を目にすることがありますが、この結果をみてみれば、、、一概にはすべてが当てはまるってことでもなさそうです。
各特徴を見てみます。
SUPERSIX EVO:
あらゆるシチュエーションのレースにおいて究極のパフォーマンスを発揮するために、SUPERSIX EVOは“完璧なバランス”を目指しました。ライバルを凌駕する超軽量、高剛性、効率的なエアロダイナミクス、そしてスムーズなライドフィールの両立は、レースのあらゆる状況において、あなたを勝利へと導きます。
SYNAPSE:
SYNAPSEがもたらしてくれるものは、パワフルな走りと一日中走っていられる快適性の両立。レースで立証されたエンデュランスジオメトリーと軽量さに路面が再舗装されたかのようなスムーズな走りは、春のスプリングレースから年末のバイク・オブ・ザ・イヤーまであらゆる称賛を集めています。ひとことで言うならば、私たちが創った最高のオールラウンドロードバイクです。
うん、どっちも良さそうです(笑
しかししっかりとメーカーは短いながらもしっかりとこういった情報を提供してくれています。
各メーカー色々と見てみましたが最近の傾向として区分けをそこまではっきりとさせていたにような印象を受けました。
しかし公開されている情報から見る限りメーカーとして使用目的や意図はフレームジオメトリを見ることである程度見えてきますし、フレームの設計や各メーカーのテクノロジーで更に明確になってくると思います。
初心者の方で「シート角が、」とか「ハンガー下がりが、」とかジオメトリを見ても何や分からない場合が多いと思います。
そんなときは特に難しく考えず、「メーカーのおすすめしている情報をきちんと読む。」ことがいいと思います。
どうしてもインプレ記事に目が行きがちですが、まずはメーカーがどういうった意図で設計・作成しているか、「エンデュランス」なのか「カリカリのレース志向」なのか?ということが大切ですね。
そんなときは少し冷静に【商談中】とかの札をペチッと張っておいて貰えば1週間ぐらいはお取り置きしてもらえるはずです。
その間にカタログや公式HP何かをチェックして、そのバイクの特徴を見たり、ジオメトリ表とかを見て、特徴的な数値が出ているところを調べてみたり。。。そんなことである程度の目安のようなものはわかってくるのではと思いますよ。
カーボンのバイクなんてぶっ壊しさえしなけれれば5年10年、、、メーカーによっては永久保証なんていうメーカーもあるぐらいです。
要は長いつきあいになる可能性が非常に高いということです。
焦らずゆっくり、、、もしもゴリアテに巡り会えなかったとしてもそれもまた運命、、、もっといいものに巡り会える可能性もあるとまた少し煮詰めてみるのもいいかもしれません。
個人的な印象として、最初の一台はとにかく見た目でもなんでも気に入ったものでエントリーグレード(そこまで高くないもの)を買ってみる。
どんどん乗りまくって、自分の要求を見つける。
2台目移行はその要求に答えるべくものをじっくりと探す。
なんにせよしっかりと距離を乗らないことには始まりません。
おそらく5000km~10000kmも乗ればその自転車の特性がよ~くわかってくると思いますヨ。
特性がわかってくるということは、「要求」が明確になってくるということです。
その上で自分のライドスタイルに合わせたバイクを選択するということが大切ですね。
アウトバーンを高速で快適に走ることを目的のように作られた大排気量、ワイドボディのアメ車は日本のお買い物カーには使いづらいし、制限速度のないフランスの高速道路を走るために軽自動車というのも、、、(極端すぎです・・・)
ということで【初心者必見 ロードバイクの選び方 レース用?ロングライド用?】の違いのお話しでした。
★フォーマルハウトは当店オリジナルのサイクルウェアです★
★イチオシアイテム★
★シマノ純正パーツもすべてOK!お見積り承ります
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詳細はメールにてご連絡下さい。
★その他あったら便利なパーツも取り揃えております★
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